MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.087 「1911」(2011年 122分 シネスコ)

2011-11-28 00:03:17 | 2011年劇場鑑賞
監督 チャン・リー
出演 ジャッキー・チェン
   リー・ビンビン
   ウィンストン・チャオ



続いて見たのがジャッキーチェン主演100本目となる作品
「ドランクモンキー 酔拳」を近映大劇場という今は無き映画館で見て以来ジャッキーの作品は劇場、ビデオなどで見ていますが
100本の主演作とは凄いですね

(あらすじ)

1911年、中国は欧米列強の脅威にさらされ、清王朝は衰退する一方だったが、業(ごう)を煮やした民衆たちが立ち上がる。
革命軍を束ねる孫文の参謀・黄興(ジャッキー・チェン)は一気に総督府に攻め込むが、情報が漏れていたため失敗に終わる。
この戦いで多くの尊い命が奪われ、敗残兵となった彼らは次第に戦意を失っていき……



最近アクションが抑えめ・・・と言うより半アクション引退と言っても良い状況ですが、この映画でもそういうのが色濃く出ています
アクション俳優というより一人の役者としての残りの俳優人生を歩もうとしてるのがわかります
でも・・・あまり芝居は名演という訳ではないけど・・・
この映画でも孫文の腹心である黄興を演じていますが、ワンシーンだけジャッキーアクションの片りんを見せるけど、ほとんどノ―アクションで傷を負いながらも時代の変化の中で戦いに身を投じて行く革命軍の参謀を演じてます



時代が大きく変わりっていく激動の中国が舞台になってる話だが、正直結構見ていて疲れました
歴史大作なんでしょうが、中国名がなかなか判別出来ずに誰が誰かよくわからんまま見ておりました
もっと歴史を勉強しておくべきだったな~
日本語吹き替えで見たのがせめての救いか・・・まだわかりやすい方だったかもね

そのジャッキーチェンの吹替えはお馴染み石丸博也さんだけど、若い頃ならともっかう熟年のジャッキーチェン・・・特にこの作品に関してはイマイチ声が合ってないような気がしました
でも他の声優ならやはり石丸博也さんでないと・・・とか思うんだろうけどね~




★★★ 2011.11.24(木)アポロシネマ8 スクリーン2 19:25 G-3

No.086 「ステキな金縛り」(2011年 142分 シネスコ)

2011-11-26 23:52:57 | 2011年劇場鑑賞
監督 三谷幸喜
出演 深津絵里
   西田敏行
   阿部寛



久しぶりにアポロシネマ8に来ました
ここんとミナミでの鑑賞が多かっただけに、地元のシネコンはご無沙汰でした
平日の夕方ですが、チケットカウンターはガラガラでさびしいもんです
やはりミナミと比べると活性化されたと言っても阿倍野はまだ人出では負けてますね
この映画のようなコメディは出来ればたくさんお客さんが居る所で見たかったけどね


(あらすじ)

失敗が続いて後がない弁護士のエミ(深津絵里)は、ある殺人事件を担当することになる。
被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。
エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に召喚させるが……



結構笑わされましたね~
こういう映画は好きです
でもスクリーンという大画面より舞台などの芝居で見てみたいと思うような作品でもあります
ストーリーとしては途中思ってた展開と違ってたのですこし肩透かし気味でしたが、出てくる俳優が芸達者でそれに救われて部分もあるかも知れないね

幽霊が証人という法廷劇で、見えない幽霊相手にどういう風に裁判が進んでいくのか?
検察官の中井貴一は凄腕で理論的に深津絵里ら弁護士と幽霊に迫って来るが、この状況から証人として成立させていくか?と言うのが見どころであると思っていたが、検察官の中井貴一が早々に幽霊が見えるという事が判明し、そこから私の想像とは違う展開になっていく(それはそれで面白いんだが・・・)
検察官の中井貴一が幽霊が見えるのはオチとして残していても良かったかな~と言う気がしないでもないね
前作の「マジックアワー」のような爽快感は今回はあまり感じられなかった



この映画の中でフランク・キャプラ監督の話題が出てきます
特に「スミス都へいく」「素晴らしき哉、人生」の作品について出てくるけど、三谷幸喜はこの映画でフランク・キャプラ監督を目指したのかな?
ハートフルなドラマを見せるフランク・キャプラ監督ですが、この映画もそれらの作品のようにしようと思ってたのかも知れないですね
それと「ステキな金縛り」と言うタイトルはイマイチ!



