MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.072 「ドラゴン・キングダム」(2008年 米 105分 シネスコ)

2008-08-31 01:04:28 | 2008年劇場鑑賞
監督 ロブ・ミンコフ
出演 ジャッキー・チェン
    ジェット・リー
    マイケル・アンガラノ



本日は布施ラインシネマ10に強引に映画観賞です。
というのも今月一杯で後ワンポイントで満杯となるサービスポイントのキャンペーンが終わるために行ったんですが、ちょうど都合よくこの作品があってよかったです。
おかげで一気にポイントが6ポイントも押してもらえた・・・
どうやらこの「ドラゴン・キングダム」は今週末で上映が終了のようで、危うく見逃すところでした。
そういえば「クライマーズハイ」も見れずだったしな~レイト公開の「屋敷女」も知らない間に終わってしまったし・・・今年は見逃した映画が結構あります。



(あらすじ)

カンフーマニアで、孫悟空を夢見る17歳のジェイソン(マイケル・アンガラノ)。ある日チャイナタウンでギャングに追われた彼は、次の瞬間古代中国のとある村で目を覚ます。
大酒飲みの男ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)に危機を救われたジェイソンは、やがて白馬に乗ったサイレント・モンク(ジェット・リー)に出会い……。

オープニングタイトルがカンフー映画のポスター集のような趣向で、カンフー映画ファン心をくすぐるようで良いですね。
カンフー映画おたくのボンクラ小僧が古代の中国にタイムスリップし、そこでカンフーマスターと出会いカンフーの修行に励むことに・・・まさにカンフー映画ファンが憧れるような体験をするこのボンクラにカンフーの手ほどきするのがジャッキー・チェンとジェット・リー!
奇跡?と言われてもよさそうなこの2人の共演が最大の売りですね~

特にワンシーンながら2人が対決するシーンはまさにカンフー映画史に残るドリームマッチ!
ドリームマッチと言えば記憶に新しい「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」で実現したジェット・リーVSミッシェル・ヨーの華麗な対決、2年ほど前には「SPL 狼よ静かに眠れ」でサモ・ハンVSドニー・イェンが壮絶な流血マッチを見せてくれた・・・今回は2人の持ち味を生かした正統的なカンフー対決を見せてくれます。
この2人を戦わしたってことでこの映画はそれだけで十分価値があるかもね?




ジャッキー・チェンは久々に酔拳を披露してくれるし、ボンクラにカンフーを教える場面はかつて「酔拳」でジャッキー・チェンがやらされていた事を今度はジャッキー・チェンがボンクラにさせる(両腕を前に突き出し中腰で止まったままのポーズ)
ボンクラ小僧が2人のマスターと出会い、やがてたくましいカンフーの使い手となる・・・という少年の成長の物語ってのはありきたりのパターンだが、ワイアーアクション全開のアクションシーン(特に孫悟空の場面)といい不自然なほど飛びまくるのも古き良きクラシックな香港カンフーアクションを思わせて、なんだが久し振りに70年代の香港カンフー映画が見たくなった。

ジャッキー・チェンとジェット・リー・・・アップになるとやはり年取ったなぁ~て思ってしまいます。
願わくばもう少し早く共演(対決)させたかったな~



★★★★ 2008.8.28(木) 布施ラインシネマ10 シネマ7 19:00 H-1

No.071 「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」 (2008年 米 112分 シネスコ)

2008-08-27 00:06:45 | 2008年劇場鑑賞
監督 ロブ・コーエン
出演 ブレンダン・フレイザー
    ジェット・リー
    マリア・ベロ



夏休みも残り僅か・・・相変わらずシネコンは家族づれやちびっこで今日も賑わっております。
ここしばらくは私は近くのアポロシネマ8というシネコンで映画を見てますが、いつもながらチケット売り場には行列ができてます。
時折思うことですが、例えば行列に並んでいて本編があと2~3分ぐらいで始まりそうな場合どうなるのかな?
しかも前で並んでる人は来週のチケットの予約をしてる・・・こういう時って優先的に列を飛ばして先にチケットを売って貰えないのだろうか?
事実それでかなりヒヤヒヤしたことが幾度かありました・・・

夏休み後半か中盤から上映の始まった「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」ですが、過去2作はすべて見ております。
今回はジェット・リーやミッシェル・ヨー、アンソニー・ウォンといった香港映画からのスターが出演し、いつもに増して豪華な布陣です。



(あらすじ)

“シャングリラの目”と呼ばれる巨大なブルーダイヤを返還するため、外務省の依頼で上海にやって来たリック(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(マリア・ベロ)は、現地で遺跡の発掘にいそしんでいた息子アレックス(ルーク・フォード)と再会。
そんな中、アレックスの発掘した皇帝のミイラが生き返る事件が発生する

