監督 ローランド・ジョフィ
出演 エリシャ・カスバート
ダニエル・ギリス
プルイット・テイラー・ヴィンス
本日2本目の作品は「さらば、ベルリン」同様に上映館の少ない作品。
TOHOシネマズなんばからスグ近くにある敷島シネポップでの上映ですが、ここの劇場の秋のラインアップは「カタコンベ」「ゾンビ3D」「ゾンビーノ」と言ったホラー系が目白押しで楽しみですね。
そしてこの作品も「SAW」「ホステル」を思わすようなホラー系の作品です。
主演が「24」のジャック・バウアーのお騒がせ娘で出生したエリシャ・カスバート・・・「蝋人形の館」で指を切断されながらも大活躍を見せたあの娘です。
(あらすじ)
トップモデルのジェニファー(エリシャ・カスバート)は、ある日、何者かに誘拐され、見知らぬ場所で目を覚ます。
彼女はなんとかしてその密室から逃れようと天井の通気口から脱出を試みるが失敗し、薬物を注射され意識を失う。
再び意識を取り戻した彼女は、ガラスの隙間から隣の部屋にゲリー(ダニエル・ギリーズ)という男がいることを知る。
トップモデルのジェ二ファーを拉致監禁して彼女に精神的な苦痛を与えるが、隣にもガラス張りの部屋がありそこには同じように監禁されている男が・・・「SAW」を思わすようなシュチュエーションホラーですが、時折見せる拷問などはまんま「SAW」のパクリ見たいな感じですね。
ショットガンを本人とペットの犬に突きつけてどちらかの命を選択させようとしたりするゲーム感覚の方法なんかモロに影響受けてそう・・・(でも仕掛ける犯人はジグゾーほど完璧でなく結構穴のある奴!)
なんとなく先が読める展開だけど(でもエピローグの展開は読めなかったなぁ~)結構楽しめました。
この映画が始まる前に字幕で自主規制として「残酷な刺激のあるシーンは特殊な加工を施してます・・・」といった文が出てきたけど、そう言えば古くは「ゾンビ」の劇場公開時は残酷なシーンは一歩手前でストップモーションで映像が止まり、音だけ聞こえてたり、場面によってはモノクロになったりもしたし、「サンゲリア」ではゾンビが噛み付いて血管食い破る場面などは何してるか判らない程度に色が変わってた。
勿論、オリジナル版は普通に見れるんですが、昔は日本の配給会社が自主規制でそういう加工を画面にしてたけど今思えば不自然極まりないものでしたね。
で、今回はどうなってるのかと思えば冒頭の硫酸シャワーで顔面を溶かされるシーンや、無理矢理ペンチで歯を抜かれる場面、人間の臓物(よくわからないが)をミキサーでジュースしたりする場面などで加工されてます。
今回はヤバイ場面になると画面が実に不自然にフェードアウトするかのように暗くなっていき、暗転のスクリーン(かすかに輪郭が判る程度)に音だけが聞こえる・・・う~ん、残酷描写が社会に与える影響云々はあの宮崎事件からいろいろ言われてるけど、何かねぇ~今更感がありますね。
「SAW」や「ホステル」何か堂々ノーカットで見せてるし、公開中の「プラネットテラーinグラインドハウス」なんか画面を血と内臓で染めると言っても過言ではないほどエゲツない場面の連続でした。
今回の作品からそう言うのが始まったのかも知れないけど、こう言う昔ながらの不自然な加工は止めて欲しいね~
別に残酷シーンを見せろと言う訳でないけど、無理矢理な不自然な加工は例えそれがB級ホラーとしても1本の映画としての価値をだいぶん傷つけてると思います。
どうせならいっその事その場面をカットしてくれた方がマシですよ。
残酷シーンの不快感以上に不快でしたわ・・・
ちなみに宣伝やチラシによると世界で封印された「禁断バージョン」での公開らしいけど、加工された場面がそうだとするなら余計封印してどうすんねん?
