黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『神様ゲーム』麻耶雄嵩(講談社)

2005-09-01 | 読了本(小説、エッセイ等)
神降市に住む小学4年生の黒沢芳雄は、同じ町内に住む同級生達と探偵団を結成している。
巷では連続猫殺傷事件が起こっており、芳雄が片思いをしているミチルの可愛がっていた猫・ハイジもその被害に……。
そんな時、ひょんなことから転校生・鈴木太郎と話し、彼から自分は神であると打ち明けられる。
彼は、その証拠として、余人の知りえないさまざまな事柄を真実として語る……人気子供番組の、まだ放映されていない、先の話や、芳雄が36歳でなくなることなど……そして猫殺しの犯人を尋ねた芳雄は、秋屋甲斐という大学生であると告げられた。
その裏付けをとるべく、探偵団で調査を開始。
ところがそんな中、芳雄の友人が亡くなるという事件が起き……。

……ひじょーにダークで麻耶さんらしい作品でした(笑)。
予備知識なく子供が読んだら、ある意味深く印象に刻まれそう、というか……ちょっとトラウマになりそうですね(笑)。

<05/9/1>