MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.61「アナと雪の女王2(日本語吹き替え版)」

2019-12-29 14:10:00 | 2019年劇場鑑賞





今年最後の映画館の映画鑑賞はアナ雪2!
夫婦50割引で鑑賞でわかるように嫁さんのリクエストで師走のアポロシネマへ来ました
やはり客層は女性が中心になりますな
そう言えば前作はおっさん2人で見に行ったな(笑)

今回のストーリーは全然予備知識無しでみたが、正直ちよっと子供には難しいのでは?と思いましたね
しかしアナとエルザやピエール瀧が声やってたオラフなどのキャラは見てるだけ楽しいでしょうね
私個人的に前作ではまるでジャージャービンクスばりに喧しいオラフも2作目は板についたもんでしっくりきました
しかもピエール瀧に声そっくりの人でした
イメージ壊さず良かったね

全編ミュージカルのような歌、歌、歌で歌いまくりでした
ディズニーだから当然ですな
子供さん達はストーリーわからなかってもキャラ達と歌唱シーンだけでも充分楽しめる作品であります



★★★ アポロシネマ スクリーン1 20:25 K-22


No.60「屍人荘の殺人」

2019-12-28 00:22:00 | 2019年劇場鑑賞





この作品は実は原作を以前に読んでたので見に来ました
原作は国内のミステリー大賞を総なめのような状態の作品
今まで誰も思いつきそうにない設定のミステリー小説てのがキモでトリックよりそちらのインパクトが強い
で、この映画化作品もその状況設定はネタバレらしせずにPRしてます
直ぐにわかるのにね
予告見た感じでは非常に軽々しく感じでしたが…


以下ネタバレです
と、言っても犯人やトリックはバラしてません





















この作品は大学のサークルがロックフェスを見に行ってOBの持つペンションに泊まるが、ロックフェス会場に謎のウィルスが撒かれ、感染したものはゾンビとなりいつしか大学生達の別荘を取り囲む
大学生達はゾンビの侵入を防ぎながら別荘に立て籠るが密室の別荘でそんな最中に殺人事件が起こる
この映画のキモはここなんですよね
ゾンビに囲まれると言う密室の中で起こる連続殺人、しかも殺され方はゾンビに食われた死に方
犯人は人間?それともどこから侵入したゾンビ?
ここがネタバレ厳禁な部分
ま、早々にわかりますがね
私は原作のタイトルで想像つきました

この謎に立て籠る大学生の中にいる学生名探偵の浜辺 美波扮する剣崎 比留子と助手の神木 隆之介扮する葉村 譲が解決に乗り出す
途中ゾンビが別荘になだれ込んできたりしてゾンビと戦ったりするが、ゴアな描写は一切無く、ゾンビの脳を破壊したりする場面は全てレントゲンになる
阿鼻叫喚の地獄には程遠い腰の引けた作品になってましたな
観客を若者にターゲットにしたいが為にR指定などのレーティングを意識した描写が見え見えでまさに映画館よりテレビ向きでした
全体の雰囲気もどっかポップな感じで1週間前見た本家「ゾンビ」とは全く違います

原作ではオタクがゾンビについて講釈垂れる場面あるが、当然そんな"余計"な場面はカットでした(笑)



★★ 201912.26(木) アポロシネマ スクリーン2 11:45 M-2

No.59 「ゾンビ 日本劇場初公開復刻版」

2019-12-21 15:32:00 | 2019年劇場鑑賞




私が中学生の頃あべの地下劇場と言う映画館で見たゾンビがこのバージョン
後にビデオやDVDで出るDC版、USA版、アルジェント版色々出ましたが、最初に見たのとは違う
とくにDC版、USA版の我々が知ってる異なる印象のバージョンがロメロ監督の本式のバージョンて事で、これが本来のゾンビ?と思ったもんでした
もちろんどのバージョンも興奮させられる名作ではありますが、ゴブリンの音楽が全面的に使われるアルジェント版がしっくり来てました
しかし元はこのアルジェント版をベースに作られた日本劇場初公開版を復刻させられたのがこのバージョンです
残酷シーンは画面止まる!白黒になる!
私が中学生の時映画館で見たのがコレ!
ストーリーもアルジェント版より若干端折られ、スピーディーなアクションホラーとなった
全篇通してゴブリンサウンドが狂ったように劇場に響き渡るこのバージョンが1番燃える!と言うのが今回再認識されましたね

