MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.030 「ベテラン」

2015-12-29 08:51:49 | 2015年劇場鑑賞



監督 リュ・スンワン
出演 ファン・ジョンミン
ユ・アイン
キム・シフ


今年最後の劇場鑑賞となる作品
夫婦50割引を利用しての鑑賞
まったく縁の無いと思ったサービスがいつしか有難いサービスと感じる年齢に到達したと実感

久々の韓国映画ですが、今回見たのは熱血ベテラン刑事が巨大権力に挑むと言うシンプルな設定たまが、主人公のベテランらしからぬ破茶滅茶振りやそのチームの仲間たちのキャラがコミカルに描かれるか、それと対象的に悪役たちのクズっぷりがシリアスな描写で描かれていく
そんな対比がこの映画のカタルシスの元かも知れません
全体にテンポも良く劇画のようなストーリーだが、ハードアクションが随時に織り込まれ特に総合系基本にした格闘アクションは唸らされます

ファン・ジョンミン扮する熱血ベテラン刑事ぶりはコミカルなくらい熱く、扮する悪役バカ息子は憎たらしいほど上手いね
また繁華街を暴走するカーチェイスは日本では真似できない壮絶さでクライマックスに相応しい見せ場になってます



★★★★ 2015.12.28(月) シネマート心斎橋 スクリーン2 18:45 G-1

No.029 「スター・ウォーズ ジェダイの覚醒」

2015-12-24 10:15:37 | 2015年劇場鑑賞



監督 J・J・エイブラムス
出演 マーク・ハミル
ハリソン・フォード
キャリー・フィッシャー

ついに見たスターウォーズ最新作!
でもあそこまで秘密主義にされたら、公開1週間程度では気が引けて何も書けないですね

ただルーカス製作総指揮、または監督時代のを6エピソードとは遜色ない世界観は味わえるので満足出来ました
派手なバトルやライトセーバーによるアクションも堪能できます
冒頭で明かされる大筋にえー!そんな話なんやー
とその後は久々にスターウォーズの世界にどっぷりでした
新キャラ始めお馴染みのキャラも顔揃えてくれるのも嬉しいです
ハン・ソロはもちろんキャリー・フィッシャー演じるレイア姫も歳を取ったけどやはりレイアでした(笑)
予告等で一切姿を見せなかったルークは?
安心してください 出てますよ!
マーク・ハミルがクレジットされてるんだから出てるのは当たり前なんだが、でもそれは劇場で見てください

三部作の導入エピソードと言う雰囲気だが、見せ場は相変わらず多いので存分に楽しめます
細かいツッコミはあるにせよ(笑)
次回はどうなるか今から楽しみです


★★★★ 2015.12.22(火) アポロシネマ スクリーン6 20:55 D-5

No.028 「グリーン・インフェルノ」

2015-12-04 12:59:39 | 2015年劇場鑑賞



監督 イーライ・ロス
出演 ロレンツァ・イッツォ
アリエル・レビ 
スカイ・フェレイラ 


食人映画が久々に劇場公開されました
しかも監督がイーライロス!
これは見るしかないでしょうーと見てきました

学生たちで構成される環境保護の活動家グループを乗せた飛行機がジャングルに墜落!
生き残った活動家たちがジャングルで暮らす食人民族に遭遇!
囚われてしまい食べられてしまう・・・・

簡単なストーリーですが企業による重機での森林破壊を告発するのと少数民族を守る目的でジャングルに来た活動家たちが、守るはずだった少数民族に食われてしまうと言う皮肉が面白い
上っ面だけの偽善者たちを表してるようでなかなか社会的なテーマを皮肉ってるね
更に皮肉なのが窮地に堕ちた時の頼みの綱が、糾弾してた森林破壊していた人間てのも皮肉の皮肉!

