呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

ジンジャーそしてカツ丼

2008-02-28 23:30:28 | ランチ
      生姜の香り漂う「ジンジャー(生姜焼き)」



2月に入ってから、オフィスに金縛り状態の仕事に掛かりっ切りの日々。
そんでとうとう昨日今日と同じ店でランチを喰った。
珍しい。

以前から行ってみたかったお店、洋食「ながおか」。

新富町にある会社から新大橋通りを渡って湊の街をリバーシティ方面に向かって行ったところにある。
鉄砲洲神社の近くかな。

昨日はしょうが焼き。
ここではオシャレに「ジンジャー」というメニュー。

柔らかい豚バラ肉とざく切りのタマネギが微妙に生に近い状態で炒めてある。
しょうがタップリの甘味の強い優しいしょうゆタレで絡めてある。

優しくて旨い。
大満足ですよ。

翌日、満を持して「カツ丼」を注文。

う、う、う、う、う、旨いです!!!!!!!

ラードで揚げたカツは香ばしくて、
量も濃さ甘さも控えめなツユも絶妙の味。
卵のとじ方も申し分なし。

できました!
中央区三大カツ丼!

1.築地場内「豊ちゃん」
2.銀座「とん喜」
そして、、、、、
3.湊「ながおか」

下町のなにげない洋食店だけど、お店の意気込みがとても伝わる。

奥が深いです。

オーセンティックバーが好きだ

2008-02-27 00:20:38 | 呑んだり喰ったり語ったり
ヤキトン屋で焼酎に溺れている日々だが、
実はオーセンティックバーが好きだ。

昔、バーボンのSPの仕事をやっていた関係で多くのバーを訪ねて、
多くのバーテンさんと知りあった。

日本バーテンダーの巨匠・M利氏の1番弟子で、今は銀座で5店舗のバーのオーナーである
T原さんは大変世話になった方だ。

先日もクライアント接待の1次会ですっかり白けてしまった時、
T原氏の「Dハートマン」のVIPルームに無理を言って入れていただき、
ボルドーワインを抜いてすっかり汚名を挽回した、なんてこともあった。

訳あって何年もご無沙汰した頃でもT原氏はわたしのことを忘れないでいてくれる。
正直嬉しいです。

「バー」
と言う場所は「非日常」でありながら「リラックス」できる場所でもある。

そこは職人でありサービスマンでもある「バーテンダー」が
常にお客にとって心地よい距離を保ちながら接してくれる処なのです。

オーセンティックバーのカウンターというのは決められた適切な幅が設定されており、
バーカウンターを挟んでお客とバーテンダーは親しみもありながら馴れ馴れしくもない
ベストな距離を常に保てるのだ。

頻繁にバーに出入りしていた頃は、
「なんで自分はバーテンダーという職業を選ばなかったのだろう」
といつも後悔していたもんです。

若造であったわたしのこともけして疎かにはしないが、
反面厳しくいろんなことを教えてもくれる存在。
バーテンダーの方々からはいろんなことを学びました。

先週は社会人になって初めて連れていってもらったオーセンティックバー
湯島の「EST!!」の25年ぶりに行ってしまった。
マスターの渡邊氏はご高齢ながら現役でカウンターの中で腕を振るっていました。
お二人のお子さんが独立してお店を構えてることをとても嬉しそうに語っていました。

自分にはバーテンダーが似合っただろうか。
今でも「やってみたかったなぁ」と思うことがある。



好きなことばは、

『おとこは寡黙なバーテンダー』

一人でいたい場所

2008-02-26 23:40:02 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
 東京一の鮮度!切り口のエッジが利いた「レバ刺し」だっっっっ!


