MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.009 「Dr.パルナサスの鏡」 (2009年 124分 ビスタ)

2010-01-31 00:11:21 | 2010年劇場鑑賞
監督 テリー・ギリアム
出演 ヒース・レジャー
   クリストファー・プラマー
   リリー・コール



この日二本目は同じ布施ラインシネマ10の北館に移動しての鑑賞です。
ヒースレジャーの遺作となったテリーギリアム監督作品の「Dr.パルナサスの鏡」です。
この監督は独々の映像感覚なのでハマル人やそうでない人も居るようですね。
私も正直微妙なんですが「未来世紀ブラジル」なんかは結構面白く見れましたので決して苦手分野ではなさそうですが・・・

(あらすじ)

鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。
観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。
トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが……



先程の「サロゲート」と比べたらこちらの方が面白く見れました。
あの個性的な映像も博士の脳内の幻想と言う事で上手く表現され、そこに迷い込む人間たちが見る理想の世界のファンタジックな事!・・・それが悪夢だったとしても・・・

ヒースレジャーがこれでとうとう最後の主演作と思うと改めて残念だが、彼の代役でジョニー・デップにコリン・ファレル、ジュード・ロウといった3人の俳優が代役を務めたんだが、これがまた自然に上手くつながれていて、このテリー・ギリアム監督のパルナサス博士ばりのミラクルな手法が決まりましたね。
ま、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ目当ての方々には消化不良かも知れないが・・・



パルナサス博士を演じたクリストファー・プラマーのちょっとトボけた芝居がまたよかったですね。
かなりのご高齢?と思うのですがまだまだお元気ですな~
このパルナサス博士と賭けをする悪魔をトム・ウェイツがこれまた味のある芝居を見せてくれ、クリストファー・プラマーと騙し合いスカし合いを息のあった芝居で見せてくれます。
このトム・ウェイツ演じる悪魔があの「エンゼルハート」でのロバート・デ・ニーロが演じた怖い怖い悪魔とは大違いで、実に嫌な奴ながらも何となく愛嬌があって憎めない。
またこの作品の舞台が童話の世界でもなければ中世や近未来でなく、この現代が舞台ってのがファンタスティックなアンバランスとなって面白かった。



★★★ 2010.1.28(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ2 20:10 E-14

No.008 「サロゲート」 (2009年 89分 シネスコ)

2010-01-29 23:43:46 | 2010年劇場鑑賞
監督 ジョナサン・モストウ
出演 ブルース・ウィリス
   ラダ・ミッチェル
   ロザムンド・パイク



今日は今月最後の映画鑑賞です。
二本ハシゴするんですがハシゴして今月は9本の劇場鑑賞って事になります。
まずまずのスタートですかね~
そのまず最初に見るのがブルースウィルス主演の最新作「サロゲート」と言う作品です。
このブルースウィルスと言う人の作品はほとんど見ておりますが、作品的に結構当たりハズレが多い役者さんですね。
今だ最高傑作が役者としてブレイクした「ダイハード」ってのがそれを表してるような気がします。
さてこの最新作はいかがかな?

(あらすじ)

代行ロボット“サロゲート”が活躍する近未来。
人間は自宅でサロゲートをリモートコントロールするだけで、リアルな世界に身を置くことはなくなった。
ある日、あるサロゲートが襲われ、使用者本人も死亡する事件が起こる。
FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)は、サロゲートを開発したVSI社と事件とのかかわりを捜査するが……



正直な所私の中ではこの作品を当たりハズレで言うならハズレの部類に入りますね。
監督が「U-571」のジョナサンモストウって事でささやかな期待はあったんですがね・・・近未来サスペンスとして見方の出来る映画だがジョナサンモストウ監督とくれば派手なアクションを期待したけど思ったほどではなかったね。

ほとんど劇中出てくるのがサロゲート=代理のサイボーグ みんな厚いメイクにややロボット的な表情の芝居になってます。
生身の人間として登場するのはほとんどブルースウィルスだけで、後はほとんどがサロゲートたちなんだが発想としては面白いと思うけどストーリーがイマイチだった。

しかし自分の代理サイボーグが日常生活を送り自分は部屋でそれをモニターしてるだけ・・・事故に遭おうが殺されようが本人にはまったく何も無く、ただサイボーグが壊れただけ・・・たしかに戦争とかなら戦死者は出ないから都合いいかも知れないが相手もサロゲートならまったく戦争が終わらないでしょうね。
人間が安全圏に居ることで犯罪などが減る一方で、その代償として失われて行くものもあるハズなのでせっかく面白い題材だからその辺りをもう少し描かかれてればよかったかもね。



でもほとんど出てくるのがサロゲートだから、見た目は普通の人間に見えるサロゲートたちの人混みに車が突っ込み景気よく跳ね飛ばして踏み潰したり、街中でバタバタと倒れる集団突然死のシーンもサロゲートってわかってるからさほどショッキングさは感じない。
実際生身の役者が演じてるのにね~また生身の人間が出てくれば、みんなやつれた顔してるのが印象的ですな。
ブルースウィルスなんてサロゲートは金髪だけど生身は疲れた顔のハゲ親父だしね・・・ってそれはいつもの事か(笑)



