呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

今年もそこにイワシがあったから!

2017-12-31 00:37:52 | 呑んだり喰ったり語ったり
今年もお世話になりました。



今年もたくさんの「そこイワ」をさせていただきました。



「そこイワ」は楽しい。



「そこイワ」は旨い。



「そこイワ」は健康。



「そこイワ」は美しい。



「そこイワ」の魅力は、



そこが知れない。



そこは言えない。



だからこそ、わたしは言うのです。



「そこにイワシがあるから」と。



それ以上でも、



それ以下でも、



無いのですから。



握ってください!



イワシたろうか!



「そこにイワシがあるから」と。




来年もよろしくお願いいたします。

某月29日と言う日

2017-12-30 13:18:07 | 呑んだり喰ったり語ったり


「和呑(わいん)」

日本酒バーですね。



「豚すじ煮」

流石、「久遠」の姉妹店だっただけあって

珍しい豚すじ肉をいただけました。

牛すじには無い優しいお味です。



「ブロッコリーのぬか漬け」

イケました。



定番の・・・



「つみれトマト煮」

旨かった。



残念ながら閉店してしまって今はありません。

女性らしい丁寧に作られた優しいお料理がよかったんですが。






「ぽぱい」

以前は東高円寺にあった地元の食堂のような店。

今は中野五差路近くに移転している。

洋食屋さんなんだけど、店はご高齢の常連客の呑み屋状態。

店もスナックの居抜きだから、誰も洋食屋だとは思わないよね。



「カツカレー」が喰いたくて行ったんだけど、カレーが切れてしまったとのこと。

なにが旨いか隣りの常連客に聞くと「ハンバーグ」だと。



目玉焼きも別皿で両目付き!



ハンバーグをこうやって喰える幸せよ!



優しい昭和なお家ハンバーグですよ。






「ネブラスカ」

かしまし三姉妹が呑んでいた。

ネブでこの三姉妹に会うと懐かしい感じだなぁ~






さらに「ロケット」へ。



たぶん酔っ払ってたと思う。

「中華料理 タカノ」

2017-12-28 13:22:22 | 呑んだり喰ったり語ったり
以前、カツ丼を喰いに行って、

あまりの風変わりなカツ丼に度肝を抜かれた、

最寄りの新高円寺駅からも微妙な距離の場所にあるこちらのお店。


※そのときの「かつ丼」っす。




久しぶりの訪問。

「肉(チャーシュー)エッグ」



いやいや、たまらんですなぁ。



ビールのツマミにピッタリなのは当然のこと。



こちらは、大盛りと安さで地元の若者たちに人気の店。

店はマスターと高齢のおかあさんのおふたりで営んでいる絶滅危惧老舗町中華店。

ヘルメットのようなチャーハンに鶏や豚のから揚げが添えられたガッツリメニューが評判。

「タンメン」もかなりオーダー率高そうです。





中華の真髄たる炒めものも頼んでみた。

「肉ニラ野菜炒め」



ほう、なかなかですよ。

これもツマミになるなぁ~



若い方には喰える店も、オヤジにとっては呑める店になるんですな。

シリーズ「新川でランチを」 その1

2017-12-26 12:24:02 | ランチ
中央区新川は江戸時代に埋め立てられた場所で、

地下鉄の八丁堀駅もしくは茅場町駅が最寄りだが、

あまり駅から近い地域とは言えない。

知名度の低い街ですが、

下町風情も残る中ウォーターフロントとしてのオフィス、住居の開発も盛んで、

いい店も点在している自分的には興味津々の街なのです。

仕事場が八丁堀(新富町)と近いロケーションだったので、

一時期ほぼ毎日ランチしに通っていました。

そんなお店で喰ったランチメニューを紹介していきます。





「牛バラ丼」  新川「高華楼」

ドーン!なボリューム。

八角を効かせた牛バラブロック肉がトロトロ。

で、安い!



