407)ケモカイン受容体CXCR4の阻害をターゲットにしたがん治療(その2)

図:がん組織に存在する線維芽細胞(がん関連線維芽細胞)から分泌されるケモカインのCXCL12はがん細胞に発現するケモカイン受容体CXCR4に結合することによって、がん細胞の増殖や浸潤や転移を促進する。がん組織から産生されるCXCL12は骨髄から血管内皮前駆細胞(CXCR4を発現している)をがん組織に動員して腫瘍血管を増生する。高用量の抗がん剤治療はがん細胞のCXCR4の発現を高め、がん関連線維芽細 . . . 本文を読む
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