昨年の流星仮面フェスタに続いてまたプロレスを見てきました
今回はデスマッチで有名な大日本プロレス!
場所は高石市にあるたかいし市民文化会館アプラホールという場所
スーパーなどのショッピング施設や図書館などもあるこの場所の大ホールで興業が開催されます
開場前に着くと結構幅の広い客層です
流星仮面フェスタの時はいかにもマニアっぽい人が多かったけど、今回は家族連れやカップル、または中高年の男女等、ちょっと意外でした
まぁ日曜の13時開始というのも関係あるかもね?
↑プロレスするとこと違います!
さてロビーではグッズの販売が行われていますが、目に着いたのが販売してるのがほとんど選手ってとこ!
インディ系の団体らしい雰囲気ですね
片隅ではマスクなども売っていたり、来月開催されるグラン浜田40周年記念興業のチケットも販売されています
眺めてるとそこに居るのがグラン浜田本人ではないか!
グラン浜田さんが私にサイン入り色紙を渡しながら「これいいですよ~写真も入ってますから・・・どうぞ」色紙を渡してくれました
ん?くれんの?まさかね・・・と思いながら「いくらですか?」と一応聞くと「はい1000円です」だって・・・
色紙を手に持ってしまったがな~普通のバイトの兄ちゃん相手なら「いらんわ」と言う所だけど、相手がかつてはメキシコUWAマットに君臨した偉大なる巨人グラン浜田!
断ることもできず(笑)浜田さんに1000円払ったがな・・・別にいらんのに
↑サインを売るグラン浜田選手・・・やられた!
会場に入るとリングサイドでエースの伊東 竜二選手と佐々木 貴選手が撮影会をしています
物販を買わなくともしてくれるらしいので私も撮影してみました
今回はいいカメラを持ってきたので撮影係りのレフェリーの姉さんが扱うのに緊張しておりました
私の座席はホールのスタンドの席だけど、この場所は音楽会など普段行われてるホールで、とてもプロレスをするような場所でないので当然イスも座り心地よく快適に楽しめそうです
さて今回はメインのデスマッチの写真を撮ろうと一眼レフのカメラを持参してまいりました
昔頻繁にプロレスを見に行ってた頃はよく撮影してましたし、東京スポーツのプロレスフォトコンにも出したりしてました
でも全然撮影しなくなって20年以上・・・久しぶりに本格的にカメラを持ち込みました
さて試合は最初の試合はトミー・エンド マイケル・ダンテの外人タッグチームの試合があり、さすが外国人だけあって観客のアピールが上手いです
最初から場内は盛り上がってます
皆さんリラックスして楽しんでますね~とても良い雰囲気です
インディ系のプロレスって暗いイメージあるんだけど、全然明るく楽しそうです
3試合目にグラン浜田さん登場!
華麗な空中殺法を見せてくれると期待していたら、6人タッグだけど一度少し出てきただけで、後は出番なし・・・しかも一度も飛ばずそのまま試合終了!
おいおい開店休業やないねんから休むなよ・・・
↑有刺鉄線ボード!
トルネード有刺鉄線ボード タッグデスマッチが行われました
シャドウWX、忍と南条隼人と4人のうちの1人はアップルみゆきという女子レスラー!
まぁ試合はみゆきさんが有刺鉄線バッドで背中叩かれるわ、額をこすられるわで早くも流血!
女子とて容赦なし!有刺鉄線バッドでアップルみゆきの額をゴリゴリ・・・
途中反撃するも相手はデスマッチ巧者のシャドウWX!
とどめはイスの上に置かれた有刺鉄線ボードの上にブレンバスターで叩きつけられ敢え無く昇天!
↑昇天の瞬間!
そしてこの後リング調整の為の休憩に入りロビーに出るとアップルみゆきのグッズコーナーにアップルみゆき本人が売りに出てきたではないか・・・しかも頭から血を流しながら!
背中やお腹には先ほど有刺鉄線で切れた傷が生々しい・・・
それでも笑顔で握手や撮影に応じてます
↑痛々しいアップルみゆきさん・・・いや~可哀そう・・・と言いながら背中のキズを見せるとカメラ片手に群がったりする
反対側ではその相手だったシャドウWXがグッズ販売しています
もちろん血だらけで・・・何と言う団体だ!
