MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.031 「アーティスト」 (2011年 101分 スタンダード)

2012-04-29 23:41:00 | 2012年劇場鑑賞
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演 ジャン・デュジャルダン
   ベレニス・ベジョ
   ジョン・グッドマン



B級映画が続いた後はアカデミー賞受賞となった話題作
さすがにこの作品はそれまでの2作品より客入りは良いですね
と言っても10人程度ですがね

(あらすじ)

1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。
その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけにヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。
一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、自身の監督・主演作がヒットせず……



サイレント映画として作られた作品ですが、さすがに始まって数分はまだ良かったが途中始まって10分~20分くらいがサイレント映画としてやや見ていて疲れが来ました
サイレント映画のような古い作品見たことない若い人はもしかしたらキツイかも?
ただ20分くらい過ぎた辺りからこのセリフのない無声映画が違和感なく見れてる自分に気付いていました

サイレントからトーキーに変わる映画産業としては大きな転換期と言う時代が舞台になっていて、サイレント映画の大スターとトーキーに移行した時代に誕生する若きスター
この二人の対比が時代を反映していてるかのようです
そしてこの二人の出会いから始まるんですが、サイレント映画のスターであるジョージに認められ映画の世界に入ったペピーが やがてこの転換期により二人の距離がどんどん離れて行く結果になり、立場も大きく変わってしまう展開はとても切ない人間ドラマになっていく



この辺の展開をセリフなどは当然ないし字幕スーパーも最小限に抑えられてるので、役者の表情や動きで表現される
この手法が実に上手く言葉で語られる以上にペピーの戸惑いやジョージの苦悩が心に迫ってくる・・・
サイレントな映画の中にドップリ途中から入って行けた要因ですね
また見る人により登場人物たちの心情が色々解釈出来たりするのも良いですね
適度な上映時間も良かったと思います

十数年前に「ブキーナイツ」と言う映画でポルノ映画からアダルトビデオに時代が転換して行くアメリカのピンク映画業界を描いた作品がありましたが、この映画も時代の変換に戸惑う人たちが描かれてました
様々な人がこう言う時期を乗り越えて、やがて反発した人たちも時代の流れを受け入れて産業が発展していくんですね
ラストシーンに何となくそんな事を感じました
それにしても犬の芝居も名演でしたね



★★★★ 2012.4.26(木) TOHOシネマズなんば 別館シアター11 21:20 G-10

No.030 「マンイーター」(2007年 97分 ビスタ)

2012-04-28 21:45:05 | 2012年劇場鑑賞
監督 グレッグ・マクリーン
出演 ラダ・ミッチェル
   マイケル・ヴァルタン
   サム・ワーシントン



場所を移動しての次の作品が久しぶりの巨大生物映画!
こういう映画はだいたいビデオスル―が昨今の定石だが、晴れての劇場公開!
それもTOHOシネマズというロードショー系のシネコンです
しかも2007年の作品という5年前の映画でびっくり!
まぁ今売れっ子のサム・ワーシントンが出てるからかもしれませんが・・・

(あらすじ)

世界遺産に登録されているオーストラリアのカカドゥ国立公園で、観光客を乗せたリバークルーズ船が何者かに襲われ沈没する。現地ガイド(ラダ・ミッチェル)を含む乗客らは何とか川に点在する小島に到達するものの、彼らを襲った巨大な何かの正体は不明のままだった。
やがて満ち潮になったため、乗客たちは対岸に渡ろうとするが……



ワニ映画なら数年前に公開された「ブラックウォーター」という作品がありましたが、巨大怪物度ではこちらが上
もちろんSFチックな突然変異のモンスターとかではなく、いわゆるやたらデカいワニという設定が現実味がある
そのワニの造形もどこからどう見てもワニというリアルな造形で変に不自然なモンスターでないのが好感
そのワニの動きはCGとアニマトロ二クスという最新技術でB級映画ながら良く出来ていると思います
「ディープブルー」のCGサメのようなやたら俊敏だったりする不自然さもなく、あくまでもリアリティにこだわったのが良かったです



