MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「続報・さらば昭和の本屋さん ノスタルジックな想いと共に…」

2022-07-30 10:14:00 | その他




以前紹介した閉店した昭和の本屋さん河堀口書店の前をまた通ったらシャッターに何か貼られていた
近寄って見るとそこにら無き本屋さんへの世代を超えた感謝のメモが多数貼られていた
そこに様々な人たちそれぞれの思い出や想いが綴られてた










町の本屋さんが減って行く昨今
ここも小さな本屋さんではあるが、地元の人達に愛されていた本屋さんやなーと感じでちょっと感動しました

大手の巨大書店の豊富な品揃えもいいが、この書店は小さくて置いてる本も少ない
しかし本を買うだけでなく、大型店にない町の本屋さんならではの人と人のふれあいがありました
本屋さんに限らず昔からある古い店なんかは地元離れた人がたまに帰ってきたら「ここのお店まだやってる…」そう思うだけでちょっとホッコリした気持ちになりますよね
色々な人達の思いがこの小さなスポットに何十年にも渡って集約されている
このシャッターに貼られたメモからそう感じました

シャッターに貼られたたメモを読みながら脳内に「ニューシネマパラダイス」のラストシーンに流れる「愛のテーマ」が駆け巡りました










「島田陽子さん往く さらば野々村珠世」

2022-07-27 16:33:00 | 映画の話題




女優の島田陽子さんがお亡くなりになりましたね
嫁さんがLINEニュース見ながら「島田陽子さん死去やて…」と横で呟いたんを聞いて「へぇー」と言いながら内心心無し動揺していました(笑)

この女優さんは私が幼き頃から青春真っ盛りの頃によく見た女優さんなんです
特に「犬神家の一族」のヒロイン野々村珠世は私の中では島田陽子さんしか有り得ない程のインパクトがあります
清楚、絶世の美女、絵に描いたような清純さはまさにこの野々村珠世役にぴったりハマってました
後に四季乃花恵さん、牧瀬里穂さん、加藤あいさんや映画リメイク版の松嶋菜々子さんと野々村珠世を演じたが、島田陽子さんしか勝たん!(笑)
劇場で見た当時は小学生だった私は天地真理でも百恵ちゃんでも無く島田陽子さんにやられてました








中村雅俊のマドンナと清楚な魅力を振り撒いた「我ら青春」、篠田三郎と聾唖者の夫婦を演じた「名もなく貧しく美しく」、出てたん忘れそうな「仮面ライダー」
ジュディオングが蹴った役を見事に獲得して国際スターになった「ショーグン」
映画はガラッとイメージ変えた「花園の迷宮」や乳首に絆創膏貼って堂々とスクリーンにヌードを披露する珍場面がお馴染みの「黄金の犬」、夏八木勲との濡れ場にドキドキした「白昼の死角」、そしてまともに見た事ないけど「砂の器」…私の見る映画にいつも居てたんです…と言うより島田陽子さん出てから無意識に見てた?
そう言えば「島田陽子さんに会いたい」て言う映画もありましたね

私生活は何かとお騒がせなニュースもあり、またヘアヌードになったり、晩年はAVデビューしたりと私の中では昔の清純派のイメージが変わって行くんですが、何かと晩年も気になる女優さんだっただけに残念な訃報でした
ご冥福をお祈りします

因みに幼少期の私の三大美女は島田陽子さん、酒井和歌子さん、栗原小巻さんでした



「トップガン マーヴェリック モデル」のサングラス

2022-07-21 23:21:00 | 映画の話題







映画「トップガンマーヴェリック」の世界的な大ヒットで一部で話題になってるのがこのサングラス
36年前の前作「トップガン」を見てからサングラスと言えばトムクルーズが着用してるサングラスの印象が強く、以後私はサングラス買う時はトップガンのトム・クルーズのサングラスに"似た"形状のを選んでた
因みに実際に米軍始めパイロットはレイバンのこのアビエーターサングラス使ってる率高いんやって

そして世界的なサングラスブランドのレイバンが「トップガン」でトム・クルーズに提供していたレーバンのアビエーターサングラスが今作も使われていて、遂にそのレイバンが公式に「トップガンマーヴェリックモデル」として映画でトム・クルーズが着用したサングラスを商品化した
本来はレイバンの商品はガラス右上に白文字でレイバンのロゴが入るらしいが、映画の中では大人の事情でスポンサー名を消されてる

今回トップガンマーヴェリックモデルを発売するに際して白文字のロゴを黒く半透明にする事で見た感じ文字を分からなくして映画さながらの雰囲気を再現しているというレイバン本気のトップガン再現モデル





ケースも「トップガン」をイメージした特別ケース…らしい
どこが「トップガン」かはよくわからんが

このトップガンマーヴェリックモデルの登場で今までのような"似た"のでなく、そのまんまの本物を手に入れる事が出来たんですね

ツィッターで存在を知り、あちらこちら見たが品切れ、入荷待ちばかりYahoo PayPayモールで在庫ありを見つけ、カードの締めの都合で暫く待ってたら売り切れになる始末
楽天でたまたま昼間に見たら「本日より予約付け中」と言うのを発見
残り18個なので余裕かまして見てたら、その夜に残り3個になってて慌てて予約した次第

