MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「さらばテキサスブロンコ」

2023-08-24 22:13:00 | その他






テリーファンクさん死去

朝からテリーファンの友人から「えらいこっちゃ第51第NWA世界王者テリーファンクが死んでもた!」と動転したようなLINEが来てびっくり!(親戚が死んだんやないねやからね)

クリエイションの「スピニングトーホールド」が会場に流れると場内は一斉に異様な歓声に包まれる
女子高生ファン達がポンポン持ってチアガールのように踊る!
通路を塞ぐファン達の間をテリーがリングに向かって入場する
身体を叩かれ頭もさわられ首に何かかけられながら、揉みくちゃになりながら笑顔で入場する
こんな光景は今では考えられない
DJ SODAさんなら卒倒モノの永遠のトラウマ級な昭和の入場シーン
リングに上がり笑顔で歓声に応えるテリーファンク
外人レスラー=悪役のイメージを覆し歴史的なまでの大人気となったテリーファンク(その前から人気のミルマスカラスは覆面レスラーでちょっと特別って事で)
力道山、馬場さん、猪木さんに次いで日本のプロレスの発展に貢献したのは間違いなくこの人でしょう

1978年12月オープンタックリーグ戦決勝で極悪コンビのブッチャー、シーク組に凶器攻撃で腕を裂傷しながらも、リング下で応急処置して、1人で孤軍奮闘してた兄のドリーを救出して見事に優勝する
テリー&ドリーのザファンクスが大ブレイクした日でした
特に感極まり涙するテリーファンクに大感動するのであります
後にたまたまこれを見てたと言う人がどれだけ私の周りにいた事か…(笑)
そしてこの試合見てプロレスファンになった小中学生がどれだけいたか!
男子だけでなく、プロレス会場に女子高生までも呼び込んだ!(今思ってもあのチアガール隊はびっくり)
今の50〜60代プロレスファンには忘れられないプロレスラーなのであります
倒れても立ち上がるそのファイト姿は"テキサスブロンコ"と呼ばれた
彼を見て人生に影響を与えられた人達も多数いたでしょう






私は17歳の時に大阪府立体育会館前にあったホテル南海のロビーで出待ちして、テリーさんからサイン貰ってハグまでされた思い出がある

生テリーで印象的な試合は1983年4月14日の大阪府立体育会館でのスタン・ハンセン戦
因縁の対決は暴走したハンセンがブルロープでテリーをロープ越しに首吊りにしてテリーは白眼を向いて失神!私服姿の兄ドリーが救出に来る大混乱の一戦
テレビ中継はこの首吊りシーンはカットされたくらいです

テリーは一旦引退してまた復帰したが、今思えばあのまま39歳で引退の方が良かったかな
復帰した後はあの爆発的な人気に陰りありました
引退試合のあの感度が薄くなってしまいました
しかしそれでもプロレスファンを熱狂させてくれた事には変わりありません
心からご冥福をお祈りします

"テキサスブロンコ"よ永遠に
Forever!Forever!Forever!サ・ヨ・ナ・ラー

「篠原涼子 Birthday Premium Billboard Live 2023」

2023-08-21 17:16:00 | ライヴ&イベント





舞洲ではサマーソニック大阪2023やってますが私は嫁さん垂涎の篠原涼子さんのライブを見に久々にビルボードライブ大阪にやってきました
コロナ前にロック好き親父3人でハワード・ジョーンズを見に来て以来ですね
お腹空いたから近くのカフェでフレンチトーストとシュークリーム食べたら、これがめっちゃ美味い!
ビルボードライブ大阪の中でも食事出来ますが、めっちゃ高いんですよね
しかも会計はライブ終了後だからレジに行列出来るんです

篠原涼子さんのチケットは即日完売
チケットは取れませんでした
しかしビルボードライブはキャンセルとかも出る可能性あるので、地道に毎日WEBサイト見てても暫くはずっと✖️印…しかし発売から1ヶ月経ったくらいに見たら、たまたま2枚分キャンセルあり!必死こいて取りました
嫁さんも感激してくれた

我々の席はカジュアルエリアと言うフロアを取り囲むように作られたカウンター席の左サイド
入場時は今までは受付カウンターで名前言うたりするんだが、いつの間にかQRコードで発券出来るようになっていてスムーズです
カジュアルエリアはワンドリンク付いてるんですね
そこでカクテルのカシスオレンジとラムコーク貰って座席に着く
ステージのスクリーンでは今後のラインナップが映し出されてます
秋にリー・リトナーとデーブ・グルーシンがカップリングで来るんか!
「愛と青春の旅立ち」と「恋におちて」などなど映画音楽でもお馴染み
しかしチケット1万超えはキツいや














いよいよ始まったステージ

客席通ってステージに上がる篠原涼子さん

♩もっと、もっとからスタート

始まる前はいきなりのあのキラーチューン「恋しさと せつなさと 心強さと」やったらどないしよ?後は歌知らんぞ!と思ったりしたが、バラードからのスタートでした

そりゃそやね(笑)


真横の席ながらステージは目の前

篠原涼子さんが何回もこっち見てくれる当たり席

顔ちっちゃ!