★★ 2010.1.28(木) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ9 17:00 G-5

No.007 「エクトプラズム 怨霊の棲む家」 (2009年 103分 シネスコ)

2010-01-27 00:03:45 | 2010年劇場鑑賞
監督 ピーター・コーンウェル
出演 ヴァージニア・マドセン
   カイル・ガルナー
   イライアス・コティーズ



この日は久々に八尾にまで足を延ばしてレイトショー鑑賞です。
さすがに21時半を過ぎるとシネコンも人がまばらですね。
今夜の作品はあまり宣伝もされてないマイナーなホラー映画です。
月末からはB級ホラー映画が6本ほど連続上映されるホラーフェストがシネマート心斎橋で開催されるのでしばらくはホラー映画鑑賞が続きそうです。

久々に幽霊屋敷をネタにした作品です。
昔から幽霊屋敷映画って名作は多く代表的なのは「たたり」「ヘルハウス」といった辺りがマスターピース的な作品ですね(個人的にジョージ・C・スコット主演の「チェンジリング」も入れたいね)

(あらすじ)

息子の病気治療のため、コネチカット州北部にあるビクトリア朝式の家に引っ越してきたキャンベル一家。
入居してまもなく息子のマット(カイル・ガルナー)は、この世に存在しない者の姿を何度も目撃するようになる。
その家はかつて葬儀場であっただけでなく、降霊儀式も行われていた。
やがて、一家に身も凍るような恐怖が襲いかかる。



この作品は実際に起こった出来事の映画化だそうですが、実話の映画化と言う事で思い出されるのが「悪魔の棲む家」と言う映画。
あの映画同様に今回も不可思議な現象が次々と起こるんだが邦題にあるようにエクトプラズムの様子が描かれます。
意外とこのエクトプラズムと言うのはホラー映画ではあまり題材として少ないように感じます。
このエクトプラズムというのに惹かれての鑑賞ですがチラッと何度か出るだけ(それも同じ場面の繰り返し)で肩透かしも良いとこだった。
エクトプラズムは霊媒師の口からモヤモヤした物体が出てきて幽体になったりするが、この映画では物質が出てきたと思ったらすぐ燃え上がり消えてしまうので、そのシーンに限れば期待ハズレでした。

ガンに侵された息子の為に少しでも体力の軽減をと、病院に近い格安物件をいわく付きと知りながらも借りる母親の切羽詰まった心情が逆にとんでもない事態になって行くんだが、開かずの間があるような謎めいた家には住むのは怖いね~私なら願い下げですね。



最近流行りの突然鳴る大音響でビビらすような怖がらせ方はほとんど無くシンプルにややJホラー風の怖がらせかたでした。
よってそんなに飛び上がるようなビックリするシーンが無い分、後ろにヌ~と幽霊が立ってたりするようなシンプルさが逆に幽霊屋敷ホラーらしくて良い。
それでも死体の瞼をカットしたりするシーンも出てくるので最低限のゴアシーンが盛り込まれるのは仕方ないかね?
それと腐乱したミイラに囲まれる場面なども気色悪いね~でも1番不気味なのは劇中出てくる死体と写った古い写真やな。

途中父親が家の中で暴れて家の中をめちゃくちゃにするんだが、てっきり「シャイニング」見たいに父親に悪霊が取り付いたのか!と思ったらただの酔っ払いでした・・・先に挙げた幽霊屋敷ホラーには及ばないものの、オカルトホラーとしてはまずまずと言った所ですね



★★★ 2010.1.24(土) MOVIX八尾 シアター8 21:40 I-21




No.006 「オーシャンズ」 (2009年 104分 シネスコ)

2010-01-26 01:37:07 | 2010年劇場鑑賞
監督 ジャック・ペラン



そろそろお正月映画も第2弾の公開が始まりだしましたね。
相変わらず「アバター」など根強い人気の作品はまだまだ続きそうですが・・・
「BANDAGE バンデイジ」には多数の若い人たちが詰めかけております。
そんなところを尻目に私が見に行ったのが海洋ドキュメンタリー「オーシャンズ」!


(あらすじ)

北極海から南極海、サンゴ礁に彩られる美しい海に、冷たい氷で覆われた海など、世界各地の海にいる生物たち。
猛スピードで泳ぎ、ジャンプするイルカ、ゆっくりと海の底へと沈んでいくマンタ。
光のない大気圧1,100倍の海底であっても、そこで生きる命は存在している。



こう言う時期になるとこんな映画が公開されるのが定着するんでしょうかね
年初めに今年こそは環境問題を何とかしょうとまるで観客に悟すような感じ・・・
昨年は「アース」が公開されましたが今回の「オーシャン」は海をテーマに様々な海の生き物たちのイキイキとした映像がスクリーンに展開されます
CSのナショジオやアニマルチャンネルなんかで見れるやんけ・・・なんてツレない事をおっしゃるな、やはりこう言うのは大スクリーンで見た方が迫力があって良いのであります

ただたしかに素晴らしい映像ではあるのですが、特に驚く訳ではありませんでした
「アース」や「ディープブルー」などで描かれていたのとあまり変わらないように思います
たしかに映像は迫力あるし綺麗だが・・・かつてリュック・ベンソンが監督した「アトランティス」を見た時はあんなに海を綺麗に見せた映画は初めて?と思ったものでしたが・・・(あの作品は青い海と言うより透明な透き通った海と言う印象が強かったような気がしますがね)

今回の映画は目新しいさはあまりなかったです
でもサバの群れにイルカと海鳥が突撃する場面は面白かったけどね~
特に餌を狙い海中に突っ込む瞬間にミサイル見たいに一直線になって海面に突っ込む海鳥は凄かったね
サバと海鳥とイルカがせめぎ合う空撮からの映像はまるで戦争見たい!