能天気なわたしも凹む時もあります。

タフが売りのわたしもへばる時もあります。

そんな時、心の中のもう一人のわたしが「石松に行きなさい!」と声をかけてくれる。

そう、中野「石松」はわたしの元気の源。
いつもそんな時のわたしを助けてくれる。

そして「石松」は必ずひとりで行くところ。
自分だけの時間を過ごせる場所でもあるのだ。

いろんなことも考える。
ボンヤリとテレビを見たりもする。
無心にホッピーを呑みながらレバ刺しやヤキトンに舌鼓を打つ。

極上の「レバ刺し」も串に刺して焼く「ヤキトン」も注文が入ってからモツの部位の塊から切り分けていく。
新鮮なはずだ。

酒は「金宮」のミニボトルを常にキープ。
「こんちわ~」と入っていくと
マスターが「いらっしゃい」と(木)のマークをボトル狭しと書いた「my 金宮」をマスターが出してくれる。
ありがたいです。

ちなみにこちらのマスター、旧清水市出身ということで店名が「石松」というわけ。

ホッピーに「レバ刺し」「カシラ」1本「ハツ」2本で締めて1,080円。
元気をいただいてこのお勘定じゃあ申し訳ないよね。

わたしの「隠れ家」です。

東京を歩く

2008-02-20 23:54:54 | 呑んだり喰ったり語ったり
        東京マラソン、走った人はいますか?


なかなか都内を常に走ることは難しいが、歩くのなら大丈夫。

わたしは歩くのが好きだ。
(この時期は寒いけどね)

会社は銀座の隣町の「新富町」。

時間が許せば、ここからいろんなところまで歩いていく。
とは言っても、仕事中は1時間圏内がいいところかな。

北は「秋葉原」「上野」は1時間圏内。
時間が許せば、「押上」までは歩きます。
(その後は「京成立石」へ・・・)

東は「豊洲」から「東京ビッグサイト」「お台場」まではOK.

南は「品川」は1時間圏内かな。
「天王洲アイル」「品川シーサイド(青物横丁)」までは行っちゃいますね。

西は「赤坂」から「青山」「渋谷」「六本木」方面か「新宿」まで。
そしてさらに足を伸ばせば・・・・・・「中野」「高円寺」
まあ、自宅までということかな。

ちなみに、
「野方」の『秋元屋』、「荻窪」の『カッパ』は中野から歩いていきます。

そして浮いたお金でヤキトンもう1本!

『まぐのりあ』ハンバーグカレー

2008-02-16 17:00:47 | ランチ
 前にハンバーグ違いで大変だった『まぐのりあ』のハンバーグカレー


手こねハンバーグがムチャ旨い!
ズド~ンと腹に来る「ドカめし」!
一見普通だが、あとから「ヒィィィィ~」と来る辛さのカレー!

連れが喰っていた「カツカレー」もカツが旨そうだった。
連れは「次は「名物サラダスパゲティ」だ!」と言っていた。
凄い量だぜ。。。。。

『まぐのりあ』
近所のサラリーマンやOLで人気の店だ。

ザ・ポリス日本公演

2008-02-16 16:49:45 | ロック
     行ってきますた、東京ドーム。


ハッキリ言って久しぶりの感動の薄いライヴだったな。
27年ぶりだってのに・・・・・。

たぶん、スティングの来日コンサートを毎回見ているせいかも知れない。

27年前も行ったな。
おれ、ハタチだったのか・・・・・。

その当時は、ポリスも絶好調で「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」が大ヒットして若かった。

みんな年取ったよね。
しょうがないけど。

スティングはまったく高い声が出なくなっていた。
声を張るところは問題ないんだけど、ノーマルに歌うときはまったく声が出ない感じだった。

アンディ・サマーズは一番年寄りの割りには一番頑張っていた。
顔をしかめて二重あごを作りながらピッキングしているところは、吉田拓郎かと思ったよ。

スチュワート・コープランドも現役バリバリのドラミングだったけど、
小さいシンバルを使ったリムショットやトップシンバルを多用するドラミングも今では珍しいもんのではないかな。