ラストも間の抜けたロメロ版の音楽でなくゴブリンのスリリングなロックが流れる中、ヘリコプターが飛び去る場面で終わる
当時はスクリーンに幕があったのでヘリコプターが飛び去るとこで早々幕が閉まり出し、最後はスクリーンでなく幕に映る映像を見ながら映画が終わると言う昭和テイストな映画鑑賞を体験してましたな(笑)

この映画はあべの地下劇場で2回、その後天王寺ステーションシネマで2回
布施ラインシネマでDC版を1回と今回とで6度目の劇場鑑賞ですが、何度見ても見たらない何年後にもまたDVDなどで見てしまう
マスターオブホラーですよね



★★★★★ 2019.12.19(木) シネリーブル梅田 劇場4  14:45 D-3





「KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR 大阪公演」

2019-12-19 11:06:00 | ライヴ&イベント



KISS大阪公演見てきました
京セラドーム内のマクドナルド付近はKISSアーミーが集結!
顔にペイントしたKISSもどきがあっちこっちから
湧いてきます(笑)
これでツアー生活から引退するらしいですが、さて本当なのかな?

最近50肩で悩まされてまして、左腕上げると痛みが走ります
オープニング前にジーンシモンズの「世界で1番熱いバンドキッース!」のセリフに思わず腕を上げたら痛みが走りました(笑)

♩デトロイトロックシティからスタートしたライブはまさにKISSならではのKISSしか出来ない地獄のスペクタクルロックンロールショーでした






ド派手なパイロの爆破や火柱がステージに立ち上がり、ジーンシモンズが火を吹いて、口から真っ赤な血を吐けば、ポールスタンレーは客席の上を舞う!
トミーセイヤーのギターがバズーカ砲になってセットを爆破する
フィナーレは紙吹雪と大量の風船が舞う中、何とスペシャルゲストのYOSHIKI様まで登場してドラムを叩き♩ロックンロールオールナイトを演奏する








ライブの流れは過去2回見たのと変わりばえしないと言うよりセットリストの変化はあれど何十年の鉄板のステージ
それはもはや伝統芸と言うか、歌舞伎じゃないけど「待ってました!」と言う感覚がそこにあると感じました
いつもと同じだけど、これでないとダメ!
これこそ唯一無二の存在感がそこに仁王立ちしていました
あの歳であそこまでやれる
50肩でガタガタ言うてたらあかんなー
と感じた次第です

KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR 大阪公演セットリスト


Detroit Rock City
Shout It Out Loud
Deuce
Say Yeah
I Love It Loud
Heaven's on Fire
War Machine
(Gene breathes fire)
Lick It Up
(with “Won’t Get Fooled Again”… more )
Calling Dr. Love
100,000 Years
(with drum solo)
Cold Gin
(with Tommy Thayer guitar solo)
God of Thunder
(with bass solo; Gene spits blood)
Psycho Circus
Let Me Go, Rock 'N' Roll
Sukiyaki
(Kyu Sakamoto cover) (Paul Stanley solo)

Love Gun
(Paul on stage in crowd)
I Was Made for Lovin' You
(Paul on stage in crowd)
Do You Love Me
Black Diamond
Encore:
Beth
(with YOSHIKI)
Rock and Roll All Nite



★★★★ 2019.12.17(火) 京セラドーム大阪 S席 地獄のスタンド席1塁下段17列223番


No.58 「ドクター・スリープ」

2019-12-17 14:24:00 | 2019年劇場鑑賞





あのモダンホラーの傑作「シャイニング」の続編です
あのジャックニコルソンが演じた主人公ジャックの息子ダニーが大人になり、再びあのホテルに戻ってくる…

中盤までは少女連続行方不明が中心に展開、前作シャイニングとはあまり関連無いようなストーリーに見せかけて、ダニーが謎の不老軍団を倒すために展望ホテルの力を借りようと山の中に入っていくとそこからはシャイニングの世界に映画は入っていく
川沿いの道を車が走るカットの空撮に被るあのテーマ曲
ダニー同様シャイニング知る人はあの時に引き戻されます