後半はいかに人間が自然を破壊し、動物たちを殺していき絶滅させて行ってるのか・・・って所が語られていきます。
日本人らしき(?)漁師が定置網で漁をしてるカットあたりからその辺のテーマに入り込んでいくんだが、テーマは別に悪くないけど少し強引な入り方なように思います。
密漁のような悪意のある行為ではないだけに、動物の絶滅や環境破壊のテーマを語る導入部としては如何なものだったかな?
通常の漁と環境破壊などど結び付けるのは強引に感じたな~
たしかにサメのヒレだけを切って捨てる場面は悲しげだけど・・・



★★★ 2010.1.22(金) アポロシネマ8 スクリーン4 16:25 I-18

「FAIR WARNING Meet&Greet」

2010-01-23 00:23:45 | ライヴ&イベント
ライブ終了後ロビーの片隅で待つように指示されていたので、貰っていたパスカードを胸にはり待っておりました。
クリマンさんでは3人の募集だったけど音楽雑誌でも募集していたようで3人以上は居るようです。
やがてスタッフに呼ばれそのまま着いていくと楽屋ではなく、先ほどまでライブを行っていたフロアへ・・・撤収作業中のフロア後方でしばらく待たされることになりました。
どうやらここでメンバーたちとご対面できるようです。
どうやら参加人数は8人のようで、男性5人に女性3人です。



まるで立たされてるかのようにフロア後方の壁沿いで、一列で並んでるとまもなくメンバーが来るとのこと。
そしてルールとしてサインは一人に付き1回のみ、写真撮影もワンカットのみという説明がありました。
意外と制約厳しいな~もっと自由かと思ってた・・・いろいろ持ってきたのに。
いろいろ考えた結果、一応1stアルバムのCDジャケットにメンバー4人のサインをして貰うことに決めましたが、実は活動停止中にギターのヘルゲとドラムのCCで作ったバンド、ドリームタイドも結構好きなので、このCDも是非ヘルゲさんのサインを欲しいと思って持ってきておるのです・・・1人1回だけど一応手に持っておこうか・・・

フェアウォーニングのメンバーとじかに対面するのは初めてではありません。
2006年の来日時にも終演後即席サイン会をしていてその時もボーカルのトミーハートと写メの記念撮影とサインを貰いました。

そうこうしてたらメンバーが登場!
「ハ~ロ~」と言いながらメンバーがこちらに来て、まず一番端に居た私にトミーさんが握手を求めてくれました。
まずは順番に握手していくようです。
そしてドラムのC.Cにサインをして貰おうと1stアルバムのジャケットを手渡すとスラスラと快くしてくれましたが、その下に重ねていたドリームタイドのアルバムにも頼みもしてないんだけど、サインをしてくれた・・・ラッキー!
C.Cもドリームタイドのメンバーだからね

そのまま次の人へと思ったがみんなそれぞれのメンバーにサインや記念撮影してもらってるようで、空いてる人がいない・・・と思って見渡してるとヘルゲ・エンゲルゲさんが空いた!
すかさず近づきまずはドリームタイドのアルバムにサインを貰い、そしてフェアのアルバムのサインもGET!
つたない英語で「マイフェバリットアルバム!」というと名前を聞かれ何と私の名前を添えてサイン頂きました・・・これはオンリーワン度が高い!
そしてヘルゲさんと記念写真も撮影出来て満足、満足!

さらに横に居たサポートメンバーのキーボード担当のトーステンにもサインを・・・彼はフェアのメンバーではないんだが、ドリームタイドのメンバーではあるので彼にはドリームタイドのアルバムにサインを頂きました。
これでドリームタイドのCDに3人のサインを貰えた。
そのトーステンとも記念撮影を...しかし周りにシャッター押してくれそうな人が居ない...と思ってたら何とヘルゲさんがシャッター役を買って出てくれた!(いい人やな)

ここでメンバーとの集合写真の撮影をというスタッフの声があり参加メンバーとフェアウォーニングとの記念写真が始まりました。
持ってるカメラをスタッフに預けて撮って貰うんですが、当然みんなそれぞれスタッフにカメラを預けます。
でもスタッフ数人が手分けしてカメラを持ってしかも同時に撮るもんだから、どこを見て良いか分からず、しかも自分のカメラはいつシャツターを押されてるのかさえ分からないまま記念撮影終了!(後でチェックしたらキッチリ違うとこ見てた!)