★★★★ 2011.11.24(木)アポロシネマ8 スクリーン1 16:25 G-3

No.085 「コンテイジョン」 (2011年 106分 シネスコ)

2011-11-22 23:53:51 | 2011年劇場鑑賞
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 マリオン・コティヤール
   マット・デイモン
   



この日の2本目は最近は珍しいウィルスパニック映画
しかも監督がスティーヴン・ソダーバーグというこう言う映画では異色の監督?
でもこの巨匠が撮るんだから期待感は高まりますね

(あらすじ)

ミッチ(マット・デイモン)の妻・ベス(グウィネス・パルトロー)は、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。
同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。
フリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、伝染病ではないかと考え始め……



オールスターキャストで描かかれるウィルスパニックサスペンス映画です
でもこれだけのメンツのキャスティングでありながら映画自体は地味な作品で、明確なクライマックスと言われる場面もないし、主役と呼ばれるような主人公やヒーローも出て来ない・・・しかしこの作品はそこが一つの特長でもあります

ウィルスが世界規模で蔓延し、淡々と時が過ぎて行く恐さは映画と言うフィクションの世界ならもっと見せ場をドンドン入れて起伏の富んだストーリーにも出来る所を、現実的に未知の強力なウィルスの前に世界中が混乱に陥る様子を見せる事により、リアリティのあるものとして感じられます
豪華な配役人はその恐怖の中で現実と戦い、戸惑い苦しんでいく人たちをアカデミー賞俳優らしい見事な芝居で見せてくれます



新型インフルエンザが数年前に世界的に流行したけど、直近にそんな出来事を目の当たりにしているだけにこの映画の持つ説得力が余計に増しますね
治療に当たる医師や事態を調査する調査員なども感染してしまうのは現実的であり、例え専門家が細心の注意を計ってていても目に見えないウィルスの前には無力である事を痛感させられるし、頼りになる人たちが次々倒れていくと言うのは不安感を煽る
愛する人の為に重要な機密を教えてしまうか科学者の姿は、こういう事態になれば黙っていれるかどうか・・・思わず考えてしまうね

またブログなどのインターネットで情報が広まり、その情報により大勢の人が左右されていく姿はまさにこの現代を表しています
ジュ―ド・ロウ扮するフリージャーナリストの存在が、まさにその象徴と言えますね
レンギョウがウィルスに効く特効薬とネットで流したら、スーパーでレンギョウが飛ぶように売りきれたりして・・・
WHOやCDCの研究者や調査員と対極に居る彼の存在がこの映画で実に対照的に描かれていて面白い。



そしてもう一人重要な存在がマット・デーモン扮する一般人の存在。
妻が感染の発生源と言う役だが、妻と幼い息子を亡くし挙句の果てに娘と共々隔離されてしまう
世界規模のハンデミックだが、彼に取っては数時間で不幸のどん底に陥れられてしまう
これこそ一般人である我々が一番こういう事態になると、起こる可能性のある事である
また劇中病原菌より恐ろしいというセリフも聞かれる、パニックに陥った時の人間の行動が醜くもあり、また実に人間的である
その向こうにある生きたいという生への執着の現れが略奪や暴力と言った非道な行為が生まれて行く・・・残念だがある意味人間らしい描写に思えた

政府機関である研究者や調査員、パニックに左右される一般人と事態を報道し情報を流すメディア・・・
ウィルス発生により様々な人間たちの姿、それも良きにつけ悪きにつけ人間らしい姿ををアカデミー俳優たちを使い、見事な群像劇として仕上げたスティーヴン・ソダーバーグ監督の手腕はお見事でした



★★★★ 2011.11.17(木) なんばパークスシネマ シアター4 21:00 H-14

必聴サントラ 「ジョーズ」

2011-11-19 23:52:56 | サントラ(音楽)



私のオールタイムベストの映画のサントラです
これほど映画にぴったりのサントラはないと言っていいぐらいの作品です
鮫が迫ってくる感じを表現した♪ジョーズのテーマは知らない人が居ないくらい有名ですね
クリシーが教われる冒頭に使われる不穏な空気が上手く表現された♪最初の犠牲者からエンドテーマまで大体は映画の展開にそって曲が展開されます

