MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.26 「バッドボーイズ RIDE OR DIE」

2024-06-30 16:01:00 | 2024年劇場鑑賞





久々のシリーズ最新作
前作はコロナ禍目前の冬場でしたか…閉館が決まった布施ラインシネマに久々遠征して見ましたね

あぶ刑事も復活したんなら
バッドボーイズもするわな(笑)
前作からシリーズ間が開いてて人間関係忘れてます
予習いったなー(笑)
ま、それほど思入れあるシリーズではないんですが…

前作同様に2人が乗った車が猛スピードで走る所からスタート
前作は犯人を追跡かと思いきやマーカスの孫が産まれるって事で病院に急ぐ為に暴走してるってオチだったが、今回はマイクの結婚式に急ぐ為の暴走ってオチ
前作に劣らずハチャメチャな映画の予感がするオープニング

で、本当にハチャメチャ映画でした
そこまで振り切ってくれたら、見る側は深く考えずに楽しむだけ見たいなアクション映画

今回は今まで以上にコミカル要素が強いように感じる
マーカスが冒頭でいきなり心臓発作で倒れて心肺停止になるが、無事に一命取り留める
それがキッカケで自分は不死身だと思い込む…この辺のくだりがコメディ要素の前振りとなっていて、マイクを時折振り回す
シリーズでお馴染みの面々が色々出てくるようだが覚えてません(笑)

ちよっと変わり者?で大人しい目のマーカスの娘婿が海兵隊員のスキルを活かして悪党を殺しまくるシーンもシリーズ抑えてる者にしたら爽快感あるようです

何よりアカデミー賞平手打ち事件から復活したウィル・スミスが楽しそうに演じていて、この映画の中でマーティンローレンスに平手打ちされて禊ぎをする(笑)



★★★★ 2024.6.28(金) アポロシネマ スクリーン5 20:55 H-4





No.25 「ザ・ウォッチャーズ」

2024-06-23 16:09:00 | 2024年劇場鑑賞





M・ナイト・シャラマン監督の娘さんの監督デビュー作品
シャラマンマジックのDNAが炸裂するかどうかと言う期待が持てる設定ですね
小屋にの中の男女が姿なき何者かに監視されるって・ね
しかも色々とルールがあったり…まさにシャラマン映画です

冒頭からダコタ・ファニング扮するミナと会話する人間の顔を映さないのが気になり、早くも何か伏線か?といきり立つ(笑)
鳥籠の鳥をどう使う?

そして森に行き、怖い目に逢い小屋に逃げ込み、若い男女と老婆と立てこもる…しかし毎夜、姿なき監視者達ががガラスの向こうから見つめている
この不条理な状況はシャラマン映画らしく、こいつらの正体は?何の為に監視?と疑問を持ちながら見て行く楽しみはパパ同様に真骨頂!

しかしここからは鑑賞前の期待からは離脱した展開になる!
その正体は早々にに明かされ、ついでにこれはホラー映画そのもので、変な捻りも無さそうなのが見て取れます

時折あるシャラマン映画にある"特にサプライズは何もありませんよ"的なオチが逆に意外性を感じる事はありましたが、こちらもそっち系?(笑)
そんな意味ではシャラマンしてるか(笑)
もちろん最初に書いた私が気になった前フリ?とおぼしき部分は気のせいでした(笑)
その前の開巻早々のファーストシーンで嫌な予感ありましが…

決してつまらない訳ではありませんが、結局はそっち系のホラー映画て感じでした
しかしファンタジックな寓話のような話をホラー映画にまとめたのは普通に良かったですよ
こっが勝手に変な期待しただけです(泣)

しかし映画会社はこの作品の宣伝は大変でしたでしょうね…とも感じた(笑)



★★★ 2024.6.21(金) アポロシネマ  スクリーン8 20:50 E-10






No.24 「ソイレント・グリーン デジタルリマスター版」

2024-06-11 18:34:00 | 2024年劇場鑑賞




50年くらい前のこの作品を見て来ました
実は私はこの作品は劇場はもちろんテレビ洋画劇場やレンタルビデオですら見た事無いんです
動いてる映像もないかも(笑)
シャベルカーが大量の人間をすくい上げてるイラストのポスターが印象的で、長年気になっておる作品でした

