呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

親獅バンド再始動

2009-05-31 11:58:27 | ロック
「MANDA-LA2」でのライヴ以降すったもんだありましたが、
結局元の鞘に収まることとなり、
「新生・親獅バンド」として再始動いたします。

今は、
次のステージを目指して曲を選び、曲を練り、曲を合わせてみて、
ヘタリながらも少しずつ前に進んでいきます。

言いたいことを言い合うことも良いことでもあるけど、
それが起爆剤となって別離になることもあるだろうし、
互いに考えることを気付くこともある。

難しい。

とにかく、前へ。

南青山フレンチレストラン「adding:blue(アディングブルー)」

2009-05-31 11:12:37 | 呑んだり喰ったり語ったり
     「骨付き仔牛のロースト キノコのグラティネのせ」
     滋味溢れる仔牛の肉の味と仔牛から出したジュの風味が旨みを倍増!


喰い歩きではありません。
仕事です。
文字通り美味しい仕事。

毎月配信している某食品メーカーのメールマガジンの取材で
いろんなお店を訪ねます。

3店目の今回は南青山のフレンチレストラン「adding:blue(アディングブルー)」

ジャズのライヴハウス「BLUE NOTE TOKYO」の裏手にある系列のレストラン。

オーセンティックなフレンチというよりは、
どこかエスニックなテイストな香辛料やクスクスなどを使うところや、
ソースに頼らず素材自体の持ち味と
それを引き出すためのグリルやココットのポテなどの調理法など、
時代にあったスタイルのもので、そこがズバリど真ん中で気に入ってしまった。

シェフの料理に対する真摯な姿勢と熱い思いもとても好感が持てた。

コースも用意されていたが、
自分の好きなメニューを1皿(量が多い)を選んで、
ワインをガンガン呑みながら喰らうのがベストな感じかな。

青山という場所柄、オシャレな人たちは型にはまらない利用が多いようだ。

とても良くしていただいたシェフから
「今度は個人的に来てくださいね」と言われ、
「ぜひ!」と答えたが、
カジュアルとは言え、わたしにはなかなか縁がないお店かな。

やっぱりヤキトンに行っちゃうかな。

日曜の午後のカフェ

2009-05-31 10:51:59 | 呑んだり喰ったり語ったり
もう先週の話しですが、

娘が友だちの家に遊びに行き、
カミサンと二人になったので、
娘が大きくなるとこんな時間ができるんだろうねぇ
と語り合いながら近所を散歩。
で、近くにできた「座・高円寺」という劇場の中にある
「カフェ アンリ ファーブル」に行った。

できて間もないのと、
劇場の中に入らないとわからないロケーションのためか、
日曜の午後の店内はほぼ貸し切り状態。
高円寺にしては大箱のお店なのだが、
そこにはゆったりノンビリした時間が流れていた。

店名で考えると虫に関係があるのでは?
と思うが、そんな様子はまったく無し。

そして、、、
嬉しいことに昼でもアルコールが呑めるし、
NPO団体が運営しているからなのか、安い。
夜はしっかりした食事も取れそうだし、
ワインもグラスだけでなくボトルの種類も充実しているようだ。

午後の時間をマッタリ過ごすのもいいもんです。

中野「久遠の空」でオフ会

2009-05-22 23:53:23 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
        「久遠の空」オーナーであらしゃいます「隊長」です。


飲食業界人が集まって「飲み会」を定期的にやってます。

業界人も酒を飲めばただの酔っ払い。
情報交換はするんでしょうが、
いつもグズグズな状態でお開きになります。

大手飲食店検索サイト「Gなび」のM氏が中心になって行われているこの飲み会。
今回はわたしが幹事で「ヤキトンの会」となりました。

あまり敷居の高い店もなんなので、(汚いとか、ルールが厳しいとか)
高水準のヤキトンを出しながらも適度にオシャレな
中野の「久遠の空」を会場にいたしました。

って、自分の家の近くじゃん。

しかし、
幹事でありながらわたしったらその前に
京成立石の名店「宇ち多」で普通3杯しか呑ませてくれない「梅割り」を
「まあ、まあ」と拝みこんで4杯呑んで、
レバ刺し、ハツ刺し、タン刺し、煮込みアブラ多いとこすくって、
アブラ多いとこタレでよく焼き、大根お酢だけ、カシラ塩で若焼き、
お新香紅ショウガたっぷりのせてお酢、ガツ素焼きでお酢、、、、
と大酔っ払いでモツもガッツリ喰らっちまったい。

