監督 ジョン・マッディン
出演 グウィネス・パルトロウ
アンソニー・ホプキンス
ジェイク・ギレンホール
ちょうど同時期に日本映画で「博士の愛した数式」が公開され日米の数学映画(?)対決のような格好になりましたが、私は2本続けて1日鑑賞したためにややこしい数式やら数学用語が頭の中を飛び交いました(数学は永遠の天的!)
この作品ではアンソニー・ホプキンスが天才的な数学者演じておりますが、「博士の愛した数式」の寺尾聡のような繊細な雰囲気とは対照的に豪傑なオヤジの雰囲気があり、まぁお国柄もあるかもしれませんが対照的でしたね(アンソニー・ホプキンスの方が体がデカイせいもあるだろうけど)
この数学者はかつて天才と言われたが晩年は精神を病み逆に変人扱いされている・・・て言うのは「ビューティフル・マインド」でラッセル・クロウが演じたジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアがそうだったように天才すぎてその向こうには凡人では考えられないような障害のようなものが起きるんでしょうかね~
そんな彼に2人の娘がおり長女はニューヨークでキャリア・ウーマンとして成功し、ある意味自由気ままに生活していて、次女は数学の道を志ながらも父の面倒を見るため大学を中退しひたすら父の介護を続けながら生活をしている。
そんな次女をグウィネス・パルトロウが今までの役とは違った一面を見せてくれています。
ほとんど笑うシーンなんてなかったと思いますが、疲れた表情がなかなかよろしかったですよ。
父の死後、全てのことにやる気を失せてしまい大事なものまでも見失い、人生に迷子になっていくヒロインの姿に姉は彼女の為を思いニューヨーク行きを進めたり、父と暮らした家を売り彼女を再出発させようと色々と手を尽くすが、本人にとっては大きなお節介(姉の気持ちもわかるが・・・)
序盤で描かれるこの当りの場面は姉妹それぞれの心境が良く出ていたと思いますね。
今まで父親を押し付けて置いて今更・・・て言う言い分も痛いほどわかります。
そういえば葬儀のシーンで多数の参列者の前で思い出話のスピーチを聞いていた妹が「こんなに友人が居るなんて・・・もっと元気な時に訪ねてきたら!」と逆ギレする場面も印象的でした。
そんな彼女に数学者の男と出会いが序々に彼女を変えていく・・・この辺はラブストーリー仕立ての物語ではありますが、彼との出会いとそしてある発見が彼女の人生への答えを見つけ自らの才能に目覚めていく。
そんな時また亡き父との絆が数学を通して更に深まっていく・・・感動の物語でした。
★★★ 2006.1.26(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ3 18:45 9列目端付近
出演 グウィネス・パルトロウ
アンソニー・ホプキンス
ジェイク・ギレンホール
ちょうど同時期に日本映画で「博士の愛した数式」が公開され日米の数学映画(?)対決のような格好になりましたが、私は2本続けて1日鑑賞したためにややこしい数式やら数学用語が頭の中を飛び交いました(数学は永遠の天的!)
この作品ではアンソニー・ホプキンスが天才的な数学者演じておりますが、「博士の愛した数式」の寺尾聡のような繊細な雰囲気とは対照的に豪傑なオヤジの雰囲気があり、まぁお国柄もあるかもしれませんが対照的でしたね(アンソニー・ホプキンスの方が体がデカイせいもあるだろうけど)
この数学者はかつて天才と言われたが晩年は精神を病み逆に変人扱いされている・・・て言うのは「ビューティフル・マインド」でラッセル・クロウが演じたジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアがそうだったように天才すぎてその向こうには凡人では考えられないような障害のようなものが起きるんでしょうかね~
そんな彼に2人の娘がおり長女はニューヨークでキャリア・ウーマンとして成功し、ある意味自由気ままに生活していて、次女は数学の道を志ながらも父の面倒を見るため大学を中退しひたすら父の介護を続けながら生活をしている。
そんな次女をグウィネス・パルトロウが今までの役とは違った一面を見せてくれています。
ほとんど笑うシーンなんてなかったと思いますが、疲れた表情がなかなかよろしかったですよ。
父の死後、全てのことにやる気を失せてしまい大事なものまでも見失い、人生に迷子になっていくヒロインの姿に姉は彼女の為を思いニューヨーク行きを進めたり、父と暮らした家を売り彼女を再出発させようと色々と手を尽くすが、本人にとっては大きなお節介(姉の気持ちもわかるが・・・)
序盤で描かれるこの当りの場面は姉妹それぞれの心境が良く出ていたと思いますね。
今まで父親を押し付けて置いて今更・・・て言う言い分も痛いほどわかります。
そういえば葬儀のシーンで多数の参列者の前で思い出話のスピーチを聞いていた妹が「こんなに友人が居るなんて・・・もっと元気な時に訪ねてきたら!」と逆ギレする場面も印象的でした。
そんな彼女に数学者の男と出会いが序々に彼女を変えていく・・・この辺はラブストーリー仕立ての物語ではありますが、彼との出会いとそしてある発見が彼女の人生への答えを見つけ自らの才能に目覚めていく。
そんな時また亡き父との絆が数学を通して更に深まっていく・・・感動の物語でした。
★★★ 2006.1.26(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ3 18:45 9列目端付近