MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「CYNDI LAUPER JAPAN TOUR 2008」

2008-09-30 01:43:13 | ライヴ&イベント
今年は例年にも増してライブを見ております。
そして来月はますますライブ鑑賞が加速します。
昨年の秋といえば日本随一のメタルフェスである「ラウドパーク07」が開催され、その縮小版ともいうべき「ラウドパーク07in大阪」が開催され大コケしたもんです・・・そんな事情かしてラウドパーク08は開催されますが、関西では今年は無いようです。
昨年の状況を見ておれば仕方ないかもしれないですね。
でもその変わりラウドパーク参加アーティストたちの単独公演が関西に多数開催され、もともと1枚のチケットで一気に見れるアーティストが、バラ売りで見せられてしまうという微妙な状況です。
でも何組か見にいく予定ですがね・・・それに先立って先日シンディ・ローパーのショーを見てまいりました。



会場となるグランキューブ大阪のある国際会議場に着くや、すでにエスカレーターに乗るのに長蛇の行列が出来ております。
会場に入るや今度はグッズの行列が狭いフロアにトグロを巻くように出来ております。
今回はグッズ用事ないので横から陳列を見るとTシャツやパンフレットがありまして、さすがシャツはあまり男子が着るような感じではなさそうですね
パンフレットも何故か英語版です・・・ワールドツアーて事でその共通のパンフレットなんかな?(海外でもパンフレットあるんかいな?)





会場にきて始めて知りましたがどうやらOpening Actで日本人アーティストの西野カナさんが出るようです(誰?)
座席は1階席の後方エリアですが かつて何度か来たことあるけどここは広いですね~

ほぼ定刻の18時にOpening Actの西野カナさん登場!
意外と若い女の子ですな~ ルックスも悪くないよ
ダンサンブルなJポップを聞かしてくれますが、もう満杯の館内は・・・盛り上がってない!
前列付近さえも皆おとなしく座って手拍子もしなければ、頭でリズムも取ってる訳でもない・・・ただ普通に見てます・・・やり難いやろな~
「はじめまして!西野カナです!」ハロプロ風の雰囲気のトークが初々しい平成元年生れの20歳・・・がんばれ!
3曲ほど歌って盛り上がることなく18分のライブ終了。
まぁ客層が彼女の歌と合わなかったんでは無いでしょうか~
客席は大半がMTV世代とも言うべきアラウンド40な皆さんが占めてるのですから・・・


↑この方が三重県出身の西野カナさんです 
ハイ、写真ありがとうございました。

さて20分ほどの休憩を挟んでいよいよシンディ登場!
暗転の中スポットがステージのセンターに!
気がつけばいつのまにかステージ中央にシンディの姿が・・・♪Into The Nightlife からスタート!さすが一斉に総立ちです。
皆さんシンディの歌に合わせて手拍子です。
いきなりシンディが客席に降りて行き、通路でもみくちゃになってます。
更にイスづたいに前列の客席の中央に移動し歌ってます。
もう前方はエライ騒ぎですね~サービス精神旺盛ですな

続いてダンサンブルなニューアルバムからのシングル♪Set Your Heartでさらに盛り上がりは加速していき、3曲目の♪Change Of Heartではお馴染みの曲だけにイントロだけで大喝采です!

英語のトークも好調で、さかんに本人はウケてますが、私は何を言ってるのかわからない。
途中からギターを弾きながら歌い、その中でヒット曲♪SHE BOPを披露しています。
何度となくステージを降りて客席で歌うけど同じところばかりです。
あの辺の席の人はいいですね~チケット代以上のお得感がありますね(梅ちゃん見たいに後ろも来い!)
見なれない楽器の演奏も披露し多彩ぶりを発揮しています。

さすが80年代一斉を風靡した大物シンガーだけあってヒット曲が多いし、聞き覚えなあるメロディのオンパレードです。
またマービン・ゲイの♪Whats Going onやR&B風な曲も披露してメリハリ付けています。

ノリノリのダンサンブルな大ヒットポップナンバーが続くなか、場内が静まり返ったのが名曲♪TRUE COLORS!
静かに聞き入ってる人、一緒に歌を口ずさむ人・・・皆さんの様々な80年代を思い出しているかのようです。
そして雰囲気は一転!軽やかなポップミュージックが流れます。
♪Girls Just Want To Have Funで場内は大盛り上がりです。
皆、踊って歌ってノリノリで、シンディもサビの一部をオーディエンスに歌わせたりしてステージと客席が一体となってステージは終了・・・ここで60分!

