MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「アルマゲドン2007」

2012-01-30 23:46:45 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




“未公開映画十番勝負“シーズン8 第1弾



今年は何かと話題になる2012年・・・マヤ文明の暦によると今年で地球が滅ぶらしいのですが、13年前の1999年もノストラダムスの大予言とかで話題になったが何もなかった・・・
再び訪れた滅亡イヤ―の今年はやれオリオン座の星が爆発しただの、太陽で大規模な爆発があったとか物騒なニュースが飛び交い始めてるけど、ちょっと待て!我らがスクリーンの向こうでは地球滅亡の危機なんて日常茶飯事じゃないか!
そんな時はいつも人類が持てるだけの科学と軍事力や人智と、そして一握りの思わぬ人物の活躍で危機を脱してるのです
そんな代表的な作品アルマゲドンシリーズ(邦題だけのシリーズ)を年代順に見て見ようではないか。

隕石と月が衝突という出来ごとが起こるが、何と月に亀裂入ったため、地球の引力に引っ張られ衝突の危機!
これを回避するのがビル解体の専門家スティーブ・ボールドイン!
なぜ彼がわざわざ抜擢されたのかは不明だが、本家アルマゲドン同様に月にシャトルを送り込み核弾頭で爆発させて穴をふさぐという
しかも思いっきり民間人のボールドインにシャトルに乗って一緒に行ってくれだって!
訓練してようがしてなかろうが、一刻の猶予もなくシャトルに乗せられて発進!
また普通に乗っとるから驚き・・・この辺もっとキッチリ描いてほしいね~無理がありすぎるぞ(本家アルマゲドンでも訓練ぐらいしてたぞ)

で、いざ月にシャトルが着いたとたん核弾頭ごときでは効果なしというのが判明!(出発前にわからんかったんかいな)
それでも地球から専門家のアドバイスを受けながらビル解体が本業のボールドイン君が核弾頭をシャトル船内で別の装置に改造するというこれまた無茶な展開!
それを使って今度は磁気を発生させて破片で亀裂を埋めるというウルトラCのプランで見事地球を救うのであります

まぁ~「アルマゲドン」をベースに作った話だけど、イヤ味な役人がやたらチャチャを入れてきたりして結構楽しめた
ツッコミどころ満載なのはお約束だけど、目当たらしいものも当然なし!



★★★ 


No.007 「ジャックとジル」(2011年 91分 ビスタ)

2012-01-28 00:24:45 | 2012年劇場鑑賞
監督 デニス・デューガン
出演 アダム・サンドラー
   ケイティ・ホームズ
   アル・パチーノ



この日はなんばパークスでの鑑賞です
コメディ映画を見るのにここへ来ましたが、こういうコメディ映画はやはり1人でも多くお客さんが居た方がいいですね
その方が笑い声も起こったりして盛り上がるしね~
ホラー映画同様場内の雰囲気の反応が一番出るジャンルです
でもこの日は10人程度・・・寂しい入りだけどでも思ってたより多いね(きっと2~3人だと思ってた)

(あらすじ)

広告マンのジャック(アダム・サンドラー)は、妻(ケイティ・ホームズ)と2人の子どもたちと一緒にロサンゼルスで優雅に暮らしている。
彼にはニューヨークで暮らす双子の妹ジル(アダム・サンドラー)がいて、毎年感謝祭の休日を一緒に過ごすことになっていた。だが、彼はいつもこの邪気のない妹の破天荒な言動に振り回されており……



日本ではパッとしないアダム・サンドラーの主演作
この手の作品は得てしてビデオスル―で終わるんですが(特にコメディは)まさかの劇場公開!
そういう意味でも貴重?な作品です
今回はアダム・サンドラーが双子の兄と妹の2役をするというのがポイントです
女装する映画としては「トッツィー」「ミセス・ダウト」などあるけど、あちらは主人公が仕方なく女装するという設定だが、こちらは最初から女性という役・・・そう言う意味ではアダム・サンドラーはまずまず頑張ってました
まぁコメディだから少々無理があってもお構いなしだけどね

この映画の見どころはアル・パチーノのがアル・パチーノの役で出ていること
セルフパロディ的にあの名優が弾けに弾けてる所はなかなか笑わせてくれます
もしかしてアル・パチーノが出てるコメディだから劇場公開されたのかもね~