しかもグラン浜田・・・またおるやんけ!
試合をろくにしてないから元気なもんで、記念撮影や自身の興業のチケット売るのに精を出しております
私を見つけやたらチケット進めてくるが、もうその手に乗るもんか!
休憩明けには葛西純 “黒天使”沼澤邪鬼や怪人・ハブ男など怪人対決のような楽しい試合や、メジャー団体でも活躍してる関本大介のストロングスタイルな試合などあり、バラエティに富んだ内容でなかなか楽しい
お客さんもツッコむ所はツッコンだり、歓声あげて応援したり、お決まりのポーズや掛け声を絶妙のタイミングで叫んだりとリングと客席が凄く近いように思いました
それは昔のプロレスのような真剣か?ショーか?などと論戦されてたような時代とは違ったエンターティメントとしての勝敗の楽しみかたを皆さんしてる
とてもよい雰囲気ですね
そしてメインイベントは・・・
蛍光灯200本 6人タッグデスマッチ 30分1本勝負
アブドーラ・小林 宮本裕向
竹田誠志 VS 伊東 竜二
星野 勘九郎 佐々木 貴
リングの周りには蛍光灯が張り巡らされ異様な光景となりました
試合はもう蛍光灯がバンバン割れて飛び散り、蛍光灯の粉の噴煙がリング上で絶えない壮絶な試合です
でもそんな試合でもかつてのFMWのような悲壮感が不思議とないんですね~
こんな血生臭い試合でも明るい雰囲気で、選手たちがみんな楽しそうに蛍光灯に突っ込んでいくんです!
また前方のお客さんたちも蛍光灯の破片を頭からかぶりながらも嬉しそうなんですね
アブド―ラ小林がポストに登りお馴染み新日本の棚橋選手パロディ「高石のみなさ~ん!愛してま~す!」の決めセリフをあうんの呼吸でお客さんも一緒にいいます
試合の雰囲気は写真で・・・
初めてデジカメでプロレスの試合を本格的に撮影したけど、やはりフィルムカメラと弱冠のタイミングが違いますね
後半は慣れてきたけど・・・
試合が終わりロビーに出ようとしたら、先ほど試合に出てた伊東 竜二がリングサイドでサインと記念撮影してます
もちろん血だらけで・・・対戦していたアブド―ラ小林がリングから降りてそのままシ―トをはがし撤収作業をしかける・・・もちろん血だらけで(これ出口の撮影会で使われました・・・血がホールの床に付かないよにという配慮と思われます)
↑デスマッチ王者自らシートをはがす
で、ロビーでは外人選手ならびにほぼ全選手が売り場で物販を売ってます。
しかも物販買わなくともサインや記念撮影もどんどんしています(各選手がマジックペン持参!)
アブド―ラ小林も血だらけで出口記念撮影会・・・
レスラーと観客が近すぎる程近い・・・ビッグマッチではない地方大会ならではかも知れないですね
↑レスラー総出で物販販売&ファンサービス
↑カメラを向けたらこんな顔をみんなしてくれる 伊東 竜二、トミー・エンド&マイケル・ダンテ、葛西純
↑記念撮影も皆さん愛想よく・・・“黒天使”沼澤邪鬼、アブド―ラ小林と
リング上での試合のみならず、試合以外でもリングを降りてファンの方へ降りてきてくれる
かつて新日本、全日本、国際と3団体しかなかった私の中の全盛期のプロレスでは考えられなかったね
レスラーはある一定のベールに包まれてなければならないと言う考え方もあるが、もはやプロレスそのものの立ち位置が、マニアスポーツの域になってしまった現在はプロレス側の割り切りも必要かと思いましたね
そうすればファンも割り切って見て楽しんでくれる
この日の場内の雰囲気のような空気だったらまた見に来てもいいな~と思いました
もうプロレスに昔のような魅力は感じなかったけど、一歩引いた違った見方で見るとまだ楽しめるような気がしてきた・・・そんな夕暮れの高石だった
★★★★★ 2012.1.8(日) 大阪・たかいし市民文化会館アプラホール大会 指定B席 南側O列22番