「それではそろそろお時間ですので・・・」というスタッフの声に慌てます。
まずウレにサインを貰い、そして一番の人気者トミーさんにサインと記念撮影を・・・しかも一人ワンカットなのにトミーさんから「ワンモア!」と言うてくれて2枚撮影して貰えた。


↑トミーハートさんとメタルサインで2ショット

別れ際にトミーさんに前回撮影した写メを見せようと携帯をいじってると「時間ですので~」というスタッフの声・・・それでもトミーさんは「ナニ?ナニ?」と言うって待っててくれました・・・ほんとこの方良い人やね。
写メを見たら喜んでくれて「いつもサポートありがとう」らしき事を言ってました。


↑1stアルバムのCDにフェアウォーニング全員のサインGET


↑こちらはドリームタイドのCDにヘルゲさん始めC.Cとトーステンのサインを・・・後は今回来てない2人のサインあれば完璧だが

サインは1stアルバムのCDに4人全員のサインを貰えたし、ドリームタイドのCDにもヘルゲさん始め他2人のメンバーのサイン貰えて目標達成!
ただ写真がCCとウレだけ撮れなかったのが残念・・・サインの時に撮影しておけばよかったと悔やんでおります。
でもトミーとヘルゲの写真撮れてまずは良しとしょう・・・しかし思った以上に時間短かったな(10~15分くらいかな?)でもメンバーの皆さんは気さくで根強い人気があるのも頷ける。
しかしもっと英語勉強しとけば良かったな~語学力の無さを痛感!
終了後は立ち止まることなく会場外まで誘導され、寒い夜のアメリカ村を満足げに後にするのでありました。

「FAIR WARNING JAPAN TOUR 2010」

2010-01-22 01:17:25 | ライヴ&イベント
この日はフェアウォーニングのライヴです
会場となるBIGCATの前は多数のファンが詰めかけてます
年齢層は高い目で特に女性の年齢層が高いです
実は私はクリエイティブマンの会員になって初めてミート&グリードの申し込みをしたんですが、何と募集三人と言う狭き門に当選してしまい、何とライヴ終了後にメンバーと会わして貰えるのであります。




開場したけど最前列は無理なので(スピーカー横は開いてたけど)上着などをロッカーに入れ、ミート&グリードの受付をしてから前回のツアーの時のシャツで中央のステージ前へ ・・・
前回2006年のライヴの時は終了後ボーカルのトミーハートが即席のサイン会を始め一人一人と丁寧にサインや写真を撮ったりしてた姿を見て、ファンを大切にする姿勢に感服したものでした

さすがに結構早い時間からフロアが埋まりだしましたね~
根強い人気があるのも音楽面だけでなくそんなファンへの姿勢があってのものなんでしょう
19時半ちょうどにライヴはスタート!
ドラムのCCがドラムセットの位置に着くと続いてギターのウレ、そしてヘルゲと出そろい1曲目が♪OUT ON THE RUN!
イントロに続いてボーカルのトミー・ハートが飛び出してきます!
場内は早くも1stアルバムからの人気曲でヒート・アップですね。
トミーもこの雰囲気には満足そうです。
サビの部分ではマイクスタンドごとフロアに向けるとそれに合して大合唱です。
この反応に親指を立てて満足そうな笑顔をオーディエンスに向けます。
しかしこのトミーさん客を煽るのが上手いですね~2曲目の♪HERE COMES THE HEARTACHEでは新譜からの曲って事もあるのかして1曲目よりはややテンションが大人しい目・・・すかさずそれを察知したトミーはオーディエンスたちに手拍子を強要する。
すかさず先程の雰囲気に戻ります!
3曲目の♪SAVE MEで一旦挨拶がわりのMCを挟み早くも4曲目では♪ANGEL OF HEAVEN!
これまた「カモン!ダ~ンス!」では皆片腕突き上げて大合唱!「エンジェルオ~ブ!ヘ~ブン」と皆歌います。
最近見たライブの中では一番ステージとフロアが一体となってるように思います。

でもかれらの人柄が出たライブでもあります。
前列の男性がトミーにしきりに手を振ると、トミーも手を振り返し、返されたその男性は手をピストルの形にして撃つ仕草をすれば、今度はそれを受けたトミーがすかさず撃たれたリアクションを取る!(まるで大阪人見たい!)
私も負けじと本日購入したマフラータオルを掲げると、すぐに見つけてくれて親指を立てるサインをくれたしね

続いてミディアムテンポの名曲♪DON’T GIVE UPの演奏がはじまりました。
個人的にはフェアウォーニングの中ではこの曲が一番好きな曲です。
力強いロックバラードですが、オーディエンスたちも身体を揺らしながらそそしてサビでは合唱です。
とにかくどんな曲でもサビは大合唱なんです!
さすがにメンバーそれぞれ嬉しそうですね~
ウレはギター弾きながら何度も笑顔でオーディエンスたち見渡し、反対側ではヘルゲ・エンゲルゲが職人らしく天を駆けるようなスカイギターを聞かしてくれます。
そのヘルゲのギターソロのコーナーではなんと日本の♪さくらさくらを演奏します。
三味線何かでも演奏されるようですが、彼のスカイギターによるロック版さくらさくらはなかなかの聴きものでしたよ。

更に盛り上がったのが♪.Don't Keep Me Waitingで、イントロ部分ではもうオ~オ~オ~!と大合唱!
何かみんなこれを待ってたとばかりに大喜びですね~
私もむせ返りながら合唱に加わりましたよ!
後半の部分では一旦曲をストップさせ、自分に続けて歌えとばかりにコーラス指導です。
「オ~オ~オ~オ~オッオッオ~!」と何度か練習した後、再び曲に戻りトミーともども大合唱です。
トミーもそして多数のオーディエンスたちももう満足そうです。