☆☆☆☆ 2007.9.27(木) 敷島シネポップ1 18:10 F-9
出演 エリシャ・カスバート
ダニエル・ギリス
プルイット・テイラー・ヴィンス
本日2本目の作品は「さらば、ベルリン」同様に上映館の少ない作品。
TOHOシネマズなんばからスグ近くにある敷島シネポップでの上映ですが、ここの劇場の秋のラインアップは「カタコンベ」「ゾンビ3D」「ゾンビーノ」と言ったホラー系が目白押しで楽しみですね。
そしてこの作品も「SAW」「ホステル」を思わすようなホラー系の作品です。
主演が「24」のジャック・バウアーのお騒がせ娘で出生したエリシャ・カスバート・・・「蝋人形の館」で指を切断されながらも大活躍を見せたあの娘です。
(あらすじ)
トップモデルのジェニファー(エリシャ・カスバート)は、ある日、何者かに誘拐され、見知らぬ場所で目を覚ます。
彼女はなんとかしてその密室から逃れようと天井の通気口から脱出を試みるが失敗し、薬物を注射され意識を失う。
再び意識を取り戻した彼女は、ガラスの隙間から隣の部屋にゲリー(ダニエル・ギリーズ)という男がいることを知る。
トップモデルのジェ二ファーを拉致監禁して彼女に精神的な苦痛を与えるが、隣にもガラス張りの部屋がありそこには同じように監禁されている男が・・・「SAW」を思わすようなシュチュエーションホラーですが、時折見せる拷問などはまんま「SAW」のパクリ見たいな感じですね。
ショットガンを本人とペットの犬に突きつけてどちらかの命を選択させようとしたりするゲーム感覚の方法なんかモロに影響受けてそう・・・(でも仕掛ける犯人はジグゾーほど完璧でなく結構穴のある奴!)
なんとなく先が読める展開だけど(でもエピローグの展開は読めなかったなぁ~)結構楽しめました。
この映画が始まる前に字幕で自主規制として「残酷な刺激のあるシーンは特殊な加工を施してます・・・」といった文が出てきたけど、そう言えば古くは「ゾンビ」の劇場公開時は残酷なシーンは一歩手前でストップモーションで映像が止まり、音だけ聞こえてたり、場面によってはモノクロになったりもしたし、「サンゲリア」ではゾンビが噛み付いて血管食い破る場面などは何してるか判らない程度に色が変わってた。
勿論、オリジナル版は普通に見れるんですが、昔は日本の配給会社が自主規制でそういう加工を画面にしてたけど今思えば不自然極まりないものでしたね。
で、今回はどうなってるのかと思えば冒頭の硫酸シャワーで顔面を溶かされるシーンや、無理矢理ペンチで歯を抜かれる場面、人間の臓物(よくわからないが)をミキサーでジュースしたりする場面などで加工されてます。
今回はヤバイ場面になると画面が実に不自然にフェードアウトするかのように暗くなっていき、暗転のスクリーン(かすかに輪郭が判る程度)に音だけが聞こえる・・・う~ん、残酷描写が社会に与える影響云々はあの宮崎事件からいろいろ言われてるけど、何かねぇ~今更感がありますね。
「SAW」や「ホステル」何か堂々ノーカットで見せてるし、公開中の「プラネットテラーinグラインドハウス」なんか画面を血と内臓で染めると言っても過言ではないほどエゲツない場面の連続でした。
今回の作品からそう言うのが始まったのかも知れないけど、こう言う昔ながらの不自然な加工は止めて欲しいね~
別に残酷シーンを見せろと言う訳でないけど、無理矢理な不自然な加工は例えそれがB級ホラーとしても1本の映画としての価値をだいぶん傷つけてると思います。
どうせならいっその事その場面をカットしてくれた方がマシですよ。
残酷シーンの不快感以上に不快でしたわ・・・
ちなみに宣伝やチラシによると世界で封印された「禁断バージョン」での公開らしいけど、加工された場面がそうだとするなら余計封印してどうすんねん?
☆☆☆☆ 2007.9.27(木) 敷島シネポップ1 18:10 F-9