またまた登場するミイラ軍団!今回は中国のミイラ・・・って事だけでなんかいつものパターンで、あまり変わり映えしないな~
ジェット・リーを悪役で置いてるんだが、あまり彼の持ち味が出てるようにも思わない・・・たしかにアクションはあるけど、あまり必然性が感じないし、どうもジェット・リーを使うわりには中途半端な使い方のように思います。
ま、ミッシェル・ヨーVSジェット・リーの夢の対決が少し見れたから良しとするか・・・



そしてレイチェル・ワイズが過去2作演じていた役柄が今回はマリア・ペロが演じてますが、これがどうも違和感ありです。
レイチェル・ワイズのあの騒々しい雰囲気が映画全体に良いアクセントになってて良かったんですが、マリア・ペロではいかんせん地味!
一気に一人だけ老けた見たいな感じで他におらんかったんかいな?と思ってしまいます。

正直シリーズ物としてはどんどんと質が落ちていきそうな気配ありありで、もうそろそろ打ち止めでもいいかもね~
奇しくも久々に復活を遂げたシリーズ最新作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」がこの作品の公開前に公開されてたので質の違いをまざまざと感じることになりました。



★★★ 2008.8.24(日) アポロシネマ8 スクリーン4 13:30 D-2

No.070 「カンフー・パンダ」(2007年 米 92分 シネスコ)

2008-08-24 22:58:26 | 2008年劇場鑑賞
監督 マーク・オズボーン
出演 ジャック・ブラック
    ダスティン・ホフマン
    アンジェリーナ・ジョリー



夏休み映画はアニメが相変わらず強いですね~
「崖の上のポニョ」が空前の大ヒット!
さらにおなじみの「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空〈そら〉の花束 シェイミ」「劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝 絆」そして洋画の「カンフー・パンダ」・・・シネコンはチビッ子で溢れかえっております。
そして見てきたのがこの「カンフー・パンダ」であります。



(あらすじ)

中国の桃源郷“平和の谷”が、極悪非道なタイ・ランに襲われる。
そこで彼に対抗する勇者を選ぶことになり、選考試合ではマスター・モンキーらカンフーの達人たちがその技を競い合う。
だが、彼らを差し置いて選出されたのは、体は大きいが小心者のパンダのポーだった。

前評判も上々で結構お客さんも入ってるようで、この日見たのは日本語吹き替え版ってこともあり、親子連れが目につきますね。
出来ればジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェンなどが吹き替えをしたオリジナル版を見たかったけど、さすがこの時期は日本語版を上映してるところの方が多いようです。

日本語版は 山口達也、笹野高史 、 木村佳乃 、 中尾彬 、 MEGUMIなどの吹き替えキャストでまずまず問題は無し・・アンジェリーナ・ジョリーアンジェリーナ・ジョリーが吹き替えしてたモンキー役の日本語版は石丸博也っていうこだわりよう(笑)
でもオリジナルはアンジェリーナ・ジョリーやジャッキー・チェンなど大物を起用してる割にはセリフが少ないように思うが・・・



で、ストーリーとしては香港映画・・・昔のジャッキー映画でありそうな落ちこぼれな主人公が鍛練を重ねやがてカンフーで強敵をなぎ倒すと言った展開で、私としては親しみやすいストーリーでしたが、正直たいしたヒネリもなく平凡でしたね。
トントン拍子で話が進んでいきテンポは良いけど、逆にやや呆気ない印象があります。
期待が大きすぎたかも知れないですね・・・

まぁ面白くない訳ではないんですが、パンダを主役に持っていき俊敏な動きのあるカンフーをさせるというアンバランスさが面白いんですが、その他の仲間であるマスターファイブが思ったほど活躍の場が無く(一応タイ・ランとの対決あるけど負けちゃうしね・・・)せめてワンシーンくらいマスターらしい強さが見れるシーンがあればストーリーに変化あったかもね~



★★★ 2008.8.21(木) アポロシネマ8 スクリーン8 19:15 G-3

No.069 「ダークナイト」(2008年 米 152分 シネスコ)

2008-08-23 01:09:06 | 2008年劇場鑑賞
監督 クリストファー・ノーラン
出演 クリスチャン・ベイル
    マイケル・ケイン
    ヒース・レジャー



お盆も終わりいよいよ2008年も後半戦 映画鑑賞も例年よりやや少ないかな?と言う感じですが ここから追い込んで行きたいもんですね。
お盆明けの最初の作品が「ダークナイト」あのバットマンシリーズの最新作であり「バットマンヒギンズ」の続編です。
バットマンシリーズは全部見てますがこの作品はクリスチャン・ベイル版バットマンとしては2作目となります。

マイケル・キートン以来の連続登板(2代目ヴァル・キルマー、3代目ジョージ・クルーニーはいずれも単発で終わってた)ですが、いよいよバットマンの新シリーズも本格始動ですか・・・



(あらすじ)

悪のはびこるゴッサムシティを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハーベイ・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。
だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。
最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく・・・