髪の毛掻き分ける仕草はまさに篠原涼子

前半は絢香やアンジェラ・アキなどのカバー含めしっとり気味で、MCは篠原涼子さん結構喋る

観客の質問を受け付けるコーナーなどもありフレンドリーな雰囲気

大阪に来たらインディアンカレーに行き、向かいのアラビカコーヒーを飲むってミナミの法善寺の前やがな


後半はアップテンポな曲のメドレーで中高年で満員の場内は総立ちで踊りまくり!

因みに男女は半々の比率で、男性は50〜60代、女性は40代から60代くらいの客層ですね


3回の衣装替えがあり最後のアンコールが

昨年の紅白歌合戦の衣装

当然歌うのは「恋しさと せつなさと 心強さと」

 恋しさと せつなさとと歌い出しで鳥肌立った

最後やのに今更ながら篠原涼子さんの生歌を実感!

嫁さんはスタンディング状態でノリノリ

あっと言う間の90分だった

予想以上良かった!




★★★★★  2023.8.20(日) ビルボードライブ大阪 2ndステージ 19:00 カジュアルエリア 63-7



No.23「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」

2023-08-19 18:29:00 | 2023年劇場鑑賞



仕事が早仕舞い出来そうな感じだったから、この映画見る前に時間が合うのでシネマート心斎橋の「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」を見てハシゴしたろか…と思ったが金欠のため1本にしました

久々のデビッド・クローネンバーグ監督作
最初タイトル聞いた時はクローネンバーグ監督の長編デビュー作「クライムオブザフューチャー 未来犯罪の確立」またリバイバルするんか?
またはセルフリメイク?と思ったら同名タイトルだが別物見たいです

場内はレイトに関わらず多数の人がなんばパークスの11スクリーンに詰めかけてます
割と大きい部屋だが私が見た最近のレイトでは明らかに多いです

人工的な環境に適応するよう進化した人類は生物学的な変容を遂げ、痛みの感覚も消えた
自分で体内に臓器を作れるアーティストのソールが体内で作った臓器にパートナーのカプリースがタトゥーを入れて取り出すショーが注目を集める
そんな2人の元にプラスチックを食べてた少年の遺体をショーとして解剖しないかと持ちかけられる…

トイレでプラスチックのゴミ箱をガリガリかじって食べる少年が母親に殺される場面からスタートするこの作品
ホラー映画ではありませんが、久々のデビッド・クローネンバーグ監督らしい作品だと思います
良く内臓感覚とか言われるクローネンバーグ監督の作品ですが、まさに肉体の変容などのテーマはお得意の分野だし、ソールが座るイスやベッドなどの造形は肉体や骨格の一部を連想させ、ショーに使われる小道具なども気持ち悪い造形の物が並ぶ
メスで腹を裂き内臓をグニョグニョしたりと刺激的な描写が多々出てくる
腹を割いた後の傷口をジッパーのように開けてそこに顔を埋め恍惚に浸るカプリース役のレア・セドゥ!
変態的シーンの連続はまさに待ってたクローネンバーグ!

ワンシーンながら強烈なインパクト残し、何とグッズにもなってる(グッズがまた気持ち悪いのんいっぱい揃ってる(笑))イヤーマン!
瞼を縫合され顔中に耳だらけでダンス踊るやつ!
こんなん監督の真骨頂か

肉体の進化による精神の変化を描いた作品のような気がしますが、痛みが消えた世界はまさに何でもありで、その辺の危うさをこの監督さんは描いてるように感じました

印象に残るのはイヤーマン以外では主人公のヴィコ・モーテンセンの相手役のレア・セドゥより
クリスティン・スチャワート演ずる監視役の政府機関のティムリンが良かったです
政府機関の役人ながらムラムラ感が抑えれないのが明らかにわかる雰囲気はエロかった(笑)

淡々とした部分もあり107分にしてはやや疲れたけどクローネンバーグ監督の原点回帰見たいなんは良かったです



★★★ 2023.8.18(金) なんばパークスシネマ シアター11 21:00 D-4



「工藤静香 Acoustic Live Tour 2023」

2023-08-09 13:30:00 | ライヴ&イベント







嫁さん待望の工藤静香さんライブ
4年前に岸和田公演に行くのにチケット取っていたのだが、ご承知のようにコロナで中止…そして4年越しの工藤静香さん
本来なら7月に今回も大阪公演である岸和田波切ホールに行くところが、私の出張と重なり代わりにきたのがこの京都城陽市公演