まだあるぞ~と思うか早いかアンコールの手拍子がおこります。
当然これで終わるわけもなく、アンコールで再び登場し、これまた泣きの名曲♪Time After Time・・・私も80年代に戻ったような錯覚を覚えるほど懐かしい曲の連発ですね。
続いて♪All Through the Night、1曲はさんでラストは♪Money Changes Everything ・・・30代から40代の男女(特に女性が目立つ)が多いライブですが、みなさん満足されたんではないでしょうか?
80分のライブですがまぁ、もう少し聞いて見たかったってのが正直な感想です(「グーニーズ」の主題歌もなかったしね)


↑西野カナさんのCDもシンディと並んで売ってます

相変わらずグッズは行列です・・・横のCD売り場を覗くとシンディのベスト盤やニューアルバムも置いてますがよく見ると隅っこに西野カナさんのCDもあるではないか!
誰か買ったかな?今後頭角を現してくるのかな?とりあえず名前は覚えたぞ!


CYNDI LAUPER JAPAN TOUR 2008セットリスト

1.Into The Nightlife
2.Set Your Heart
3.Change Of Heart
4.I Drove All Night
5.When You Were Mine
6.She Bop
7.Rocking Chair
8.Echo
9.All Through The Night
10.What's Going On
11. Life
12.True Colors
13.Girls Just Want To Have Fun
    -Encore-
14.Time After Time
15.Same Ol' Story
16.Money Changes Everything



★★★ 2008.9.23(火) グランキューブ大阪メインホール 1階 Ch列24番(チケットぴあ)

No.081 「弾突 DANTOTSU」 (2008年 米 100分 ビスタ)

2008-09-26 00:02:32 | 2008年劇場鑑賞
監督 ロエル・レイネ
出演 スティーヴン・セガール
    ランス・ヘンリクセン
    レネー・エリス・ゴールズベリー



今日は天六ユウラク座で恒例のスティーブン・セガール主演のアクション映画。
思えば昨年の秋のセガール映画3作連続公開企画の男祭り以来ですね。
この企画はおなじみの「沈黙シリーズ」の新作3本連続公開でしたが、その見事な沈黙ぶりに堂々の当ブログ2007年度ワースト1に選出されたという栄誉に輝きました。
それ以来の新作公開ですが、果たして・・・ま、またビデオムービーなんでしょうがね~



(あらすじ)

酒とギャンブルにおぼれすべてを失ったあげく、冤罪(えんざい)で警官としての仕事も追われたマット(スティーヴン・セガール)の前に、彼の借金を肩代わりしたという謎の男(ランス・ヘンリクセン)が現われる。
男はその代償として法で裁けない犯罪者たちの除去をマットに要求し、マットは命じられるがままに制裁を実行していくが・・・

スティーヴン・セガールの最新作は沈黙シリーズではなく、漢字二文字とローマ字タイトルシリーズです。
久々ですねこのシリーズは・・・しかし内容はどれもいつも一緒です。
そして今回は博打で借金がかさみ、首が回らないとこをある組織から組織が指名した人間を抹殺すれば莫大な報酬を得られるという仕事人のような仕事をさせられる・・・これがまた暗躍して静かに殺しをするのかと思えば、人前で堂々と大立ち回り(笑)
目立ち過ぎや~ ま、たしかに静かに相手を抹殺なんてセガールらしくないやな~ て言うより不器用でおおざっぱなセガールにそんな事期待するのが無茶やな。



娘との親子愛が今回、描かれていて良きパパぶりを発揮する一幕もあり、いつもよりやや趣向が違います。
もちろん格闘アクションシーンはありますが、いつもながらキレの無い動きはさらに拍車がかかり、掌打連打するも、往年の重さというか迫力がなし・・・迫力あると思ったら吹き替えだし・・・
セガール映画と言えば彼のワンマン映画なんだけど、その当人がこのザマでは・・・いつまで劇場公開が続くかわからんぞ~

しかしまだまだ人気は根強いんでしょうか、ビデオスルーレベルの作品ばかりなのに常に劇場で公開されてますね。
ジャン・クロード・バンダムやドルフ・ラングレンと言ったお仲間たちがとっくにビデオスルーの常連なのに、今だ単館とはいえ公開されるのはまだ彼らより人気があるって事なんでしょうね~



