kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

山里に咲く春の花「ミツマタ・イワウチワ・ショウジョバカマ」

2020年03月24日 | 花・草・木・鳥 他

山あい春色濃く 黄色いシャンデリア!?兵庫・丹波でミツマタ満開の記事。

私がミツマタを知ったのは、岩船寺で見た花がついていない木でした。
そしてミツマタの花を見たのは、訪問しているブログの写真からでした。

岩船寺(がんせんじ)

岩船寺は、京都府の南端の奈良県境に近い近い当尾(とうの)の里にあります。

写真は、秋季美術研究会に参加して特別公開されていた 「三重塔」です。
普段は入れない柵の中に入り、東の扉から正面の十六羅漢図と壁画(室町時代の作だとみられています)と、背面の「五大明王像」を見ることができました。

岩船寺のミツマタ

ミツマタは、その枝が必ず三つに分岐する特徴から
名前の由来になっていて、三枝、三又とも書きます。


春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つでもあるミツマタは
春を告げるように一足先に、淡い黄色の花を一斉に開くそうです。

名札には赤色と書いてあるので調べてみると、園芸種ではオレンジ色から
朱色の花を付けるのもあり、赤花三椏(あかばなみつまた)と呼ぶそうです。

ミツマタを原料とした日本の紙幣は、その優秀性を世界に誇っています。
現代の手漉き和紙ふすま紙は、ミツマタが主原料で和紙独特の柔らかさと
あたたかみのある作品にしあがるのだそうです。

●山里に咲く春の花
イワウチワ(岩団扇)

春を告げるイワウチワは4~5月に咲くイワウメ科の花で
山地の林の中や林の縁、岩場などに生息する多年草。
茎先に花径3センチくらいの淡い紅色の花を横向きに1輪つける。

ショウジョバカマ(猩猩袴)

ショウジョバカマも4~5月に咲くユリ科の常葉多年草。
山地の谷沿いや林野の湿ったところに咲く花で
10センチくらいの直立した茎の先に花を咲かせます。
コメント
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