特に♪一番銛!などは鮫との激闘を連想させるエキサイティングで緊迫したストリングスと変化にとんだパートが連続するオーケストラによる演奏は激闘のシーンをよりスリリングにしています
♪最後の戦いはまさにロイ・シャイダ―扮するブロディ署長とサメの一騎打ちとなるクライマックスで使われる曲で、サメが吹っ飛んだ瞬間から残骸が海に沈んでいくのが目に浮かぶような終盤が印象的
まさに「死ね~バケモン!」と叫びたくなる爽快でサナヴァビッチな曲です

25周年記念にリリースされた完全版も良いが公開当時リリースされたLPレコードをCD化したサントラが個人的には毎日のように擦り切れるほど聞いた当時が思いだされて良いですね

No.084 「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年124分シネスコ)

2011-11-18 22:52:40 | 2011年劇場鑑賞
監督 ジョー・ジョンストン
出演 クリス・エヴァンス
   トミー・リー・ジョーンズ
   




またもTOHOシネマズなんばに現れました
今年はとにかくこのシネコンが多いこと・・・
ポイントもどんどんたまってたので今回使う事にしました
でも3Dだから300円は払いましたがね
この映画「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」もそろそろ上映が終わりそうな作品で、危うく見逃すところだった
何とか鑑賞が間に合いましたね~来たる2012年夏に日本公開予定のアメコミヒーロー大集結の「アベンジャーズ」の前振り的な作品なだけに見て置きたかったからね

(あらすじ)

第2次世界大戦中の1942年、スティーブ(クリス・エヴァンス)は、各地に進攻するドイツのヒドラ党と戦うことを望んでいた。もともと病弱な彼は入隊を何度も却下されていたが、ある日、軍が秘密裏に行う「スーパーソルジャー計画」という実験に参加することになる。
その実験の被験者第1号に選ばれた彼は、強じんな肉体を持つ「キャプテン・アメリカ」へと変ぼうを遂げる。



いや~実にわかりやすいアメリカ映画だった
ヒーローのコスチュームがもうアメリカだし、作品全体を包む雰囲気がアメリカ最強!アメリカ万歳!の精神が感じられる
まぁタイトルがキャプテン・アメリカって付いてるぐらいだから当然ですがね
このヒーローは貧弱でモテなくてイジメられっ子というダメダメ男だったが、秘密実験で筋肉ムキムキのマッチョなスーパーソルジャーに変身してしまうと言う一般のボンクラ男の憧れを体現してくれる
かと言ってロボットスーツ着る訳でもないし、秘密兵器で空を飛んだりレーザービームを発射することもない
強靭に改造された肉体と盾で相手をなぎ倒していく、アナログ感一杯のヒーローってのがいい



時代設定が第二次世界大戦まっただ中の1942年というのが、またまた男心をくすぐる(私だけか・・・)
相手がナチスでそれもヒドラ党というオカルトな軍隊ってとこもマンガチックでだげどアメリカの相手には申し分ないね
キッチリ予想通りサミュエル・L・ジャクソンが出てきて「アベンジャーズ」の前フリもしてくれて、エンドロールの後に予告まで見せてくれます
何故か見終わった後、この映画の余韻より「アベンジャーズ」の期待だけが高まってしまう(笑)



★★★ 2011.11.17(木) TOHOシネマズなんば 本館 スクリーン5 18:30 K-10

必聴サントラ 「スーパーマン」

2011-11-17 00:59:38 | サントラ(音楽)



スーパーマンのサントラCDです
公開当時は当然LPレコードだったアルバムですが2枚組で3800円と高額だったので、中学生にしては高嶺の花なアルバムでした(通常のサントラLPはだいたい2200~2500円ぐらい)

お馴染み♪スーパーマンのテーマはジョン・ウィリアムスらしい勇壮なメロディーでスーパーマンが空を飛んでる姿が目に浮かぶようです
何かとBGMなどにも使われ高校野球などの応援や果てはパチンコ店の店内放送のファンファーレなど色んなシチュエーションで耳にする名曲です 
全体的にこの曲が元にして作られてますが、レックスルーサーのテーマとも言えるユニークな曲調の♪悪漢のマーチやスーパーマンとロイスが空中デ―トをする時に流れるロマンチックな♪スーパーマン愛のテーマなど聞き所満載のサントラアルバムです

