MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.105 「ミラーズ」 (2008年 米 111分 シネスコ)

2008-12-30 00:16:06 | 2008年劇場鑑賞
監督 アレクサンドル・アジャ
出演 キーファー・サザーランド
   ポーラ・パットン
   エイミー・スマート



いよいよ今年最後の映画はアレキサンドラ・アジャ監督のホラー映画 「ミラーズ」
なかなか前評判も良いようですが、後で知ったけどこの映画は韓国ホラーのリメイクらしいですね。
超絶ホラー「ヒルズ・ハブ・アイズ」のアジャ監督がどう描くか楽しみなとこです。
日曜日とあって場内はほぼ満員!こんな沢山の人の中で映画見るのも久しぶりです。

(あらすじ)

同僚を誤って射殺し、停職処分になって以来、アルコールにおぼれ、妻のエイミー(ポーラ・パットン)や子どもからも見放されている元警官のベン(キーファー・サザーランド)。
妹アンジェラ(エイミー・スマート)のアパートに寝泊りする彼は、火災に遭ったデパートの夜警の仕事中、鏡に触れたことから不可解な現象に襲われ始める。



TVドラマ「24」のジャック・バウアー捜査官役で大ブレイクしたキーファー・サザーランド主演のオカルトホラー映画で、鏡という日常身近にあるものをテーマに持ってきたのは良かったと思います。
鏡に写ってる自分はまた別の自分だったら・・・?そんな鏡の恐怖を上手く活かした演出に、謎解きの要素にゴアな残虐描写を絡ませて見せるとこはさすがアジャ監督らしいです。

このCTUの戦術チームが乗り込んできてもビクともしないような鏡の中に取りつく邪悪な亡霊にはさすがに天下のバウアー捜査官もビビりまくり!
しかもキーファーを苦しめるだけでなく、やがて彼の家族までにも危害を加えようとする。
そのため命を張ってこの殺人鏡と対峙するんだが、後半は修道女にピストルを突き付けて協力を強制したりとジャック・バウアー魂全開で見えない邪悪な敵と対決。
最後はなかなか派手な展開となりますが、そのあとの場面がホラー映画らしくてよかったです。



でも火災のせいで廃墟となったデパートが舞台ってのはどうしても大阪なら千日デパートの大火災を連想します。
今だ幽霊の噂が都市伝説化しつつも話題に出るときがありますからね。
しかも公開されてるTOHOシネマズなんばのすぐ傍がその千日デパート火災現場ですからね(今は立派な商業ビルとなってますが)なんか因縁を感じた。

喉を切り裂いたり、顎を自分で引き裂いたりと残酷シーンで見せる怖さとドキドキさせて音でビックリさせたりする最近流行りの演出で観客も緊張させます。
隣の女の子2人組などはほとんど半身の体制で見ていて、顔を背けたり、飛び上がったりと忙しいのなんの・・・そういう分かりやすい反応してくれたらホラー映画見にきた~って感じでいいね。



しかし満員だったら色んな人が居るもんで、何と私のすぐ後ろの女性は堂々と上映中に携帯電話で喋ってやがんの!
1分ぐらいは話してたぞ・・・それも緊張が高ぶるシーンで劇中も音が出てないから携帯の相手の声まで聞こえる始末!
まだこんな人が居るんですね~参りました。
隣の女の子2人組も「早く切れよ~」と半身体制で画面にビビりながら呟いておりました・・・



★★★ 2008.12.28(日) TOHOシネマズなんば スクリーン5 15:05 C-10

「ブラック・サタデー」

2008-12-29 00:04:09 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


“未公開映画十番勝負”シーズン3 第10弾



“未公開映画十番勝負”シーズン3の10本目
最後に見たのがほとんど黒人キャストで固めたいわゆるブラック・エクスプロイテーション・ムービー・・・しかしこれはダメやわ
ラッパーたちが作ったビデオムービーのようだが、もうユルユルこの上無い退屈な映画・・・俺の73分返せ!バカ者



ゼロ点!