またジョニー・デップも自身の役で登場し、気軽にさらりと出ています
それ以外にも有名人が自身の役で登場し、アダム本人よりそちらの方に目が行ってしまう・・・
私なりに面白かったけど、きっとアメリカでは日本の数倍バカ受けするんだろうね~
本当はきっともっと面白いんだろう・・・そう思って見てました



★★★ 2012.1.26(木) なんばパークスシネマ シアター9 16:55 G-12

No.006 「哀しき獣」(2010年 140分 シネスコ)

2012-01-26 00:14:17 | 2012年劇場鑑賞
監督 ナ・ホンジン
出演 ハ・ジョンウ
   キム・ユンソク
   チョ・ソンハ



先週に続いてのシネマート心斎橋の鑑賞です
いつも木曜日行くんですが、ここは木曜は会員サービスデ―で1000円で見れるため、せっかく無料ポイントが溜まってても使わないんですが、今回は月曜日・・・しかも前売りも買ってないのでいよいよ鑑賞ポイントを使う時が来た!
でも月曜はメンズデ―で1000円で見れるとの事・・・また鑑賞ポイント使う機会を逸した・・・

(あらすじ)

グナム(ハ・ジョンウ)は、中国延辺朝鮮族自治州でタクシー運転手としてまじめに働いている。
だが、妻を韓国に出稼ぎに出した際に作った借金はかさみ、頼みの綱の妻からの送金も連絡さえもすでに途絶えてしまっていた。そんなとき、彼は地元を牛耳る犬商人のミョン(キム・ユンソク)から借金清算の代償としてある条件を出されて……



チェイサーで凄まじいバイオレンスを炸裂させてくれたナ・ホンジン監督の最新作と言うだけで期待感がありますね
今回はチェイサー同様にハ・ジョンウとキム・ユンソクの共演ですが、バイオレンス度は前作以上の凶暴さとなっています
ドラマが佳境に入りどんどんとその凶暴さはエスカレートしていく..
.とくに終盤は凄まじいまでの迫力が画面から飛び出してきそうなくらいです

正直前半から中盤までのどこと無く思い空気と後半の死者続出の大殺戮で息を抜くとこなくドラマが進行していくので、鑑賞後ドッと疲れてしまった
それほどこの映画はスクリーンからほとばしって来るパワーがありますね
韓国映画のダークサイドのような凄い映画ですね



朝鮮族という個人的に聞き慣れない言葉がこの映画に出てくるけど、主人公のグナムが朝鮮族として韓国に行き、とてつもない苦難の道を歩む・・・いつしか血と暴力の世界に叩き込まれるこの男の運命は朝鮮族として生まれ時から必然的な運目だったのかな?
前作「チェイサ―」の方が分かりやすく面白かったけど、今回は作品全体通して暗いムードかつ暗い気分にさてくれます
日本映画に無い荒々しい程のパワーが今回の見せどころです



★★★ 2011.1.23(月) シネマート心斎橋 スクリーン1 19:45

No.005 「フライトナイト/恐怖の夜 3D版」(2011年 106分 ビスタ)

2012-01-22 00:13:30 | 2012年劇場鑑賞
監督 クレイグ・ギレスピー
出演 アントン・イェルチン
   コリン・ファレル
   クリストファー・ミンツ=プラッセ



続けて見た作品は今年初の3D映画です
正月には賑わってたTOHOシネマズなんばも平日の閑散とした雰囲気が戻ってきました
ここで見るのが80年代半ばに公開された「フライトナイト」のリメイク作品です

(あらすじ)

高校生のチャーリー(アントン・イェルチン)は、母親(トニ・コレット)とラスベガス郊外の街で平和に暮らしていた。
ところがある日、彼らの家の隣にジェリー(コリン・ファレル)が引っ越してきてから、失踪(しっそう)者の数が増え始める。チャーリーの友人エド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、ジェリーがヴァンパイアだと主張し……