中盤はバラード曲が続けて演奏されます。
その中でも1stからの♪LONG GONEではサビの部分ではトミーもオーディエンスたちも手を左右に振り大盛り上がり!
後半またノリノリの♪LONGING FOR LOVE、♪.I FIGHT、♪ill I Believe、とたたみかけ、そして♪BURNING HEARTでさらに一盛り上がり!
伸びやかなボーカルを聴かせながらステージ狭しと動き回るトミー、時にはマイクスタンドを使ったパフォーマンスで、スタントの足がギターのヘルゲとぶつかりそうになり、ヘルゲがギョッとする一幕は微笑ましいかったね。
ステージ前に群がったファンに歌いながらも握手やハイタッチを続ける姿を見て、彼らが20年近くも日本で人気を評してきたかってのがわかるような気がしてきます。

本編ラストの♪GET A LITTLE CLOSERで一旦お別れです。
当然アンコールの拍手が鳴りやみません。
そしたらアッサリとトミーが登場し「サンキュー!ワンモア?ツーモア?・・・スリー、フォー、ファイブ・・・」と言ってオーディエンスたちを喜ばせます。
そして苦笑いしながら両手のひらを広げ「テンモア?」と言えば「イェ~!」大歓声!
まさかアンコールで10曲もやる訳ないんだけど、それでもファンの心を掴んだそのサービス精神は外国のハードロックバンドとは思えない親しみやすさを感じました。

アンコールでは♪WHEN LOVE FAILSとニューアルバムからの♪Fighting For Your Loveです。
2曲を終わった後に歌いだしたのが彼らのライブでは定番の♪SUKIYAKI・・・そう坂本九の名曲「上を向いて歩こう」です。
トミーの流暢な日本語で歌われるこの曲ではみんな「上を向いて歩こう~」と一緒に歌います。
それにしてもこの歌を歌うトミーの日本語の発音は上手ですね~

最後はメンバー全員でお辞儀をしてほぼ2時間のライブ終了です。
相変わらず「テンモア?」と言いながらもう寝ないと行けないという仕草をしながらステージ袖に去っていくトミー始めメンバーたちに惜しみない拍手と「ありがとう~!」という掛け声がかかります。
いやいやホントにエキサイティングなライブに私も大満足でした~出来れば翌日の名古屋まで追いかけていきたいぐらいです。
今回のライブで彼らの曲がさらに一層好きになりましたよ。
日本以外では人気がイマイチらしいですが、彼らの曲は最近のラウド系のメタルより日本人向きとは言えるかもしれませんね。

さてこの後はそのメンバーたちとご対面です・・・その模様は後ほど・・・

FAIR WARNING JAPAN TOUR 2010 大阪公演のセットリスト

01. Out On The Run
02. Here Comes The Heartache
03. Save Me
04. Angels Of Heaven
05. Don't Give Up
06.sakurasakura(Helge solo)
07. Generation Jedi
08. Don't Keep Me Waiting
09.Falling Reprise
10. Long Gone
11.Hey Girl
12.Walking On Smiles
13. I'll Be There
14. Longing For Love
15. I Fight
16. Still I Believe
17. Burning Heart
18. Get A Little Close
(Encore )
19. When Love Fails
20. Fighting For Your Love
21. Sukiyaki



★★★★★★ 2010.1.19(火) BIGCAT スタンディング 整理番号36番


No.005 「マッハ!弐」 (2008年 98分 シネスコ)

2010-01-18 00:16:38 | 2010年劇場鑑賞
監督 トニー・ジャー
出演 トニー・ジャー
   ソーラポン・チャートリー
   サルンヨー・ウォングックラチャン



この日の2本目はなんばパークスシネマから御堂筋を北上し、アメリカ村にあるシネマート心斎橋へ!
同じくアジア映画の鑑賞ですが、先ほどのようなラブコメとはガラリと趣向が変わり、血沸き肉躍る格闘アクション映画です。
あの超絶アクション映画「マッハ!!!!!」の続編ですが、前作「トム・ヤム・クン」での人間技の領域を超えたかのような凄いアクションが今回も見れるのでしょうか?

(あらすじ)

15世紀のタイ。アユタヤ王国の侵略が進み、東の王国の国王とその妻が暗殺される。
山賊に救われた息子のティン(トニー・ジャー)は秘境にある訓練場に残ることを決め、格闘の猛特訓を開始した。
数年後、向かうところ敵なしの戦士へと成長したティンのもとに、両親の復讐(ふくしゅう)をするチャンスが訪れるが…



今回は監督をトニー・ジャーが初めて務めています。
かつてブルース・リー、ジミー・ウォングが、そしてジャッキー・チェンがしたようにアクション俳優が自らメガホンを取って演出を手掛けてます。
早くも主演3作目にしてですが、さて今後ジャッキーのように自らの映画を監督していくんでしょうか・・・