No.083 「フェア・ゲーム」(2010年 108分 シネスコ)

2011-11-14 00:30:01 | 2011年劇場鑑賞
監督 ダグ・リーマン
出演 ナオミ・ワッツ
   ショーン・ペン
   サム・シェパード



この日の三本目はTOHOシネマズなんばの別館での鑑賞です
先程のバカ映画と違ってガラリと趣き変わった実話を映画化したサスペンス映画です
主演が久しぶりに見るナオミ・ワッツです
館内は小さいスクリーンですが結構お客様が沢山いてビックリです
大きな話題になっていない作品だが、作品に力があると宣伝に関係なくお客さんも来るもんだ

(あらすじ)

CIAのヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)と元ニジェール大使で夫のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)は、イラクに核開発計画がないことを政府に報告する。
しかし2003年、ブッシュ政権がイラクに宣戦布告。
ジョーがニューヨークタイムズ紙にイラクにおける調査報告を寄稿したことから、報復としてヴァレリーが諜報員であることがアメリカ中に公表されてしまい…



9.11のテロ以降のアメリカがいかに怖い国になったかと思わせる映画でした
まぁアメリカと言うよりブッシュ政権と言ったほうがいいかもね~
それは副大統領補佐官がCIAの研究員に核燃料を詰める容器に対する問い詰めのシーンなどが特に感じる
97%の確率に対して残りの3%を強引に重視して大量破壊兵器が存在すると言う発表をして無理矢理にイラクに戦争しかける理由を作るそんな当時のアメリカの姿が描かれる



今まで国に忠誠を近いそれこそ命懸けで任務を遂行してきた諜報員が、時の政権の考えにそぐわない行動をした時の手の平を返したような国の態度がアメリカと言う名のブッシュ政権が恐ろしい・・・
国家がスパイを抹殺するのに暗殺者などで殺すのでなく、ただ世間にスパイである事をバラすだけ・・・ 
国に裏切られてCIAの諜報員の正体がバレる事がいかに危険で怖いかと言うのがよくわかります
精神的にも追い詰めらる妻と家庭が崩壊しても戦い続ける夫がやがて絆を取り戻して行く姿は実話をもとにしたサスペンス映画ながら家族の再生ドラマでもある

ナオミ・ワッツとショーン・ペンの2大アカデミー賞スターがその肩書に相応しい芝居を見せてくれます
実話のドラマながらもスターの顔が見えない役に徹した2人の演技がこの映画の成功している要因の一つかもね



★★★★ 2011.11.10(木) TOHOシネマズなんば 別館シアター12 20:30 D-13







No.082 「カウボーイ&エイリアン」(2011年 118分 シネスコ)

2011-11-13 00:57:07 | 2011年劇場鑑賞
監督 ジョン・ファヴロー
出演 ダニエル・クレイグ
   ハリソン・フォード
   オリヴィア・ワイルド



休憩無しで続けて見たのかこの映画です。
プレミアスクリーンと言う小さいスクリーンでの上映
高級感のある椅子に座り、リクライニングシートなんで背もたれを倒しての鑑賞。
こりゃ面白くなかったら寝てまうぞ!

(あらすじ)

過去の記憶をなくした男(ダニエル・クレイグ)が砂漠の町アブソリューションに迷い込むが、住民たちからは歓迎されなかった。
また、すべては町を牛耳るダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)の支配下にあることを知る。
男の記憶の手掛かりは片方の手首にはめられた手かせだけだが、そんな中、町の上空から未曾有の脅威が襲い掛かってきて…



最初に見た予告の段階からなんぞやこの映画?て感じでしたが
西部劇とSF映画の融合のような作品でなかなか新しいアィディアか!と思ったけど以前TSUTAYAで借りたビデオムービーにもこんな設定あったぞ~
このブログでも紹介してる「宇宙戦争ZERO」と言う作品がそれだが、どうやら原作があるようなのでもしかしたら同じ原作の映画化かも?