小さな小島に取り残された観光客はワニの恐怖と満潮なると島が水没するという恐怖とも対峙しなければならず、そこで発生する人間特有の性がパニック映画らしくここでも描かれる。
実質の主役となる観光船の船長のラダ・ミッチェルがストーリー引っ張ってるんだが、後半はマイケル・ヴァルタンが活躍する
でも警察署長も居なければハンターも居ないこの設定では銃器のような武器もなくほぼ素手に近い状態で巨大ワニと戦わないとお行けない・・・しかもワニの寝床という珍しい場所での対決!
ワニが捕えた獲物を寝床に集めて溜めるというの生態は初めてしりましたね~

まぁ~最近のB級モンスターパニックものではさすが劇場公開されただけあって期待以上に楽しめました
こういう巨大生物ファンが喜びそうな作品をもっと劇場で公開してほしいね



★★★ 2012.4.26(木)TOHOシネマズなんば 別館シアター11 19:10 H-8

No.029 「レッド・ティアーズ」(2011年 87分 ビスタ)

2012-04-27 22:32:12 | 2012年劇場鑑賞
監督 辻本貴則
出演 倉田保昭
   石垣佑磨
   加藤夏希



久しぶりにシネマート心斎橋での鑑賞は倉田保明主演作と言うマニアックな作品となりました
随分前にイエロードラゴンと言う作品を天六ユウラク座で見て以来の倉田保明主演作
今回は猟奇連続殺人を追う刑事役と言うことですが果してこれは倉田映画ではミステリーサスペンスなのでしょうか?

(あらすじ)

頭部を切断された遺体が次々と発見される事件が発生。
事件を捜査する刑事の鉄雄(石垣佑磨)は、犠牲者をとらえた写真に一緒に収まる紗代子(加藤夏希)に心惹(ひ)かれるように。
偶然にも彼女と出会って恋仲になる鉄雄だが、紗代子は頭部切断事件に深くかかわっている吸血鬼一族の血を引く者だった。
そんな中、鉄雄の先輩である三島(倉田保昭)が警視庁の超法規的特殊部隊を率いて吸血鬼一族の壊滅作戦を遂行する。
都会に棲息する吸血鬼たちを抹殺していく三島は、ついに紗代子の前に現われる。



映画としては三流のB級映画と言った感じの作品で割と何かと出てる加藤夏希と山口果林はともかく倉田保明筆頭にそれ以外役者の芝居の下手なこと!
台詞もとても役者と言い難い台詞まわしだし何故か時折関西弁で話す倉田保明に違和感あり(笑)
猟奇連続殺人がいつしかバンパイア映画になってる中盤はもうなんでもあり!

ストーリーは別にしてアクション映画として見ればやはりありきたり
クライマックスのバンパイア親子と倉田保明との対決は90年代初頭の香港映画を思いだしたぞ
軽々空中に飛びワイヤー全開の無茶ぶりバトルはかつての香港映画っぽい倉田テイストを感じる
映画の内容&役者の芝居云々より後半のバトルだけ割り切って見れば珍品として楽しめる人は楽しめるかもよ
なんだかんだと倉田保明のワンマンショーなんだからね
唐突に腰から日本刀を抜き(どこに隠しててん!)居合切りを見せたかと思えば、車に思いっ切り跳ねられても立ち上がり、さらに突進してくる車を片手でを食い止める...100本記念に相応しいやり切りぶりは笑うしかないね



そして何よりまさか倉田保明VS加藤夏希戦が実現するとは夢にも思わなかった
加藤夏希もよくこんな役引き受けたもんだ・・・
スパイダーウォークのようなエビぞりや肘から刃物見たいな突起物が生えてきたり、倉田保明の首をを股ぐらで締めつける(笑)
あげくコウモリの巨大な羽根が生えてきて飛び立つ・・・
このハチャメチャな妖術合戦級の2人の異色対決は珍品としては見物ですな



★★ 2012.4.26(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 16:30 整理番号5



「DREAM THEATER A DRAMATIC TOUR OF EVENTS JAPAN オリック劇場オープン記念公演」

2012-04-25 00:08:50 | ライヴ&イベント



旧大阪厚生年金会館が装いも新たオリック劇場としていよいよオープンしました!
そのオープン記念公演として行われるのがこのドリームシアターのワールドツアーの日本公演の初日です
久しぶりにここに来ると昔ながら向かいの公園に長蛇の行列が出来てます
久しぶりに見る光景ですね~

