MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

映画音楽100選 029 「ロシアより愛をこめて」(「007/ロシアより愛をこめて」より)

2018-03-30 10:39:20 | 映画音楽100選



007の主題歌の中でも一番ムーディーな名曲
ベネチアのゴンドラの中でショーンコネリーとダニエラビアンキのラストの締めのラブシーンのバックに流れるマットモンローの甘い歌声が実に雰囲気とマッチしています
子供の頃にテレビ洋画劇場でこのシーン見た時の印象が強く残ってます
永遠の名曲です

映画音楽100選 028 「IT'S A LONG ROAD」(「ランボー」より)

2018-03-28 21:05:39 | 映画音楽100選



ランボーのエンディングで流れる主題歌
哀愁のメロディにダン・ヒルの甘くかつダイナミックな歌声がこの映画の何とも言えないベトナム帰還兵の悲しき運命を表してるようでグッときます

「ハロウィン PUMPKINS UNITED WORLD TOUR 」

2018-03-27 16:43:30 | ライヴ&イベント




ハロウィン来日公演
30年以上のバンド歴史の中でかつて在籍したボーカリスト、カイハンセン、マイケルキスク、現ボーカルのアンディデリスが一堂に会してのスペシャルワールドツアー 「パンプキンズユナイテッド」がいよいよ大阪へ





かつてのあの曲がその当時のボーカリストの生の声で聴ける貴重なショー
もちろんチケットもソールドアウト
ほぼ1年前から楽しみにしてた私の1番好きなバンド
この7人編成でトリプルボーカルのハロウィンを実際見たらどうなんだろう?と思ってたら想像以上に凄かった!
感動と興奮と陶酔とはまさにコレ!
どの曲も知ってる歌えるベストヒットライブ!
歌い過ぎて喉ガラガラになり、復活したマイケルの高音にはついてけす、酸欠なりかけた(笑)

ダニーのドラムとスクリーンに映された亡くなったインゴのドラムのセッションは感涙ものでしたね



オープニングの♫ハロウィンから2回目のアンコールの♫アイウォントアウトまでの160分間は年甲斐も無く燃えまくる完全燃焼した雨の大阪ベイサイドナイトでした


ハロウィン パンプキンユナイテッド ワールドツアー大阪公演 セットリスト


01 Halloween
02 Dr. Stein
03 March of Time
04 If I Could Fly
05 Are You Metal?
06 Rise and Fall
07 Perfect Gentleman
08 Starlight / Ride the Sky / Judas
09 Heavy Metal (Is the Law)
10 A Tale That Wasn't Right
11 I'm Alive
12 Pumpkins United
13 Drum Solo
14 Livin' Ain't No Crime
15 A Little Time
16 Why?
17 Power
18 How Many Tears

Encore:1

19 Eagle Fly Free
20 Keeper of the Seven Keys

Encore 2:

21 Guitar Solo
22 Future World
23 I Want Out



★★★★★★ 2018.3.21(水) Zepp osaka bayside 18:00 スタンディング 整理番号1004番

N o.12 「シェイプ・オブ・ウォーター」

2018-03-17 11:35:44 | 2018年劇場鑑賞



やっと見たアカデミー賞作品賞の怪獣映画
でも怪獣映画ってイメージではないピュアなラブストーリー
口のきけない主人公イライザとアマゾンの奥地から捕らえられた半魚人を軸として、ゲイの友人、黒人の同僚、そして食いちぎられ手術しつドス黒く化膿した指をもつ役人とマイノリティや異形の者たちの中でイライザと半魚人の心の交流から愛へと変化していく様をギレルモ・デル・トロ監督らしいダークファンタジーに仕上げてくれました

地味な女性だったイライザが半魚人と水の中で結ばれるシーンでの半魚人に抱かれた肩越しの彼女の表情のカットから彼女が一皮向けた女性になったかように服装に赤がワンポイント目立つようになってく変化の付け方も上手いです
この赤は彼女が女になったのをイメージしてるようにも見えます
前半に出てくる実験室の床に広がる真っ赤な鮮血とリンクさせてるようにも思ったりしてました
裸で半魚人と抱き合うシーンは一見グロテスクなながらちょっと官能的てもあります
イライザ演じるサリー・ホーキンスの芝居の演技が生きてますね

監督は「大アマゾンの半魚人」にインスパイアされたらしいが、海中で彼女の周りを泳ぐ半魚人はまさに「大アマゾンの半魚人」の一場面のようでした
また「ET」を思わすようなシーンもあったりと所々色んな要素が入ってます

異形の恋愛ながら一見グロテスクなようでピュアな初恋をギレルモ・デル・トロ監督が自らのテイストで撮ったラブストーリーです



★★★★ 2018.3.16(金) なんばパークスシネマ シアター9 20:20 F-3

No.11 「15時17分、パリ行き」

2018-03-11 00:53:14 | 2018年劇場鑑賞



話題作が続々と公開されるなか本日はクリントイーストウッド監督のこの作品
実際にあったテロ事件の映画化

2人の軍人とその友人3人によるテロ阻止を描いた実話ですが、実際そのテロ犯と3人による対決はクライマックスに用意されていてそれまでの作品の大半は3人がこの事件に遭遇するまでの過程を描いている
しかもまだ3人が出会う前の子供時代から…