しかし「3人の音」にこだわったステージには好感が持てたな。

でも、彼らは結成30周年の年に再結成した。
いったい何を求めて、なにをやりたかったんだろう。
ステージ上からはまったくそれが伝わってこなかった。

当然、来ている観客の年齢層も高い。
若い人たちには名前でした聞いたことのないバンドなんだろうね。

ラストアルバム「シンクロニシティ」からの曲をライヴで見るのは初めてだったわけだが、
あまり感動がなかった。
イイ曲も多いんだけどね。

むしろ「キャント・スタンド・ルージング・ユー」
「ネクスト・トゥ・ユー」など、
初期の頃の曲はよかったなぁ。

それと改めて思いましたが「見つめていたい」はイイ曲だねぇ。
名曲ですよ。

いずれにしても、スティングのライヴで演奏されたポリス時代の曲を聴く欲求不満な感じが今回のライヴでは払拭されたので、それがとても良かったかな。

もう3人のライヴ・パフォーマンスを見るのも今回が最後だと思うけど、
もし次回も来るようなことがあっても、
もうイイかな。

築地探訪その2(あるアタマ)

2008-02-09 21:52:29 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
       あるアタマです

築地の泣く子も笑う旨い洋食屋さん「豊ちゃん」

ここの名物がこれ「アタマライス」

つまり、カツ丼の上の部分がお皿とご飯に別盛りになっている定食メニュー。

これを頼むとき、常連さんは「アタマ」コールのあたまに「ある」「ない」をつける。

「ある」は脂身のある豚肉で作る「アタマ」
「ない」は脂身のない豚肉で作る「アタマ」

好みで作り分けてくれる親切な店です。

サクッと揚がったカツを甘すぎないツユでタマネギと一緒にサッと煮込んで軽くフワッと卵でとじる。
旨いですよ。

雨の日は味噌汁がサービス。
カツカレー、オムハヤシ、カキフライ、とかなんでも旨いが、
オリジナルメニューの「かき丼」は変わっている。
普通、カキ丼と言うとカキフライのカツ丼なんだけど、
豊チャンの「かき丼」は生ガキを卵とじしたものを丼ご飯に乗せてあるメニュー。
カキの鮮度に自信がなければできないメニュー。
これも築地ならでは・・・か。

とにかく、冬の築地場内のお店はどこに行ってもカキづくし。

でも、築地って旨いけど、けして安くはないからそこのところは押さえておいて下さいね。

天麩羅(天丼)考 その2

2008-02-09 01:19:50 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
天麩羅をどこで喰いますか。

天麩羅屋さんですよね。
蕎麦屋さんでも多いですよね。

蕎麦屋さんの天麩羅は蕎麦にあわせるために衣を軽く、サクッと揚げます。
だからって天麩羅屋さんの天麩羅がサクッと揚がってないわけではありません。

近年の天麩羅は軽い衣で「サクッ」が多いです。
今の流行りというか、好まれる食感ですね。

油も綿実系の軽い油が好まれています。

関西の天麩羅もこのタイプが多い感じがします。
ネタの持ち味を活かす効果があります。

それと対照的なのが「江戸前」天麩羅です。

衣は重くて時間をかけて揚げるので、仕上がりがシットリしています。
油はごま油の比率が高くて、最初の香りはいいですが、くどい感じがします。

年配の人は「重天」なんて言って好んでいます。

天丼なんかまさに対照的で、
サクッと揚げた天麩羅を丼に載せて、丼ツユををかけ回す。
じっくり揚げた天麩羅を丼ツユに「ジュ~」と浸けてから、丼をフタするようにべたっとのっける。

どちらがお好みですか?