会場に入るとさすがに新装しただけにシックな色あいの座席で、どこもかしこも綺麗です
ただ2階と3階のフロアがやけに狭く感じたんだが・・・
1階のエントランスもそんなに広く感じなかったな~



さて私はクリマンの3A先行のおかげで1階の5列目のど真ん中という恵まれた座席ですが、1階席はもう満員です
時間があったので2階、3階席を覗いて来たんですが、どこも満員(3階の後方端がやや空席があるのみ)
サマソニ2010ではスカイステージのヘッドライナーながら気の毒なくらいスカスカだったのを思えば、これは正直びっくり
いや~やはり人気あるんですね・・・



さて19時ジャストにオープン二ングアクトのANDY McKEEが登場!
アコーステックギターを駆使してのリズミカルな演奏はまさに日本で言えば押尾コータロー!
その見事な演奏に拍手喝采!
でもどこからどうみてもメタルのライブの前座と思えない異質の音楽ですね
でも素晴らしかったですよ~何とも心落ち着く30分間でした



さぁ15分のセットチェンジをへていよいよドリームシアターの登場です
今回はドラマーのマイク・ボートノイが脱退して新たにマイク・マンジーニが加入しての来日公演
ちなみにツアーはまだ来週まで続くようなので細部までは書きませんがね
ステージ後方に六角形の形した大型プレートが3個あり、それがモニターになるようです
新作アルバムの♪Bridges in the Skyからスタートする壮大なな幕開け!
もちろん総立ちです!
冒頭から10分を超える大作からのスタートに早くもドリームシアターの世界にどっぷり!
ボーカルのジェイムズ・ラブリエがオーディエンスを煽る、2階席、3階席も指さしながらアピールしています
振り返るともう階上も総立ちです!
後ろのモニターでは新作ジャケットにも出てる綱渡りの少年?が雄大な山を綱渡りで渡って行くアニメ―ションが映し出される
しばしばこの綱渡りのアニメは新作が演奏されるたびに登場する

2曲目の♪6:00のイントロだけでどっと盛り上がる!
今度はガラリと変わった曲調です
先週見て来たアーチエネミーやA7Xとは客層も違うから全然ノリ方も違います
アダルトな雰囲気な客層なのでノリも何となく大人しいめだけど、これがまたいいんですね
じっくり聞けるし、何より個々の演奏のテクニカルな部分も楽しめます
ドラムやキーボードなどに予めカメラがセッティングされていて、演奏中の手元が大型モニターに映し出されてます
メタルのライブではこういう見せ方は珍しいですね
さすが技巧派と呼ばれるだけの事はありますね

さて演奏は新旧取り混ぜたセットリストで新作からの演奏も結構多いです
でも新作旧作に関わらず反応は結構どの曲も上々ですね
古い曲の♪A Fortune in Liesではみんなノリノリで首をガンガン降ってるかと思えば新作から♪Outcryでは壮大でシンフォニックな曲に聞き入る!
ジェイムズ・ラブリエの高いの伸びのあるボーカルが曲のスケール感を一層感じさせます

途中アコースティックコーナーもあり、ここではしっとり♪The Silent Man、♪Beneath the Surfaceを聴かせる
先週のようなイケイケな攻撃的なライブも楽しいけど、こんな変化の富んだ構成もなかなかよろしい
どの曲も間奏が結構長くそのたびにジェイムズ・ラブリエがそでに引っ込む・・・だいたいボーカルがライブの中心になるんだがこの間奏のパートではギターやキーボードに十分な見せ場聞かせどころが用意されている
どの曲もそういう構成で作られてる

さて♪Breaking All Illusionsで本編はいったん終了なんですが、この曲も実にいい曲でドリームシアターと言うバンドの見せ場がぎっしり詰まった12分間(!)
とくに間奏のパートの変幻自在な構成の演奏は超絶!
音楽の演奏のことは疎いんだけど、とにかく判らないなりにも凄い!