今作での見どころはやはりヒース・レジャー扮するジョーカーの強烈なキャラですね。
ハンサムな顔を一度も見せることなく白塗メイク・・・それも汚いメイクで怪演するヒース・レジャーはオスカー物の演技だったと思いますね。
前任者ニコルソンのジョーカーとはまた少し違った小悪党ぶりがいいです。
主役のクリスチャン・ベイルを完全に食ってしまいましたね~ホント惜しい役者を亡くしましたね・・・この作品を見てよけい思いましたね。

この映画は単にヒーローが悪を退治するヒーロー物とは違い、ヒーローが正義を貫くためにはある種の覚悟がいる事を感じさせてくれます。
またそれを逆手に取り悪行重ねる悪党・・・ヒーローが活躍するのは悪党が主導権を握ってるから・・・?
そんな事をこの映画では感じてしまいました。
アメコミ風を思わすような場面はほとんど皆無で、ジョーカーを最小限コミカルに描かずまるでリアルなテロリストのように見せてるのも、この作品を非凡なものしてると思います。



今回はバットマンが苦悩して、焼けのヤンパチになりヒーローらしからぬ行為に出たりして、人間味が出た描写も多数出てきます・・・ついでに女性問題で悩んだり(スパイダーマン見たいやね)
これほどもまでバットマンが何かと翻弄されるのも珍しいですね。
爽快感スッキリのアメコミヒーロー映画を期待した人にはストレスのたまる映画でしょうね~

もちろんCGを駆使したアクションシーンもふんだんにあって活劇としても十分楽しめます。
しかしドラマとしてもダークな雰囲気だけどよく出来ていて正直シリーズ最高傑作・・・といっても過言ではないでしょうね。
上映時間が長いという声も聞きますが、たしかに長い上映時間だけど、私はまったく時間が気にならなかったです。

途中、悪党の一人に見覚えのある顔・・・久々に見たエリック・ロバーツだった。
知られてるようで知られてないジュリア・ロバーツの兄貴ですが、今回もコスイ悪役ぶりを見せつけてくれました。


↑この人がジュリア・ロバーツの愚兄?エリック・ロバーツさん・・・
表舞台を歩く妹とは対照的に悪役かB級映画路線歩んでいます。
はい、写真ありがとうございました。



★★★★ 2008.8.21(木) アポロシネマ8 スクリーン3 16:20I-19

「死霊の罠」

2008-08-20 00:26:10 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
最後に怖い怖いもう1本は・・



今日はまずその1本目日本初のスプラッタームービーという触れ込みで上映された映画で、折りしもスプラッターブームに沸く映画界(ビデオ界)にタイムリーな作品
内容は廃墟となった工場へスナッフフィルム(まるでギニーピック)取材にやってきたTVクルーたちが惨殺されていくスラッシャームービー調の展開で、ユル~イゴブリン風の音楽にのってあっと言うまにクルーが全滅、!小野みゆきが姿なき殺人者と対決します

しかし後半はそれまでのスラッシャーホラー調の作風から、がらりと変わり、まるで「サイコ」な設定かと思い気や突然「マニトウ」か「悪魔の赤ちゃん」のような妙なモンスター風な展開になって行き、何か一粒に2倍おいしい的な感じ。
「死霊のしたたり」を思わす場面もあり、まぁ当時流行りの色んなホラー映画の要素を取り入れたかのような映画です。
でも殺人者の風貌や殺しの手口は結構好きですよ・・・これもアルジェント意思したような感じやな~

殺されるクルーは大半女性でその中に中山えりこや小林ひとみと言った当時のAVクイーンも登場し、きっちりHシーンもあります(無理矢理入れた感じだが)
アダルトビデオ時代を感じるトコでもあり、ついつい懐かしさが蘇りましたわ・・・

最近のJホラーと違い、怖さよりひたすらグロさに徹底した映画で今見たら安っぽいながらもたのしめます。
まだR指定の規制がユルかった時代の作品だけに今となっては貴重なJスプラッター(今はこんな作品は作れないだろうね・・・)


★★★★

「渋谷怪談」

2008-08-20 00:22:20 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・Jホラー3連発でラスト・・・その2本目

「リング」から始まる和製ホラーブームだが、この作品もその一つ
数人の若者が深夜キャンプでお地蔵さんを壊してからそれぞれ謎の事件に巻き込まれていく・・・
何となく水川あさみ、柏原収史、森下千里など若手俳優の起用が和製スクリームかラストサマーといった感じだが、「呪怨」以降のJ・ホラーはどうもパターン化してるようであまり怖さも感じないですな。

最初は「リング」や「呪怨」の不気味さが鮮烈な印象でしたが、乱発気味に製作されるJ・ホラーと言われる作品はどれもこれも似たり寄ったりの印象です。
昔の怪談映画が今見てもやはり怖いのは純和風的なムードが持つ独特の雰囲気が不変の恐怖を出してるのではないでしょうか。
そう言う意味ではどうしても現代劇てこともあるだろうが、最近の作品は怖いんだけど欧米的な部分がどことなく感じてしまい、日本独特の怖さはイマイチ薄れてます。
この辺が「怪談」と「J・ホラー」の違いかもね?
とはいえ現代の都会が舞台なだけに人に寄っては日常生活に支障が出るのは間違いない