主演がダニエル・グレイグとハリソン・フォード・・・ジェームス・ボンドとインディ・ジョーンズが夢の共演と言う誰もが連想するフレーズ(笑)
西部劇風に始まった出だしだけど、それも風来坊が町の権力者の息子を懲らしめるぐらいまで、 突然飛来するUFOが出てきてからは宇宙戦争テイストな展開になる (町の人間を次々とさらって行くシーンがなかなか見物でした)
中盤弱冠中弛みはあるものの風来坊の昔の仲間やインディアンらが登場してから宇宙人VSインディー&ボンド+西部劇軍団連合軍の図式が面白くなってくる



このエイリアンの姿は予告なんかでは出てこないけど、その造形は特に目新しいものではない
ただ個人的にはB級ホラーの問題作「悪魔の植物人間」を思いだしたが・・・
クライマックスは宇宙人相手にアナログ感のあるライフルや弓矢など旧式の武器で渡り合うのは無謀(頼りになるのはダニエル・クレイグが腕に装着してるレーザービームのみ)と言うのを教えてくれるけど、意地と団結力で少ないながらもエイリアンを倒していく人類の姿はちょい感動!?
でも大半はエイリアンに切り裂かれていく・・・
「宇宙戦争ZERO」もそうだったがダイナマイトのような爆薬が宇宙共通で有効なんですね



★★★ 2011.11.10(木) TOHOシネマズなんば 本館 プレミアスクリーン 18:05 C-8



No.081 「ミッション:8ミニッツ」(2011年 93分 ビスタ)

2011-11-11 23:50:35 | 2011年劇場鑑賞
監督 ダンカン・ジョーンズ
出演 ジェイク・ギレンホール
   ミシェル・モナハン
   ヴェラ・ファーミガ



今年もだんだんと残りが少なくなってきました
現在80本の劇場鑑賞ですが、何とか100本には乗せたいもんです
この日も頑張って3本にチャレンジです
その1本目がこの「ミッション:8ミニッツ」です
「この映画は映画通をほど騙される」というコピーのついた作品です
いったいどんな仕掛けがあるのか楽しみです

(あらすじ)

シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動。
爆破犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという任務遂行のため、軍のエリート、スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)が選ばれる。
事件の真相に迫るため何度も8分間の任務を繰り返すたび、彼の中である疑惑が膨らんでいく・・・



他人の記憶を借りて真相を突き止めるというSFチックなサスペンス映画
でもそんなにSFチックに感じさせないのは設定が電車の爆破事故(テロリストによる爆破)という生々しい所から来るものですね
何度も8分間だけループして行くんだが、まったく最初は成果が出ない。
よって何度も同じ場面が繰り返される・・・

意味合いが違うが相当前に天六ユウラク座で見た「リバース」という映画を思い出した
あれはタイムスリップして10分前くらいに戻り、ある大事故を止めようとするがまったく同じ結果に終わってしまい、何度も同じタイムスリップを繰り返すというストーリーでした
でも今回はタイムスリップでなく他人の記憶に入り込み他人になると言うところがミソ



意外と事件の犯人や真相は早い目に判明するが、この映画の本質はむしろ真相が分かってから以降に集約される
隠れた作品のテーマが後半にあるような気がします
ここではあまり言えないが、主人公がある真実を知りそしてある行動に出る後半は前半のループによる謎解きが、このための前振りにさえ思えてしまう
取り分けビックリするような映画ではないが、よく考え練りこまれた佳作であります



★★★ 2011.11.10(木) TOHOシネマズなんば 本館 スクリーン3 16:10 B-8

「DEF LEPPARD」

2011-11-08 21:57:24 | ライヴ&イベント



グランキューブ大阪にやって来た
本日デフレパードの来日公演を見に来たんですが、あいにくの雨!
観客の入りはどうかな?と思ったが何と国際会議場のビルに入るのにまず行列が出来てます



予想以上の入りでビックリ!
先月尼崎アルカイックのホワイトスネイクより入りが良いかもね
会場に入ると珍しく知り合いと遭遇!
年間通じて時々仕事を一緒にさしてもらってんだが、付き合いが長い割には昨年初めてメタラーであることが発覚!
デフレパードのショーを見に行くとおっしゃってたが、この人混みでは中々合わないと思ってたら意外と呆気なく逢った!
2階席で楽しまれとの事だ
グッズ売り場はこれまたかなりの行列で、開演に間に合うんかいな~?(私は今回グッズはパス)