★★ 2008.9.22(月) 天六ユウラク座 23:00 中央通路際




No.080 「ウォンテッド」(2008年 米 110分 シネスコ)

2008-09-24 22:53:31 | 2008年劇場鑑賞
監督 ティムール・ベクマンベトフ
出演 ジェームズ・マカヴォイ
    アンジェリーナ・ジョリー
    モーガン・フリーマン



やっとこさ劇場鑑賞80本目となる映画観賞となったこの日は、深夜のMOVIX堺でのレイトショー。
本日が初日となるこの「ウォンテッド」ですが、思えば数年前ぐらいまではこういう話題作が公開される初日はオールナイト興業というのが行われてましたね。
深夜から明け方まで上映するんですが、映画館が無くなりシネコンという形態が定着してからメッキリ無くなりました。
まぁ、採算などを考えるともうそんな時代じゃ無いのかもしれませんが・・・



(あらすじ)

恋人にも捨てられ、人生にうんざりしているウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)。
そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)は、ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。
しかも父亡き今、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言い…

予告なんかで見てるとアンジェリーナ・ジョリーが主演のように思えるけど、実際はジェームズ・マカヴォイが主人公で、アンジェリーナ・ジョリーは準主役と言ったところ。
まぁアンジェリーナ・ジョリー主演ぽっく売らないと集客面も変わってくるでしょうしね~

でも印象に残るのはやはりアンジェリーナ・ジョリーだったりするのですが、危険で妖艶な雰囲気を醸し出し、体のタトゥーはスタイリッシュさを演出していてる・・・やはりこの映画は彼女が出てると出てないとでは大きな違いがあります。
でも・・・このキャラはアンジェリーナ・ジョリーの過去の作品で演じたキャラたちと同じなんですね~
まぁ、いつものアンジェリーナ・ジョリー・・・ってことです。



この映画の見どころの一つが迫力のあるアクションシーン。
特にカースタントの場面は大きなみどころですが、あまりにも突飛なスタントで、面白い反面なんかマンガみたいで冷静にみると興ざめ感がややあり。
まぁスピード感のない拍子抜けのカースタントよりいいですが、昔見た「ブリッド」や「フレンチコネクション」のようなアナログ感いっぱいの本物のスタントも見てみたいな~

また銃撃シーンでは何と弾丸がカーブやスライダーといった変化球・・・いや変化弾を見せてくれます・・・もはやSFです(笑)・・・しかもその仕組みは撃つ時に曲がれっていう気持ちで曲げるんだって・・・もはやオカルトです(笑)
ストーリーとしては後半少し脚本を捻った展開になっていきますが、全体的には深く突っこまず頭をからっぽにして見ればそこそこ楽しめます



★★★ 2008.9.20(土) MOVIX堺 シアター12 23:30 L-31


No.079 「今日も僕は殺される」(2007年 米 87分 シネスコ)

2008-09-22 01:18:57 | 2008年劇場鑑賞
監督 ダリオ・ピアーナ
出演 マイク・ヴォーゲル
    ジェイミー・マーレイ
    クリスティーナ・コール



久々に来ました天六シネ5ビル・・・しかも本日3本目の鑑賞です。
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」「デイ・オブ・ザ・デッド」と続いて見た作品がこの「今日も僕は殺される」です。
なかなか面白そうな作品で、久し振りに天六で奇跡の1本が生まれるか?
しかしさすが3本目となるとやや疲れ気味ですね・・・次回天六ではスティーブン・せガールの新作も公開されるので微妙に楽しみ(?)
ただ天六恒例の秋のアクション映画祭り今年は無さそうですね。

(あらすじ)

いつものように試合を終えて帰宅する途中何者かに襲われ、絶望のうちに息絶えたアイスホッケーのスター選手イアン(マイク・ヴォーゲル)。
しかし次に目覚めた瞬間、彼は会社員として、しゃれたオフィスでデスクワークに忙殺されていた。
死んだ自分の記憶にさいなまれつつ、今までとはまったく違う人生に戸惑うイアンだったが……



「ターミネーター」などでおなじみのSFX界の重鎮スタン・ウィンストンが今年亡くなりましたが、この映画が遺作のようです・・・不気味な造形のクリーチャーがたしかに出てきます。
これが最後の彼の仕事かと思うとやや寂しいですね・・・もう少しメジャーな作品を最後にしてもらいたかったもんです。