★★★

「新感線☆RX「五右衛門ロック」」

2008-08-18 00:19:19 | ライヴ&イベント
劇団新感線の舞台は面白い・・・そんな評判はかねてから聞いていたんですが、今回広告などで大阪公演があるのを知り、また看板役者・古田新太はじめ、松雪泰子、森山未來、北大路欣也、江口洋介、川平慈英、濱田マリと言った豪華キャストってこともあり行ってまいりました。





もうチケットはほぼ完売状態のこの公演ですが、さすがそれだけに会場前は沢山の人だかりです。
また五右衛門グッズも飛ぶように売れていて、改めてこの劇団の人気の高さを思い知らされましたね。



私のチケットはZ席という¥6500の一番安い席なので3階の上の方です。
舞台全体は見渡せれるけど、さすが役者の顔となるとわかりずらいですね。
それにしても女性が目につきますね~ 7割くらいは女性ファン、年齢層的には20代後半ぐらいから40代くらいの女性が多いかな~?
もう場内ピッシリと超満員です!



石川五右衛門が釜茹での刑を逃れ、南国の島へ秘宝を盗みに行くという奇想天外なストーリーで、舞台の上手、下手にはロックバンドが控えており、劇中生演奏で舞台を盛り上げております。
もちろんミュージカル仕立てなのでみんな歌って踊るロックミュージカルになってます。

上から見ててよくわかったのが舞台転換の鮮やかさですね~セットが左右に離れ、次のセットが出てきたりライティングを効果的に使い、逆光を幕変わりにして客席と舞台の間を分断して場面転換をはかったりと上から見てる分全体見渡せたのでよくわかりました。

派手でスピーディな立ち回りも上から見てるとまるで舞の如く華麗で、集団での立ち回りはまさに団体演技を見てるかのよう・・・3階席ならではの楽しみ方もあるもんですね。

松雪泰子が妖艶な魅力と抜群の歌唱力を披露すれば川平慈英と森山未來が華麗なタップ合戦を展開!まさにギター侍と化した江口洋介はギターを弾きながら客を煽る!
単に芝居と言うよりエンターティメントとして見事に確立された舞台で90分+90分に途中20分休憩という200分の長丁場はまったく退屈しませんてした。
出来れば今度は1階の良い席でもう一度見てみたいもんです。

天下の大泥棒石川五右衛門に絡む松雪泰子扮する真砂のお竜が時には敵に付いていたり、はたまた五右衛門についたりと少々ミステリアスな存在で、五右衛門に付いて行くかと思えば「またね~五右衛門!」と空高く特殊な凧で飛んでいく・・・そんな姿はまるで峰不二子!
そういえば「待て~五右衛門!」と言ってどこまでも執念で追いかけてくる江口洋介扮するお役人の岩倉左門字はまさに銭型警部・・・軽いノリの石川五右衛門はまさにルパン三世!・・・そうか原型はルパン三世なんやね・・・きっと。



★★★★★ 2008.8.13(水)大阪厚生年金会館 ウェルシティ大阪 大ホール Z席 3階 H列51番(チケットぴあ)






「呪怨」

2008-08-17 01:50:01 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)

納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・Jホラー3連発でラスト
今日はまずその1本目

Vシネマとして製作された記念すべき第一作目ですが、後に「呪怨2」(Vシネマ版)、劇場版「呪怨」&「呪怨2」とハリウッド版「呪怨1&2」と製作されていきましたけど正直言ってこの映画はVシネマ版の1作目以外はイマイチですね
Vシネマ版の「2」ですら冷めてみておりました・・・

私にとってそれだけ1作目のインパクトが強かったんですが、ある家に憑いた悪霊により次々人が死んでいく事に対して、まったく得体の知れない何かがそうさせると言う不条理なトコが不気味であり怖いとこなんですが、あれこれ後から説明付けると冷めてきましたね

オムニバス形式で時間軸をずらせた構成で呪いが延々と続いていくとこを見せた演出はうまかったですね。
またゲーリー芦屋の不気味なスコアもよかったし・・・あの音だけで恐怖が伝わってきますよね

最初の頃は敏雄君も白塗りで出て来ても笑えなかったしね(今でこそギャグにさえ思えてしますが・・・)
さりげなく幽霊が前をスーと横切ったり、家の2階のベランダにヌーと立ってたり派手に見せるだけでなく、こう言うさりげない恐怖演出が本当に効いてました
クライマックスの加椰子が階段から出てくるシーンも暫らくは家の階段登ると思い出したもんでした。
この場面はホント怖かったですわ~ こんな映画を何回も見まくってるのに妙にこの作品には直撃食らわされましたね

ホントこれ1作でポンと止めてくれたほうが恐怖がいつまでも持続したかも知れず残念です
新作が製作されるほどだんだん冷めていってしまう・・・
いつしか幽霊親子がジェイソンやフレディ見たいにキャラを確立しだしたりして、こうなったらもう怖くも何ともないですね~ 完全にモンスターになってしまった・・・1作目で振るえ上がってたような場面でも笑ってしまうようになってしまったし・・・