私は一階席やや後方端よりの座席に座ってると親子三人連れが来てチケットを確認させてくれと来た
互いにチケット見せたけど ・・・ん・・・同じ?
先方は確認してどこかに行かれたが暫くして係員連れてきてチケット拝見と来た!
怪訝な顔して見せると 「お客様のチケットはL列でございます。こちらはI列です」 チケット座席表記 I=i L=l
だいたいここの座席表記はややこしいねん! と言いたいの押し殺し 親子三人にスマンと謝罪して更に後方の席に移るのでありました

さて会場内はほぼ満員です 先日の安全地帯より遥かに多いです
さて始まったライブは新曲♪Undefeated のからスタートでしたが、総立ちの場内はノリノリです
ステージ自体はシンプルなセッティングでバックドロップも無ければもちろん大型モニターもありません
2008年のホワイトスネイクとのダブルヘッドライナーツアーの時は大阪城ホールと言うこともあり演出なども派手だったが、今夜は凝った演出もなく演奏でみせるステージとなってます

2曲目の♪Let's Get Rockedからは馴染みのある定番ソングって事でサビの部分でコール&レスポンスが始まります
「レッツゲッ!レッツゲッ!ロッ~ク!」と腕を振り上げて大合唱!
館内を見渡すと男性に負けず女性も結構見受けられますね~全体的には中高年の男女が多いです
次々と流れるように代表曲やヒットナンバーが流れて行きます
♪Animal、♪Foolin、♪Make Love Like A Man・・・
私はデフレパードはそんなファンて事もないんです、 聞きやすい曲調や80sサウンドっぽい所が好きですね
名曲の♪Love Bitesようなロックバラードアンセムもあるしね
先日の安全地帯の時もそうだけど、ありがちなギターソロやドラムソロもたいしてなく曲をひたすら演奏していくのはヒットナンバーを沢山持ってる強みかな?

歌い終わりなどでポーズを取るジョーエリオットの両手を広げる決めポーズもバッチリです
でもホワイトスネイクのデビガバさんほどの派手な動きはありません(マイクスタンドは適度に使ってたけど)
中盤でアコースティックギターでメンバーが中央に集まり♪Two Steps Behindを演奏、アコギなデフレパードも良いですね
続いて♪Bringin' On The Heartbreakをアコースティックバージョンで・・・これはオーディエンスと一緒に歌ってます
サビはほとんどオーディエンスに歌わすジョー!
それに応えてみな歌います!結構声出てますな~

一転してアップテンポなインスト♪Switch625から再びロックセット!
後半は♪Hysteria、♪Armageddon Itとたたみかけ
そして♪Photographでみんな大喜びです
一緒に歌ってます!
後半のヒットナンバー連発でもうお腹いっぱいの所、とどめに♪Rock Of Ages!
もう出すべきもの全て出し切ったようなライブでみなさん大満足!
でもアンコールの手拍子が鳴りやみません
まぁ~もう無いやろな~と思ってたら、何と出てきましたよメンバーが・・・

アンコールでの演奏が始まり♪When Love & Hate Collideがスタート!
爽やかな感じの曲ですが、アンコールはこれだけにとどまらず♪Rock Rock (Till You Drop)のイントロでまたも場内大歓声
ロック!ロック!ともうみんな拳を振り上げてノリまくり!
てっきり私は♪Rock Of Agesで終わりと思ってたからアンコールの2曲は思わぬプレゼントでしたね
約124分のライブにみなさん大満足で帰路に着かれました


DEF LEPPARD MIRROR BALL TUOR IN JAPAN 大阪公演のセットリスト

01.Undefeated
02.Let's Get Rocked
03.Animal
04.Cmon Cmon
05.Women
06.Foolin'
07.Make Love Like A Man
08.Too Late For Love
09.Slang
10.Love Bites
11.Rocket
12.Bass soio
13.Gods Of War
14.Two Steps Behind
15.Bringin' On The Heartbreak
16.Switch625
17.Hysteria
18.Armageddon It
19.Photograph
20.Pour Some Sugar On Me
21.Rock Of Ages

-ENCORE-

22.When Love & Hate Collide
23.Rock Rock (Till You Drop)



NEXT SHOW LOUDNESS (11.25 ZeeP大阪)



2011.11.5(土) グランキューブ大阪 メインホール S席 1階Ci列42番(チケットぴあ)