1997年秋のこと。「砂の郵便」で、クラフト・エヴィング商會の仕事場に届けられたひとつの小包。差出人はらくだこぶ書房という名の古書店の書店の店主。中身は“京都・駱駝こぶ書房製古書目録”と題された一冊の本。
しかしそれは、21世紀に出版された古書の目録……20世紀の現在では、未だ出版されていない本の数々を紹介している目録だった。
魅力的な古書が並ぶ中、月に一冊だけ注文することができるその目録から、悩んだ末、取り寄せた22冊の“古書”たち……『茶柱』、『老アルゴス師と百の眼鏡の物語』、『世界なんて、まだ終わらないというのに』、『羊羹トイウ名ノ闇』等々。
未来の古書(しかし現代では出ていない書物)を紹介する本。
文庫版を再読しました……オチ的にどうやって文庫化するのかなぁと、気になっていたので(笑)。
<12/4/28>
しかしそれは、21世紀に出版された古書の目録……20世紀の現在では、未だ出版されていない本の数々を紹介している目録だった。
魅力的な古書が並ぶ中、月に一冊だけ注文することができるその目録から、悩んだ末、取り寄せた22冊の“古書”たち……『茶柱』、『老アルゴス師と百の眼鏡の物語』、『世界なんて、まだ終わらないというのに』、『羊羹トイウ名ノ闇』等々。
未来の古書(しかし現代では出ていない書物)を紹介する本。
文庫版を再読しました……オチ的にどうやって文庫化するのかなぁと、気になっていたので(笑)。
<12/4/28>