アンコールはもちろん一番有名な♪Pull Me Under
ギターのイントロだけで場内大歓声
サビでは本日一番の大合唱です
サマソニの時は大きなインパクトは感じなかったけど、この単独公演を見てこのバンドの懐の深さ、奥行きの広さを感じました
どの曲も1曲1曲ごとにそれぞれメンバーの見せ場があるし、どの曲も構成が実に良く出来てるように思いますね
サマソニはやはりアウェーだったですね~
ライブハウスよりこういう大きな音響施設の良いホールで聞くに相応しいスケール感のあるメタルですね
完成度の高い見事な130分間に渡るお腹いっぱいのショーでした


DREAM THEATER A DRAMATIC TOUR OF EVENTS JAPAN 大阪公演セットリスト

01.Bridges in the Sky
02.6:00
03.Build Me Up, Break Me Down
04.Surrounded
05.The Root of All Evil
06.Drum Solo
07.A Fortune in Lies
08.Outcry
09.The Silent Man
10.Beneath the Surface
11.On the Backs of Angels
12.War Inside My Head
13.The Test that Stumped Them All
14.The Spirit Carries On
15.Breaking All Illusions

(Encore)

16.Pull Me Under



NEXT SHOW ROYAL HUNT(2012.5.15 大阪 梅田クラブクアトロ )



★★★★★ 2012.4.23(月) 大阪 オリックス劇場 全席指定 1階 5列33番(イープラス)

「Avenged Sevenfold JAPAN TOUR 2012」

2012-04-21 21:15:57 | ライヴ&イベント



春のメタル祭りはアーチエネミーから2日おいてのライブ
今夜はなんばハッチにてアヴェンジド・セヴンフォールド(以下A7X)の久しぶりのライヴです
A7Xの単独は三回目になります
ライヴとしてはラウドパーク10神戸以来になりますが観客の入りは過去二回の単独よりよく入ってますね
どんどん知名度も上がってるのかしてなんばハッチはほぼ満員で、しかも開演前から異様にテンション高し!



なんばハッチのフロアは結構仕切りの柵が多いんですが、今回は特に大きく仕切られてます
でも中央付近だけ広く開けられてるのは、まるでモッシュピットはここですと言わんばかり・・・
案の上その付近のオーディエンスは開演前から奇声や歓声をあげてます
館内のBGMでメタリカの♪Master Of Puppets が流れただけでテンションあげあげ!
良く見れば前方に小学生くらいの少年が・・・もちろんA7Xのシャツ着てます
お母さんに前に行くように最前列に押し込まれてます
少しでも前方でという親心かな・・・?でもモッシュに巻き込まれても知りませんで~



そして場内暗転と同時皆前方へなだれ込む・・・左右の壁際に居たオーディエンスも中央に群がってくる!
私は前方の最初の仕切りフェンスの所に居たので前方は大きく前に人が群がった分スペースが出来、逆に後方から押されてきた圧迫感でフェンスに胸がつっかえて苦しい!
私の後ろに居た一見大人しそうな女性はいつしか私の横に進出しとる・・・

そんな中、♪Nightmare の不気味なイントロで場内は大歓声!
ボーカルのMシャドウズの登場でメタルサインが乱れ咲く!
「ナイトメア~」と一斉に号令のごとく絶叫すればもうタテノリからヨコノリへとオーディエンスが動き出す!
もう前方は早くもモッシュの連続でしかも大合唱!
いや~やはりA7Xは盛り上がります!


↑スマホで写真に動画・・・みんな堂々と撮ってます・・・緩くなりましたね
私も携帯カメラで騒乱の最中撮って見ましたが

ステージを左右に動きながらオーディンスを煽るシャドウズ!
グラサンにガンズアンドローゼスのノースリーブのシャツが映えるね~
間髪いれず♪Critical Acclaim へとテンションはダダ上がり!
オイ!オイ!オイ!とみんなを振り上げてます
亡きドラマーのレヴのボーカルのパートでは何とオーディンスたちが尚一層の大声で歌うというチョイ感動的なシーンも・・・

MCでは亡きレヴに変わってのサポートドラマーが紹介されて、軽いドラムソロから♪Welcome to the Familyへと流れていく
今回はライヴで聞きたい曲をファン投票で募集していて各会場でセットリストは弱冠異なるようです
そして4曲目がどうやら古いナンバーからという事で♪Chapter Fourが演奏される
これ私が投票した曲やんか!いやいや反映されていて嬉しいな~