Ray-Ban(レイバン)RB3025 W3400 AVIATOR(アビエーター)58












似合う似合わないは二の次!
過去最高金額のサングラスを付けて温泉でも行くか

No.021「ソー:ラブ&サンダー」

2022-07-18 00:56:00 | 2022年劇場鑑賞




マーベルスタジオの最新作
マーベル映画見たり見なかったりで、先日のドクターストレンジも未見
私の中では当たり外れがありますね
この「マイティ・ソー」シリーズも第1作しか見たことありません
なんばとかでは面白そうな作品やってるんですが、時間的に行けず近場のホームグランドのアポロシネマで見るとしたらこの作品になりました

第1作しか見てないので、人物配置ようわからんなりに意外と面白く見れました
元カノのナタリー・ポートマンがソーのコスチュームをまとい大活躍
最初だけガーディアン・オブ・ギャラクシーの面々も出てきたりして、マーベラス映画らしさも全開
ラッセル・クロウがデブの全知全能の神ゼウスやったり、悪役のゴアをまずほとんど素顔を見せてないクリスチャン・ベールが演じチョイ役でマット・デーモン、サム・ニールらが出てたりと何気に豪華メンバー

ソーの持つトンカチ(笑)が新旧あって意思を持ってソーの手に収まるトンカチ同士どソーと三角関係になったり遊び心も面白いです

またそう言ったのが無いと私のような内容に付いて行けてないものは面白くないかも?
まだまだ続編続きそうですが…次見るかどうかはわかりません
過去作品を予習せなあかんねー



★★★ 2022.7.15(金) アポロシネマ スクリーン2 21:00 I-12



No.020「哭悲 THE SADNESS」

2022-07-14 23:36:00 | 2022年劇場鑑賞






シネマート心斎橋で久々の鑑賞
返り血を浴びた悲しみを浮かべた女性の顔がキービジュアルとなる台湾発のゾンビ映画
カテゴリー的にはゾンビ映画になるのでしょうが、しかしちょっとそれまでのゾ
ンビ映画とは異なる感じのある作品でもあります

台湾全土に蔓延していた新型ウィルスが突如変異し、感染者は凶暴化し殺し合いを始める!
ドラマはこの事態に離れ離れになったカップルに焦点を充てて交互に描かれる
女は病院に立て篭もり彼氏が救出に来るのを待ち、男は彼女を救うために蔓延る感染者=ゾンビ?を倒していく

しかしゾンビのようでゾンビでなくウィルスで凶暴化し、残虐に滅多撃ちにして殺しまくる
しかも感情もありゾンビのように手当たり次第殺すだけでなく定めた標的を執拗に追い回したり、武器を使ったりもする
ゾンビのようでちょっと違う感じな感染者達
この感染者はいわゆる疾走系で更にタチの悪い猛スピードで束になって襲ってきます

満員電車の中で紛れこんだ感染者が無差別殺人の通り魔のようにナイフで刺しまくり、あっと言う間に車内で感染者達が殺しあいを始めたり、感染者が1人の青年をリンチまがいの目に遭わせてたから助けようと思ったらリンチされてる奴も感染者で「止めるなよ!イキそうやったのに!」と言われ逆ギレされたりとこれはゾンビとチト違うかな?

血糊の量は半端なく残酷描写はかつて「死霊のはらわた」「プレイン・デッド」」を初めて見た時のセンセーショナルさを思い出した
何処まですんねん!見たいな
エグいのダメな方は遥か想定を上回るのでご注意
残酷描写の発想がまたまたとんでも無く、傘で眼球を串刺して穴の空いた目にチンチンで突きまくる!!
目が点になり笑ってしまうくらい気合いの入った描写が出てきて、作り手はスプラッターホラーを色々見て好きなんやろなーと思ってしまう

ちょっと展開の予想も色々させられて、私は割と意外な展開になるシーンもあったりしてストーリーも面白かった
特に強烈なキャラであるヒロインに電車内でちよっかい出すセクハラ親父が濃い味を出す
最初はもしかしたら一転してヒロインを助ける?と思ったが感染者となり傘を、途中から斧を片手に血塗れでヒロインを追い回す
ヒロインを助ける為に奔走する主人公の彼氏もいきなり指を2本切断されながらも果敢に凶暴化した感染者を倒して行くが…
悲しみも絶望感を超越したような結末が好みの台湾サバイバルホラー
楽しかったです


★★★★ 2022.7.9(土) シネマート心斎橋 劇場2 19:35 H-1




No.19「エルヴィス」

2022-07-12 14:59:00 | 2022年劇場鑑賞





エルヴィス・プレスリーは私の記憶では芸能人が揉み上げ付けてフリフリの衣装でモノマネされてるビッグアーティストらしいと言う認識
そして亡くなられた時に日本でも大騒ぎになって初めてプレスリーの偉大さを実感した次第
そんなプレスリーのドラマがこちら