毎日殺される主人公・・・一日の終わりに殺され、そして目が覚めたら違う人生を歩んでいる・・・それも途中から。
そしてまた殺され、また違う人生を・・・まさに堂々めぐりのような生活を余儀なくされる主人公と同時に見てる側もいったいどうなってるの?と興味を持ってストーリーを追っていってしまう。

そして少しづつドラマは意外な方向へ進んで・・・ってとこで何と画面に逆さまの日本語のスーパーが一瞬見えたかと思うと邦画?らしきカットが一瞬スクリーンに映りこみやがて暗転・・・・・・・・・・・カラカラと映写機の回る音だけが館内に響く・・・過去イスが潰れたり大幅に上映時間がづれたりしたことあったけど、案外ありがちなこのアクシデントはこの天六では初めてです。
そうフィルムが途中で切れたのであります。
なかなか始まらないのでシビレ切らしたお客様が係員に言いに行った模様・・・それでも一向に始まらないので別の人が言いにいった・・・そしてその人が帰ってこないのでトイレがてら私がロビーに出ると先ほどの人はロビーで一服たばこを吸っておりました。

結局10分の中断の後、映画が再開されましたがどうやら映写室に元から回しっぱなしで誰も居なかったようで、係員が映写技師を探したりしてようで、それで時間がかかった・・・と思われるようです。
う~ん久々にやらかしよったな天六!



で、このアクシデントで間延びしてしまい、すっかり拍子抜けした後半は予想してたのとは違った展開でした。
どんでん返しってほどでは無いけど、結局そういう事か・・・って言う感じのラストで、あの中断が無ければもっと作品に入り込めて楽しめたのにやや残念!

もちろん劇場からの謝罪なんてある訳ありませんでした・・・いつもより時間早いので見てる人多かったけど、次の回からの深夜の部なら大半寝てる人が多いので画面止まっても誰も気づかなかったでしょうね。



★★★ 2008.9.18(木) ホクテン座2 22:00 最後列

No.078 「デイ・オブ・ザ・デッド」(2008年 米 85分 ビスタ)

2008-09-21 22:01:01 | 2008年劇場鑑賞
監督 スティーヴ・マイナー
出演 ミーナ・スヴァーリ
    ヴィング・レイムス
    ニック・キャノン



かねてから話題にのぼっていたジョージAロメロ監督の「死霊のえじき」のリメイク。
秋のホラー映画連発となる敷島シネポップでの鑑賞ですが、売店を見るとパンフレットではなくプレスシート(\300)を販売してます。
それを見てもわかるように天六テイスト溢れる映画のようです。

主演がミーナ・スヴァーリ・・・こういうホラー映画では得てして強いヒロインが登場するんですがしかしミーナ・スヴァーリではゾンビ軍団の相手になるんかいな?なんとなくキャラ的に弱いような・・・



(あらすじ)

アメリカ・コロラド州レッドヴィルで24時間の検疫隔離演習の命令が下され、ローズ大尉(ヴィング・レイムス)率いる州兵が道路封鎖を開始する。
この街出身のクロス伍長(ミーナ・スヴァーリ)は町内の巡回に出かける。
実家に立ち寄った彼女は、母親が高熱を出しているのを知り病院に連れて行くが、ロビーは診察を待つ人々でごった返していた・・・

ポニーテールに迷彩服の軍服で活躍するミーナ・スヴァーリが可愛いです・・・それでいてゾンビ相手に一歩も引かない・・・萌えますね(笑い)
どんなにゾンビを滅多打ちにしても綺麗な顔のまま・・・
意外とこんなサバイバルアクションには不向きそうな女優さんだけど見方を変えれば可愛い子ちゃんが汚いゾンビをやっける・・・という楽しみ方もありかも?



まぁ、ミーナ・スヴァーリはともかくロメロのオリジナル版とは似ても似つかないなんちゃってリメイクとなってますが、サラとかローズと言った役名だけは受け継がれております。
肝心のゾンビはあのノロノロと歩くオリジナルゾンビでなく、猛ダッシュをする近代型の疾走系ゾンビとなってます。
しかも天井を這うわ、ピストルは撃つわと今までのゾンビより進化した攻撃を見せてゲンナリ・・・
またベジタリアンなゾンビも出てきたりして、ある意味新趣向のゾンビ映画かも?