イーストウッド監督は3人の出会い、そこからのそれぞれの人生の過程を描く事であの列車の中の出来事に導かれていく運命を描いてるように感じました
3人が出会うのも、あの校長室も、引っ越して父と暮らすようになるのも、試験に不合格になるのも全てあの列車のかでヒーローたちが生まれる為に必要な事だっだ・・・と言うよりあの瞬間に遭遇する為にあったそれまでの人生だったような、そんな運命を描いた映画に思いましたね
途中で何か大きな目的に向かってる気がすると言うセリフが余計そう感じさす

本人起用のキャスティング もそれなりに芝居…て言うより自を出して演じてるのかな?
本人起用って映画の最後に知ったぐらいだから、あまり違和感なかった
思ってた内容と違うと思う人も多いとおもいますが、私はこれはこれでアリだと思いますよ

途中2時間ドラマの観光ガイドみたいにイタリアの名所がいっぱい出てくる
これも日常感があって良かった



★★★ 20183.9(金) アポロシネマ スクリーン6 21:00 F-3

No.10 「スリー・ビルボード」

2018-03-04 00:21:08 | 2018年劇場鑑賞



やっと見れた注目作
アポロシネマ プラスワンと言う30席くらいの小さいスクリーンだけにほぼ満員で久々の最前列での鑑賞

娘をレイプされて殺された母親が一向に捜査が進まない状況から警察署長を批判する広告を巨大看板を三枚道路に張り出し何かと物議を巻き起こす
そんなくらいの予備知識で見た作品だが、思ってた以上に深い余韻の残る映画でしたね
いかにもアメリカで起こりそうな話だが、被害者遺族の心情を思えば世界中どこも同じでしょう
ただ行動の仕方がどうかと言う違いがあるぐらいで、日本だったら街頭で署名活動したりするのかな?

しかしフランシス・マクドーナンド扮するヘイズが起こす行動は容赦ない徹底抗戦
例え標的の警察署長がガンで余命僅かな人物でも…鑑賞前はてっきりこの署長が悪い奴で…て思ってたら見てたらガンで余命僅かと言う設定でこれは思ってた展開と違う映画やなと思いましたねー良い意味で…
むしろ悪っぽい奴が部下の人種差別主義の警察官ディクソン
これをサム・ロックウェルが素晴らしい芝居で演じてました


で、チョイネタばれ気味なのでご注意↓


ウディ・ハレルソン演じる警察署長が自殺してからこの作品が大きく動いていく
彼が残した手紙 家族宛以外にヘイズ宛、そして人種差別主義のダメ警官のディクソンにも残すメッセージはこの署長は悪人とかでなく職務に忠実な姿が見て取れる
ヘイズとディクソンへの手紙が2人の行動に影響を与えていき、やがてある行動へと進んでいく

この後半登場人物たちの人としての心の変化が大きなメッセージを感じました
凝り固まっていた過激なまでの感情にどこで怒りの踏ん切りをつけるか?
人間の行動が凝り固まった感情を動かしていくのを感じました

レイブ殺人犯が逮捕されれば1番わかりやすく、めでたしめでたし何でしょうが、この映画はそう言う安易な落とし所にしないとこが良いですね
ラストに劇中唯一見せるヘイズの笑顔が彼女に取って赦しに向けての変化の表れを見て取れました

シリアスな重い映画ながら、途中ブラックコメディみたいな部分もあったりして、ちょっと変な映画に見えてしまったりしたけど、終わればジーンと染みる映画でした
フランシス・マクドーナンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェルこの3人が揃ってこそこの作品が生きてると思います
3人ともアカデミー賞にノミネートされてるのもうなづけますね


★★★★★ 2018.3.2(金) アポロシネマ スクリーンプラスワン 20:55 F-4

No.09 「ダークタワー」

2018-03-01 00:04:43 | 2018年劇場鑑賞



スティーブキング原作のこの作品
原作は以前から気になってまして、読みたい気はあったんですが何しろ全部で長編文庫本で10冊くらいあるんで読む勇気ぐ無かった
で、今回の映画化もてっきり3部作くらいにわかれるのかな?と思ったら何と膨大な原作を95分にまとめたと言う恐ろしい映画(笑)

ダークファンタジーと言う事でキング原作らしく少年が主人公なんですが、もう一人一緒に旅をするガンスリンガーと言うダークタワーを守るガンマンがもう一人の主人公
原作読んでないからわかりませんが、きっと少年とガンスリンガーとの友情?または師弟のような関係がこの原作に大きくウェートを占めるようなドラマではないかと思います
そういう意味では95分ではなかなかその辺の雰囲気は難しいかったかな?

敵対する黒衣の男を演じるマシューマクナウジーは相変わらずの怪演で憎々し悪役演じていますね
さすがの存在感です

この映画最大の見せ場は後半20分ですね
ガンスリンガーが2丁拳銃で敵に突撃していく場面の高揚感はワクワクして身を乗り出して見ておりました
この場面あるから+★一つ



★★★ 2017.2.25(日) なんばパークスシネマ シアター9 17:10 F-2