kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

滋賀県・水の上に浮かぶ芸術作品のような「佐川美術館」

2020年03月04日 | 美術館・博物館
世界で最も来館者数が多い「ルーブル美術館」が
ウイルスへの懸念から職員らが出勤を拒否し、1日から休館しています。
「仏ルーブル美術館が休館 新型コロナ、欧州で感染拡大」の記事はこちら

●公益財団法人 佐川美術館  (2012年11月30日撮)

琵琶湖を望む近江・守山市に、佐川急便株式会社が
創業40周年記念事業の一環として1998年3月に開館しました。
※水庭の奥に見えている建物は、新館の樂吉左衞門館です。


展示館の入口へは、写真の右端に少し見える橋を渡って行きます。


美術館の敷地は大部分が水庭(人工池)になっていて
水の中に浮かぶように見える展示館は芸術作品です。


2棟の切妻屋根の展示館は、株式会社 竹中工務店が設計・施工
デザインが高く評価され、グッドデザイン賞など多くの賞を頂いています。
敷地面積:28,872m² 建築面積:8,372m² (本館6,107m² + 新館2,265m²)


展示館へ通じる橋を渡ると
お出迎えをしてくれたは、佐藤忠良氏の作品 「萌」 でした。


展示館へは、この通路を通ります。
(一番上の写真、左側に見える廊下部分)


佐藤忠良氏の作品 「蝦夷鹿」


佐川美術館の展示館の入り口です。


水庭を眺めながら・・・

●当時は新館だった、水庭に浮かぶ 「樂吉左衞門館」

千利休の言葉 「守破離 (しゅはり)」 をコンセプトに、美術館としては珍しい
水庭に埋設された地下展示室と、水庭に浮かぶように建設された茶室です。
(一番上の写真、水庭の奥に見える建物が樂吉左衞門館です。)

守破離(しゅはり)とは
「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」

●水庭に埋設された地下展示室

吉左衞門X    暗闇の音   静寂の光
開催期間:2012年09月29日(土)~2013年04月07日(日)
樂吉左衞門館開館5周年記念  高谷史郎・音/ 映像 + 樂吉左衞門・茶碗

主に2000年以降に作陶された焼貫黒樂茶碗や黒樂茶碗、焼貫茶入
焼貫水指などの作品が展示されていました。
※古い写真ですが、今も思い出される「水の上に浮かぶ美術館」です。

樂吉左衞門館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため見学中止ですが
水の上に浮かぶ 佐川美術館のホームページは こちら でご覧下さい。
〒524-0102  滋賀県守山市水保町北川2891
コメント
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