さらに、
中野に着いて時間がまだあったので、
「牛の四文屋」でまたまた「梅割り」呑んで、
煮込みと、ランプ、ギアラを焼いてもらって、、、
このあたりから記憶が定かではない。

まあ、それでも中野駅で待ち合わせの方々を拾って店まで行きました。

参加者は、
「Gなび」M氏、
有名なバーチェーンの店舗開発担当のY氏とその同僚の方、
B級グルメ評論家としてよくTVで見かけるYG氏、
Yーカ堂系出版社の編集者のW女史、
友人で損保代理店社長さんのN氏、
「Gなび」の若手社員男女2名、
そしてわたし、
以上の9名でした。

「久遠の空」の「隊長」が気張ってくれて、
8種類ぐらいの部位のモツ刺しが大皿でドーンと出てきた。
レバ刺しをはじめとして、新鮮でかなり高水準の刺し身だった。

しかし、
酔っ払いのわたしはほとんど手が出ず。

煮込みもみんな「旨い旨い」と喰らっていたが、手が出ない。

ひたすら「久遠の空」自慢の国産ワインを呑み続ける。
グデングデン。。。。

ワインが赤色に変わったのは気が付いたが、
そのタイミングで出てきていた焼き物はなにがどのぐらいだったのか
まったく記憶なし。

とにかくハイテンションでワインを呑みながら、
周囲の人と大声で話しをするわたし。
しかし、会話の内容はもちろん記憶なし。

おや?隊長がわたしのところにやって来た。
忙しいのにどうしましたか?

「STINGさん、ちょっと他のお客さんの手前もう少し静かにしていただけませんかねぇ」
えっ!わたしうるさいんだ。迷惑かけてるんだ。
まったく判りませんでした。

しかもその後、
みんなが隣のテーブル備え付けのインベーダーゲームをやりに行ってる隙に
寝てしまいました(´・ω・`)

このわたしが呑みの席でたくさんの人の前で酔っぱらって寝てしまうなんて。
絶句です。。。。

「STINGさん、会計ね」と起こされて、
情けないかなお金をいくら払ったかも記憶なし。

店を出るときに隊長が寄ってきて
「STINGさん、いつも面白い人を連れてきますねぇ、
          でも一番面白いのはSTINGさんですが」

ハァそうですか・・・・・

お店の方々に見送られて中野駅方面へ。

これでおわらないのがオジサン、お姉さん達だ。

仕上げはラーメンだ!
とばかりに中野の北口へ。

お互いに好みに合わせて「喜神」チームと「味七」チームに分れて入店。
わたしはもちろん「味七」へ。

味噌バターラーメンを注文。
隣に座ったW女史とお話ししながらラーメンを待ったが、
この話しの内容がまったく記憶になし。

もうその頃には眠気は飛んでしまったのだが、
短い周期でやって来る記憶喪失はひどくなるばかり。

ラーメンが出てきて喰いはじめたが、
なかなか減らない!
こんなはずないのだが、、、と焦りだしながら喰い続けるが減らない。
こんなことは初めてだ。

屈辱の未完食。。。。。

もう、訳の判らない状態でみなさんと改札口でお別れして、
千鳥足で家路をたどる。

その時の携帯電話の発信履歴を後で見てみたら、
なんだかいろんな人に電話をかけまくってるぞー。
ゾー!!!!!!

12時過ぎにスミマセンでした。

反省だらけの「ヤキトンの会」でした。

またやるって言っても、誰も来ないだろうなぁ・・・・・

日本が誇るスタンドカレー

2009-05-22 23:32:55 | ランチ
          なかなかいける味です


立ち喰いそばと並んで、
日本が世界に誇っていい文化として、
スタンドカレーを上げたい。

手軽で安くてハズレが少ない。
忙しくて貧乏で、でもグルメな日本のリーマンの味方だ。

JR品川駅山手線ホームに
「常盤軒」が営業している立ち喰いそばスタンドがある。
2chやブロガーの間で秘かに人気の
「品川丼」というC級グルメが有名なスタンドだが、
わたしはこのスタンドの「カレーライス」をお奨めしたい。

京浜東北線のホームにもスタンドがあるけど、
そっちは「こだわりのカレー」と言うことで50円ほど高いので要注意。
東海道線や横須賀線のホームにもありますが、論外です。