★★★★★

No.068 「片腕マシンガール」(2007年 日本 96分 ビスタ)

2008-08-16 00:03:07 | 2008年劇場鑑賞
監督 井口昇
出演 八代みなせ
    亜紗美
    穂花



お盆休みに1本映画を見ようと行ったのが、この1日1回の上映しかない「片腕マシンガール」!
何かといろんなメディアで話題になった作品ですが、一部マニアなどはかなりの絶賛してるようですがね~
それでもマイナー志向な映画ってことでシネマート心斎橋での昼間1回上映です。

このシネマート心斎橋で会員になったので今後見にいく回数が増えそうですね。
木曜日が会員価格1000円と言うのはうれしいです。
会員入会第1回作がこの残虐なおバカ映画です。

(あらすじ)

ヤクザの息子をリーダーとした不良グループのいじめにより、たった一人の弟を亡くした女子高生アミ(八代みなせ)。彼女は弟が遺した“殺したいやつ”ノートを基に復讐(ふくしゅう)を誓うが、捕えられ拷問に合い、片腕を失ってしまう。
何とか脱出したアミは、同じく息子を失った母親ミキ(亜紗美)とともに、復讐(ふくしゅう)するための特訓を開始する。



とにかく景気よく血しぶきがふきあがる映画で、この作品も先日見た「ギララの逆襲~」のようにある程度割り切って見ないといけないですね。
意図的な過度な残酷シーンは何かと社会的な風潮から逆行するという意味ではこの映画は日本映画の中でも挑戦的でもありますが、ここまで派手にやってくれるとある種の爽快感すら感じてしまう。
海外資本の映画だから出来たこととはいえ、腰の引けた中途半端な描写よりは徹底していて良いと思いますが・・・

出る役者の演技はそれほどでもないし、ストーリーも目を引くようなものではないが、復讐、片腕、スプラッター・・・この要素だけでもあのいかがわしい70年代のB級映画の匂いがしていいですね。

女子高生が片腕切断され、マシンガンを装着していじめっ子やヤクザたちを文字通り血祭りに上げていく姿は、弱者が手が出せないものたちへの戒めとしての爽快感を感じます。
ま、鍋から頭出てきたり、天ぷら油に手を突っ込んだらきれいに手が衣の付いたフライになってたり・・・とギャグのような場面も多いですね~残酷と笑いが紙一重とはよく言われるけど、この映画の残酷シーンは大半笑える・・・

ヒロインを演じる八代みなせさんは芝居は大したことないんだけど、アクションなどは体を張って頑張っております。
セーラー服の胸ははだけてブラを露出して、パンティ丸見えでしかも全身返り血で血みどろ・・・おまけに片腕と言うグラビアアイドルらしからぬ汚れ役を堂々と努めております。



そんな彼女と亜紗美扮するミキがやくざのアジトに殴りこみをかけるクライマックスはまさに鬼畜大宴会な壮絶バトルが展開されます。
特にAVクイーンで一斉を風靡した穂花ねぇさんのドリルブラはまさに劇画チックな究極ウェポンで笑うぞ!



★★★★ 2008.8.12(火) シネマート心斎橋 スクリーン2 14:40 1列目端



「SUMMER SONIC 08」 (1日目)

2008-08-14 10:56:37 | ライヴ&イベント
今年も行って参りましたサマーソニック08!
昨年度の初参戦に続いて2度目の参戦なんですが、メンバー的には昨年の方がよかったように思うのですが・・・それでも今年も2DAYS行ってまいりました。

まず1日目は何と6時13分自宅出発!
昨年買い漏らしたスポーツタオル狙いの早朝出陣です。
7時にパーキングがオープンなんでそれを目安に行ったのですが、橋を渡って舞洲に入ると沿道には沢山の人、人、人・・・シャトルバス乗降所にあるリストバンド交換所では長蛇の行列!
まだ7時やちゅうねん!君らこんなに早くから来てどうすんの?と思ってしまった(あんたもやがな!)おそろしやサマソニ・・・
何かと都合のいいP3の駐車場に車を止めいよいよ自身2度目のサマソニが始まります。


↑朝から御苦労なこった!

さて先ほどのリストバンド交換所へ行き行列に参加、しかしこの時間からでも大勢の人たちが来てるんですね。
8時30分から交換が始まるとのことですが、朝にも関わらずどんどん気温が上昇していきます。
シャトルバスが次から次へと来てはすぐ出ていきます。
またツアーバスもどんどん人を運んできます・・・気がつけば途方もない行列が出来ていますね。
8時半から交換が始まったけど1DAYと2DAYに寄って交換所が異なるんですが、断然今日は2DAYの人が多い見たいですね。
お馴染みのリストバンドと折り畳み式のタイムスケジュール&マップ表を貰い、出口へ・・・そこにリストバンドを落とさないようにとイベントコンパニオンたちが腕にリストバンドを巻いて出口の所で立っております。
中にはコンパニオンにリストバンドを付けて貰ったりしてる人も居ます(いいなぁ~)
このリストバンドほんと一旦装着すると取れないんですよね~
どうやらポッチに特殊な接着剤が塗られてる模様です。


↑リストバンドガールズの皆さん

↑ピッチリ締めすぎたリストバンド・・・サマソニ焼け確実!