当時はリチャードエドランドによる最新SFXによる特撮(今の時代から見ればまだアナログなんでしょうね)が話題になったホラーコメディー
当時流行りの軽い青春コメディーのノリにホラー映画の要素をポップな80Sナンバーにくるめた中々楽しい映画でした
今回はコメディー要素はあまり感じられない(作り手はそのつもりかも知れないが)けど、ホラー映画らしい恐さもあまりなし
どことなく中途半端な感じ否めなかったね
オリジナルな軽快なテンポもなく何となくかったるさを感じた次第でございます
それにオリジナルにある鏡でバンパイアを見破る小技が今回排除されてたのは個人的に残念でした

でもコリン・ファレル演じるバンパイアは結構良かったですよ
危険で妖しい野生的な色気を感じさす所はいかにもバンパイアぽかったです
このキャスティングは成功ですね
それとヒロインは今回のほうが美人で言うことなし!オリジナルより勝ってたのがバンパイアとこのヒロインの顔ではなかったか(笑)



でも主人公がバンパイアハンティングを依頼するピーター・ビンセントがホラー俳優からマジシャンに変更されてたのは微妙
テレビで毎回バンパイアと戦ってる役者にバンパイアを退治してくれって頼む所が面白かったんですがね
今回は3D版で見ましたが部分的にそれなりの効果はあったかな~
物体が飛んでくるとこと、バンパイアが灰になるとこが特に効果出てました。
前半少ししんどかったけど後半それでも盛り上がったので星一つ追加と言ったとこです



★★★ 2012.1.19(木) TOHOシネマズなんば 21:15 Hー13

No.004 「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道 」(1972年 シネスコ 100分)

2012-01-21 00:08:59 | 2012年劇場鑑賞
監督 ブルース・リー
出演 ブルース・リー
   ノラ・ミヤオ
   チャック・ノリス



ブルース・リー生誕祭2012 ETERNAL LEGENDという企画に行ってきました
正月から開催されてるこの企画ですが、やっとこさ見る事ができます
このブログではあまり書いてないけど、何よりもブルースリーが本格的に洋画を見るきっかけになったのであります
70年代の小学生、中学生の男子はとにかくブルースリーに憧れ影響を受けた人間も少なくないのです(私もその一人)
ブルースリーの事を書きだすと相当な長文になりそうなので、今回は「ドラゴンへの道」を久しぶりにスクリーンで見た感想だけにしときます

(あらすじ)

知人がイタリアで経営する中華レストランがギャングの地上げにあって苦しんでいる事を知り、単身ローマに降り立つタン・ロン。
彼の存在を快く思っていなかったレストランの従業員たちもチンピラたちを瞬く間に倒したタン・ロンに心酔する。
だがギャングの嫌がらせとタン・ロンの防衛戦は次第にエスカレートしていく。
やがてギャングのボスはタン・ロン打倒のために凄腕の空手家を呼び寄せるのだった……



彼の作品では日本公開順なら「燃えよドラゴン」「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」に続いて4作目の公開になりますが、彼の残した本格的なアクション映画の最後の1本という形で当時公開されてました
当時は全ての作品に熱狂し、ロードショー公開では飽き足らず、2番館で上映されればどこへでも足を運んだものです
当然小学生だった私は今のように単独で見に行けなかったので親に連れて行ってもらったんですがね~
しかし大人になって色んな映画を見て来たものからすればこの映画を初め「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」などは作品としての水準としては低いもんですね
当時の香港映画のレベルも今と比べるとアクション以外は結構低いと思います
ハリウッド映画として作られた「燃えよドラゴン」だけブルースリーの作品としてはまともですね

でも映画の内容はイマイチでもそこにブルースリーが居るだけでその映画が成立してしまう・・・それが彼の凄いとこですね
そんな俳優は未だに居ない!
この映画はブルースリーが監督したいわゆるワンマン映画なんですが、ハリウッドで経験してきただけに「~危機一発」「~怒りの鉄拳」と比べるとどことなくハリウッド映画にあるような要素も取り入れてるように感じました



お人よしでどことなく頼りなさそう主人公が仲間がやられて本領を見せるレストランの裏口のシーンの爽快感はハンパないほどですし、ダブルヌンチャクの華麗な技も素晴らしい!特にギャングがナイフを手から手へ左右に投げながらユックリ向かってくる時に手からナイフが離れた瞬間にヌンチャクで叩き落とすカットなど一瞬だけどゾクゾクさせられる

