
前から気になってた映画を見てきました
死期が近い者の前に現れる鳥のお話です
病に侵され余命わずかな15歳の少女チューズデー。母ゾラと暮らす彼女の前に、しゃべって歌う変幻自在な1羽の鳥が舞い降りる。それは地球を周回して生きものに命の終わりを告げる「デス」という名の鳥だった。チューズデーはデスをジョークで笑わせ、外出中のゾラが帰ってくるまで自分の命を引き延ばすことに成功する。やがて帰宅したゾラはは鳥の存在に畏れおののき、愛する娘のもとから遠ざけるべく暴挙に出るが……
余命宣告を受けた娘が受け入れられず、娘の世話を放棄して在宅の看護師に世話を丸投げしていた母親が娘をあの世に連れに来た怪鳥を遠ざけようとする
娘の世話から逃げた母親の弱さ、逆に娘の強さが対象的に描かれた前半
鳥の登場から母親の身体を張った行為(鳥を食べる)で鳥を遠ざけたが、そんなんで対処出来る訳もなく、母親を使って鳥は自分の役目を果たす
しかしこのことによりこの親子に変化がもたらせる・・・
大切な人を亡くすと塞ぎ込み、なかなか前に向けない事もあるが、しかし生きてる者の生き方で亡くなった者のこれからが決まると言うのは、とても宗教的で前を向けるメッセージとして響きました
ファンタジーでユニークな作品の中に込められた思いが良かったです
しかしこの映画デスという名の鳥が何より印象的
イメージとしては死神なんですが、じつは割といい奴(笑)
アイスキューブのラップを歌ったりする
CG?または懐かしいアニマロトロニクスまたはパペットか?
良く出来ておりました
この程度の短いブログなら行けそうかな?
★★★ 2025.4.18(金) なんばパークスシネマ シアター9 20:10 F-4
最後のデスと母親の会話のシーンにこの作品のテーマがきっちり込められていて良かったですね