今回のツアー前の2009年にバンドメンバーのザ・レヴが急死しやことで、彼への鎮魂歌のような♪So Far Awayが演奏されると天へ届けとばかりに熱唱するシャドウズ!
ステージ後方のバックドロップはいつしかレヴの背中のイラストが・・・



♪Afterlifeで再びフロアに爆弾を投下!
もう前は暴れ倒してます!
彼らのライブは今回入れて単独3回とサマソニ07とラウドパーク10と5回目だが、ライヴの構成や完成度がどんどん高まってるんではないでしょうか

横の大人しそうな女性は飛んで跳ねて盛り上がり、前から体当たりをかましてくる暴虐者たちをリズミカルに押し戻していく・・・
なるほどそう言う手もあるのか!と私も右へならえと前方から突っ込んでくるモッシャ―たちを両手で押し戻しては跳ね返ってきて、またそれを押し戻す・・・なんかキャッチボール見たいで面白いがな!
サマソニでも使ったろ・・・
さらにみんな大好きな(?)♪Beast and the Harlotでは暴れるわ!歌うわの大騒ぎ!
横から後ろから前からともう私はボロ雑巾の一歩前ような状態でズボンのおしりのポケットの財布が飛んでいきそうだから、あわてて横のポケットに入れなおしたがな

ファン投票1位の♪A Little Piece of Heavenを挟んで、シャドウズが「次の曲は♪Bat Countryか♪Second Heartbeatどちらがいい?」とオーディエンスに聞き、歓声で決めるとういう方法を取る
で、演奏されるのは古い曲である♪Second Heartbeat!
これがまたまた盛り上がります!
サビではオ~オ~オ~!とみんな合唱です
この曲で本編は終わり当然アンコールの大合唱です

♪Fictionという意外なバラード曲で始まったアンコール。
この辺もライブとしては意外性があって面白いですね
最後はこれまた古いナンバー♪Unholy Confessions
オーディエンスは最後の大暴れ!
そしたら何と前方に居た少年がおみこしされて前へ運ばれてるではないか・・・何とも無表情でモッシャ―たちの頭上を回転しながら運ばれて行くのがシュールなこと!

終わった後、もうみんな汗でビッショリ!
85分というのも彼らのライブの中ではやや長い目でしたね
私はアーチエネミーでは無茶しなかったけど、今回は前方でモッシャ―たちに囲まれて楽しませてもらいました
紙一重でピットからエスケープ出来て最高のポジション取りですな

帰り際に柱にユニソニックの来日公演の告知が・・・
初代ハロウィンボーカルのカイ・ハンセンと2代目ボーカルのマイケル・キスクのユニットです
これはハロウィンファンとしては行かなあかんて・・・
しかしどう勘違いしたか場所が大阪国際会議場(グランキューブ大阪)ってあんた・・・


大阪国際会議場って・・・本家ハロウィンでも満杯ならんやろに・・・


Avenged Sevenfold JAPAN TOUR 2012大阪公演のセットリスト


01.Nightmare
02.Critical Acclaim
03.Welcome to the Family
04.Chapter Four
05.Buried Alive
06.So Far Away
07.Afterlife
08.Beast and the Harlot
09.A Little Piece of Heaven
10. Second Heartbeat
 
(Encore 1)

11.Fiction
12.Unholy Confessions




NEXT SHOW DREAM THEATER (2012.4.23 大阪オリックス劇場)



★★★★★ 2012.4.19 なんばハッチ 1Fスタンディング 整理番号108番(イープラス)


「ARCH ENEMY JAPANESE KHAOS 2012」

2012-04-19 00:15:19 | ライヴ&イベント



さぁ春のメタル祭りがやってきた!
4/17 アーチエネミー 4/19 アヴェンジド・セヴンフォールド  4/23 ドリームシアター 5/15 ロイヤルハント
と連続で続くライブはまるでラウドパーク前後の単独公演ラッシュを彷彿させます
まず先陣がこのアーチエネミーです

会場はBIGCATです
前回はなんばハッチでしたが、今回は一回りくらいキャパの少ないBIGCAT
満員になるん違うの?