クライマックスのチャックノリスの対決は主人公と殺し屋との一騎打ちとしてではなく、武道家同士の果たし合のような描き方も、一見不自然でツッコミどころあるんだが、ブルースリーが自らの武道をスクリーンを通して見せる格好の名場面となる
攻守激しく入れ替わる対決はまさに高レベルな試合を見てるような錯覚さえ覚える見事なアクションシーンとなってます
勝ったあとのブルースリーのやるせない表情がたまりません・・・

そうそうヒロインのノラ・ミヤオもまさに絶頂時ではないですか?
ロードショー誌のベストテンのトップだった時代が懐かしいです
それとマイク・レメディオスの日本版主題歌が入ったバージョンを何とかDVD&ブルーレイでもいいから復活出来ないものか・・・
ブルースリーの思いれの話はいつか書きたいと思います



★★★★★ 2012.1.19(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 17:45

「ロッキーホラーショー」

2012-01-17 00:13:35 | ライヴ&イベント



「ロッキーホラーショー」の初日を見てきました
なにぶん始まったばかりなので、簡単な感想だけ書くとやはり面白かったってこと!
映画版でしか見たことないんだけどオリジナルに忠実ながらも、演出のいのうえひでのり風のアレンジがある
背景の大型スクリーンや舞台袖にたまに出てくるTVモニターを効果的に使ったりして劇団新感線のような舞台を見てるかのようでした

古田新太演じるフランケンフルタ―博士のキャラは映画版のティムカリー以上に強烈で、もはやクリ―チャ―の域・・・
ボンテ―ジを着た太めのフルタ―が歌って踊る姿はユーモラスかつ強烈!
でもここがこの芝居の見どころなんでしょうね
かつてフルタ―博士を舞台で演じたROLLYが今回はエディの役なので、出番はまさにワンシーンだけなんだが、そこはさすがROLLYをキャスティングしてるだけに当然彼の見せ場が用意されています

この芝居は観客参加型と言われるだけに、今回も数は少なかったけどペンライトをかざしたり、立ちあがって踊りだす方々がいました
日にちを重ねるごとに参加する人が増えてるんでしょうかね~

開演前から場内のテンションが上げて行くポップコーン売り・・・実質ここから芝居が始まってるようなものですね
是非に見に行く方は開演前から座席についておくのをおススメします

公演が始まったばかりで細かいことは書かずにおきます



★★★★ 2012.1.13(金) シアターBRAVA! 1階N列1番(イープラス)

No.003 「ホーボー・ウィズ・ショットガン」 (2011年 86分 シネスコ)

2012-01-13 00:13:02 | 2012年劇場鑑賞
監督 ジェイソン・アイズナー
出演 ルトガー・ハウアー
   グレゴリー・スミス
   モリー・ダンズワース

   


新年3本目は滅多に行かないテアトル梅田での鑑賞
ここで見る映画は完全にノーマークで見る予定に入れたなかったんだけど、時間の都合が一番この映画よかったので見てきました
こういうB級アクションはあまり見る人が少ないだろう・・・と思ってたら平日に関わらず満席とは言わないまでも結構埋まってます
映画倫理委員会は本作を「修正不能」「ここ10年で最も酷い映画」と評価した残酷シーンが話題になってる(結局無修正で公開する配給会社の気合いに拍手)
日本で最も高いレイティングである「R18+」に指定されてるだけに凄いことになってるんでしょうな(「SAW」「ピラニア3D」ですらR15)

(あらすじ)

ある日、列車に無賃乗車してあてのない旅を続ける流れ者(ホーボー)の初老の男(ルトガー・ハウアー)が駅に降り立つ。
その町は犯罪組織のボス、ドレイク(ブライアン・ダウニー)が仕切っており、彼の二人の息子も殺人をはじめさまざまな悪事に手を染めていた。
そこでは警察も彼らの言いなりで、誰もが素知らぬ振りで暮らしており……



タランティーノとロドリゲスの「グラインドハウス」のフェイク予告編コンテストのグランプリ作の長編化の作品だけど、たしかに全体を覆う70年代風の味付けがいいです
オープニングの色調からして70年代風だし、赤を強調した色温度もこれから始まる血で血を洗うスプラッター映画を暗示してるよう・・・
映画の内容的には「狼よさらば」風のプロットに「続 荒野の用心棒」などのマカロニウェスタンテイストを盛り込んだ感じで、その辺の映画を好む人には楽しめるかもね