さてオアシスエリアに行くともう沿道から行列・・・まだオアシスエリアは開門してないようです。
しばらく並んでると人がゾロゾロ動き出した。
どうやら開門したようですね~どんどんとオアシスの門の中に人波が入っていきます。
昨年はここで90分間も並んでエライ目にあったんで、今回ほその教訓を活かして早く来たんですが、そのかいもあってどんどんと列は止まることなくとうとうグッズ売り場の目と鼻の先まできました。ここで少しまたされたけど無事売り場エリアに入りスポーツタオルをGET!
ただ私が買った後早々にタオルは終了ですとの声・・・いやはやギリギリでしたな~




↑DEVOのトレードマークの帽子も売ってます・・・見に行くんなら必須アイテム?

この時間でもギリギリかいな~人気ありますね~
で、Tシャツも買えたんでいいんですが、やはり今年参加のアーティスト名が入ったシャツに人気は集中してますね~普通のTシャツと人ごみがちがいます。
昨年はここで長く並んだんで頭がボ~として気分悪くなったけど今年は頭にタオルを巻いて水分補給用の水をペットボトルホルダー(昨年ラウドパーク07でZeep Osakaでワンドリンク500円払ったにも関わらず引き換えコインと間違えて500円を渡してしまった時のウーロン茶に着いてたホルダー・・・)を首からぶら下げて昨年の教訓を生かして暑さ対策バッチリでした。


↑恒例サイン会もやってます

さて時間も10時ですね~オープニングアクトの中から私が選んだのは涼しいソニックシテージでのマーサス・サウンド・マシーンです。
写真で見たら皆ガスマスクを付けてる・・・奇抜な写真で彼らを選びました。
日本人なんですがさてどんなんかな?
会場に入るや否や冷房の利いたロビーの涼しいこと!
やはりここはいいなぁ~そう思い下のアリーナに行くと人はまばらですが、前方に人が集中してます。
前方集団の後方中央に陣取ってたら始まりましたね~暗転の中ガスマスク付けてるのかな?よくわからないですが、演奏が始まったら全然皆素顔です(やはり!)

そこそこ盛り上がってますね~ボーカルのヒサダトシヒロがオーディエンスを煽る!煽る!「やってまえ大阪!」「回れ!回れ!」と言えばそれまでの微妙なテンションから一気に小さいながらのモッシュが起こりみんなでグルグル回りだした!
「あの~もっとやってもいいと思うんですけど・・・」そういうヒサダトシヒロはあのお笑いコンビのオセロの松嶋尚美の旦那だそうな(知らなかった)
涼しいソニックステージを後ろ髪引かれる思いで出ると気温がグ~ンと上がってます。




再びオアシスをブラブラしてると色んなブースがあってホントお祭りですね。
定番のお好み焼きや焼きそば、たこ焼きはもちろんの事、エジプト料理や韓国料理、佐世保バーガー、オムライス、串焼etc・・・さらにBARもあって水着を着た女の子たちが集客に精を出してます、
これまた白衣を着たキャンぺーンガールがシャワーで水をかけてくれてたり、昨年好評だったミストシャワーマシンも増設されフル稼働です。


↑白衣のおねえさんの癒しのセクシーシャワー

グッズ売り場に顔出すともう公式グッズはほぼ完売状態ですね。
アーティストグッズはまだあるけどゼブラヘッドのタオル(実は欲しかった)やシャツは売り切れておりました。



↑スカイステージに向かう沢山のオーディエンス

さて11:20よりスカイステージでザ・ティン・ティンズのライブを見に行きました。
意外と人出が多くてびっくりで、結構人気あるんですね。
男女2人組のデュオでスカイのオープニング=サマソニ大阪08スカイステージのトップバッターとし大きな歓声で迎えられたこの2人、ロックというよりポップなメロディで、どことなく私らなんかは懐かしく感ずるものがあります。
♪シャラップ・アンド・レット・ミー・ゴーではボーカルのケイティの「レット・ミー・ゴー!」の掛声で「ヘイ!」とオーディエンスのみんなが応えてます
ただなんか淡々と曲をこなしてる感じでライブとして面白味にかけるような印象・・・一番の盛り上がりはヒット曲の♪グレイトDJでこの曲はなんか80年代のポップスを思い出すなぁ~80年代にストック、エイトケン、ウォーターマンあたりがプロデュースしてた楽曲に似た感じを個人的には思いました。



