監督 スティーヴン・ダルドリー
出演 ケイト・ウィンスレット
レイフ・ファインズ
デヴィッド・クロス
この日の2本目の作品はケイト・ウィンスレットがアカデミー賞で主演女優賞を獲得した話題の映画です。
でもチト間が飽きすぎではないかな~?
印象も薄らいでますよ~受賞して間もない公開だったらもっと注目も集まるのに~
(あらすじ)
1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。
ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。
やや男まさりながらも肉感的な熟した魅力のある女性が一人の少年を虜にしてしまい、そしてその少年も初めて女を教えて貰った彼女を愛しいく想うようになる・・・
官能的なストーリーになりそうな導入部分ですが話が進むにつれて、少しづつドラマの色合いが変わっいきます。
気の強いいかにも影のありさうなハンナが少年と関係を重ねるにしたがい、少しずつ彼女に変化が出てきて、最初は無愛想な彼女も二人でツーリングに出掛けた時などは楽しそうな笑顔も出るようになってくる。
やがてちょっとした事から少年に本を読んで貰う事がキッカケでますます二人の関係は親密になっていきます。
ちょっとしたラブストーリーの様相が出てきた頃、後半はホロコーストに絡む重いテーマへとドラマは転換していく・・・大人になった現在の少年と交互に描き話しとしては上手くまとめてるんではないでしょうか。
惜し気もなく裸体を披露するケイト・ウィンスレットですが「タイタニック」の頃と比べると汚れ役も似合う役者となりました。
レオナルドディカプリオと共演した「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるま」の時も感じたけど感情表現も上手いしね 「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」は激しく罵る口喧嘩シーンのテンションの高さに比べ今回は悲しいまでに抑えた芝居で対象的ですね。
戦争という大罪の一端を担いだ・・・または担がされた罪の重さを甘んじて受けるヒロイン。
真実は違うのに、文盲という秘密を隠し通す為に、敢えて重い刑を受けるという選択は理解しがたい部分はあるけど、そんな彼女に手を差し伸べることが出来たのに、何もせず彼女の選択を尊重したマイケル・・・再会してからマイケルはハンナに対して、どこか一線を引いた態度を取る姿は、ハンナが背負った罪の大きさに対してのものなのか?
または彼女の守ろうとする秘密を尊重してのものなのか?
彼女を救いアッサリとハッピーな展開にさせない悲痛なまでの痛々しさが画面から滲み出ていて見応えありました。
★★★★ 2009.6.25(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 E-12
出演 ケイト・ウィンスレット
レイフ・ファインズ
デヴィッド・クロス
この日の2本目の作品はケイト・ウィンスレットがアカデミー賞で主演女優賞を獲得した話題の映画です。
でもチト間が飽きすぎではないかな~?
印象も薄らいでますよ~受賞して間もない公開だったらもっと注目も集まるのに~
(あらすじ)
1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。
ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。
やや男まさりながらも肉感的な熟した魅力のある女性が一人の少年を虜にしてしまい、そしてその少年も初めて女を教えて貰った彼女を愛しいく想うようになる・・・
官能的なストーリーになりそうな導入部分ですが話が進むにつれて、少しづつドラマの色合いが変わっいきます。
気の強いいかにも影のありさうなハンナが少年と関係を重ねるにしたがい、少しずつ彼女に変化が出てきて、最初は無愛想な彼女も二人でツーリングに出掛けた時などは楽しそうな笑顔も出るようになってくる。
やがてちょっとした事から少年に本を読んで貰う事がキッカケでますます二人の関係は親密になっていきます。
ちょっとしたラブストーリーの様相が出てきた頃、後半はホロコーストに絡む重いテーマへとドラマは転換していく・・・大人になった現在の少年と交互に描き話しとしては上手くまとめてるんではないでしょうか。
惜し気もなく裸体を披露するケイト・ウィンスレットですが「タイタニック」の頃と比べると汚れ役も似合う役者となりました。
レオナルドディカプリオと共演した「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるま」の時も感じたけど感情表現も上手いしね 「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」は激しく罵る口喧嘩シーンのテンションの高さに比べ今回は悲しいまでに抑えた芝居で対象的ですね。
戦争という大罪の一端を担いだ・・・または担がされた罪の重さを甘んじて受けるヒロイン。
真実は違うのに、文盲という秘密を隠し通す為に、敢えて重い刑を受けるという選択は理解しがたい部分はあるけど、そんな彼女に手を差し伸べることが出来たのに、何もせず彼女の選択を尊重したマイケル・・・再会してからマイケルはハンナに対して、どこか一線を引いた態度を取る姿は、ハンナが背負った罪の大きさに対してのものなのか?
または彼女の守ろうとする秘密を尊重してのものなのか?
彼女を救いアッサリとハッピーな展開にさせない悲痛なまでの痛々しさが画面から滲み出ていて見応えありました。
★★★★ 2009.6.25(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 E-12