山手線のホームが旨いんです。

品川にはわたしが担当するクライアントの某大手空調メーカーがあって、
多い時は週に3日ほど行くことがある。

JR品川駅山手線ホーム常盤軒スタンドの「カレーライス」は
力強い味方です。

ヤキトンの聖地

2009-05-16 22:06:17 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ



京成立石の「宇ち多」

ここを知ってからわたしのヤキトン人生はスタートする。

こんな特別な店は無い。
「異空間」である。

「宇ち多」に行って、
その醸し出す空気、
酒とおかず(「宇ち多」ではつまみのことをそう呼ぶ)、
呪文を唱えるかのごとき注文方法、
店の人とのやり取り、
ぶっきらぼうで優しくて、
さり気なくて親切な対応、
他の客との距離感、
ゆったり流れる時間、
そのすべてを身体で感じると、
魂が飛んでいく。

どんなに辛いときも、
どんなにイヤなときも、
「宇ち多」はいつも「宇ち多」。

ネタが新鮮で旨い店は他にもたくさんあるだろう。
実際にある。

しかし、行ったことが無いと
「宇ち多」の世界観は理解できないと思う。

敷居が高いのは店の方ではない。
敷居を高くしている自分の気持ちが足踏みをさせるのだ。

思い切って暖簾をくぐってみよう。

そう、そこにはパラダイスが。

でなければ、高い電車賃払ってまで京成立石まで足を運ばない。

行ってみるべし!

絶品!牛生つくね

2009-05-12 22:19:20 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
「四文屋にしちゃあ高いやね」と思いつつ、
すっかり虜になってしまった「牛の四文屋」

大好きな「シビレ」(リード・ヴォー)も旨いが、
「ロース」「ランプ」「カブリ」などの赤肉系も
じんわり脂が浮いてジューシーでウマウマ。

そして初めて「刺し」に挑戦。
普通に「レバ刺し」や「タン刺し」じゃつまらない。
(「タン刺し」置いてる店も滅多にないけどね)

そこで「ハチノス刺し」を注文。

「ハチノス」はご存知、イタリアンのメニューにも
「トリッパのトマト煮」として有名な牛の第二胃袋。
見た目が「網網模様」で蜂の巣みたいなのでこう呼ばれている。

辛子酢味噌でいただくようだが、
さっぱりしていながら獣臭さもほのかに感じて旨いがな。

そして、
「ハッ!!」と魂が飛ぶほど旨かったのが、
「特製 牛生つくね」

「つくね」というぐらいだから、
串に刺さって出てくるかと思ったら、
皿に盛られた状態で出てきた。

「う~ん、ユッケかいなぁ・・・」
と思いながら喰ってみると、、、、「違う!」

ユッケは脂身のまったくない赤肉(イチボかなぁ)を使うが、
こいつは脂身もほど良くある部位を使っている。
歯ごたえもしっかり残っている。
肉だ!

なんだか濃厚な甘めのタレがかかっていて、
肉の脂感を引き立てている。

でも、まあ、なければなくてもいいかも。。。。


「牛つくね」(焼いたもの)は以前喰ったが、
これもジューシーで旨かった。

たぶん同じ部位を串に練り付けて(四文屋のつくねはそんな感じ)
焼いているのだろう。

とにかく、
旨いからと言ってガンガン喰らうと、
牛だけに結構なお値段になってしまう。
とは言っても、焼肉屋の1/3の値段だけどね。

そして、
もの足りなさを補うために
「代一元」のカレーラーメンを喰らいに新井薬師方面に
彷徨い向かう。

秋田県横手市に行く

2009-05-10 11:05:32 | 呑んだり喰ったり語ったり
ほとんど犬の散歩かゴロゴロしているかの岩手滞在だったが、
一度だけ遠出をした。

JR北上駅から秋田の横手まで北上線という単線ローカル線が出ている。
地元の人は「山電車」と呼んでいる山の中を走る電車だ。

こいつに乗って秋田の横手まで行こうという計画だ。

特に横手には目当ても目的も無し。
「山電車」に乗るのが目的。

カミサンの実家の近くからは
北上線途中の「横川目」という駅から乗るのだが、
これがまた無人駅。

駅舎はかろうじてあったが、
半分は集会所になっていて切符の券売機すらない。

ホームとは名ばかりのホームに出ると「山電車」が来た。

「列車」と言わず「電車」と言われる理由が判った。
たった2両編成のワンマン車だった。

乗ると整理券をを取る方式。
バスかよ。

3時間に1本しか来ない「山電車」は、
地元の人や酔狂な旅行者達を乗せて走り出した。

山間の大きなダムの貯水湖や断層が剥き出しになった山肌を見ながら
どんどん山に入っていく。

そんな山の中にも駅はあり、
その周りには集落や一軒家がある。
人が住んでいるのだ。

コッテリしたラーメンやヤキトンが喰いたくなったときに、
この人たちはどこに出ていくのだろう。

もう都会生活が長くなってしまったわたしには考えられない事だった。

さて、
横手に到着。

名物の「横手やきそば」でも喰いますか。

しかし、駅前の有名店は長蛇の列。
並ぶの嫌いなわたしは適当な店に入るが、旨くない!