舞台は2022年の未来
世界は人口が増加し、食料危機となり普通の食事は一部の富裕層しか食べる事も出来ず、一般人は固形の食品のソイレントグリーンを食べている
ある殺人事件がきっかけでソイレントグリーンの秘密に迫る
それを追う刑事が我らがチャールトン・ヘストン!
この人が画面に出てくるだけで、70年代…私らの子供の頃の洋画のヒーロー感が出ます
彼が扮するソーン刑事はブックと呼ばれる年老いた大学教授と暮らしているが、富裕層の殺人現場から野菜や生肉を持ち帰り、一緒に食卓で、ふたべるシーンが印象的
レタス一枚がごちそうでシチューにした肉の美味さに驚嘆する2人
何年も食料を食べてないブックに普通の生肉などを食べるのは生まれて初めてというソーンの嬉しそうな顔(笑)
この辺のくだりは子供の頃TV洋画劇場などで見てたとしても意味がわからんかったかも
サスペンスアクションのような作品だが、その割には今見たらちょっと地味な印象の作品だが、大人になって…もっと言えば2024年の今に初見として見たら、そのサスペンスアクションの奥にあるテーマに今の現代を語ってるように見える

シャベルカーが人間をすくいあげるビジュアルが印象的な作品として今まで見ていたが、そのシーン以上に公共の安楽死させる場所でのシーン
もはや滅んだ?地球の美しい風景をクラシック音楽と共に見せられ静かに命を終わらせて行く人達
この厳粛かつ不条理な場面はこの作品の崩壊した世界感の中で唯一の安らぎの場所として描かれていて、死こそ安住のような未来の死生観が怖いですね
ま、2024年現在はそうなってないが…
女性が高級住宅の中に家具として付いて来ると言う設定などやはり子供時代に見てたら意味わからんかったやろね
「ソイレントグリーンは人肉!」と言うセリフは予想通りとは言え子供でも衝撃やったろけどね
色んな意味で待望の初鑑賞で面白かったです


★★★ 2024.6.8(土) シネマート心斎橋 劇場1 20:00 F-3




No.23 「マッドマックス フュリオサ」

2024-06-02 10:53:00 | 2024年劇場鑑賞




マッドマックスシリーズの最新作
今回はスピンオフ企画!
前作でシャリーズセロンさん演じた女闘志が主人公
「怒りのデスロード」エピソード0

アクション映画にしては長尺の148分ですが、そんな長さを感じさせないバイオレントな148分で面白かった!
「マッドマックス 怒りのデスロード」までの突き抜けたような感覚までは行かないが、きっちりあの世界観にフィットした展開とストーリーは「マッドマックス2」以降不変のドラマとして充分楽しめた

しいて言えば後15分くらい短かかったら更にテンポも加速して良かったような気もします
この辺が120分でまとめた前作に比べてちょい残念

でも主人公フュリオサは前作のシャリーズ・セロンの演じた役を凌ぐカッコ良さでシビレます(笑)
演じるアニャ・テイラー=ジョイさんの大きな瞳は時として凄みを感じさせる目力にこのキャラの背負って来たものを表現してるようでピッタリです
過酷な運命のこのキャラをじっくり描いてるので、フュリオサの復讐に感情移入しやすく、このまま彼女のシリーズが出来そうなくらいですね
しかし次あるんならまたトム・ハーディ
(メルギブでも可)出して欲しいね

相変わらず貫禄たっぷりのイモータン・ジョーに対してフュリオサの仇でもあるバイカー軍団の長であるディメンタスのちょっと小悪党感がまた良い
演じるクリス・ヘムズワースが敵役ですね
私は時間の都合で日本語吹き替え版で見たんですが、ディメンタスの声をアテた三宅健太さんが良い味付けをこのキャラにしてました

砂煙を上げて疾走するバイクに車両、そして超大型タンクローリーとのバトルは中盤とは思えないくらいのクライマックス感でど迫力!
アクションシーンはかなりのCG感を感じる(特に大量のバイクや遠景など)けどスクリーン揺るがすには充分で、まさにマッドマックス!と言う作品でした



★★★★ 2024.5.31(金) アポロシネマ スクリーン7 20:25 F-14