782)セレコキシブ(COX-2阻害剤)とアセスルファムカリウム(人工甘味料)の炭酸脱水酵素IX阻害作用

図:がん細胞はグルコース・トランスポーター(GLUT-1)の発現が増加しグルコースの取り込みが増え、解糖系が亢進している(①)。その結果、細胞内で乳酸と水素イオン(H+)が増え、水素イオンはV-ATPaseによって細胞外に排出され(②)、乳酸はモノカルボン酸トランスポーター(MCT)で細胞外に排出される(③)。炭酸脱水酵素IX(CAIX)は細胞膜に存在し、細胞外の二酸化炭素と水から重炭酸イオン(H . . . 本文を読む
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