でも冒頭からマンホールを使った処刑シーンにびっくり!
こんなんよく考えつくな~と感心してしまう暇もなく噴きあがる血しぶきを浴びながら下着丸出しで踊り狂う女のカット!
この場面でこの映画に対するある種の覚悟を観客に付きつけてるようです
とにかく血だねの量がハンパでなく、少々オーバーすぎるほど血や肉片が飛び散ります



この映画の主人公演じるルトガー・ハウアーは久しぶりに「ウォンテッド」や「ヒッチャ―」などの80年代の主演作で見せた輝きを取り戻したような復活ぶり!
ホームレスの役がこんなに似合うとはね~情けも慈悲もない悪党相手にショットガン一丁で木端微塵に吹き飛ばしてしまう爽快感はまさにB級映画の醍醐味!
これを爽快と感じれるか必要以上に残酷として引いてしますかがこの映画を楽しめるかどうかの分かれ道ですね

出てくる悪党がこれまた適度な小悪党ってのがいいね~
まさにこの寂れた町だからこそ帝王君臨出来てるようなもんで、オーバーゼスチャーなボスはほとんどコミックの世界を思わせる
ここらが逆にこの映画の血生臭いドラマから少し緩ませる部分かもしれないね
でもやることなす事いずれも極悪で残虐な行為で、それだけに悪党の死に様にカタルシスを感じさせる
正月早々景気の良い直球勝負の映画が出てきたもんだ(関東では昨年公開されてたようだが)



★★★★★ 2012.1.12(木) テアトル梅田2 16:55 C-4

「JUSTICE JAPAN TOUR」

2012-01-12 00:07:52 | ライヴ&イベント



今年最初のライブはジャスティスのライブです
サマソニ大阪08ではダンスステージのヘッドライナーを務めていたアーティスト
この二人組はダンスミュージック系なんですがあのゴブリンの曲をカバーしていたのを当時サマソニ開催直前に知り、メインステージのコールドプレイを蹴りダンスステージに駆け付けたもんでした

今回の単独公演ですが開始直前になんばハッチに到着したんですが、ロビーにグッズなど売ってる気配なし
グッズとかは無いんやなと思ってたら何とグッズは全て完売!意外と人気ありますね(と言うより在庫が少なかったのかな?)



場内は後方に空間はあるものの真ん中から前にかけてギッシリです
定刻19:30スタートしたライブはオープニングの♪Genesisからのスタートでトレードマークの十字架が暗転のステージに浮かび上がります ここからの彼らのパフォーマンスはノンストップで代表曲や新譜からの新曲を畳み掛けてきます
2人を挟むように左右に置かれた18台のスピーカーから流れる重低音なサウンドと変幻自在なライティングの組み合わせはサマソニの時より遥かにも壮大で迫力のあるスペクタクルショーとなってます
なんばハッチというライブハウスが何倍も広いアリーナのように思えるぐらいです



↑スケールの大きい光と音のスペクタクルショー!

♪Phantomでオーディエンスから大きな歓声です
この曲が先ほど書いたイタリアのブログレバンドであるゴブリンのカバーですが、原曲はダリオ・アルジェント監督の「シャドー」と言うホラー映画のテーマ曲って知ってる人はどれくらいいるのかな?
そんな事を思いながら見てると新譜から♪Horsepower!この曲に合わせてライトが左右交互に激しく上下に動きます
それだけで場内どよめきです


↑なんばハッチの天井にいくつものブルーの光線が

ライブらしく単にCDのようにその曲だけをプレイするだけでなくアレンジが色々加えられていたり、新譜と前作の曲とミックスしてプレイされたりと変化を付けて適度に期待を裏切る心憎いパフォーマンスですね
そして何より毎回曲ごとに様々なアレンジがされるライティングの素晴らしいこと・・・サマソニで見た時はノリノリで踊り倒したけど、今回は後方で適度なノリでゆっくり見てましたが、充分見てるだけでも楽しいですね
クライマックスはスターダストがステージ上に飛び散ります!
なんばハッチがまるで宇宙空間のようです・・・その中で流れる♪Audio,Video,Disco!
このトリップ感はたまりません!