野菜のシャキシャキ、ゴリゴリが苦手な人には辛いかな。

炒め過ぎないシャッキリ野菜がたっぷりなのも嬉しいのだ。



店の人は、すべて中国人。

中国の大家族家庭を覗き見たような賑やかな店内です。





「中天丼」  新川「天勘」

「穴子天丼」狙いで行ったんだけど、悪天候の影響でいい穴子が入らなかったから無いとのこと。

残念ながらも、こだわりの姿勢が垣間見て次回に期待かと。



「てんや」の天ぷらや天丼しか知らない人にはダメだろうね。

江戸前のしっとり衣の天ぷらです。

あまり胡麻油は多用していない様子。

タレはちょっと弱いかなぁ。



かなりご高齢なご主人と息子さんで切り盛りしている老舗天ぷら屋さん。



残って欲しいものです。





「ステーキカレー」  新川「ふくてい」

「カツカレー」目当てで行ったんだけど、

金曜日は「ステーキカレー」がサービス品だと言うことなので注文。



期待はしてなかったが、その期待を裏切らないステーキ。

でも、その場で焼かれてカレーに乗るので、それなりには旨い。



ちゃんとレアに焼いてますから、そこそこ肉質には自信があるのだろうか。



むしろ問題はカレーかな。

ここまで、良く言えばシンプル、悪く言えば何の変哲も無いカレーを出されると、

逆に旨くも感じて満足してしまうのだからカレーって不思議な喰い物なんだなぁ





「白だし牛丼」  新川「神楽坂 あい源」

関西風の白だしおでんと串天が売りの店らしい。



「白だし牛丼」は予想通りの上品なお味でパンチが無い。



デフォで汁だくなもんだから、雑炊を喰ってるような感覚。

残念ながら、いまひとつでした。



それよりも「カレー麺」ってのがあって、そば うどん 中華麺から選べるとな!

次回は「カレー中華麺」だな!



夜の「串天」は安いからアリだよね。



ここは新川なんだけど、紛らわしい店名と看板だね~





「カツカレー」  新川「キッチンABC」

さっきの店のほぼ隣り。

人気のある洋食屋さんです。



「カツカレー」はスタンダードなルックスですが、スタンダードなカツカレーです。



カツは標準ですが、カレーはなかなかイケる味で好きです。

カツカレーでありながらゴロリと入っているビーフの塊が好感度アップ。

揚げ野菜、茹で野菜も乗っていてメニューとしてはバランスがいいです。

カレーあってのカツカレーだと言うのがよく判る一皿でしたね。





「純レバ丼」  新川「大勝軒(飯店)」

巷にも純レバ丼ってけっこうあるんだけど、こちらの店は大正3年創業。

そういう意味では「元祖」純レバ丼なのかもしれない。



レバのみを甘辛いタレでサッと炒めてご飯に乗せ大量の白髪ネギと卵黄をトッピング。

「レバ野菜丼」ってのもあるけど、ぼやけてしまうので「純レバ」ね!



これが果たして中華料理にあたるのかは判らないが、

「天津丼」も絶品なこちらの店は紛れなく中華の老舗なのだろう。





「ハンバーグ&クリームコロッケ添え」  新川「ターBOU」

喫茶店のような造りの店なので期待してなかったんだけど、

出てきたハンバーグとクリームコロッケはプロの仕事のものだった。



お皿もハート型でカワイイんだけどね。

厨房でひとり黙々と料理を作っている店主は、

見るからに職人肌のお年のいった方。



いやいや、外装がポップな色合いだとは言え、お見それいたしました。





「コルマカレー」  新川「デリー」

上野「デリー」から独立したとは言え、一線を引いて独自の味を極める日式インドカレーの名店。

店主の浅野さんが求めたインドカレーは、日本人がちょくちょく喰いたくなる味のもの。

こちらの「コルマカレー」を喰って、その旨さに衝撃を受けて以来、

定期的に通っています。



大量のタマネギを使っている甘さとスパイスのハーモニーがたまらなく素晴らしい。



白い日本米のライスで喰えるところも、こちらのカレーに惚れた所以。



無味無臭のカッテージチーズやたまねぎのキムチ(アチャール)を

トッピングしていただくと、なお旨し!



本当に名店です。





「冷やしたぬきそば」  新川「がんぎ」

立ち喰いそば屋ですが、本格的な新潟の「へぎそば」がいただける店。

ボリュームもあって素敵なビジュアールですねぇ。



布海苔をつなぎに使う「へぎそば」はコシが強い。



どうしてこんなに生卵に合うんだろう。

旨いなぁ。



夜は新潟の銘酒が呑める立ち呑み屋にチェンジ。

もちろん、仕上げはそばですよ。



茅場町駅近くにもお店がありますが、オレは新川のお店が好きかな。





「カレー中華麺」  新川「神楽坂 あい源」

「白だし牛丼」のリベンジで目をつけていた「カレー麺」の中華麺バージョン。



恐らく牛スジを煮込んで仕込まれたカレーがなかなか練られたものだっただけに、

半端な太さの中華麺(?)と白だしスープが残念でした。

つまり、バランスがよくないんですよ。



オレのチョイスと組み合わせが悪かったんだろうかなぁ~




新川ランチはまだまだ続きます。

続きは、またの機会にアップしますね。

ランチあれこれ

2017-12-25 00:02:11 | ランチ

「ハンバーグ(煮込み)セット」  新富町「バロン」

昭和な喫茶店の泣く子も笑うハンバーグだす。



ボリューム満点、ソースたっぷり。



高齢の女性ふたりで切り盛りするお店は、



地元長くに愛されている。



愛です。





「カツカレー」  湊「萬金」

黄色いカレー萬歳!