内容云々よりひたすらゾンビに追いかけられ、そしてゾンビを撃ちまくるサバイバルホラーとして見ればそこそこ楽しめた。
まさにゲームをしてるような感覚の作品で、ゾンビゲームを映画化した「ハウス・オブ・ザ・デッド」よりかはまだマシかもね。
まかり間違えてもオリジナル版「死霊のえじき」と比べてはいけません。



★★★ 2008.9.18(木) 敷島シネポップ2 18:20 J-9

No.077 「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(2008年 日本 97分 ビスタ)

2008-09-20 00:49:46 | 2008年劇場鑑賞
監督 八木毅
出演 長野博
    つるの剛士
    吉岡毅志



ある時この映画の予告を目にしたとき興味深く思ったのが、黒部進、森次晃嗣、団時朗、高峰圭二らの歴代ウルトラマン俳優たちの共演だった・・・どうやらその後のウルトラマンたちは平和に地球人として普通に生活しているけど、そんな時怪獣たちの襲撃で、新ウルトラマンが苦戦し、ついに数十年ぶりに彼らが立ち上がる・・・予告で見た感じはそんな設定のように思えて、なんか西部劇でありそうな感じやな・・・こりゃ見たい!と思っての鑑賞です。

なんばパークスシネマのこの映画を上映してるスクリーンに入ろうとすると係員のお姉さんが入口で「いらっしゃいませ、入場者プレゼントでございます・・・」と言って怪獣カードを大のおっさんに手渡してくれた・・・

(あらすじ)

昭和41年の横浜でテレビの中で大活躍するウルトラマンに興奮していた5歳の少年3人は、いつも一緒に仲良く遊んでいた。
大人になっても3人の仲は変わらず、平和な日々を過ごしていたが、ある日、横浜港に時空を越えて怪獣ゲスラが出現。
ゲスラを追ってウルトラマンメビウス(五十嵐隼士)が現われる。

冒頭そうそう半ズボンにランニングシャツの子供たちが駄菓子屋でジュースを飲み(駄菓子屋の親父がメタボな二瓶正也!)、家で家族ともどもカレーライスを食べながらウルトラマンの放送を見る・・・まるで三丁目の夕日のようなノスタルジックなオープニングで始まるこの映画ですが、我々のような世代からすれば映画全体がそんな雰囲気にとらわれる。

往年のウルトラマンが正体を隠し、町民として静かに暮らしている・・・ハヤタ シンは自転車屋のおやじ、モロボシ ダンはレストランのオーナー、郷 秀樹は自動車の整備工場を経営し、北斗 星司はパン屋さん・・・しかもそれぞれに奥さんが居て、それがまた歴代ヒロインという徹底ぶり!
しかし皆さんお歳をめされましたな~アンヌなんて最初は全然わからなかったよ。
セリフしゃべって初めてひし美ゆり子さんと気がついたわ。




↑歳は取ったけど歴代ヒーローとヒロインのカップル・・・よくぞ実現させてくれました。

郷 秀樹の奥さん(榊原るみ!)が怪獣の攻撃の被害に巻き込まれ瀕死の重傷!
もうやるしかない!・・・ウルトラ警備隊の紅一点たちが「パパ、今こそたちあがるのよ!」とばかりに励まし、現ウルトラマンを助けるためにオールドタイマーたちが重い腰を上げて戦う・・・まさに70年代B級ウェスタンテイストな設定として見れば面白いね!

怪獣との対決シーンなどの特撮シーンとドラマ部分は比率としてはドラマの部分が多いように思えるので、意外と子供さんたちは退屈な場面が多いんではないかな?
パラレルワールドという設定持ってきたのも子供たちをややこしくしてるかもね
子供用に特に説明もなかったしね・・・そんな意味でも子供よりその子供の父親たちを意識したような狙いが感じられます。



しかしこの映画のテーマとしては「夢」・・・いつまでも持ち続ける夢の大切さをテーマとして取り上げてます。
大人になってもウルトラマンを信じることが地球の危機を救う。
これは見に来てる子供だけでなく、お父さんたちへの色んな意味でもメッセージになってるんではないでしょうか?

「ウルトラマン」の映画を初めて見たけど、おそらく過去の作品の中でももっとも昔ウルトラマンに憧れた子供たち=お父さんたち向けの映画かも知れないね。
相変わらず特撮がチャッチィとか着ぐるみとか言う以前にノスタルジックさ一杯のウルトラマン版三丁目の夕日・・・そんな視点で楽しんで見ました。
意外と大人単独の鑑賞者が多かったのも付け加えておこう。


↑ちなみに入場者プレゼントで貰った怪獣カード・・・やったぁ!



