先日映画雑誌ロードショーが休刊とのニュースを知りなんとなく寂しい気になりました。
と、言ってもこの雑誌を買ってるわけでもないし、本屋さんに行っても毎回目を通すことない(たいがい紐でくくられていて立ち読みできない)
この雑誌は私が小学生のころによく見ておりました。
私の兄弟が買っていたので、少年サンデーや少年マガジンと一緒に部屋のどこかにいつもあったんでついつい見ておりました。
この雑誌のおかげでいろんな映画を知り、俳優を覚えたもんでした。
そう言う意味でも私の映画人生に欠かせない雑誌だったと思います。
当時は映画雑誌としては「ロードショー」「スクリーン」と「キネマ旬報」「近代映画」といったのがありましたが、家では「ロードショー」専門でしたね。
数年前に古本屋で1976年12月号のロードショーを見つけて思わず買ってしまいましたが、中を見ると時代を感じさせてくれて貴重な資料となりますね。
なんといっても読者が選ぶ人気スターベスト10のという企画が毎月あり、その顔ぶれだけでも時代を感じさせられます。
だいたいトップの常連は男優がアラン・ドロン、ブルース・リー、スティーブ・マックイーンで女優がノラ・ミャオ、ジャクリーン・ビセット、テイタム・オニールなどなど・・・懐かしいですね。
↑1976年12月号のベスト10・・・懐かしい
それとスクリーンだけ俳優の読み方の表記が他紙と違いましたね~
例えばケビン・コスナー=ケビン・コストナー、ロバート・デュパル=ロバート・デューポールetc・・・そんなを見つけて喜んでましたね
インターネットの発達で、誰でも手軽に世界中の情報を知ることが出来るようになり、映画の情報も昔は映画雑誌で毎月新しいニュースを知り、人気スターの新作映画などの情報を楽しみに毎月読んでいたのが、今やハリウッドの最新情報なんてリアルタイムで知ってしまう世の中・・・たしかに月刊誌の辛いところですね。
多い時は35万部売れてたらしいけど、今や5万部らしいです。
広告収入も減少の一途たどりやむなく休刊らしいですが、多分・・・復活はないでしょうな・・・
町から映画館が消えていったように、これも一つの時代の終焉なのですかね~