あの幽霊達が今もホテルに居てると言う超心霊スポットとなってる展望ホテルでキューブリック監督同様のカメラワークでシャイニングの世界に映画を表現します
まるで焼き直しのように…
ダニーに取ってはそれまで中盤までのストーリーはこのホテルに戻るためにある前フリのような物で、あのホテルとの落とし前つける為に帰ってきた運命の物語ではないでしょうか



★★★ 2019.12.13(金) アポロシネマ スクリーン4 20:20 E-3



「稲川淳二怪談ナイト2019 真冬のライブハウスツアー」

2019-12-14 17:09:00 | ライヴ&イベント



今年も冬の稲川淳二行ってきました
相変わらず超満員
毎年ながらの稲川怪談の過去の話のベストヒットライブ
聞いたことあるのが一つだけありました
しかし毎年必ず泣ける話あるのは稲川淳二さんも高齢になり、こう言う話もしたくなるのかな?
今回は「元祖どっきりカメラ」や「お笑いまんが道場」など懐かしいテレビ番組の話も出たりしてました

★★★★ 2019 .22.10(火) 大阪ルィード 自由席 整理番号B23


No.57 「M/村西とおる狂熱の日々 完全版」

2019-12-10 14:06:00 | 2019年劇場鑑賞




久々にテアトル梅田に来ました
Netflixで話題の山田孝之主演の「全裸監督」のモデルになった村西とおる監督のとある夏を追ったドキュメンタリー映画を見に来たのです

チケット買う時にカウンターのお姉さんにタイトル言うのに一瞬ドキッとした
かつて若き日に初めてアダルトビデオを借りた時のように(笑)
リアルタイム世代は溜まりませんね

村西とおる監督と言えばダイヤモンド映像のアダルトビデオで一斉を風靡したカリスマ監督
私は80年代後半〜90年代半ばくらいまでは映画などはレンタルビデオ中心の映画生活でしたので、その流れでレンタル店内奥の
アダルトコーナーに出入りしておりました
ある時からアダルトコーナーに目につくダイヤモンド映像の文字
しかし正直村西とおる監督の作品はそんなに見た訳ではありません
むしろ後半は避けてたくらいかも?
どちらかと言うと宇宙企画のようなソフト路線が好みだったので、あのねちっこい喋りにカメラ片手に本番し、駅弁を代表するアクロバティックなエッチはちょっと引いてましたね
この映画でもフューチャーされてる黒木香や松坂季実子、桜木ルイ、卑弥呼、豊丸と言った有名どころを押さえた程度でした(結構見とるがな)
そんな当時のアダルトビデオをリアルタイムで見てた世代になかなか興味深い作品になってました

倒産、借金からの再起を図るために4時間のVシネマとヘアヌードビデオの撮影敢行する村西とおるの苦闘の記録
30人ほどの集められたモデル女優を引き連れてのAV撮影
そのメンツはかつて商業アダルトビデオで人気を集めた桜木ルイや卑弥呼、紗羅樹のような美形な女優ではなく素人はだしの華のないモデルや風俗嬢のような面々
一斉に裸になろうもんならナイスバディとは程遠い貧相な裸がズラリ!
この状況で村西監督がどう撮影するのか?と思えば電話でモデル手配した会社に「ブスばっかり集めやがって!どうすんだよ!」とキレる
観光気分のモデル達に厳しい言葉で叱責すり村西

普段は風俗で働いてるのがいたりするのがリアリティあるし、また私だけはプロよ見たいな変に意識高い系のお姉さんが居て トラブルの元ダネになったりとモデル達の人間関係も赤裸々に描かれてます
貧相な全裸の女の子達が並んでオモチャのチャチャを歌う姿はシュール過ぎます(笑)