今回のトニー・ジャーは今までとはガラリと変わりシリアスなストロングスタイルの格闘技映画となってます。
ムエタイだけでなくカンフー、酔拳や日本刀でのソードアクションなど色んな武術が飛び出して面白かった。
特に恒に悲しみと怒りが同居したようなクールなトニー・ジャーの演じる主人公のキャラが彼の地味なイメージとマッチしてましたね。
そして今回は復讐鬼となった怖いトニー・ジャーが見れます。



ただストーリーとしては何かハチャメチャな感じがあってドラマ部分はイマイチだったけど、この映画の見どころはアクションだけにま~目をつぶりましょう。
そしてそのアクションは今回もビックリさせられます。
特にゾウの大群の背中を飛び移っていくスタントは一歩間違えればゾウに踏みつぶされる危険があるだけに彼の身体能力の高さはホンモノですね。

ゾウの牙の上に落下したり、ゾウの鼻を蹴ってバク中キックしたりとゾウもいい迷惑やね~
前作ではゾウをあれだけ可愛がってたのに・・・
映画の半分以上はアクションシーンと思われるこの映画は、トニー・ジャーの映画の中でも色んな意味でもひとつの分岐点となる作品になるかもしれません。

ただスタントなしの凄いアクションは本物だけど、早回しはやっぱしてるよね・・・



★★★ 2010.1.14(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 20:30


No.004 「ソフィーの復讐」 (2009年 108分 シネスコ)

2010-01-17 00:03:36 | 2010年劇場鑑賞
監督 エヴァ・ジン
出演 チャン・ツィイー
   ソ・ジソブ
   ファン・ビンビン



昨夜のソナタアークティカのライブをスピーカーの横で見たため、左の耳が強烈な耳鳴りで聞こえなくなって一夜明けました・・・
まだ朝の時点では耳鳴りが続いてましたが、昼を過ぎたあたりから少しずつ治まりだし、映画を見にいく夕方には、ほぼ耳鳴りが消えました。
まだ耳がこもった感じはあるんですが、耳鳴り無いだけでも随分マシです。
左の耳を枕の下にして音を出来るだけ聞こえないようにしたのが効いたかな・・・?
いずれにしてもこれで映画に集中できますわ・・・

(あらすじ)

キュートかつ奔放で、想像力に満ちあふれている女流漫画家のソフィー(チャン・ツィイー)。
付き合って2年になるイケメン外科医のジェフ(ソ・ジソブ)にプロポーズされ、幸せの絶頂にいたソフィーだったが、ジェフが手術を担当した映画女優のジョアンナ(ファン・ビンビン)に心変わり。
別れを告げられ、打ちのめされたソフィーは、予定していた結婚式までにジェフを取り戻す計画を立てる。



まず主演がチャン・ツィイー・・・こういうラブコメディに彼女が主演とは珍しいですね。
何かそれだけでも興味をそそられました。
いざ見て見るとアジアはおろかハリウッドでも安定した評価のある彼女らしく、見事なコメディエンヌぶりを見せてくれました。
う~ん、上手い人は何やってもうまいんやね~

まるでハリウッドのラブコメでありそうな設定の映画でしたね~
そんな中、イケメン外科医から捨てられた彼女が彼に復讐するため、あの手この手と作戦を実行する。
その手段がいかにもマンガ的でもありドタバタ喜劇らしい感じだが、あまり笑えなかった。
でも国際女優として大物の風格さえあるチャン・ツィイーがこのおバカキャラを演じるドタバタ劇と思えば意外と貴重な作品かも?



女性客の目当ては韓流スターのソ・ジソブやピーター・ホーあたりでしょうね~
でも私はチャン・ツィイーのライバル役として嫌味な映画スターを演じるファン・ビンビンさんに注目!
あのアンディ・ラウ主演の「墨攻」でヒロインを演じた美形女優さんですね。
チャン・ツィイーと対照的な雰囲気を持った美しさはこの映画の男性目線をくぎ付けにしますね。
そんな2人に挟まれて困惑するソ・ジソブが思わず羨ましいと思わずに居られない耳鳴り男でした。



★★★ 2010.1.14(木) なんばパークスシネマ シアター5 18:05 F-22

「SONATA ARCTICA JAPAN TOUR 2010」

2010-01-16 00:05:51 | ライヴ&イベント

早くも今年一番とも言われる寒波の中見に行って来ましたライブがソナタアークティカ! もちろん今年初のライブなんですが、それと同時にプロモーターであるクリエイティブマン会員(以下クリマン)になって初のライブでもあります
会員先行でチケット取ったので整理番号30番と言う良い番号を貰えたので意気揚々と会場である心斎橋クラブクアトロへ!

会場に着き階段に並べられるんだが壁の貼紙を見るとどうやらCMP会員の1~30までが最初に優先入場されるのかして並んでいて、その後に通常のチケット1~から並んでるようです
「何や結局60人目くらいやんけ!」と思って通常チケットの30番目付近に並んだ
「でもCMPって何の略なんやろ?」と考えると同時にそれがクリエイティブマンプロダクションの略である事に気がつきました。
慌ててまた前方のCMP会員が並んでるエリアまで行き列び直しました。
ま、クリマン会員の中では私が一番後方ですがね~
でも私の後ろは一般でチケット購入された整理番号2番の方でした・・・この方まさか自分の前に30人も居るとは思ってかったでしょうね
トラブル発生!一般発売チケットで番号が被ってるようです。
でも係員によると「三つぐらいは同じ番号もございますよ」とさりげなく言うとります(笑)何といい加減な!