薄からず厚からずのカツ、マンセー!



下町の昭和な中華そば屋は



カツカレーも昭和でターメリックたっぷりの黄色いカレー。





「たぬきそば」  新富町「小諸そば」

天カスのキメが細かいと、あっと言う間にペースト化してしまうことをご存知か?

頼むぜよ!





「朝そば」  築地「ゆで太郎」

ランチではないけど、朝そばはお得よ。

かき揚げハーフと生卵がサービスなのです。

運がよければ、トッピング無料券もいただけます。



そばを赤いのに。



つけ汁に生卵を投入して、そばを付けていただく。



かき揚げもね。



築地店だけの(?)ランチサービス。





「牛丼 並+生卵」  八丁堀「吉野家」

赤いの!





「カルボナーラポモドーロパスタ」  我が家

カルボナーラを作って、さらにその上からポモドーロ(ミートソース)をかけます。



雪も降らせて、さらにメタボリック。



旨いに決まってるじゃん!!





「アジフライ定食」&「煮魚定食」  銀座「三州屋」

メシが旨い。



アジフライもイケル!



煮魚はぎんだらにあこう鯛。



煮魚定食には「鶏豆腐」付き。



平日だけど半分の人は呑んでるんジャマイカ~!





「明太おにぎり」  我が家

炊きたてご飯に海苔と明太子でおにぎり。

日本人ボーンでハッピーライフ




<番外編>水曜日の築地はお休みよ!



ですよ。



やってないから!



場外も基本的にシャッタードアです。



観光客や外国人には関係ない。



知事の言うこと鵜呑みにしていいんだろうか。


このとき、このちょっと先が燃えて無くなるなんて、

誰が想像できただろうか・・・

父の納骨で金沢へ 3日目

2017-12-19 01:44:04 | 家の日常・旅・レジャー


もう3日目は帰るだけです。

また午前中は時間があったのでウロウロしたかったのですが、

なんとなくホテルの中でギリギリまでボンヤリしてたかな。

母もいましたからね。



そんな訳で、金沢駅でみんな交代でウロウロ。



いつも間にかこんなゆるきゃら(?)も。

妙にゴージャスです。




母方の叔母さんが、お迎え同様送りに来てくれて有り難かったです。

叔母さんには今回なにかとお世話になって、本当に感謝しております。

ホテルでスムーズに会食会ができたのも、叔母さんのご協力があってこそでした。



おまけに帰りの新幹線の中で食べてね、とたくさんの「笹寿司」を持たせてくれました。

本当に感謝です。



鯛に



鮭に



最近は鯖もあるのね!




2時間半で東京駅に着いて、カミさんと娘は先に阿佐ヶ谷の自宅へ。

母と妹とで東海道新幹線に乗り換えて新横浜駅へ。

妹はそこから直接成田へ向かってオーストラリアへ戻りました。

母とわたしは、散々並んだけど無事タクシーで磯子の実家へ。

疲れ果てた母が寝つくのを見届けて、横浜をあとにしました。






地元に戻って、「ネブラスカ」で一杯。



信さんの顔を見てホッと一息。

ひとつの区切りがついた日でもありました。

父の納骨で金沢へ 2日目

2017-12-19 00:51:58 | 家の日常・旅・レジャー
納骨式当日。

午後からなので午前中はのんびり。



ゆっくり起きて、遅めの朝ごはんへ。



おお、朝から豪華!

日ごろは一切朝ごはんを喰わない人なのに、

旅先ではしっかり喰っちゃうよねぇ。



ホタルイカの塩辛、旨かったな。



納骨式

墓がどこにあったか忘れてしまって、探してたどり着くのにひと苦労。



無事、みなさまにお集まりいただき、

骨壷が墓下に入らない、というトラブルもなんとかクリアーして終了しました。

(;´Д`)