「B.C.-紀元前X年-」

2008-12-28 23:54:58 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



“未公開映画十番勝負”シーズン3 第9弾



この映画はフランス版「紀元前一万年」と思って借りてみたけど・・・何と劇映画ではなく人類が誕生から段々と進化していくのを説明してくれるドキュメンタリードラマ!
常にナレーションによる進行で、原始人を演じる役者たちに台詞はありません。
まぁ、ヒストリーチャンネルやディスカバリーチャンネルなどで放送されるような教養のある作品ですな~
結構勘違いして借りた人は多数居るでしょうね~
この映画をパニック映画のコーナーに置くのはやめましょう!

では面白くないのかと言えば、そうでもなく割り切って見たら中々面白かったですよコレ・・・結構CGはよく出来てたし、マンモスの質感なんか良く出てました。
ある意味劇映画でなくてよかった・・・



★★★


「ザ・プロテクター 」

2008-12-28 23:44:46 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


“未公開映画十番勝負”シーズン3 第8弾

ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のアクション映画。
今回は国境警備隊の役で、国境を越えてくる密輸入組織と対決する。
またしてもビデオスルーのようだが、劇場公開を常にされてるスティーブン・セガールと比べるとまだ体も動いてるようだし、毎度お馴染みのワンパターンの映画だけど、作品自体が沈黙しまくりのセガールの「沈黙シリーズ」よりは結構毎回それなりに楽しめます。

今回もそこそこ楽しんで見れましたね~
まぁ・・・ビデオだからそう言えるのかも知れないけどね・・・劇場で見たらまた違う感想になるかも?
ま、最近のセガール映画は自宅でDVDで見ても面白くないがね



★★★




No.104 「ワールド・オブ・ライズ」(2008年 米 128分 シネスコ)

2008-12-28 22:57:00 | 2008年劇場鑑賞
監督 リドリー・スコット
出演 レオナルド・ディカプリオ
   ラッセル・クロウ
   マーク・ストロング



いよいよ2008年の映画観賞も今日の2本でおしまいです
年末の日曜ってこともあり大阪のミナミは人でごった返しております
ついでに今日は競馬のグランプリ有馬記念ってこともあり馬券を買う人たちもあちらこちら見かけます・・・私も少額ながら買いましたがね
で、まず見るのは正月映画にしてはやや重いテーマのサスペンスアクション映画「ワールド・オブ・ライズ」です。

(あらすじ)

ヨルダンを拠点に大規模なテロを計画する首謀者の手がかりを得たロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は組織に潜入しようと試みる。
そのためには狡猾なCIAのベテラン、エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)らの協力が必要だった。
味方とはいえ過信ができない不安定な状態の中、潜入作戦実行の期限が迫っており……



今やハリウッド映画の定番となった中東を舞台にした映画で、今回は何と言っても情報戦を生かしたサスペンスアクションが見どころ。
冒頭から出てくる無人探査機が上空から監視するシーンからして「へぇ~」と感心しました。
あんな上空からそこまで鮮明に見えるのか~!という驚きと同時に、どこで監視されてるか分からない怖さ見たいなのも感じますね。
たしか「エネミー・オブ・アメリカ」で弟のトニー・スコット監督がやはり恐ろしいまでの監視システムを見せてくれましたな

現地で諜報活動するレオに対してアメリカ本土で携帯電話で何かと司令を出すラッセル・クロウ・・・時には子供におしっこさせながら、または子供のサッカー試合を見ながらと片手間に携帯から指令を出すのが面白い。
この役の為にラッセル・クロウはかなり体重を増やしたそうな・・・

またレオも「タイタニック」の頃からは年齢も重ね少し男っぽい役柄も似合うようになりました。
イラク人女性と恋に落ちるロマンスもあるかと思えばテロ組織につかまり指をハンマーで叩き潰されるなどの拷問シーンなどもあり、今での彼とは違った体当たりな役どころ。



作品としてはテンポもよくそんなに時間を感じさせないけど、ついつい力を入れてみてしまうのでやや疲れますね~
騙し騙されの丁々発止の情報戦はいったいどうなるのか・・・?そんな興味でドンドン画面に引き込まれます。
ただ正月映画らしくない映画ではあるな・・・



★★★ 2008.12.28(日) TOHOシネマズなんば セレクト 12:40 B-10

No.103 「D-WARS ディー・ウォーズ」(2007年 韓国 90分 シネスコ)