さて入場が始まり会場に入るや最前列はほとんど埋まってます
しかし右サイドが少し開いてたのでそちらに行くとタッチの差で三人組に取られ慌てて一人分開いてる左サイドのスピーカー横へ移動して何とか確保出来ました。
これがこの後のライブ観戦本番に様々な影響を及ぼす事とは知らず・・・
最前列はクリマン会員が占拠してる状態です・・・会員でよかった、よかった。
気がつけば結構後方まで埋まってます。
さて待つ事1時間、約5分遅れくらいで場内暗転となり大歓声です


↑私の位置からこんな感じ・・・左がステージ

ピアノの哀愁の調べが無人のステージに流れます。
♪Everything Fades to Gray にSEに乗ってメンバーたちがステージに!
ボーカルのトニー・カッコには一際大歓声が送られ、大勢のオーディエンスたちがメタルサインで出迎えます。
♪Flag in the Groundからライブはスタート!
オープニングからのスピードナンバーに場内は熱狂ですね。
すると私の隣のお兄さんは鉄柵を両手で掴み物凄い勢いで頭を前後に振るヘッドバンキングを繰り返してます。
それも高速で・・・まるで1分間で何回出来るか競うかのような勢いです!
お兄ちゃん・・・そんなに激しくしたら脳ブレるで~後でフラフラになりまっせ・・・

そのまま♪PAID IN FULLからカッコがトークでバンド結成10周年に付いて語ります。
バックにFullmoonのイントロが流れます。
結構トークが長いですね~長めのトークの後はやはり♪Fullmoon!
もう場内は大喜びですね~みんな飛んでますよ~
もちろんサビの部分では「♪ランナウェイ、ランナウェイ~」の大合唱。
2番の歌詞の前に皆声そろえて一斉に「フルム~ン!」とこれまたオーディエンスたちの息もピッタリです。
さらに高速ナンバー♪8TH COMMANDMENTで続けざまに熱狂!
これまたサビでは大合唱です。
ボーカルのトニーは首の筋がはち切れるぐらいの熱唱でこれに答えます。
ステージが狭いからそんなに激しく動きまわる訳ではないけど、マイクスタンドをギターのように見立ててギターを弾く真似をしながら、ギターのエリアスと並んでのパフォーマンスです。

ニューアルバムから♪As If the World Wasn't Endingと♪Last Amazing Graysが演奏された後、トニーがシェークスピアに付いて語りだした。
そして演奏されたのが♪Juliet・・・この曲では少し情感を入れながら歌います。
曲の後半ではステージに膝まずきやや芝居がかっかったパフォーマンスを見せてくれます・・・が・・・ここから音声がイマイチおかしいように感じてきた。
トニーのボーカルも聞き取りにくいし、演奏自体が音割れしてるかのような感じです。
「おいおい調整が狂ったんかいな?」でも他のお客さんらは別段変ったような様子もなく、ステージのパフォーマンスにノリノリです。

どうやら音がおかしいと思ってるのは私だけ?
やがて私の左耳に異常をきたしてる事に気付いたのです。
会場の音声が悪いのではなくスピーカーの真横で立ってた私の左耳が爆音の直撃を1時間近く受けたため麻痺していたせいなのです。
と思ってたらトニーの「ネクストソング、ブラックシ~プ!」の掛け声とともに演奏が始まった演奏ではもう音楽というより雑音にしか聞こえません!
ボワ~!ボワ~としか聞こえず、ボーカルも途切れ途切れの調子の悪いマイクのようにしか聞こえない・・・何というこっちゃ~鼓膜完全麻痺!
音声が時折左耳から右耳へと突き抜けるような感覚に襲われます。
そのたびに一瞬フラ~となる・・・これゃ隣の高速ヘドバン兄ちゃんよりこっちの方が先にヤバいぞ・・・

続けて♪The Cageが演奏されるけど疾走感200パーセントのこのナンバーもボワ~、ボワ~としか聞こえない・・・あ~いい曲ばかり演奏してるのに勿体ない!

一旦ここでメンバーはステージを去ります。
もちろんアンコールの催促がオーディエンスから起こります。
やがてトニーが登場し、何やら手拍子と足を踏みならすようにオーディエンスたちに要請をしてます。
MCは普通に聞こえるね~やがてアカペラでクィーンの♪We Will Rock You を歌いだした。
「ウィ~ウィル~ロックユー!」とみんなも大合唱!うんうんこれちゃんと聞こえるよね~耳回復したかな?

やがてメンバーたちも登場し♪IN BLACK AND WHITEの演奏が始まった・・・ボワ~!ボワ~!ボワ~!またや、またやがな~アカンやん治ってへんがな~左耳破壊!
そしてラストナンバー♪DON'T SAY WORD!
もうみんなは大はしゃぎでサビのコーラス部分では腕を突き上げて歌ってます・・・私もそれに乗ろうとするけど、今歌われてるのが曲のどの部分かが判別しにくく乗り遅れてます。
最後はお馴染み♪VODKAAの大合唱で90分のライブは終わりです。

メンバーたちが肩を組んでおじきして、そしてタオルやらギターピッグ、ドラムスティックなどを投げ入れてます。
ここで不幸中の幸いか?ギターのエリアスがピッグを次々にフロアへ投げ入れながらステージを去るのですが、幸運(?)にもスピーカー横に居たおかげで最後のピッグを端に居た私にポイッと投げ渡してくれたのです。
おおおおおお~これゃ嬉しいね~初めて貰いましたよ~マリリンマンソンにぶつけられたペットボトルより遥かにいいですよ!