遅刻や勝手にどこか行ったりするプロ意識無さな連中達を相手に村西とおるはキレながらも作品へ完成に執着し撮影を続ける姿から相当な熱量を感じさせてくれる

アダルトビデオのメイキング映画と言えばそれまでだが、アダルトビデオと言うアンダーグランドな世界の現場だけに一般のドラマや映画以上に過酷を極めてる
モデル担当スタッフがブチ切れたり、男優が村西監督に直談判して決まってた男優から役を奪い取ったり
ついにはロケバスがモデルを跳ねる人身事故まで起きる!
撮影裏はドタバタのテンヤワンヤで見てる分楽しい(笑)
そんなメイキング映像撮影してるのが清水大敬と言うAV監督
個人的に懐かしい(笑)
昔のAVで監督してましたね

そんな中でも主役の村西とおるは作品完成=借金返済と復活と言うどん底からの脱出するために過酷な撮影状況でもがく姿を見せながらもどこかいつもの調子でアッケラ感したとこに底を見た男の人間力みたいなんを感じさせてくれます

人間死にたくなったら下を見ろ
オレが居る!

村西とおる

なかなか名言でもあり村西とおる監督ならではのメッセージです

しかし出てくるモデル達は顔にモザイク入ってます
昔は下半身に入ったのにね
時代ですなー



★★★★ 2019.12.7(木) テアトル梅田 劇場1 20:15 E-3

No.56 「ファイティング・ファミリー」

2019-12-08 19:43:00 | 2019年劇場鑑賞




久々のTOHOシネマズなんば
実話の映画化であのドウェイン・ジョンソンが本人役でザ・ロックとして登場
WWEのスーパースターも出てくるプロレスムービーです
実際にWWEのディーバとし活躍したペイジの伝記的な物語

幼い頃から父からの熱血指導でレスラーとして家族でプロレス興行打つ試合にでる兄妹がWWEのトライアウトを受ける事から家族の環境が一変していく
自信満々の兄は不合格で妹の方が合格しWWEとの契約を取り付け次なる段階に進む
コーチとなるビンス・ボーンが練習生レスラー達を並ばせて挑発するような質問するのまるでアメリカ軍の士官学校の教官の如く練習生を追い込むようにかましていく…愛と青春のルイスゴセットJr.のように(笑)

この映画ファイトシーンは思った程無くてペイジの家族とビンスボーンにしごかれるペイジはじめ練習達のトレーニングシーンに時間を費やしてる
よくあるスポ根ものではあるんだが、結果見えてるストーリーでもやはり安定した満足感を感じられる作品です

またペイジと一緒にトライアウト受けた兄が落選した後のイジケ振りが凄い人間味があって良かったですな
何かあんたの気持ちわかるよーと思わせてくれる
ペイジがロウのリングでデビューが決まった知らせを聞いてもスッキリしない態度で余程悔しいんやろね
しかもデビュー決まった知らせがあのザ・ロック自ら家族の自宅に電話かけて知らせると言うサプライズで二重のショック!歓喜に沸く家庭をよそに兄はますますスネる
この兄にちょっと感情移入してまいそです

単にスポ根だけでなく生々しい家族の姿を見せてくれる部分がちょっと面白いドラマになってました
またペイジと一緒に練習に励むナイスバディなブロンド美女練習生達との葛藤からの友情へと発展するエピソードなど実話ベースながらドラマチックで小さな感動のツボがポツポツあり楽しませてくれました
意外な拾い物の1作です

元々は家族がビデオで残してたドキュメントフィルムが製作のきっかけらしくエンドロールにはそのフィルムが流され、劇中のシーンと同じ展開な場面が次々出てきます
これも必見です



★★★★ 2019.12.6(金) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン8 21:05 D-2





映画音楽100選 No.058 「A Love Before Time」 (「グリーン・ディスティニー」より)

2019-12-01 11:14:31 | 映画音楽100選
CoCo Lee - A Love Before Time (MV) Chinese Version 李玟月光愛人 臥虎藏龍



「グリーン・ディスティニー」のエンディングに流れる主題歌
オスカーにもノミネートされましたね

感動的なタン・ドゥンの音楽にチェロ演奏がヨー・ヨー・マで主題歌はアジアの歌姫ココ・リー
音楽でも豪華なメンツのこの作品は映画もさることながら音楽がいいです
サントラも買ってしまいましたね