エイドリアン・マッキンティの『コールド・コールド・グラウンド』を読みました。
この小説は1980年代の北アイルランドを舞台にしたミステリです。刑事のショーンは一件の殺人事件を担当します。この被害者は、右手を切り落とされていましたが、現場に残された右手は他人の物でした。さらに検死の結果、肛門からオペラの楽譜が見つかります。程なく、手首の持ち主も発見されました。二人の共通点は同性愛者であったという事でした。
テロの頻発する当時の北アイルランドは、IRAやUDA、UVFといった武装組織が跳梁跋扈していました。紛争の絶えない中で彼の捜査はこれら武装組織に行き当たります。ところが捜査が進展していないということで、ショーンは担当から外されてしまいます。小説後半は、ジェフリー・ティーヴァーのシリーズのように圧倒的な展開を見せます。めちゃくちゃ面白かったです。
この小説は1980年代の北アイルランドを舞台にしたミステリです。刑事のショーンは一件の殺人事件を担当します。この被害者は、右手を切り落とされていましたが、現場に残された右手は他人の物でした。さらに検死の結果、肛門からオペラの楽譜が見つかります。程なく、手首の持ち主も発見されました。二人の共通点は同性愛者であったという事でした。
テロの頻発する当時の北アイルランドは、IRAやUDA、UVFといった武装組織が跳梁跋扈していました。紛争の絶えない中で彼の捜査はこれら武装組織に行き当たります。ところが捜査が進展していないということで、ショーンは担当から外されてしまいます。小説後半は、ジェフリー・ティーヴァーのシリーズのように圧倒的な展開を見せます。めちゃくちゃ面白かったです。