★★★★ 2008.9.18(木) なんばパークスシネマ シアター4 16:25 E-12

グルメスポットvol .15 「山水」(中華料理)

2008-09-19 01:22:52 | グルメ
生野区内環状にある中華料理店
ここの売りは料理のボリューム!
メニューには当店は他店よりボリュームがありますとの但し書きか・・・たしかに量は普通の感覚なら大盛りぐらいありそうです。
値段もやや高い目で、定食もA定食やB定食で1200や1500と高い目ですが品数やご飯が多いめ。

また「豚テキセット」なんかはカリカリした表面に噛むとジューシーな肉が美味しく個人的にはオススメ。
また「ぴり辛ホルモン盛り合わせ」も鶴橋発信と言われるだけに色んなホルモンがピリ辛ソースと絡んでこれまたオススメ。


↑ぴり辛ホルモン盛り合わせ

ジャンボギョーザってのもありますが、これまた普通の餃子の倍以上ありそう・・・


↑ジャンボギョーザ

結構遅い時間までしてるのもうれしいところです。
出前もあり。


営業時間 11時~2時 大阪市生野区小路東2 ー1ー 7 06-6754-9095

No.076 「デトロイト・メタル・シティ」(2008年 日本 103分 ビスタ)

2008-09-17 22:58:37 | 2008年劇場鑑賞
監督 李闘士男
出演 松山ケンイチ
    加藤ローサ
    松雪泰子


布施ラインシネマ10は何度も足を運んでますが、レイトショーはもしかして初めてかも?
そんなことを考えながら見た作品がこの「デトロイト・メタル・シティ」ですが、さすが松ケンこと松山ケンイチ主演ってことで少ない入りながらも若い女子大生グループをはじめ若い年齢層がつめかけております。
コミックが原作のようですが、例によってこの原作読んだことないので、逆に余計な先入観なく見れそうです。

(あらすじ)

:純朴な青年、根岸崇一(松山ケンイチ)は、ポップミュージシャンを目指して大分県から上京する。
だがひょんなことから人気悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルとして活動することになる。
彼らのデビューシングルは大ヒットを記録し、崇一は自分の意思とは関係なくカリスマ悪魔歌手に祭り上げられていく。



期待して見たけど、期待以上に面白かったですね。
コメディとしてもなかなかベタながら笑えたし、登場人物たちのユニークなキャラが個性的で面白い。
松山ケンイチ扮する根岸崇一の軟弱なキャラとヨハネ・クラウザーII世のデーモン小暮風のキャラのギャップがまず面白いですね。
本来はさわやか路線のJポップを目指したいのに対極のデスメタルのボーカルとして活動する苦悩や、恋愛の悩みなどがいかにもマンガチックに描かれています。
主人公のボンクラ度が結構おかしかったですね。

また松雪泰子の壊れた芝居もこの映画でも大きな部分で、出番は案外少ないし、薄暗いシーンが多いので顔とかははっきりわかりずらいけど、インパクトというか存在感はピカイチですね。

メタル好きとしてはライブのシーンやメタル信者たちの過剰な反応は少々オーバーに感じるけど、雰囲気はなかなかいい線行ってますよ。
客席から突き上げられるメタルポーズについついライブを見たくなりそうになりましたよ。



またゲスト出演と思ってたKISSのジーン・シモンズの出番が多かったのが意外でしたね。
デスメタル界のカリスマであるジャック・イル・ダーク役でクライマックスでクラウザーさんとまるで爆破マッチのようなメタル対決をする・・・ギタープレイも見
せてくれてさすがの貫録だけど、なんか往年のプロレスラーのジプシー・ジョー見たいやったぞ。

そうそう先日見た「シャッター」に続いてまたまた宮崎美子が母親役だった・・・妙なとこでウケてしまった。



★★★★ 2008.9.16(火) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 20:10 J-7

No.075 「シャッター」 (2008年 米 90分 ビスタ )

