MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

再現! 1975年 春 三番街シネマ2 オープニング番組

2023-06-30 10:49:00 | 映画の話題



小学4年生になった1975年の春
私は一時的に淀川区の姉の家に身を置いていました
そんな家にある日一枚のチラシが置いてあるのを見つけました
それが最初の画像の梅田に新しく出来た映画館である三番街シネマ1&2の開館と上映番組のお知らせのチラシでした
リアルタイム時に小4だった私はロードショー館の三番街シネマ1のオープニング作品であるアラン・ドロンの「愛人関係」より二本立ての名画座である三番街シネマ2のオープニング番組「エアポー75」と「007黄金銃を持つ男」の2本立てを行きたく仕方なかったんですが、当時1人で見にいく事は出来ず、また
三番街と言うオシャレな街に気後れしたのか(笑)連れっててとも言えず…
結局行けませんでした
しかし先日三番街シネマのこのチラシの画像を久々に何かで見た時にひらめいて、家で二本立て出来るやん!となった!
二本ともDVD持ってるから自宅で続けて見たら良いやんか!と言う訳で48年の時を超え「エアポー75」「007黄金銃を持つ男」を自宅で二本立て上映実現してやった!
DVDやけど(笑)
久々にカーテン閉めて
最近は日本語吹き替えが楽やから吹き替えで見るが、当時を再現して字幕版で見る!
その時、部屋が三番街シネマ2になった(笑)






「007黄金銃を持つ男」からスタートしてその後ちょこっと家の用事と言う名の10分程の休憩を挟んで「エアポート75」を見る
あーこの二本を続けて見たらこうなんやね

両作品ともどちらも好きで何回もテレビやビデオなどで見てるけど、それぞれ初見で小学生4年生の感覚で当時この二本立てで見たらきっと楽しかったやろねー


↑所有のDVD


改めて「エアポート75」見たらエリック・エストラーダ出てたり、パロディ映画「フライング・ハイ」はこの「エアポート75」がベースなんやなと今更ながら感じたり、メインテーマがなかなか名曲(中古レコードでサントラ探そうかな)やったりと発見もありました

ちよっとなかなか楽しいひと時でしたよ

最初の画像2枚はブロ友さんの記事からお借りした三番街シネマのチラシとシネマ2の場内の貴重な画像(ありがとうございます)




No.18「ザ・フラッシュ」

2023-06-27 15:19:00 | 2023年劇場鑑賞




久々にハシゴした2本目はすぐ20分後スタートの同じプラスワンスクリーンでのこの作品
これはもうちょい大きいスクリーンでしてほしい


DCコミックのシリーズでジャスティスリーグの一環での作品
この作品に興味持ったのは何よりもマイケルキートンがバットマン役で復活してる事です
で無ければ行ってないかも?
ジャスティスリーグにはベン・アフレックのバットマンがいるのに何故?と思ったらこれまたマーベル同様にマルチバースと言う別次元に複数の世界があると言うやつです
この設定は何でもありになるから、何回もするもんじゃないね

で、今回の作品は父と母親の窮地を救うためにフラッシュが過去に行き世界を変えようとするが、当然ながら時空がおかしな事になる…と言う話
マイケルキートンがそんな多次元のバットマンとして登場しシワの増えた顔たちに年輪を感じさせる
そしてマイケル=バットマン登場時にはダニーエルフマン作曲の89年版バットマンのテーマ曲が流れたりするのは嬉しい
結構時間長く活躍する場面が用意されれてるがベンアフレックのバットマンとの揃い踏みは無かったです

しかしマイケルキートン以外にもちょこっとだけクリストファー・リーヴのスーパーマンに製作が頓挫して幻に終わったニコラス・ケイジのバットマンまで登場!
さらにヘレン・スレイターのスーパーガール!
ついでに言えばフラッシュが過去から現代に戻ったらブルース・ウェインがベン・アフレックからジョージ・クルーニーなってたと言う徹底ぶり(笑)
ならば何らかの形でヴァル・キルマーも出したってよーと思った

後半のバトルシーンは1時間以上あり、懐かしいヒーローショーと合わせてイベントムービーとして見たら、なかなか楽しませてくれました

しかしマーベル映画といいこのDCコミック映画といい、こう言う楽しみ方ぐらいしか私は楽しめ無いのも事実でもありました
お祭り見たいな感じね
個人的に初めて見るフラッシュのキャラは嫌いでは無い

で、お馴染みのレギュラー陣のワンダーウーマンとか、アクアマンも一応顔出しだけします



★★★ 2023.6.23(金) アポロシネマ プラスワンシアター 20:40 F-2


No.17「ビデオドローム 4K ディレクターズカット版」

2023-06-24 17:37:00 | 2023年劇場鑑賞




長期出張で映画見れてなく、待望のビデオドロームも地元のアポロシネマまでやってるのに行けず、やっと見れそうになったらアポロシネマでは1週間限定で、梅田まで見たければ足を伸ばすしかないか…と思ったらアポロシネマ上映が延長されたようで晴れて見てきました
それもレイトでなく夕方の回!
仕事早く切り上げて、夕方ビデオドロームとレイトショーの久々のハシゴ!
先週までならアポロシネマの大きなスクリーン1での上映だったが、今週はプラスワンスクリーンと言う1番小さいスクリーンで座席も40席程度のミニミニシアター
ま、本来はここやろね