「金沢東急ホテル」に戻って、

メインダイニングの個室をお借りして、

アフタヌーンティ会食会。

父方の親戚の方々をはじめ、母方の親戚の方々、父の友人の方々にご出席いただいて、

とても賑やかで楽しい時間を過ごすことができました。



父が横浜から遠い生まれ故郷の金沢に墓を建てた理由が良く判りました。

みなさん、本当によくしていただいて想い出もたくさんで、

金沢との縁はこれからも一生ものだなと思いましたね。


みなさん、ありがとうございました。




無事に大役を果たしてグッタリしたのですが、

せっかく金沢にいているのだからこの日の夜も出かけないとね。



と言うことで、こちらへ。

金沢の地元料理が居酒屋感覚で(値段で)いただける店です。

やはりホテルの裏手で近いのです。



「がす海老」

石川と富山でしか獲れない海老で、

車海老の食感と甘海老の甘みを味わえる海老なのです。



「ホタルイカの天ぷら」

フリッターのような感じでした。



「治部煮」

これぞ金沢の代表的な郷土料理です。

鴨肉と簾麩や野菜を甘辛い汁で煮込んだ料理で、

鴨肉にあらかじめ絡めてある小麦粉が汁にトロミをつけてくれます。

温まります。



「金時草のおひたし」

加賀野菜の代表格でモロヘイヤのような粘りがあります。



「生麩田楽」

これまた金沢の名物「生麩」を焼いて、山菜(タラの芽)味噌を乗せていただきます。



「海苔汁」

これも金沢の寿司屋に行くと、だいたいの店で出してくれるスタンダードなお汁。

ホッとするんだねぇ。



「イカの肝バター焼き」

うんうん、居酒屋っぽいメニューで旨いね。




まだまだ入ります、ってことでうどん屋へ。



「金澤うどん だいぬき屋」の「車麩の卵とじうどん」

たっぷり入ったうどんだったけど旨かった。



特に車麩がデロンデロンになるまで火が通って汁を吸い込んでいて熱々旨い。

このうどん屋ちょっと高めだけど、地酒も呑めるし能登牛も焼いてくれるしで、

なかなか使える店のようだった。




さすがにお腹いっぱいで疲れてもいたので、

後ろ髪を引かれながらもホテルに戻ることに。

もう、ホテルに着いたらバタンキューだったな。

父の納骨で金沢へ 1日目

2017-12-18 16:30:04 | 家の日常・旅・レジャー
父の納骨で金沢へ。

生前、金沢生まれの父は我が家の墓を金沢に建てました。

自分も金沢で生まれて中学一年生まで金沢で過ごしましたが、

墓が離れているってことの不便さを痛感。



いい機会だからオーストラリアのタスマニアに住んでいる妹に出てきてもらい、

妹もいるからと足腰が弱くて、認知症で遠出を嫌がる母を説得して連れ出すことに成功。

磯子からタクシーで新横浜駅に行き、東海道新幹線で東京駅へ。



東京駅でカミさんと娘と待ち合わせて、北陸新幹線で金沢へ向かいます。

初・北陸新幹線だ!



若干揺れが激しかったものの、普通席でも席間も広くて、なかなか快適でよかったね。

母も緊張してたのだろうが、大人しく新幹線に揺られていました。



カミさんと娘が東京駅で買っておいてくれた駅弁をいただきましょう。

なかなかオレのツボを押さえたチョイスでした。



東京(横浜)から金沢に向かう新幹線の中で山形米沢の弁当をいただく。

悪くはないね。



なかなか天気に恵まれていたのだけど、



新幹線が日本海側に入った途端に日本海ならではのどんよりした空に。

うん、うん、これこそ北陸やね。



金沢到着!

母方の伯父さんと叔母さんが迎えに来てくれていて嬉しかったなぁ!



7年ぶりの金沢は、駅前からすでに知らない街になっとったねぇ。

観光で故郷が賑やかになって潤うのなら、それもいいやね。

母が慣れない移動で疲れていたので、さっそくタクシーでホテルに移動。



宿は「金沢東急ホテル」

繁忙期で人気のある金沢のホテルはどこもいっぱい。

多少高いけどこのホテルにしたんだけど、場所も申し分無く快適でよかった。

翌日の納骨式あとの親戚・知人の方々との会食会も、こちらでお願いしました。



部屋で一服してから、カミさんと娘とで旧金沢市街の繁華街 香林坊に腹を満たしに出た。

ホテル自体が香林坊にあるからね。

行ったのは「金沢おでん」の地元老舗有名店「菊一」

こちらは父も若いころからよく通っていた店で、

オレも小さいときに連れて行ってもらった記憶がある。

先代のおかみさんはご健在でしたが、若い方に代替わりしていましたね。



「がんも(ひろうず)」と「車麩」のおでん。

懐かしいねぇ~

金沢のがんもは具たくさんで、おでん汁を吸ってふっくら膨らんで出てくる。

旨いわぁ~



熱燗は「日榮」ね。

金沢の地元呑んベエが呑む日本酒と言えば「福正宗」「日榮」「萬歳楽」なのです。

「日榮」はやや辛口かなぁ。



「どて焼き」

大阪では牛スジですが、金沢では豚バラです。

鉄板の上で白味噌を水で溶いて伸ばしていき、それをおでんにしてある豚バラ串に絡めます。

旨いねぇ。



「ばい貝」

金沢の代表的な巻き貝もおでんにします。

肝までキレイに抜くことが出来なかったもんで、店の人がキモを出してくれました。



「牛スジおでん」

もう、いくらでも酒が呑めます。



たまらない!