「食人族」にオマージュが捧げられてるだけに食人シーンはグロいので、その筋のファンは嬉しいでしょう
ただもっと一杯凄惨な食人地獄が次々出るかと思ってら意外と尻すぼみ的な感じで最初の犠牲者以上の場面は無かったように思う
しかし舌を切断されたり、目玉くり抜かれて手足をバラバラにされたりとゴアな場面は良く出来てます
目の前で仲間が調理されると言う現実は結構強烈です

しかし結末に至る展開はなんか出来すぎで、収まり良く出来て残念
もっと邪悪な映画で居てほしかった



★★★★ 2015.12.3(木) なんばパークスシネマ シアター1 12:15 I-12

No.027 「007 スペクター」

2015-11-29 00:15:14 | 2015年劇場鑑賞



監督 サム・メンデス
出演 ダニエル・グレイグ
クリストフ・ヴァルツ
レア・セドゥ


シリーズ最新作を早くも先行上映で見た
ダニエル版ボンドになってからドラマ部分に重点を置かれたシリアス路線
3代目ボンドのロジャー・ムーア世代の私には違和感のあるダニエル版ボンドだが、アクションに関しては回を重ねる毎にますますハード路線まっしぐら!
今回もオープニングからビルのへりから徒歩で歩き出しビルからビルへ移動して行くロングショットをさりげなく見せ、立て続けにメキシコ上空でのヘリコプター内の悶絶アクションに度肝ぬかれる

イタリアでモニカ・ベルッチに軽くお手付きした後は夜のローマ市内でアストンマーチンとジャガーの高速カーチェイス!
シリーズ定番(?)の雪山や寝台特急のアクションシーンも用意され、そしてテムズ川でヘリコプターとボートのチェイス!
まさに世界を股にかけ本格始動のダニエルボンドが暴れてくれる痛快な作品になってます

ダニエルボンドになってからお色気シーン度は下がったのは残念
しかしこの作品からMに加えてQとマネペニーが本格的に絡んできて、いよいよ体制整いましたって感じですね
堅物なボンドだったダニエル版ボンドだが、時折マネペニーやQ相手に肩の力抜いたようなユーモラスな雰囲気も出るようになってきました
でも噂に寄るとダニエル・グレイグはこの作品を最後にボンド役を降りるとか・・・

後、悪役でクリストフ・ヴァルツがスペクターのボスを演じてますが、さすが貫禄の悪役ぶりでキリッと作品を更に締めております
ストーリー、アクション、役者も見事でこれは
ダニエル版ボンド史上最高傑作ではないでしょうか!

でもボンドの生い立ち云々などの重いストーリー部分はやはり軽いスパイアクションタッチだったロジャームーア世代の私からしたら、別に要らないなーと思ってしまいますので★一つ原点


★★★★ 2015.11.27(金) アポロシネマ スクリーン3 20:30 G-2

No.026 「コードネーム U.N.C.L.E.」

2015-11-21 23:50:59 | 2015年劇場鑑賞



監督 ガイリッチー
出演 ヘンリー・カヴィル
アーミー・ハマー
アリシア・ヴィカンダー 



いよいよ正月番組が近づいてきました
007にスターウオーズなどビックなる作品が控えてますが、なかなか侮れない作品が正月前に控えてます

この作品もその一本でロバートボーン主演のドラマ「ナポレオンソロ」の映画化
そのドラマは存在こそは知るもまともに見た事ありません
予備知識なしで真っさらに見た感想は予想以上に面白かった!

2人のスパイの好対照なキャラの特長が活きているし、作品のテンポも良いです
ガイリッチー監督らしも出ていて久しぶりにリッチー作品らしい雰囲気を味わえました
音楽の使い方も上手く、芸人のヒロシのネタのバックに流れる曲も出てきたりして楽しませてくれます



★★★★ 2015.11.19(金) アポロシネマ8 スクリーン6. 21:05. G-13

No.025 「ミケランジェロ・プロジェクト」

2015-11-14 10:29:41 | 2015年劇場鑑賞



ジョージ・クルーニー、マッド・デーモン、ジョン・グッドマン、ビル・マーレイなどなかなかの渋いメンツを集めたんで期待して見たが、期待大きすぎだが思ってたよりは期待ハズレでした

美術品奪回する為に7人の男たちが極秘の任務に挑むんだが、人物への感情移入する前に早くも1人死んだりして、展開的にやや残念
派手なシーンは無いとはわかってたけど盛り上がりに欠けていて残念だった