案の定開演直前にスタップの人がマイクで「後100名様ほどのお客様が入られますので、今一度前にお詰めください!」
異例のアナウンスがありました。振り返ればもう後方まで人がギッシリです
さて5分遅れで始まったライブは♪Khaos Overtureから♪Yesterday Is Dead And Gone へと展開するオープニングでスタート!
珍しくステージ後方にモニターが2個設置されていてそこにイメージ映像が流れる!



強烈なギターのリフからアンジェラの絶叫が響き渡る!
紅一点のボーカルのアンジェラのデスボイスは絶好調で太い声で荒らしく歌いあげます
もうオーディエンスは前方は早くもモッシュが始まってる
2曲目♪Ravenousでさらにエスカレート!
そして♪The Immortal、♪Silverwing、♪Bury Me An Angel と古い曲が続けて演奏されると昔からのファンは「オッ」という反応があります

以前はアンジェラ加入前の曲はあまりやってなかったけど、今回は古い曲も多いですね
新譜からの曲が2曲続けて演奏されますが、古い曲に比べ反応がやや大人しいめ?
それでも♪Dead Eyes See No Futureのイントロが流れるとオイ!オイ!オイ!と拳を突き上げてオーディエンスが絶叫!
サビに部分では「デッドア~イ!・・・」と大合唱です
やはりこの曲は盛り上がりますね

ギターソロでは来日前に脱退したクリストファー・アモット変わって加入したニック・コードルが務めるけど、途中からマイケル・アモットも加わり♪Intermezzo Liberteが演奏されます
まさに激しいライブのクールダウンに相応しいメロウなインストナンバーです

そして後半は♪The Day You Died からアンジェラがMCで3.11の東日本大震災について触れ、その中で日本への励ましのメッセージにオーディエンスのあちらこちらから「ありがとう!」という声があがります
そいて演奏される♪Silent Wars !
もう前方中央はモッシュサークルになってます
私は前回の2008年のツアーでまともにモッシュサークルピットにあたり滅多打ちにあった前例から今回は後方で見てます

そして本編ラストは♪We Will Rise !
この曲に限らず後方のモニターでイメージ映像とともにサビの歌詞まで出てきたりするので今回はオーディエンスもノリやすいですね

当然アンコールの手拍子とアーチエネミーコールが巻き起こります
暗転の中再び出てきたメンバーにアンジェラが居ない!
ここで演奏されたのが意外にも♪Stigmataというインストナンバー!
それに続いてサイレン音と共に演奏されたのが♪Blood On Your Hands
もうイケイケ状態の満員のBIGCATに「リ~メンバー!」の大合唱が響き渡り!
その後の間奏パートでは「オオオ~オオ~オオオ~!」と全員声を揃えてギターのに合わせて大合唱です
盛り上げるだけ盛り上げてアッサリとメンバーがまたそでに消えていった・・・

当然再度アンコールが巻き起こりここでモニターに雪をイメージした映像が流れるや出てきたのがマイケルアモット1人
ここでメロウな哀愁バラードなインスト♪Snow Bound
マイケルのむせび泣くようなギターの音色が感動的です

そしてアンジェラが登場し、アーチエネミーのライブの締めはやはりこれ「ネメ~シス!」というアンジェラの絶叫でスタートしたのが♪Nemesisです
もうみんな大暴れですね~でもサビの部分では「オールフォーワン!ウィ―アーワン!」と腕を振り上げて歌いまくりです
さすが最後はこの曲でないとね~
そのまま♪Nemesisから♪Fields Of Desolationのインスト部分に移り変わる壮大なエンディングも定番です
もうみんなギターに合わせて大合唱です



後方エリアに居たせいか前回よりややオーディエンスは大人しい目に感じたけど、それはやはり安全圏に居た証か・・・
それはロビーに出た時に汗びっしょりの方々も多かったのが物語ったてる・・・きっと前に居たら凄い目にあってたろうね

ARCH ENEMY JAPAN TOUR 2012 大阪公演セットリストは以下の通りだったと思います


01.Khaos Overture~Yesterday Is Dead And Gone
02.Ravenous
03.The Immortal
04.Silverwing
05.Bury Me An Angel
06.Ds Solo
07.Under Black Flags We March
08.Bloodstained Cross
09.Dead Eyes See No Future
10.G Solo~Intermezzo Liberte
11.The Day You Died
12.Silent Wars
13.Dead Bury Their Dead
14.We Will Rise
[Encore 1]
15.Stigmata
16.Blood On Your Hands
[Encore 2]
17.Snow Bound
18.Nemesis~Fields Of Desolation



