“未公開映画十番勝負”シーズン2 第3弾
「クライモリ」の続編となるこの映画ですが、前作は劇場公開されて、まったくノーマークで期待してなかったが、しかし「悪魔のいけにえ」を思わすような殺人兄弟に若者が血祭りに挙げられるという、よくあるパターンながら気合いの入ったグロ描写と森の中でのサバイバルな展開が意外なまでの面白さで結構拾いものだった。
そして今回の続編は・・・これがまた前作以上にすべてにおいてパワーアップしてまたまたの拾いもの!
弓矢で顔面串刺しや胴体タテ割り!さらに捕らえた人間を解体したりする描写が臆することなくどんどん見せていくのは前作以上で、残酷度はこちらが圧倒的に上!
少々しつこい気もするがスプラッターサバイバルホラーとしては十分の及第点でしょう。
誰が主役なのかわからない人物設定もサスペンス度があがって良いし、終盤にかろうじて生き残った元軍人がランボーよろしく武装してフリークス一家に立ち向かうのはなんかパロディ見たいだけど、すぐに気合の入った血糊の量がそんな柔な雰囲気を吹き飛ばしてくれます。
「悪魔のいけにえ」というよりは「ヒルズ・ハブ・アイズ」の雰囲気に近いけど、グロさだけではこちらが上かも知れないですね~
★★★★