【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

東京散歩⑮(谷中銀座とその界隈)

2015-12-29 11:02:54 | 旅行/温泉

               

  谷中銀座で散歩しました。この辺りは谷根千といわれ、古い東京の雰囲気、下町情緒がただよっています。お寺も多く、静かな場所です。


  JR山手線で「日暮里」で下車、北口(西口)を出てまっすぐ歩いていくと、よくテレビにもでる「夕焼けだんだん」の階段に出ます。もう谷中の雰囲気です。遠くに「谷中銀座」のアーケードが見えます。
                 

 谷中銀座には、180メートルほど。両サイドにたくさんのお店が肩を並べています。竹細工のお店、アトリエ、玩具店、喫茶店、履物屋、お肉屋、書店などなど。肉屋のサトー、スズキのメンチカツがおいしいと知って、来たのですが、生憎二店とも休業でした。残念。そろいもそろって二店とも臨時休業とは。


 観光客風の人、若い男女、中年の女性の仲間、パック旅行の一団さまざまです。いろいろな目的でここに来ているます。

   この銀座から路地に入るとお寺がならび、岡倉天心記念公園を過ぎると防災広場・初音の森に出ます。隣接してる谷中防災コミュニティセンターがあり、立派な建物です。ここで小休止。小春日和の太陽を浴びて、コーヒーを一杯(100円でした)。

 30分ほど休んで、急な蛍坂をあがります。目指すは観音寺です。ここにある築地(ついじ)塀は有名です。築土塀は瓦と土とを交互に組み合わせて作られたもの。300年ほど前です。観音寺は慶長年間に創立、いまの場所に1680年に移転したと言われています。

 
                              

  あたりは閑静な住宅街です。日暮里駅のほうに折れず、まっすぐ進むと、左手に古い建物があり、驚きました。「社団法人 太平洋絵画会」とあります。どこまで聞いたような名前で、あれ?と思うと標札があり、やはりそうでした。ここの前身は「太平洋洋画会」で、あの智恵子(光太郎夫人)が通っていた絵画を学ぶスクールです。中村彝(なかむらつね)もここで学んだようです。今も活動しているというのも新発見でした。