ちなみに「香箱蟹」の身や内子外子を殻に詰めておでん汁に沈める「かに面」は、

もう季節が終わっていてありませんでした。

残念!



「黒造り」

いか墨を加えて造るいかの塩辛。

呑めます!


もうそのころには、カミさんと娘は店の方にススメられて、

茶めしにおでん汁をたっぷりかける「茶めし茶漬け」を喰らって大満足状態。


若いご主人ご夫婦も先代のおかみさんも気さくでアットホームな対応で、

親戚の家でご飯をいただいているようなリラックスした気分でいただけました。

やっぱり今でもいい店なんだなぁ。






お腹いっぱいになったので、腹こなしの散歩に「菊一」のすぐ裏手の「武家屋敷街」へ。



「ザ・金沢」って風情の街並みです。



昔も今も、普通に生活が営まれている街ではあるのですが。



観光目当てでお店になっている屋敷もありますが。



旧市街は網の目のように道が張り巡られていて、その道沿いには疎水はが流れています。

生活なんですよね。




お腹いっぱいで疲れたカミさんと娘をホテルに送り届けて、

オレはさらに香林坊~片町の夜のネオン街へ繰り出す。



やっぱり、金沢に来たらうどん喰わんとやね、うどん!

ほんで、やっぱりうどんゆぅたら刻みの「きつね」やわいねぇ。



うどん屋が早仕舞いの店が多いんだけど、

呑んだあとの客を相手にする店もありることはある。






「新天地」



父が青春時代から散々に呑み歩いていた繁華街の裏路地呑んベエ横丁。



その「新天地」入口角に昔からある寿司屋に初入店。

お顔もカラダも丸い印象の大将とおかみさんが笑顔で迎えてくれました。



熱燗に「万寿貝」を焼いてもらっていただく。

「万寿貝」は、一般的には「白貝」と呼ばれている真っ白な貝殻の二枚貝。

一見はまぐりにも見えますが、もっと平べったい感じの貝です。

能登では今でもたくさん取れるらしいが、

金沢近海では河北の高松かその先の羽咋の手前の千里浜まで行かないと無いとか。

貝独特の風味と甘さ、身の柔らかさが味わえます。

燗酒にピッタリで旨い!



「ブリ刺し」

氷見のヤツやと言ってました。



脂がいい具合にノッてましたねぇ。



「甘えび」 握ってもらいました。

サラッとしながらもほんのり甘みのある「つめ」が素材を活かします。


地元の商店の旦那さんと、やはり独りでふらりと入ってきた奈良の方と、大将と、

金沢についてや喰いものについての話しも弾んで、いい時間をいただきました。



後日談となりますが「あずま寿し」さんは、この後9月に行ったときには店を閉めていました。

入口の貼り紙には「7月29日をもって暖簾を下ろさせて頂く事になりました」とありました。

「昭和25年の『新天地商店街』誕生と共に歩んできました」ともありましたので、

今年で創業55年だったということでしょうか。

残念です・・・






ホテルに戻ってビールを一杯。

翌日の納骨式と集まってくださるみなさまとの会食会に思いを馳せつつ、

軽い疲労感を憶えながら眠りに着きました。

中華そば「甲斐」

2017-12-15 00:52:26 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば


「甲斐」

メトロ新高円寺駅から青梅街道沿いに南阿佐ヶ谷駅方面に向かうとあります。

浜田山に本店があるそうです。

確か、荻窪「春木屋」にいた人が開いた店だったような。

やはり魚介系スープで鰹節、鯖節かな。

鶏ガラも感じられるかな。

「春木屋」ほどくどくなくて、あと味のいいスープです。



この日は、そのスープをより味わいたくて「塩 中華そば」にしてみた。

チャーシューには興味が無いんだけど、こちらのチャーシューは旨いわ。

1枚入っていれば十分だけどね。



やはり、こちらのスープの持ち味は塩の方が活かされますね。


場所も良くないし、店の造りも殺風景だし、並ぶほど客も来てないんだけど、

どんな状況や体調でも、いつでも喰って大丈夫な味で、

常に安定している店は有り難いね。