これはプレスリーの生涯をバズラーマン監督お得意の絢爛豪華な音楽映画に仕上げた作品
159分とこれまた長尺ながら全然退屈する事なくヒット曲やステージシーンを織り混ぜてテンポ良く描かれる
特に前半は画面から溢れんばかりの華やかさが眩しくスピーディー感あって圧倒されました
幼少期から始まりトムハンクス扮するマネージャーに見出されあっという間にスターにのしあがり、大スターとしての苦悩などの裏側が描かれるが、私は何よりステージのシーンに圧倒されました
腰をグルングルン降り全身を使って歌を披露するパフォーマンスは当時の女性たちを失神に追い込むほど熱狂させる!
これ西田敏行さんとかが昔バラエティーでモノマネしてたやつやん(笑)
そしてこのパフォーマンス日本にも影響与える
GSブームはこのプレスリーの影響が大です

このプレスリーを演じるオースティン・バトラーのなりきり振りは最高なんですね
プレスリーに見えてきましたからね
薬で破滅していくとこも鬼気迫るものがありとても良かったです
トム・ハンクス演じる悪徳マネージャーのトム・パーカーは私は存在知らなかったんですが、敏腕なだけに色々汚い事もする
コンプライアンスなんて無いようだった昔のショービジネス界の裏側を見せてくれて興味深い

バズラーマン監督は「ロミオ&ジュリエット」や「ムーラン・ルージュ」と音楽の使い方や凝った画面の演出が上手い監督だと思ってまして、今回はダレる事なく一気にプレスリーの人生を見事な音楽と華麗な演出で見せてくれました
ただエンドロールの曲はちょっとヒップホップよりエルヴィスの歌声で余韻に浸りたかったですね



★★★★ 2022.7.8(金) アポロシネマ スクリーン2 20:30 F-4


「ボーイズ・ボーイズ/ケニーと仲間たち」

2022-07-07 13:26:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




これ私が小学生か中学生の頃?
やってた映画でTVの予告などで興味持ってた作品
興味はただ一つ予告でチラッと出てる女の子が可愛いかったから…
しかし何故かパンフレットだけ持っていて(たしか映画館の清掃の仕事してた母親がお客さんの忘れもんと言って持って帰ってきたような…)本編は今回Amazon primeで初鑑賞

まさにサブタイトルにあるケニーと仲間たちのような映画でした
ソフトがかかった画面は今見ればとてもノスタルジーな感じがする
主人公ケニーと親友のダグ、そして年下のちびっ子シャーマン
この3人のボーイズを中心に日々の日常が描かれる
同級生の可愛い子(これが予告で見た子)への淡い恋、いじめっ子との対決、ハロウィンでの騒動など思った以上に面白かった

ケニーとダグが歳下のシャーマンに悪戯しかけたりするが、それで気がつけば一緒に楽しくつるんでる3人組
昨今の日本のようなイジメやなんやらのギスギスした感の無い関係性が良い
またいじめっ子への復讐の爽快感はまさにひと昔前のジュブナイル映画らしく
今回初鑑賞ながら何故か懐かしさを感じさせてくれますた
で、思ったほどその予告の可愛い女の子は出番無かった(笑)
監督のドン・コスカレリは後に「ファンタズム」と言う怪作ホラーを監督し一部のファンに名を残しますが、「ファンタズム」より私はこちらが面白かったですよ


No.18「ブラック・フォン」

2022-07-04 23:21:00 | 2022年劇場鑑賞




久々にTOHOシネマズ来たらチケット売り場のレイアウト変わっててびっくり
と言うより多分結構変わって経つとおもうので如何に久々かがよくわかります
頑張らないとあかんですね

ブラックフォン=黒電話
まさに黒電話がキイになる話
どことなくスティーブンキングの原作見たいな話
キングではありませんが一応原作は短編が元らしいです

飲んだくれの父親とちょっとスピリチュアルな能力もった妹と3人で暮らす1人の少年が主人公
彼の周りで次々と少年誘拐事件が起こり、やがて彼もまた黒い風船を持った謎の男に拉致され監禁されてしまう
監禁された暗い地下室に場所ベッドと便器と謎の壊れた黒電話
やがて壊れてるハズの黒電話が鳴り…

この電話は死者からの声でオカルトティックな展開ではありますが、この死者からの電話ら主人公の少年の周りにいた拉致監禁され殺された少年達の声で、何かと少年に何かをやらせたり、ヒントを与えたりして自分達の無念をこの少年に復讐を託そうとする
ホラーと言うよりファンタジー色を感じます
また夢による透視で兄の監禁場所を特定すること妹も警察を巻き込んで活躍し、もはやジュブナイルホラーファンタジー!
そう見るとなかなか楽しめた佳作ですね
しかも事件をきっかけに親子の絆が蘇ると言うハッピーエンドが爽やかです

犯人演じるイーサンホークはほとんどまともに素顔を見せない
不気味な仮面を時にはフルフェイス、または顔の下だけ隠したり、逆に顔のしただけ隠した仮面を被っている
仮面剥がれて素顔を一瞬晒した時は覆面取られたマスクマン見たいに慌ててちょっと微笑ましい(笑)
しかし中々の怪演で良かったです



★★★ 2022.7.1(金) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン4 21:15 D-3