呆気なくライブも終わり、次はあの楽しい楽しいダンスステージへ参りましょうか・・・
途中車でスポーツドリンクで電解質を補給しダンスステージへ!
クリスタル・キャッスルズのライブですが入りも上々で表では入場規制がかかるかも知れませんとのことです。
前方の端寄りに場所を陣取りほぼ定刻に出てきた・・・こちらも男女デュオです。
ガラッと先程とは変わり攻撃的な打ち込み系のサウンド、お腹にズンズン響くハウスサウンド特有の重低音・・・「おおお~ダンスステージにキタ~~~っ」て感じです。
さぁ皆、飛んで飛んで飛びまくってますね~ロックの立てノリと少し違うユルユルしたジャンプと言いましょうか・・・
後ろのバンドがブルーのマスク被ってます・・・暑いやろな~
そしてボーカルのアリスが絶叫しながら歌います、そしてステージ左右に激しく動きまわり、さらには地面に寝転がりのたうち回り絶叫して歌う!
こんどはステージ端の柱によじ登り2メートル以上はありそうなスピーカーの上で歌い、絶叫!!!とにかくジィーとしていない!(あんた・・・止まったら死ぬんか?間寛平やがな)オーディエンスたちも踊り狂います!まさにお祭り騒ぎ・・・ダンスステージ最高!
ハイテンションのままライブ終了!あら、もう終わり?
ちょっと最後は呆気ないな・・・でも面白かったよクリスタル・キャッスルズ。


↑日本人アーティストが演奏するブリーズステージ


↑まったりした雰囲気のパークステージ

次まで時間あるのでオアシスをブラブラしてると、FM802のブースには先ほどのザ・ティン・ティンズの2人が来てインタビューされていてついでに集まった群衆と記念撮影なんかしてます。
なんか食べたいな~と思いうろうろするもどこもかしこ行列、行列・・・特にボリューム満点の佐世保バーガーやエジプト料理、タイ理料などは長蛇の列!どうせなら珍しいの食べたいしね~
結局空いてた定番の焼うどんを買い、飲み物はビールを買うことに・・・キンキンに冷えてます!という張り紙につられてコロナビールを買いまして遅い昼ごはんをベンチに座って食べたけど、ビールがぬるいやんけ!どこがキンキンに冷えてるや!

値段の割にはボリュームに欠ける焼きうどんとぬるいビールを飲んだ後は涼しいソニックステージへ!ここではアゲインスト・ミー!が登場です。
そろそろ始まる時間だけどスタンドはそこそこ埋まってるけどアリーナはガラガラ・・・この分だとスタンド組もアゲインスト・ミー!を見にきたんでなく涼んでるだけの方が大半やろな。



↑まさに天国ソニックステージ・・・アリーナでも皆このリラックス状態

空いてるのでアリーナの最前列に初めて陣取り(念のため端っこだが)柵に持たれて出番をまってますとほぼ定刻どうりに始まりました・・・これがイケメンなんか一人も居なくて男臭いおっさん4人組!始まったライブがこれまたなかなか良いではないか!
紹介文に寄れば「ブルースやカントリーを取り入れたフォークパンク」とあるが絶叫するようなボーカルや親しみやすいメロディは結構好きですね~3人ボーカルなんですね~このバンド。
まったくトークやMCもなくひたすら気合いの入った哀愁ロックをぶちかませてくれてます!
場内も盛り上がってきましたね~軽いモッシュも起こったりして・・・しかしおっさん・・・いやアゲインスト・ミー!はまったくわが道を行くライブで絶叫するようなボーカルが場内に響き渡ります。
あまりにもよかったんでHMVコーナーでCD買ってしまったよ(HMVタオルも貰った!)

思わぬ(?)拾いものライブを見た後は本日2度目のスカイステージへ日本人アーティストのBOOM BOOM SATELITESを見にいきます。
段々と涼しくなってきましたね~特にスカイステージは海寄りなんで暑いながらもいい風が吹いてます。


↑開放感いっぱいスカイステージ

17:05に2人のイケメン兄ちゃん登場です。(と言ってもキャリアは結構ベテランの域)
もう1曲目からスカイステージはダンスフロアです。
これまた打ち込み系のビートが夕暮れのスカイステージに響きます。
ボーカルとギターの川島道行とベースの中野雅之の2人組だが、こらがまたビジョンに映しだされる顔がいい顔してます。
ノンストップのクラブMIXを聞くかのような流れるようなテンポでステージは進行していき、もうオーディエンスは延々と踊りまくってますね~
曲調が静かになるやステージ中央で2人が寄りそして一気に同時に飛び出すようにステージ中央に踊りだすと激しいビートとリズムが刻まれる・・・はっきり言ってカッコよすぎます!
決まってるな~CDとかで聞くよりライブで見た方が2人のカッコよさが加味されていいかも知れないですね。

さてこの後は18時よりオーシャンステージでなんとなく場違い(?)なアリシア・キースが登場です。
夕闇せまる広大なオーシャンステージの前方に陣取りましたが心なし女性が多いような気がします。
歌は知りませんが(ま、今日見たアーティストはほとんど曲知らない人ばっかりだったが)R&Bの実力派ディーバがサマソニのメインステージに登場です。
少し定刻より遅れてアリシアが登場です。
今までとはさすが雰囲気が違います・・・と言うよりさすが歌上手いです!本日見た中で一番の歌唱力ですね~
また夕闇迫るこの時間帯の雰囲気がこのR&Bの世界に似合いますね~昼間の炎天下ではそぐわないです。