↑エリアスから貰ったギターピッグ!

耳鳴りの中ドリンクをもらって会場を後にします。
心斎橋パルコから外に出ると心斎橋筋商店街の雑音や有線の音楽がボワ~!と聞こえます。
左耳が完全に機能停止してしまいました・・・クワトロのスピーカー横はアカンわ・・・2年前メシュガーをここで見た時も端だったけど、あの時はどうもなかったのにね。
近隣のラーメン屋でラーメンを食べて地下におりるのに人が少ない静かなところに来ると耳鳴りの酷さが際立ちます。
ブ~ンと凄い音が左耳でしてます・・・ちょいビビります。
マシな方の右耳を手で押さえると・・・ブ~ンという音だけで何もきこえません。
来週のフェアウォーニングのライブまでに治ってくれよ・・・

地下鉄御堂筋線に乗り岐路に着くんですが、なんと途中のなんば駅で電車が止まったまま動きません。
何でも次の大国町駅で客が線路に侵入したせいで線路内を点検中で運転を見合わせてるらしい。
あまりにも時間長いので乗客たちが電車から出たり入ったりしてます。
駅の片隅に人だかり・・・どうやら車掌に事情説明をして貰ってるようです。
私もその人だかりに加わって車掌の説明に耳を傾けようとしたら・・・ブ~ン!と耳鳴りで何も聞こえないでやんの!(泣)


キングの鼓膜を一時的に粉砕した(!?)
SONATA ARCTICA JAPAN TOUR 2010の大阪公演セットリスト

01.Everything Fades to Gray(SE)
02.Flag in the Ground
03.PAID IN FULL
04.Fullmoon
05.8TH COMMANDMENT
06.As If the World Wasn't Ending
07.Last Amazing Grays
08.Juliet
09.The Solo Tilutus
10.Replice
11.Black Sheep
12.The Cage

(Encoru)

13.We Will Rock You
14.IN BLACK AND WHITE
15.DON'T SAY WORD
16.VODKAA
17.Everything Fades to Gray



★★★★ 2010.1.13(水) 心斎橋クラブクワトロ スタンディング 整理番号30番 


No.003 「ロフト」 (2008年 117分 ビスタ)

2010-01-13 00:04:31 | 2010年劇場鑑賞
監督 エリク・ヴァン・ローイ
出演 ケーン・デ・ボーウ
   フィリップ・ペータース
   ブルーノ・ヴァンデン・ブルーク



今年初の天六シネ5ビルでの鑑賞です。
今年からオールナイトは土曜日のみになったので、今後は土曜ピンポイントでの鑑賞になりそうです。
土曜が見に行けない日が続けば見逃してしまう作品もでるかもね。
そして最初に見る作品がこの「ロフト」です。
何となくホクテンザらしからぬ雰囲気の作品ですね~

(あらすじ)

警察で建築家のビンセント(フィリップ・ペータース)や、精神科医のクリス(ケーン・デ・ボーウ)らがある殺人事件の事情聴取を受けている。
彼ら5人は友人同士で、瀟洒(しょうしゃ)なマンションのペントハウスを共同で使用していた。
ある朝、その部屋でルク(ブルーノ・ファンデン・ブロッケ)がベッドで手錠をかけられた女性の死体を発見し…



意外にも面白いサスペンス映画でした・・・あるマンションの最上階の一室をそれなりの地位と家庭を持つ5人の男たちが自由に使える秘密部屋として共有してるが、そこに手錠につながれた血まみれの女の惨殺死体が!
駆けつけた5人の男たちが互いに疑い合い疑心暗鬼に陥っていくところが冒頭から描かれていてストーリーに引き込まれます。

また警察の事情聴取を受ける5人の姿も時折挿入されていくと同時に過去にさかのぼり、この部屋を共有していくようになる過程も描かれる。
殺人現場、警察の取り調べ室、部屋を共有する過程と三つの状況が行ったり来たりしながら描かれるトリッキーな演出は見ごたえあります。
そして後半気がつけば我々観客もこの演出に欺かれてることに気がつく・・・これ以上は書けないね~



この秘密の部屋は当然ながらこの男たちは女を連れ込む浮気部屋として使用するんだが、そうは世の中すんなり行かないのかして、奥様たちに怪しまれてたりする。
特に夫婦で会食してる時に仲間の一人がベラベラと秘密をしゃべりそうになる所は他の男たちヒヤヒヤしてるのが手に取るようにわかって面白かったね。

出てる俳優は日本ではあまり知られてない人ばかりなので妙な先入観もなく、一体先はどうなるのか?と興味津津でラストまで見れました。
特に女優さんの中ではミステリアスな女を演じたベールレ・バーテンスがよかったかな~



★★★ 2009.1.9(土) 天六ホクテンザ1 22:40