2008-12-28 01:38:15 | 2008年劇場鑑賞
監督 シム・ヒョンレ
出演 ジェイソン・ベア
   アマンダ・ブルックス
   ロバート・フォスター



今年最後の深夜興業でのロードショーです。
天六シネ5は今年はいつもより鑑賞回数が少ないように思いますね~
でも結構駄作だけでなく天六の割には当たりの映画も結構あった年でしたね。
さて今日はメジャー劇場で先日までロードショーされてた韓国産モンスタームービーの「D-WARS ディー・ウォーズ」ですが、ロードショー公開はもう終わったけど天六ユウラク座に場所を変えての続映です・・・時々このパターンありますね。

(あらすじ)

ロサンゼルスにドラゴンのようなクリーチャーが突如現れ、街中を破壊し尽くしていた。
現場を取材していたリポーターのイーサン(ジェイソン・ベア)は、この惨事が少年時代に聞いた500年前の伝説と関係するのではないかと思い出す。
そして自分が、世界を救う宿命を負った女性を守る戦士と何かしらのかかわりがあると気付いた彼は、その女性を捜し始めるが……



さすが韓国映画だけあって主要キャストはアメリカ人でもどことなく東洋的な雰囲気のある映画です。
TVのスポットで見たモンスタースネークのCGはなんか頼りなくて甘い感じに思いましたが、意外とスクリーンで見るとそこそこ思ったよりイケてますやんか・・・
まぁ、期待してなかったからそう見えるかもしれないですがね。



それでもスネークが街を破壊しながら道路を這って行くシーンは迫力もあるし、ラストの怪竜大決戦は少なくとも日本のこのテの作品よりかは迫力もありましたよ。
ストーリーは500年前の竜伝説と現代を絡めて、時空を超えた男女の悲恋のドラマがあったり、「ロード・オブ・ザ・リング」のようなモンスター軍隊が出てきたりハチャメチャな展開だけど、ヘリコプターとドラゴンの空中戦など派手に見どころを一杯詰め込んで楽しませてくれます。
高層ビルにトグロを幕モンスタースネークもなんかキングコングのオマージュ見たいですね~ヘリとそこで戦うしね~

なんかいろんな映画のイイところを寄って作りあげた映画見たいだけど、頭をからっぽにして、いらないツッコミを入れずに楽しめば結構面白く見れる映画だと思いましたね。
でも1人の女の子のためにここまで町を破壊されると関係のない人にすればエライ迷惑な話ですな・・・もちろん沢山の犠牲者も出てるし・・・て、言うツッコミは厳禁ですよ・・・



★★★ 2008.12.27(土) 天六ユウラク座 22:00 中央通路前

No.102 「地球が静止する日」 (2008年 米 106分 シネスコ)

2008-12-27 00:21:55 | 2008年劇場鑑賞
監督 スコット・デリクソン
出演 キアヌ・リーヴス
   ジェニファー・コネリー
   ジェイデン・スミス



いよいよクリスマスも終わり、私も年末休暇に入りました
出来るだけ年内に正月映画を消化しておきたいので頑張ってみたいとおもいます
恒例のベストテンもそろそろ選出しないと行けないしね~
年末最初の映画が関西でもプレミア試写会が行われた「地球が静止する日」
西宮でキアヌやコネリー嬢が生で見れたんでしょうね~いいな~

(あらすじ)

任務遂行のために地球へとやってきた、宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーヴス)。
クラトゥの謎を解き明かすべく政府や科学者はやっきになる中、今訪れんとする危機に気付いたのはヘレン(ジェニファー・コネリー)と息子(ジェイデン・スミス)だけだった。



オリジナルは昔ビデオで見たことありますが、細部までは覚えてなかったけど、銀色のロボットは今回もオリジナル同様出てきましたね。
オリジナルは実に安っぽい感じの地味なデザインだったけど、今回もオリジナル大体忠実な地味なペプシマン見たいな造形。

でも地味なのはロボットだけでなく作品全体も予告で感じる以上に地味感じ・・・オリジナルを見たことあるので予想は出来たけど、派手な「宇宙戦争」見たいなパニック映画だと思って見ると案外肩透かしに感じる方も多いんではないかと思います。