★★ 2015.11.12(金) TOHOシネマズなんば プレミアスクリーン 20:45 B-8

No.024 「エベレスト 3D」

2015-11-07 12:27:24 | 2015年劇場鑑賞



監督 バルタザール・コルマウクル 
出演 ジョシュ・ブローリン 
サム・ワーシントン 
ジェイソン・クラーク


久々に3Dでの鑑賞です
見るからに寒くなってくる映画でしたね
雪山に自分も居てるかのような映像と音響はまさに劇場で見るべき作品

実際に起こった遭難事故の映画だけに無事に全員助からないのはわかってると言う希望より悲惨な結末で終わる事が想定される映画だけに、そこに見られるのは何としでも生きようとする人間の精神力と力尽きて大自然の前に倒れてしまう人間の無力さ

そんな人間の力の強さと弱さをエベレストの厳し行く環境のは中で見せてくれました
救出に行きたくても行けないもどかしさなど、下にキャンプに入る人間たちや自宅に居る家族の様子も描かれていて、遭難事故のリアルな雰囲気が伝わってくるスペクタクル映画でした

何気に地味なオールスターキャストも良い感じ



★★★ 2015.11.6(金) アポロシネマ スクリーン4 21:05 H-3



No.023 「アデライン、100年目の恋」

2015-11-04 12:15:06 | 2015年劇場鑑賞



監督 リー・トランド・クリーガー 
出演 ブレイク・ライヴリー
ハリソン・フォード
ミキール・ハースマン 



事故がきっかけで歳を取らなくなった女性の物語
さほど目新しいさは泣いたテーマではありますが主演のブレイク・ライヴリーの美貌にまたまたニュースターの誕生を予感させてくれます

娘は遥かに高齢のおばあさんだったり、古い歴史をよく知ってたりと不老不死では生きてきた事を表すシーンは色々あるけど、前半は平凡なラブストーリーな展開であまり面白味は感じなかったが、彼氏の父親がかつての恋人である事が発覚してからの展開が面白くなってきた

主人公のアデラインの心境、ハリソン演じるウィリアムとその妻の複雑な心境
そんな人間味溢れる大人たちの降ってわいた戸惑いが平凡なラブストーリーを掻き回しだす

最後はオチ的に想像は付いたが、若手女優の脇を固めるハリソン・フォードとエレン・バースティンのベテラン2人が見事な助演ぶりを見せて、終わって見ればグッと締まったラブストーリー人間味なってました



★★★ 2015.11.3(火) なんばパークスシネマ スクリーン2 20:15 G-13

No.022 「ヒトラー暗殺、13分の誤算」

2015-10-24 13:37:58 | 2015年劇場鑑賞



監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演 クリスティアン・フリーデル
カタリーナ・シュットラー
フルクハルト・クラウスナー



「ヒトラー最期の12日間」の監督作品てことで見て来ました
正直値が高いせいもあって、さすがに「ヒトラー最期の12日間」を超えるには至らなかった
でも1人の男が高い思想を持ち、ナチスに挑んで行く姿は物を言えない時代なだけに悲壮でありながら物を勇敢ですらある

しかし民間人1人を徹底的に調べ上げて追求するナチスの将校たちの姿は民間人故に予測出来ない行為に恐れをなしたんでないのかな?
そんな風に感じた

でもどれだけ真実を語られてもナチスの都合の良い方に真実が作られて行くのは怖いね
ま、現代でもどこの国でもやってそうやけどね

少し重たい雰囲気のは映画だけにやや疲れた映画でもありました



☆☆☆ 2015.10.22(木) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン12 20:55 D-9

No.21 「さらば友よ」

2015-10-23 09:40:36 | 2015年劇場鑑賞



監督 ジャン・エルマン
出演 アラン・ドロン
チャールズ・ブロンソン
ブリジット・フォッセー



久々に午前10時の映画祭で鑑賞
やはりスクリーンは良いですね
昔、VHSのビデオで見たきりでしたのでね

ふとしたことで知り合った2人の男が会社の金庫に押し入るが、そこには仕組まれた罠が…
反目し合う2人が時にはユーモラスに描かれるが、アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの2人の個性が正面からぶつかり合う2人芝居のような中盤はストーリーとは別でも面白い

クライムサスペンスとしては途中から展開が意外な方向へとなり面白味がありました
しかしそれ以上に2人の友情が交差するラストのタバコのシーンは名場面と言われるだけに最後まで余韻が残ります

最近は少なくなったスター俳優の共演で話題になってた時代を懐かしく感じました



☆☆☆☆ 2015.10.22(木) TOHOシネマなんば 別館スクリーン12 10:00 C-9