NEXT SHOW Avenged Sevenfold (2012.4.19 大阪 なんばハッチ)



★★★★ 2012.4.17(火) BIGCAT オールスタンディング 整理番号45番(イープラス)





No.028 「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」(2011年 101分 シネスコ)

2012-04-17 23:12:14 | 2012年劇場鑑賞
監督 ジョージ・クルーニー
出演 ジョージ・クルーニー
   ライアン・ゴズリング
   フィリップ・シーモア・ホフマン



この日もアポロシネマのレイトショー
最近はいろんな意味で夜出やすいので平日の会社帰りの映画鑑賞が増えてきたな~
またここは平日はメチャ空いてるんです
この日も観客は10人も居なかった・・・

(あらすじ)

マイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)の大統領選挙キャンペーンチームで戦略担当を務めるスティーヴン(ライアン・ゴズリング)は、決戦のキーポイントとなるオハイオ州予備選討論会の後、ライバル陣営から密会の依頼を受ける。
その後、インターンとして働く女性と仲良くなった彼は、選挙戦を揺るがす重大な秘密を知ってしまう。
やがて彼はし烈な情報操作戦の渦中へと巻き込まれていく・・・



大統領選挙の舞台裏を描いた作品ですが、今年はおりしもあちらこちらの国で大統領選挙があるようで何気にタイムリーですよね
選挙の舞台裏を描いた作品だと私が印象に残るのは「キングの報酬」と言う作品が思い起こしますが、この映画もなかなか印象に残る作品ですね
ジョージ・クルーニーの監督主演作ですが実際の主役は彼でなくライアン・ゴズリングですね
この作品見てると大統領が選ばれると言うより作られると言った感じのストーリー展開が興味ぶかいです

フィリップ・シーモア・ホフマンとポール・ジアマッティが各陣営のプレーンなんだが、この2人がまさにはまり役!
ジョージ・クルーニー、ライアン・ゴズリングもいいんだけど取り分けこの2人の存在はこの映画を見事に締めてます
裏切りや寝返り、密会、さらにスキャンダルに裏取引・・・公正なハズな選挙の舞台裏にこう言った事が当たり前にはびこり、むしろこれが現実と思わせてくれる・・・公正という言葉で選挙を語るのがハズかしくなるほどの当たり前な現実が怖くもあり、どこか可笑しい・・・



世界のリーダーになろうかという強気な候補者もしょせんはタダの男だったり(クリントン元大統領の一件を思い起こさせる)、大物政治家はやたら閣僚ポストにこだわる・・・
そして舞台裏を支えるブレーンたちはある意味候補者当人以上にプライドを賭けた死物狂いの戦いをしている
そんな現実を皮肉たっぷりに描かれてる。
実録ベースの原作のようだが、変に肩がこるような作品でなく娯楽作として楽しんで見れる



★★★★ 2012.4.16(月) アポロシネマ8 スクリーン5 20:00 H-3

No.027 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2011年 105分 シネスコ)

2012-04-16 00:23:24 | 2012年劇場鑑賞
監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ
   ジム・ブロードベント
   オリヴィア・コールマン



場所を布施ラインシネマからMOVIX八尾に移動します
ここで見るのが「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」です
アカデミー賞を受賞したメリル・ストリーブの迫真の演技が見所になるでしょうね

(あらすじ)

1979年、父の教えである質素倹約を掲げる保守党のマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)が女性初のイギリス首相となる。
“鉄の女”の異名を取るサッチャーは、財政赤字を解決し、フォークランド紛争に勝利し、国民から絶大なる支持を得ていた。
しかし、彼女には誰にも見せていない孤独な別の顔があった。



この映画の予告は映画を見に行く度に何度も見ましたが、そのマーガレットサッチャーのなりきりぶりは予告だけでも伝わってきましたね
で、この作品マーガレットサッチャーが英国首相としてのドラマが中心とした人間ドラマと思ってたら、老後から始まりドラマの基本形はこの時代というのが意外でした
主人を亡くし老いていく自分に戸惑いながら過去の出来事がフラッシュバックされて行く展開は鮮やかですね 
英国の歴史的なドラマと言うより人間ドラマと言うよりはラブストーリーのような展開