↑本編クライマックスのスターダスト?

アンコール含めて77分程のライブでしたが、DJセットのプレイならこれくらいの長さでちょうどかな?
正月早々に良いモノを見せてもらいましたわ



NEXT SHOW ARCH ENEMY(4.17 BIGCAT)



★★★★ 2012.1.10(水) なんばHATCH スタンディング(ローソンチケット)





「大日本プロレス 大阪サプライズ2」

2012-01-10 23:56:10 | ライヴ&イベント



昨年の流星仮面フェスタに続いてまたプロレスを見てきました
今回はデスマッチで有名な大日本プロレス!
場所は高石市にあるたかいし市民文化会館アプラホールという場所
スーパーなどのショッピング施設や図書館などもあるこの場所の大ホールで興業が開催されます
開場前に着くと結構幅の広い客層です
流星仮面フェスタの時はいかにもマニアっぽい人が多かったけど、今回は家族連れやカップル、または中高年の男女等、ちょっと意外でした
まぁ日曜の13時開始というのも関係あるかもね?


↑プロレスするとこと違います!

さてロビーではグッズの販売が行われていますが、目に着いたのが販売してるのがほとんど選手ってとこ!
インディ系の団体らしい雰囲気ですね
片隅ではマスクなども売っていたり、来月開催されるグラン浜田40周年記念興業のチケットも販売されています
眺めてるとそこに居るのがグラン浜田本人ではないか!
グラン浜田さんが私にサイン入り色紙を渡しながら「これいいですよ~写真も入ってますから・・・どうぞ」色紙を渡してくれました
ん?くれんの?まさかね・・・と思いながら「いくらですか?」と一応聞くと「はい1000円です」だって・・・
色紙を手に持ってしまったがな~普通のバイトの兄ちゃん相手なら「いらんわ」と言う所だけど、相手がかつてはメキシコUWAマットに君臨した偉大なる巨人グラン浜田!
断ることもできず(笑)浜田さんに1000円払ったがな・・・別にいらんのに


↑サインを売るグラン浜田選手・・・やられた!

会場に入るとリングサイドでエースの伊東 竜二選手と佐々木 貴選手が撮影会をしています
物販を買わなくともしてくれるらしいので私も撮影してみました
今回はいいカメラを持ってきたので撮影係りのレフェリーの姉さんが扱うのに緊張しておりました
私の座席はホールのスタンドの席だけど、この場所は音楽会など普段行われてるホールで、とてもプロレスをするような場所でないので当然イスも座り心地よく快適に楽しめそうです

さて今回はメインのデスマッチの写真を撮ろうと一眼レフのカメラを持参してまいりました
昔頻繁にプロレスを見に行ってた頃はよく撮影してましたし、東京スポーツのプロレスフォトコンにも出したりしてました
でも全然撮影しなくなって20年以上・・・久しぶりに本格的にカメラを持ち込みました

さて試合は最初の試合はトミー・エンド マイケル・ダンテの外人タッグチームの試合があり、さすが外国人だけあって観客のアピールが上手いです
最初から場内は盛り上がってます
皆さんリラックスして楽しんでますね~とても良い雰囲気です
インディ系のプロレスって暗いイメージあるんだけど、全然明るく楽しそうです

3試合目にグラン浜田さん登場!
華麗な空中殺法を見せてくれると期待していたら、6人タッグだけど一度少し出てきただけで、後は出番なし・・・しかも一度も飛ばずそのまま試合終了!
おいおい開店休業やないねんから休むなよ・・・


↑有刺鉄線ボード!

トルネード有刺鉄線ボード タッグデスマッチが行われました
シャドウWX、忍と南条隼人と4人のうちの1人はアップルみゆきという女子レスラー!
まぁ試合はみゆきさんが有刺鉄線バッドで背中叩かれるわ、額をこすられるわで早くも流血!


女子とて容赦なし!有刺鉄線バッドでアップルみゆきの額をゴリゴリ・・・

途中反撃するも相手はデスマッチ巧者のシャドウWX!
とどめはイスの上に置かれた有刺鉄線ボードの上にブレンバスターで叩きつけられ敢え無く昇天!


↑昇天の瞬間!

