記憶に新しいボストンマラソンのテロ事件の映画化
思えば911の後も早々に映画になりました
アメリカは立ち直りが早くまえを向いて戦ってるて言うアピールをハリウッドがしてるような感じですね
この作品も再三日本で報道されたので記憶が新しい分生々しく感じれます
ドキュメンタリータッチな展開ながら主な人物たたちに焦点を当てプチ群像劇のような構成で劇映画として成立させてます
主人公となるマーク・ウォールバーグ扮する警官を中心に事件が描かれて行きます
しかし決してマーク・ウォールバーグが八面六臂の大活躍をするわけでなくて、警察官たちが執念でテロリストたちを挙げて行く様を実話として描かれていきます
そんな作風は結構良かったと思いますね
またこう言う映画では鬱陶しい存在のFBIも、最初は目の上のたんこぶ見たいだが、事件が核心に迫るにつれボストン市警と連携されてるようで実話ベースらしい展開で良かったです
不必要なまでの派手な脚色は帰って作品としては命取りになる場合ありますからね
ま、どこまで実話で脚色部分がどこなのかわかりませんがね
テロリスト対警官の銃撃戦も迫力がありましたが、何より犯人を割り出すまでの過程が秀悦でした
無数にある監視カメラを利用するんですが、決定的なのは地元警官の土地勘て言うのがなんだかんだ言っても最後に物を言うのは人間の力ってとこに共感出来ましたね
痩せ気味のジョン・グッドマン、ケヴィン・ベーコン、J.K.シモンズ等脇を固める渋い面々もいい味を出していて見応えのある作品でございました
★★★★ 2017.6.9(金) アポロシネマ8 スクリーン3 20:50 G-3