会場であるプラムホールがある文化パルク城陽の駐車場に満車寸前で到着
静かな場所にあるこの周辺に多数の人がいますね
静香推しと思われる中高年女子と学生時代に学校から速攻帰って「夕焼けニャンニャン」を見てたクチと思われるおニャン子世代の男子らで熱気ムンムンのプラムホール










アコースティックと言ってもそれ用のアレンジなどなくピアノとヴァイオリンで原曲通り歌うので違和感なし
逆に工藤静香さんの歌唱力が際立ってた
客席のリクエストに答えて予定外の曲を歌ったり、歌詞を間違えたお詫びに予定外で即興で🎵泣いてくれたらいいのにを歌ったりと意外とサービス満点

圧巻は終盤🎵嵐の素顔の時にステージ上手花道から突然工藤静香さんが客席に突撃!
客席の通路を横断するサプライズに場内騒然
ハイタッチしたりノリノリで場内は総立ち!
この日1番の盛り上がり!
この時は我々と工藤静香さんとの最大接近距離は5メートル
18曲2時間にキッチリ納めるのはさすがでした
ヒット曲もいっぱい歌ってくれて大満足の京都城陽市遠征でした

京都城陽公演 セットリスト

雪・月・花


黄砂に吹かれて


メタモルフォーゼ


かすみ草


見返り美人


化粧


抱いてくれたらいいのに


FU-JI-TSU


きらら


in the sky


裸爪のライオン


Jaguar Line


Blue Velbet


嵐の素顔


I'm nothing to you


Lotus -生まれし花-


(encore)


孤独なラプソディー(ワンフレーズのみ)


勇者の旗



★★★★ 2023.8.5(土) 文化パルク城陽プラムホール 17:00 1階O-14




No.22「RRR(日本語吹き替え版)」

2023-08-08 23:21:00 | 2023年劇場鑑賞





遅まきながら「RRR」見た
(最初は未見の「キラーコンドームDC版」に行こうかと迷ったんだが)
昨年からのロングラン大ヒット…
しかもインド映画初のアカデミー賞の最優秀歌曲賞も取る快挙!
興味はあるが190分に尻込み・・・

そんなにオモロいんかい?
と見てみたらめっちゃオモロいがな!
「そんなアホな!」の連発
かっこよすぎて笑かす…もう力技としか言いようのないストーリー
しかしこのパワーこそまさに娯楽の原点かも?

イギリス軍に連れ去られた村の娘を奪還すべく立ち上がった男とその男を探して生捕する使命を帯びたイギリス軍の警察官が互いの素性を知らぬまま知り合い友情に結ばれて行くが…

橋に2人で宙吊りになるシーンやトラックから猛獣たちが飛び出す場面など一つ一つのシーンが笑ってしまうぐらい決まっていて、面白カッコいい(笑)
嫌味な貴族にダンスをバカにされ、ならばと高速マサラダンスで圧倒してしまう爽快感など見所がいっぱい!
悪党達も憎たらしいし、しかも上流階級に描いてるだけに、やっつけられ後半はスッキリ!
主人公2人が共通して暑苦しい顔立ちのため最初どっちがどっちか分かりづらかったが、ストーリーを追っていくウチにあっという間の3時間10分!
思ったよりダンスシーンは少なかったけど、元気な活劇映画で食わず嫌いの私に反省です



★★★★★ 2023.8.4(金) なんばパークスシネマ シアター1 19:40 H-11


No.21「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

2023-08-01 17:31:00 | 2023年劇場鑑賞





ミッションインポッシブルの最新作をやっと見てきました
しかし164分の長尺!
2部作なんやからもう少し短くでも…(笑)
オープニングの潜水艦戦から一昔、二昔前の007のオープニング見たいで懐かしい感じでよろしい(笑)
引っ張り引っ張って始まって30分くらいにやっとラロシフリンのテーマ曲とともにタイトルバックがスタート
そこからは"アクションスター"トム・クルーズの八面六臂の大活躍に最後まで釘付けでした
ストーリーはイーサンハントが史上最強の武器を巡って仲間達とミッションを遂行する話ですが、ストーリーは二の次でひたすら繰り返される身体を張ったトムのアクションがこの作品の1番の見所!
崖からバイクでダイブを始め、随所で顔の見えるスタントを見せるトムはまるでジャッキー・チェン(笑)
御年61歳でまだまだ頑張る姿に我々も力を勝手に貰ってしまう(笑)
カギをめぐる争奪戦もなかなか楽しい
手錠で繋がれたイーサンとグレイスのカーチェイスシーンも楽しい!

ワイスピシリーズ同様にそんなアホな!的なシーンも多々ある映画ですが力技で楽しませてくれるのも映画の魅力です
次作が楽しみです!
しかしハリウッドのストにより、いつになるやら…

グレイス演じたヘイリー・アトウェルさんがとても印象的だったのを付け加えておきます


★★★★ 2023.7.28(金) アポロシネマ スクリーン5 20:15 G-2