そしてこの後リング調整の為の休憩に入りロビーに出るとアップルみゆきのグッズコーナーにアップルみゆき本人が売りに出てきたではないか・・・しかも頭から血を流しながら!
背中やお腹には先ほど有刺鉄線で切れた傷が生々しい・・・
それでも笑顔で握手や撮影に応じてます


↑痛々しいアップルみゆきさん・・・いや~可哀そう・・・と言いながら背中のキズを見せるとカメラ片手に群がったりする

反対側ではその相手だったシャドウWXがグッズ販売しています
もちろん血だらけで・・・何と言う団体だ!
しかもグラン浜田・・・またおるやんけ!
試合をろくにしてないから元気なもんで、記念撮影や自身の興業のチケット売るのに精を出しております
私を見つけやたらチケット進めてくるが、もうその手に乗るもんか!

休憩明けには葛西純 “黒天使”沼澤邪鬼や怪人・ハブ男など怪人対決のような楽しい試合や、メジャー団体でも活躍してる関本大介のストロングスタイルな試合などあり、バラエティに富んだ内容でなかなか楽しい
お客さんもツッコむ所はツッコンだり、歓声あげて応援したり、お決まりのポーズや掛け声を絶妙のタイミングで叫んだりとリングと客席が凄く近いように思いました
それは昔のプロレスのような真剣か?ショーか?などと論戦されてたような時代とは違ったエンターティメントとしての勝敗の楽しみかたを皆さんしてる
とてもよい雰囲気ですね

そしてメインイベントは・・・
蛍光灯200本 6人タッグデスマッチ 30分1本勝負

アブドーラ・小林     宮本裕向
竹田誠志      VS 伊東 竜二
星野 勘九郎       佐々木 貴



リングの周りには蛍光灯が張り巡らされ異様な光景となりました
試合はもう蛍光灯がバンバン割れて飛び散り、蛍光灯の粉の噴煙がリング上で絶えない壮絶な試合です
でもそんな試合でもかつてのFMWのような悲壮感が不思議とないんですね~
こんな血生臭い試合でも明るい雰囲気で、選手たちがみんな楽しそうに蛍光灯に突っ込んでいくんです!
また前方のお客さんたちも蛍光灯の破片を頭からかぶりながらも嬉しそうなんですね
アブド―ラ小林がポストに登りお馴染み新日本の棚橋選手パロディ「高石のみなさ~ん!愛してま~す!」の決めセリフをあうんの呼吸でお客さんも一緒にいいます

試合の雰囲気は写真で・・・



初めてデジカメでプロレスの試合を本格的に撮影したけど、やはりフィルムカメラと弱冠のタイミングが違いますね
後半は慣れてきたけど・・・

試合が終わりロビーに出ようとしたら、先ほど試合に出てた伊東 竜二がリングサイドでサインと記念撮影してます
もちろん血だらけで・・・対戦していたアブド―ラ小林がリングから降りてそのままシ―トをはがし撤収作業をしかける・・・もちろん血だらけで(これ出口の撮影会で使われました・・・血がホールの床に付かないよにという配慮と思われます)


↑デスマッチ王者自らシートをはがす

で、ロビーでは外人選手ならびにほぼ全選手が売り場で物販を売ってます。
しかも物販買わなくともサインや記念撮影もどんどんしています(各選手がマジックペン持参!)
アブド―ラ小林も血だらけで出口記念撮影会・・・
レスラーと観客が近すぎる程近い・・・ビッグマッチではない地方大会ならではかも知れないですね


↑レスラー総出で物販販売&ファンサービス




↑カメラを向けたらこんな顔をみんなしてくれる 伊東 竜二、トミー・エンド&マイケル・ダンテ、葛西純


↑記念撮影も皆さん愛想よく・・・“黒天使”沼澤邪鬼、アブド―ラ小林と

リング上での試合のみならず、試合以外でもリングを降りてファンの方へ降りてきてくれる
かつて新日本、全日本、国際と3団体しかなかった私の中の全盛期のプロレスでは考えられなかったね
レスラーはある一定のベールに包まれてなければならないと言う考え方もあるが、もはやプロレスそのものの立ち位置が、マニアスポーツの域になってしまった現在はプロレス側の割り切りも必要かと思いましたね
そうすればファンも割り切って見て楽しんでくれる
この日の場内の雰囲気のような空気だったらまた見に来てもいいな~と思いました
もうプロレスに昔のような魅力は感じなかったけど、一歩引いた違った見方で見るとまだ楽しめるような気がしてきた・・・そんな夕暮れの高石だった