宇宙人からのメッセージが人類から地球を守るためにやってきたということなんですが、最初聞いたジェニファー・コネリーが「地球を守るために来たなら何故人類を攻撃するの?」とキアヌに不思議そうに質問して、すぐに八ッと気づく・・・「地球を守るのに人類を滅ぼすの・・・」地球を当たり前に自分たちのモノと思ってる人類への皮肉のようなセリフのやりとりですが、環境破壊などで地球がおかしくなってる昨今への警鐘のようなテーマの作品でタイムリーなテーマですね。
たしかオリジナルは核兵器廃絶に関する宇宙人のメッセージだったと思いますが、このへんは製作当時の時代を感じさせますね~



嵐のような派手なVFXも大きな見どころですが、予告で見てる以上の場面はなかったと思います。
SFパニック映画というより純粋なSF映画と言った感じの作品。
ネタバレしたらいけないから詳しく書けないが何となく結末の付け方がイマイチあやふやですね~
やや不満の残る映画でした・・・



★★★ 2008.12.26(金) アポロシネマ8 スクリーン1 18:50 F-11

「紀元前1億年」

2008-12-26 01:50:40 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


“未公開映画十番勝負”シーズン3 第7弾

第二次大戦中にタイムスリップを軍事目的に利用する実験で紀元前7000年に軍隊を送りこんだが、事故により帰還出来なくなり太古の時代に置き去りにされた!
60年の時が流れ化石から軍隊がまだ生存してることを付きとめた当時の開発者が救出するために精鋭部隊とともに紀元前にタイムスリップする・・・

奇想天外なストーリーはいいんだが襲いかかってくる恐竜たちの安っぽいこと! 最新鋭の武器である銃などが歯がたたず、置き去りにされて60年間サバイバルで暮らしてた軍人の操る武器や戦法が有効てのが面白いね

しかし最大の見所が現代に帰還する時に襲いかかってきたティラノザウルスも一緒に来てしまい、現代のロスにティラノザウルスが大暴れするとこ(「ロストワールド」見たいやね)
しかしあまり街が混乱するような描写もなくパニック感がないのが寂しいね
ヘリコプターの熱探知器に反応しないのは恐竜は冷血動物だからってのほ面白かったが・・・もっと街中での大暴れが見たかったな~



★★

「キラースネーク」

2008-12-23 00:58:51 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



“未公開映画十番勝負”シーズン3 第6弾

キラースネーク・・・似たような題名の映画が過去にもあったけど、今回は妻を浮かれた若者たちに轢き逃げされた男が古代アフリカから伝わる木筆でモンスター(巨大ヘビ)を呼び起こし、復讐させる物語。

ラッパーのDMXが主演ですが、あまり出番がなく後半にやっと活躍する程度。
しかし肝心のヘビは甘いCGで迫力はないし、あっけなく退治されるのも肩透かし・・・何となく作品全体がダラダラした感じで、82分という短い上映時間ながらも長く感じてしまった・・・失敗!




「クローンフィールド HAKAISHI」

2008-12-22 00:57:06 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


“未公開映画十番勝負”シーズン3 第5弾

パッケージには「5分に一度人が死ぬ」「死亡率86%以上!」なんて景気のいい事が書いてあったが、決してそんな事ありません。
少ない登場人物やのにそんな事したらまさにそして誰もないくなった・・・やがな~

遺伝子操作されたタスマニアデビルが逃げ出し、行き当たりばったりで殺戮を繰り返すがこのクリーチャーが中国の祭なんかで見掛ける前後に人が入って踊ったりする獅子舞見たいでシラケる!
ノッソノッソと歩く姿は沖縄の沖縄ワールドで見たエーサーの時に出てきたシーザーの獅子舞そっくりで個人的にツボでしたわ(笑)

残酷シーンは多いけど不自然であまりにも派手な血の出かたに少しでもショッキングな映像を作ろうと、もがく製作陣たちの悪あがきを感じました。
舞台が墓場だからサブタイトルが“HAKAISHI”なんですね・・・笑わしよんなホンマ~