↑アリシア・キース熱唱を隠し撮り(禁止行為です!やめましょう)

ステージに赤や青のライトが眩しく照らされてます・・・いやこのライトは昼間も照らされてるんですが、まったく効果が出てないんですよね。
当然ながら騒々しいモッシュなんて起こりません。
少しアダルトなムードで、また赤い夕焼けがアリシアをそしてオーシャンステージを照らされていきます。
私の前で女性2人がかなり盛り上がってますね~しかも片手でデジカメで動画を撮ってるようです。
歌の歌詞もマスターしてるようで、アリシアより先に歌詞を言ったりしています。

さてこの後はヘッドライナーのコールドプレイの登場ですが、私は予定を変更してダンスステージへ!
本来コールドプレイを見る予定でしたが、ダンスステージでJUSTICEが演奏するのでそれを見ることにします。
と、言うのも数日前にこのJUSTICEが私の好きなイタリアンホラー映画の巨匠のダリオ・アルジェント監督の代表作である「シャドー」のテーマ曲をカバー(音楽的にいえばイタリアのプログレバンドのゴブリンの「TENEBRE」をカバーしてる)してるのを知りこれは行かな!
サマソニ大阪08初日は意外にもダンスステージで締めです!

ダンスステージは結構集まってます。
ステージの真ん中には大きな十字架が立っております。
極力前の方を陣取り待ってると場内暗転!ヒョー!という歓声と奇声とともに巨大スピーカーに挟まれたDJブース(?)のようなところにグザヴィエ・ドゥロズネ、ギャスパール・オジェの2人が立つ!もうそれだけで大歓声ですね



腹に響き渡るハウスサウンドの重低音が心地いいです。
正直、曲としてはゴブリンのカバーである♪Phantomと♪D.A.N.C.Eしか知りませんが、皆に合わせてノリノリです。
そしたら1曲目の曲にかぶるようにあの「シャドーのテーマ」のフレーズが流れてきます。
「おおおお~キタか~」演奏されなかったら肩すかしもエエとこでしたが、どうやら2曲目に出てきそう・・・やがてあのダリオ・アルジェント「シャドー」のテーマが完全にダンスステージを包みます!
妖しげなリズムが何度も繰り返されるこの曲、映画としてはメインテーマ、また2人の美女が襲われるシーンで家の周りをカメラがロングショットで舐め回るシーンで効果的に使用されます。
しかしJUSTICEの手に寄りオリジナルを完コピしながらも見事にテクノに融合されたノリのいいダンスミュージックに生まれ変わっております。
「D.A.N.C.E」のフレーズが流れ出すともう奇声とともに割れんばかりの歓声!
踊って踊って踊りたおすオーディエンスたち・・・ロックで盛り上がるのもサマソニならこういう雰囲気もサマソニの醍醐味です。
もう場内大騒ぎの中、次々と繰り返されるアグレッシブルなサウンドに皆さん大満足です。


↑狂乱のオーディエンス・・・踊り倒してます

1時間近い狂乱のダンスタイムの後はコールドプレイのクライマックスを見にオーシャンへ移動です。(でもダンスステージってハズレがないな~)
オーシャンステージに向かう途中お馴染み♪Yellowが聞こえてきました。
その後SMAPの♪世界にひとつだけの花のサビを歌ってた見たい・・・

オーシャンへ移動するとどうやらコールドプレイの皆さんはステージ下で歌ってるようで姿が見えません。
また違った雰囲気がいいですね~ ♪Cemeteries Of London ♪Death And All His Friends ♪Lovers In Japan とニューアルバムからの曲でまったりとした雰囲気が巨大なオーシャンステージを包みます。
クライマックスは紙吹雪?(後方で見てたのでよくわからなかった、風船にも見えたかも?)のようなものがステージに降ってきてサマソニ08初日のフィナーレを飾ってくれました。
見れたのが最後の20分ほどでしたが、きっと素晴らしいステージだったんでしょうね~


↑コールドプレイのライブ感動のクライマックス

終演後ゾロゾロとオーシャンステージを後にするオーディエンスの頭上に花火が上がります。
「おおお~」という歓声が起こりますね~でもこれは演奏中の最後に打ち上げられるんじゃないんかな?
昨年はそうだったけど・・・サマソニ2回目だからどちらが正解かはわかりませんが・・・



↑恒例の花火・・・見事に1日目の最後を飾ってくれました。

花火を見るとなんとなく寂しくなりますが、サマソニ08は明日も続きます。
明日はお目当て多いですね~ゼブラヘッド、マキシマム・ザ・ホルモン、ザ・プロディジー・・そして話題のPerfumeを見にいかな!



★★★★★ 2008.8.9(土)  舞洲サマーソニック大阪特設会場 (チケットぴあ)