★★★★★ 2012.1.8(日) 大阪・たかいし市民文化会館アプラホール大会 指定B席 南側O列22番




「社会風刺コント集団 ザ・ニュースペーパー」

2012-01-09 01:00:25 | ライヴ&イベント



今月は仕事が忙しい・・・そしてなんだかんだとイベント観戦もあって忙しい!
新年1発目が「社会風刺コント集団 ザ・ニュースペーパー」のライブ!
場所はサンケイホール プリーゼです
ここははじめて来ましたが思ったよりこじんまりしてますね~

客層は中高年の男女が多いですね
どことなく政治とかに感心ありそうなインテリ風から単純に彼らのパフォーマンスを楽しみに気軽きてそうな人たち等様々です
TVのバラエティなどで時々見るけど、その政治家のモノマネの完成度はキャラにも寄るけど結構高いです(一部無理もあるけど)

あまり細かく書くとネタばれになるかも知れないが、全体の感想で言えば政治ネタ一本でどこまでステージを待たせるのかと思ってましたが、実に良く考えられた構成で飽きることなく見れました
単に政治家のモノマネコントだけでなく、例えば昨年の政治の動向を文楽の人形芝居風で演じて見せてくれたりする
またそれがザ・ニュースペーパーのメンバーたちが、それぞれの持ちネタの政治家に扮してパントマイム風に人形を演じてる
これがまた上手く出来てるんですね~

福本ヒデ演じる野田首相の演説、ホテルのフロントを舞台に石破茂 谷垣 禎一 蓮舫 小沢一郎など多数の政治家が一度に会し、そこに話題のあの市長まで登場しみんなから引っ張りだこになるという現実の政治情勢をお笑いに変えて見せてくれる
そして東日本大震災の被災地もで実際に行ったレポートまでもスライドを見せながらしてくれる
実際は慰問のような形を取りながらも被災地で政治のモノマネのキャラで通すところは彼らのプロとしての真剣度がうかがえた
このステージでもモノマネでレポートしてるけど、その言葉の中身を笑いにくるみながらも、実際の被災地の現状に関して彼らの感じた生の感想が聞ける

驚いたのが元オウム真理教の平田容疑者のネタが出てきたこと・・・つい先日話題になった事がすでにネタとして反映されてる事!
彼の敏感な反応は素晴らしいですね
合間に谷本賢一郎の歌が入り、ステージに変化をつけてるのもいいですね
小泉元総理がどこで出るかと思ってたら思わぬ形で親子で共演・・・よく考えられてるね~

そしてライブでしか見れない(場合によってはライブでさえNGの時があるらしい)禁断のネタが・・・
割と日本ではネタに出来ないものだけど、それさえ笑いに変えてしまうんですね
でも単にパロディでなく、最後のオチの一言は客席からも拍手が起こったほど、なるほどと思わせる
これはまた次回も見たくなるショーですね
政治がコロコロと動くこの国の事、毎回彼らのショーは新ネタでしょうね

終演後、ロビーでメンバー全員でお見送りしてくれました
しかもサインも写真も貰い放題、撮り放題!
卓上カレンダーを買って全てのメンバーにサインして貰ったけど、皆さん低姿勢で気さくで好印象!
大体決まって効かれるのが「今日は楽しめましたか?」という言葉
観客に喜んでもらって帰って頂くという舞台人としての彼らの気持ちが伝わります
土谷ひろしさんに「前原先生!」と声かけたら前原政調会長のマネで返してくれた・・・こんなサービス精神旺盛なところが彼らの支持される理由ではないでしょうか・・・ただ客の入りが6分程度だったの残念だったでも来てた皆さんは満足して帰ったでしょう


↑小沢先生(?)と記念撮影

ちなみに明日(1/8)は打って変わって大日本プロレス 蛍光灯200本6人タッグデスマッチだ!




★★★★ 2012.1.7(土) サンケイホールプリーゼ 18:00 1階F列22番(チケットぴあ)