2008-09-15 01:28:21 | 2008年劇場鑑賞
監督 落合正幸
出演 ジョシュア・ジャクソン
    レイチェル・テイラー
    奥菜恵



本日二本目は敷島シネポップでの鑑賞。
秋になるとここではホラーが連続して公開されるようで、昨年も「ゾンビーノ」や「カタコンベ」「ゾンビ3D」と秋に公開されたし、今年もこの後ロメロ御大の傑作「死霊のえじき」のリメイク「デイ・オブ・ザ・デッド」やそのロメロ御大の最新ゾンビ映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」にやっと公開されるロブ・ゾンビ監督によるリメイク版「ハロウィン」など目白押し!楽しみですな。

そしてこの「シャッター」ですがタイ映画の「心霊写真」のリメイクであるのは最近知りました。
今はなきシネフェスタ4で見ましたが内容はあまり覚えてないですね~
見たら思いだすかな?やたら不気味だった記憶はありますがね~
しかしハリウッドがネタ切れ状態になって久しいけどアジアホラーのリメイクは増えてきましたね。
それだけアジアホラーの質も上がってきてハリウッドも注目してる証拠でしょうがね。



(あらすじ)

カメラマンのベン(ジョシュア・ジャクソン)は新妻のジェーン(レイチェル・テイラー)とともに、撮影の仕事と新婚旅行を兼ねて東京へ。
しかし旅先での運転中、一人の女性をよけ切れずに車でひいてしまう。
事故の衝撃で気を失ったベンとジェーンはその後意識を取り戻し、ひいた女性を捜すが・・・

奥菜恵のハリウッドデビュー作になるこの映画、何かとワイドショーで取り上げられて話題性もあります。
彼女が出てなければヒッソリと上映されて、知らぬ間に終わってた・・・そんな事になってたでしょうね

そんな奥菜恵さんのハリウッドデビューと言っても役柄がヒロインでも無ければ 日本人としての脇役でもない・・・そう・・バケモノ!
顔面の中に虫を這わせ、長い舌をベロ~と出し、更に地下鉄の扉にへばり付いてる・・・そう・・バケモノ!
それでも綺麗ですよ奥菜恵さん!あんな顔立ち好きですよ・・・あんな幽霊なら出てきて欲しいかも?(笑)
ただ奥菜恵そのままなんで怖さの点ではもう少し迫力が欲しいところです。
目を目をむくとかの怪演があれば尚よかったかもね。
ただ地下鉄の扉にしがみついて車内を覗き込む一瞬のカットは怖い表情でしたよ・・・突拍子もない行為ですが・・・(笑)



しかしこの幽霊は恐ろしく、常に付きまとうストーカー幽霊で国境に関係なくついて来るのでヤバヤバ!
勿論それにはそれなりの理由があるのでそれはここでは書けませんが、ハリウッド映画らしからぬ強い怨念と情念のドラマ。
ま、オリジナルはタイ映画ですがね~ さすが日本人監って事もあり日本の描き方に不自然な部分はなかったです。
しかし作品全体はもろにJホラーでしたね。
ハリウッド映画らしい雰囲気はあまりなかったですね

日本からも宮崎美子や山本圭が出てます。
それぞれ出番は少ないですが山本圭は霊能者としますが、何らかの活躍するかと思えば変人見たいな役柄でしたな。
宮崎美子は奥菜恵の母親役・・・もうそんな歳なんですね~



映画見たらオリジナルを思いだしてきましたね~と言うことはわりかしオリジナルに忠実なのかな?
ジョシュア・ジャクソンの以外と流暢な日本語が印象的だが、彼の知り合いの日本人が日本語が下手そうだな。
ほとんど日本語の台詞ないのもそれをカバーしてのことかな?
もしかしてテレビドラマの「ヒーローズ」のマシ・オカの下手くそな日本語を話す同僚の役してる人かな?顔似てたぞ~



★★★ 2008.9.11(木) 敷島シネポップ1 19:30 L-10



グルメスポットvol .14 「昇龍」(中華料理)

2008-09-15 01:08:47 | グルメ
生野区内環状線沿いにある中華料理店で、位置的には南巽と北巽の中間ぐらいか
メニューも多く本格中華が楽しめる。
見た目よりあっさりしてた味ですが、まぁ好みの別れるとこでしょうね


↑見た目よりあっさりな角煮丼セット(ミニラーメン付き)¥750-

店は一階はカウンターだけで2階には座敷があるようです。
過去何度か足を運んだが常に2階には団体か家族連れが居てるようです
店の雰囲気もよく愛想もいいアットホームな店で入りやすいですな。