ジム・ブロードベント扮する夫との会話は実は亡き夫の幻影という鉄の女という異名を取った強気の首相時代からは、想像出来ないような姿が映画の中心として描かれるのは予告では想像できなかった
やや老人ボケが入ったサッチャーが何かある度に夫の幻影と会話している場面はまさに鉄の女の孤独と言った悲しみを感じさす半面、フラッシュバックで見せてくれる首相時代の華やかな時代との対比が国を背負うトップとしての孤独や心労などが浮き彫りにされ、女性首相ならではの苦悩までも見せてくれる



単に史実に基づく実録ものではなく一人の人間=女性としての人間ドラマが良く出来ていると思います
そして何よりそれを体現して見せてくれたメリル・ストリープという女優の凄さが、これまたマーガレット・サッチャーという女性の凄さとリンクしてるようでした



★★★★ 2012.4.12(木) MOVIX八尾 シアター10 20:10 D-9



No.026 「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」(2011年 129分 シネスコ)

2012-04-14 01:06:28 | 2012年劇場鑑賞
監督 ガイ・リッチー
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   ジュード・ロウ
   ノオミ・ラパス



久しぶりに布施ラインシネマにやってきた
もしかして今年初めてかな?
ここの会員カードが更新期日が迫ってることもありやってきたんですが、カードのデザインも名称も変わっていて
しかも6ポイントで無料鑑賞出来たのが5ポイントで無料になってるという嬉しい事になっていた

(あらすじ)

オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は皇太子が暗殺されたと推測。
事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)に狙われてしまい…



土曜の朝のひと時ラジオから聞こえる名調子・・・それはMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」の映画紹介のコーナー
気がつけばラジオに聞き入る自分に気づくとそこはもう浜村マジックの術中にはまっている
知らず知らず映画の話に聞き入ってると「はい、ここでこの映画は終わります・・・」
おいおい!オチ聞いてもたやんけ!

この映画も浜村氏のおかげで鑑賞前にオチを知ってしまった1本です
でもこの映画はテンポも良く最後まで飽きさせない面白さがありました
前作は少し印象が薄れてるんですが、冒頭から中盤までは見せ場も多く映画の内容に引き込まれた

特に映像の凝り方はガイ・リッチーらしく、ホームズが先の展開を読む場面のストップ&スローモーションやライフルの銃弾などが飛び出る細かいカットでつなぐ編集などは彼の大傑作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」などを彷彿させる
またジャレッド・ハリス演じる敵役のモリアーティ教授のインテリジェンスな悪党ぶりはホームズのキャラと対照的でますます映画を面白くさせている



しかし実際の英国のシャーロック・ホームズの愛好家の人たちはこの映画をどう思ってるのかな?
原作とは到底かけ離れた内容にもしかして怒り心頭かも?
推理ドラマというより完全に冒険アクションになってしまってるけどそれはそれで面白いとは思うんですが、内容を知らずにシャーロック・ホームズの名前だけで見たらそのギャップに驚くかもね?



★★★★ 2012.4.12(木) 布施ラインシネマ シネマ5 16:55 J-7

「アルマゲドンパニック」

2012-04-11 00:46:26 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



“未公開映画十番勝負“シーズン8 第10弾



巨大彗星が地球に接近!
世界中が大パニックに・・・ 衛生は堕ちるわ 飛行機は墜落、中国では隕石が次から次落ちてくる!
もうパニック映画としては見せ場のつるべうち! と行きたいんだがそれらの事柄はラジオやテレビの放送でさらりと紹介されるだけでそんな場面出てきません

お話は地球滅亡を前にして主人公が、母親と田舎の町に避難しそこに居る甥っ子たちに彗星衝動の事実をひたすら隠し続ける話しで、途中サイコなオッサンが絡んで来て殺しあいに発展すると言うまったくパニック映画のパの字も感じさせない作品
彗星なんて最後にチラっと落ちるだけで邦題に偽りありな作品!
これほどパッケージの説明文と内容が異なるのは思わず笑ってしまう