【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

「シャーロックホームズの冒険」(ビリー・ワイルダー監督、アメリカ、1970年、125分)

2016-10-23 00:57:29 | 映画


                            
   テレビで放映されたものを、録画して観ました。

 ロンドンのある銀行の保安庫。そこに死後50年開封禁止と眠っていたワトソン博士の遺品が開かれました。

 そこにあったのは名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・スティーブンス)と、彼が解いた難事件の記録者でありよき伴侶であったジョン・ワトソン(コリン・ブレークリー)博士の共同生活と事件の記録でした。

 ホームズは、退屈な日々をおくっていました。依頼事件はつまらぬものばかり。ところがある夜、辻馬車の御者がずぶ濡れの美女をホームズの館に運び込んできました。女主人のハドソン夫人(アイリーン・ハンドル)はビックリ仰天。

 女は河に落ち記憶喪失状態でした。事件は握りしめていた荷物預かり証の裏に、ホームズの下宿の住所が書き込まれていたことから始まります。

 ホームズは彼女の結婚指輪や衣服から、ベルギー人のエミール・バラドン夫人ガブリエル(ジュヌビェーヴ・パージュ)と了解します。

 翌朝、記憶を取り戻した彼女は、鉱山技師の夫がロンドンのヨナ商会に就職して3週間、その間、音沙汰がなくなったと訴えます。ところがホームズらがヨナ商会に行くと、そこは空き家で、不思議なことに大量のカナリアが飼われていました。また、妙なことに、その空き家に投げ込まれた手紙がホームズ宛のものでした。

 ホームズとワトソンは、手紙の主である兄のマイクロフト・ホームズ(クリストファー・リー)を訪ねます。ジオゲネス・クラブというそこにはマイクロフトがいて、彼はガブリエルの依頼事件から手を引けと脅します。

 しかしその脅しは逆効果で、ホームズの好奇心をムラムラ湧き上がらせました。彼はここで聞き齧った3つの謎めいた言葉と、カナリアの籠に敷いてあった新聞などから、事件の鍵がスコットランドのネス湖にあると睨みます。


 彼らはネス湖に向かいます。そこで待ち受けていたものは?