後者の天丼の代表選手は銀座八丁目の「天國」の「かき揚げ丼」
浅草の「大黒屋」なんかもその部類でしょうか。

よく、両店を行かれて「評判よりも旨くなかった」と言う人が多いようですが、
流行りの味ではない、と言うわけであとは好みの問題です。

わたしの好みは、
魚介系のネタやかき揚げはごま油でじっくり揚げてシットリ濃いめの丼ツユで。
野菜系のネタは綿実油で軽くサクッと揚げてあっさりめの丼ツユで。

いずれにしても「丼ツユ」は「天ツユ」とはまったく違うもの。
お店独自の工夫があります。

その違いを楽しむのも、天丼をいただく醍醐味。

お店で一番安い「天丼」をいただけば、だいたいその店の傾向とレベルがわかります。

大阪には衣を付けずに素揚げして喰う「オイル揚げ」という串揚げがあります。
衣がついている以上に、油の善し悪しが感じられる喰いものです。

さて、なんで、いつから、衣なんか付けて揚げることになったのでしょうか。

サクッと揚がった天麩羅は塩でいただきましょうね。

大盛りと大辛の美学

2008-02-07 22:30:09 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
今週は会社関係の呑み会続き。
よい子が起きているような時間にまったく帰れない。

しかも、月火水と呑んだ相手はいずれも呑ませ上手の強者たち。
まるでお客から接待されているがごとく、よく呑んだ。

それはさておき、
先日初めて銀座の名物中華店に行った。

「蘭州」

この名前を聞いて「オー」と思う人はかなりの強者。

少々風変わりなメニューと、
普通でもデフォな大盛りと、
「ハァ?」という顔をしながらも我儘なオプショナル・メニューに答えてくれる店員と、
常識を逸脱した辛さのラーメン。

これだけでも規格外な中華屋だってことがお分かりでしょう。

今回、初訪問でいただいたのは「かきのチリソース丼」

軽く衣を付けた牡蠣をカリッと揚げて、かなり辛めでニンニクの効いたチリソースに合わせてご飯にかける。

牡蠣はジューシー、ご飯はテンコ盛り。

連れは、無謀にも「大辛ラーメン」に挑戦。
辛いものキラーで知られたヤングマンだけど、
喰うごとに口数が少なくなっていき、そのうち声をかけても返事をしなくなる。
目も虚ろ。
真冬なのに大汗。

いやいや、「ジャポネ」に匹敵するクレイジーな店でした。

天麩羅(天丼)考 その1

2008-02-03 12:47:48 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
最近、天麩羅(天丼)にはまっている。
特に、穴子丼。

一番の天ネタは「海老」と言われるが、わたしは白身の魚を押したい。

「キス」「メゴチ」や
珍しいところでは江戸前天麩羅のKING of ネタである「ギンポウ」。
まあ、滅多にお目にかかれないネタのことを言ってもしょうがない。

そこで割りとお目にかかりやすくて、しかもお手軽な値段で「地物」がいただける「アナゴ」となるわけだ。

穴子の天麩羅はネタの善し悪しもありますが、お店でいかに「仕事」をして出すかで「味」「風味」が違ってきます。

穴子を食べて生臭いと感じた経験があって、以来穴子が嫌いになった、なんて人は「ハズレ」のお店に当たったわけです。

先日、銀座二丁目「伊東屋」の裏手にある「一休庵」に行って「穴子天丼」をいただいた。
この店は銀座で50年店を構えているようで、昭和を思わせる佇まいと、気さくな対応のおかみさんが居心地の良い感じだ。

穴子天丼もいい感じだったが(ご飯が???独特の匂いがちょっと・・・)、たぶん今流行りの天麩羅ではないので若い人が喰うと「サックと、フワッと」していないと思うことでしょう。

そう、一口に天麩羅と言っても店によってはもちろん、今昔、東西、目的、などによってかなり違ってくるのだ。

そこで、分かりやすく天丼を例に揚げて、もとい!上げて「天麩羅考」を語りたいと思う。

以前、カツ丼に関して語ったことがありますが(コレ↓)
http://blogs.yahoo.co.jp/syskizawa1919/15934116.html

こんな感じで「ああ、」て内容で行きましょうか。

では、次回。