日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

特捜部Q吊るされた少女

2017-10-04 05:12:06 | 読書
特捜部Qシリーズの『吊るされた少女』を読みました。



過去の未解決事件の捜査を担当する特捜部Qのカールの所に、退官間近の警官から電話がかかって来ます。カールは取り合わなかったところ、その警官は自分の退官式で自殺してしまいます。自殺はカールのせいだと攻めるアシスタントのローセに促されてカール達はその警官が取り憑かれた事件について調べ始めます。



17年前に一人の少女が車に跳ね飛ばされて道端の木に吊り下がって発見されます。交通事故として処理されたこの件について、自殺した警官は全てを犠牲にして調べ続けていました。彼の自宅はこの事故の資料で埋め尽くされていました。カール達はわずかな糸口からこの事故をたどって行きます。

例によってカール達の捜査は緻密を極め、事故は事件として意外な展開を見せます。一種のカルト集団が出てくるのですが、このシリーズの前に読んでいたヴァランダーシリーズにもやはりカルト集団が出て来ていて、北欧では1つの社会問題になっているのだと思いました。それにしても特捜部Qも現段階で翻訳が出ているのは打ち止めです。次は何を読めばいいのでしょうか?
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