初めて見た時はちようどレンタルビデオにハマってた時期でして、親しくしていたレンタル屋の兄ちゃんから話題に出てた作品がこれでした
ビデオリリースされて見た時は、ビデオに取り憑かれた主人公が壊れて行く展開は、まさにビデオにハマった自分の行く末か⁈と思ったもんですわ(笑)

内臓感覚と言われるクローネンバーグ監督のビジュアルだが、この作品はそれこそ真骨頂を発揮した描写てんこもり!
ジェームズウッズ扮するマックスのお腹が縦に割れて、性器を思わす割めにピストルを挿入する"ピストルインサート"始め、腕と銃が溶けて融合したり、その銃で撃たれたやつが内臓や脳みそ撒き散らして死んだり、テレビのブラウン管から内臓が飛び出たりと特殊メイクのリック・ベイカーによる渾身のゴア描写が何より見ものです

ビデオドロームと言う裏ビデオを追っていくウチに現実と幻想の境目に足を踏み入れてしまい、やがて破滅へと向かっていくマックスを
若々しいジェームズ・ウッズが好演しています

またこの作品のブロンディのデボラハリーは改めて見るとエロさと変態的な感じがよろしい…初見当日は青二歳だったもんで良さがわからんかった(笑)

スマホ始め新たな映像世界に進化した現代から見れば、エロとグロな下世話でアナログな物語だが、デジタル時代にはないアナログならではの気持ち悪さがいいですね
脈打つテレビ、グニャグニャするビデオテープ、それと冒頭に出てくる男根のこけし…などなど時代を感じる描写が良いです
映像媒体で暴力の過激さやエロ以上にグロさを求めると言うのは今のこの現代に置いても変わらないのはクローネンバーグ監督の先見があったのかな?
改めて見て懐かしい、そして面白かったです

因みに観客は私入れて男性3名…いずれもお一人様
前からど真ん中でゆったり見せてもらいました



★★★★ 2023.6.23(金) アポロシネマ プラスワンスクリーン 18:40 C-4



No.16「クリード 過去の逆襲」

2023-06-04 15:32:00 | 2023年劇場鑑賞





ロッキーサーガの最新作
しかしアポロシネマは公開2週目にしてプラスワンスクリーンと言う50人も入らない部屋での上映で、それでもガラガラ…

後列に私世代ぐらいの親父グループが5〜6人で見に来てて、ポップコーン片手に凄く嬉しそうに上映を待ってて、そのウチの1人の人が「俺パンフレット買うてくるわ!」て買いにいく…微笑ましいね(笑)
オッちゃんらグループ見てたら、それぞれの顔が少年の顔になって昭和の映画館の風景にタイムスリップしそう(笑)
きっとこの人達も少年時代、みんなでアポロローズでロッキー大会見に来て感動にやられた口やな
で、帰りに近鉄百貨店あべの橋店の屋上でパンチグマシーンで遊んで帰ったんやろ…あっ、それは私らの少年時代の話(笑)

前作まではシルベスター・スタローンが出ていたが、今作は出て来ない
主人公クリードが過去に因縁のある幼馴染じみと対決する物語

少年時代に兄弟のようにつるんでた2人がある事件をキッカケに引き裂かれる
かたや長い刑務所暮らし、そしてかたやボクシング世界王者として脚光浴び、引退後はセレブな生活を送る
そこに現れた出所したばかりの幼馴染!
グリードと親交温めるも束の間、牙を向きグリードが目にかけてる世界王者に挑戦させろと迫り…
この幼馴染が世界戦の挑戦者にケガを負わせて、まんまと挑戦権を得て、ラフ殺法で王者をKO!
まんまんと世界王者になり、引退したクリードをリングに引っ張り上げる

ロッキーシリーズのパターンにありそなプロレス的な展開はスタローンが画面に居なくてもやはりそこはロッキーサーガ!
そこを好むか好まないかですね
私は好きですよ(笑)

王道的な展開は好きです
試合前の入場シーンが今風の演出
リングアナの左右にモデル立ちのポーズを決めたお姉さんが並ぶのも今風(あれ私はなんか目障りに思うんだが…)
話の展開がいつも通りってのもお約束的でスタローン出てなくてもロッキーシリーズの映画だと感じれた
勝敗決した時のビル・コンティのいつもの名曲が流れた時は鳥肌立ち!(笑)
70年代のロッキーシリーズ見て感動した人とそうでない人の印象が、ここで別れるような気がする

この作品、マンネリと感じるか、またはロッキーサーガはこのパターンでないとダメ!と感じるかでは無いでしょうかね
主演と監督を兼ねるマイケル・B・ジョーダンのロッキーへのリスペクトも感じるこのいつものパターンが私は好きです

それだけに本編後の謎の短編アニメは余計だったかなー
親父グループもなんか冷めてもたわー
て嘆いてはった


★★★ 2023.6.2(金) アポロシネマ プラスワンスクリーン 20:00 C-2