まあでもこれが旨くなっても
大したことはないだろうなとの想像がついた。

「名物」旨いもの無し!

そして3時間に1本の「山電車」の時間つぶしに横手の街中を徘徊してみたが、
人が歩いていない!

駅前も商店街も人がいないのだ。

「あれ?今日甲子園の秋田代表が試合でもやっててみんなTV見てんのかな?」
って感じ。
不思議だ。

つまらない思いをして「山電車」で横川目に戻り、
街道のしもけたドライブインに入ってビールとつまみに焼肉を注文。

焼肉は「ロース」と「ラム」と書いてあり、
迷うことなくわたし以外に客がいない店内で大きな声で
「ラムありますか~」と聞いたが、
遠くから聞こえてくる返事は方言がきつくて判らない。

結局「お好みですがね」と言っていたらしく、
わたしの質問の答えになったなかったんだけど、
わたしも「ラム好きなので」と言って会話を合わせてしまった。

岩手は実は羊肉を喰う習慣のある地域で、
特に山間の道を車で通るとジンギスカン屋をよく見かける。

遠野なんかそうらしく、
北海道と違ってタレに漬け込んで焼くタイプのジンギスカンのようだ。

取り立てていい肉ではなかった(既製品?)が、
取りあえず満足してカミサンの実家まで田んぼ伝いに戻ると
みんなは温泉に行ってしまっていて、
ちゃげと二人で風に吹かれて黄昏たのが、
横手プチ旅行の締めくくりでした。


(GWのおはなしはこれで終了です)

エゾタンポポ

2009-05-10 10:48:05 | 呑んだり喰ったり語ったり


岩手のカミサンの実家に、
カミサンのお兄さん家族も来ていた。

会話の中で、
実家の敷地のどこかに絶滅品種の「エゾタンポポ」があるらしいのだ。
5年ぐらい前に亡くなったおばあさんが自慢していたらしい。

さっそく子供たちと庭(半分は畑)を探索。

あった!
見つけました。

エゾタンポポの特徴は、
西洋タンポポは花弁が外に向かってクルッと巻いているのに対して、
花びらに沿って真すぐに延びているところ。

調べてみると、
エゾタンポポは春にしか咲かず、
繁殖力もエゾタンポポより弱く、
西洋タンポポの花粉で雑種化したり同化したりしてしまうとのこと。

西洋タンポポに押されて、いずれ見られなくなる在来品種なのだろう。

その後、ちゃげを散歩させながらエゾタンポポを捜索すると、
川沿いの土手に群生している一帯を発見!

片足を上げておしっこでマーキングするちゃげに踏まれながらも
たくましく咲き続けるエゾタンポポ。

いつここに根を張って、どのぐらいの冬を過ごして
どのぐらい花を咲かせているのだろうか。

今度行ったときにも、
西洋タンポポに蹂躙されずに生き残っていて欲しい。

ちゃげ

2009-05-10 10:35:22 | 呑んだり喰ったり語ったり
カミサンの実家の飼い犬「ちゃげ」

毛が茶色だから「ちゃげ」

彼はもう15歳ぐらい。
人間ならすでに老人なんだろうか。

今年、わたしは3年ぶりの岩手行きだったんだが、
もちろん「ちゃげ」はわたしのことを
「散歩に連れって行ってくれる人」としてしっかり憶えていて、
しっぽをブンブン振りながら吠えかかる。

う~ん、カワイイ奴よのう。

15歳の老人犬はわたしの前で仰向けになり
腹を見せて甘えてくる。
無防備なピンク色の腹を撫でてあげると
彼は恍惚の表情で「クゥ~ン」と鳴く。

愛い奴よのう。

そんなちゃげを引き連れて、山の中にタラの芽取りへ。

山道に真っ黒な巨大糞があった。

「これは・・・・」
とイヤな予感が横切る。

ちゃげ、
クンクンと糞の匂いを嗅いだ途端、
大慌てで山道を降りようと引き綱を引っ張りだす。

やっぱりそうだ!
クマの糞だったんだ。

しかし、クマの恐怖よりも必死なちゃげの様子に
可笑しさの方が先にたち、
ゲラゲラ笑いながら山を走り降りました。