CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】わたしに会うまでの1600キロ

2015-12-12 20:55:36 | 読書感想文とか読み物レビウー
わたしに会うまでの1600キロ  作:シェリル・ストレイド

パシフィック・クレスト・トレイル
通称PCTという、アメリカを縦断トレイルする道を
唐突に踏破しようと思い立った女性作家のドキュメンタリというか
自伝でありました
なかなか面白いというか、山歩きしたくなるような、
不思議な魅力が遺憾なく書かれておりました

人生に絶望していた主役であり著者が、
すべてを振り切るためにというか、
もう、これを踏破することで何か得るしかないと
信仰のようにして挑み、
その浅はかさ、苦難、根性と、様々に人間味を発揮しつつ
とんでもない距離をバックパックひとつで
踏破していくというのは、
ちょっとした冒険譚のようでもあり
楽しく読めたのであります

山道を歩くというそれは、
なんとなし最近やるようになったので、
なかなか楽しそうなんて思っておりましたが、
ここで書かれている内容については、
すでに縦走と呼ぶにふさわしいというか、
むしろそれもぬるい、行軍とでもいったほうがよくないかと
そんな険しい旅でありまして
実際、3ヶ月ほどで踏破したようでありますけど
途中、宿場町みたいなところで少しだけ生き抜きをして
そのポイントポイントで、救援物資に出迎えられるという
ただ、それが続くだけの物語というか話なのに
なぜだかしらないが、その次のポイントが待ち遠しくなるような
不思議な魅力がつまっていたのであります

まさに旅と呼ぶにふさわしいというか
何ヶ月もこうやって過ごすというのは
ひとつ、経験でもあり、凄いことだと
改めて羨ましいような、憧れのようなそれで
見てとったのでありました
すでに、こういったことをやるには
年齢を重ねたな、なんて、ありていな言い訳をしてしまうけど
人生に迷ったときに、山へいくという選択肢は
なかなか楽しいのかもしれないと
思ったりしたのであります

作者の身の上や、このトレイルによって
何か乗り越えたようなという部分も
ステキなのでありますけども、
行動そのものが羨ましいと感じたのであります

木曜時代劇  ぼんくら2

2015-12-10 21:28:23 | ドラマ映画テレビ感想
木曜時代劇枠も終わってしまった
そんなわけで、なんだかんだ毎週楽しみに見ていた
ぼんくら2についてであります
まさか、2があるとは夢にも思わなかったのですが
相変わらず、なんというか後味が悪いというでもないが、
もやっとした事件をふんわり解決という感じ、
そして、事件は事件として、
時間が過ぎて、また別のよいことがあって忘れていくといっていいのか
ふわり、ステキな明日みたいな終わり方は
決して嫌いじゃないんだが、
なんともうやむやする終わり方でありました

内容は、不思議というか不可解な殺人事件の顛末を
あれだこれだと解いていく話だったわけでありますが、
満遍なくのったりというか、ほんわかしてて、
時代劇らしい時代劇だなと
そういう感想を抱いて終わるくらいだったのであります

特に殺陣があるわけでもなく、
ほとんど派手なシーンがないドラマというのが
渋いというか、ゆったりしているゆえんでありますが、
各役者さんのというか、岸谷五郎さんの演技を見ているだけで
十分元が取れるというか、いい演技だなぁと
抜けていつつも、閉めに行くところの凄みというか
表題のぼんくらとは、うって変わるそれが見事で
それが見たいがために続けたと
そんな具合でもありました

話については、湊屋宗右衛門が結局どうなったのか、
真実をどう感じたのかだとか、
お藤はその後どうなってしまったのかだとか、
なんだかんだ、気になるところがたくさんあったんだけども
これは、また次回があるという話なのか
そういうものではないと見るべきなのか
わからないままながら、
結構江戸の風俗史というか、貧乏人の暮らしぶりなんかも
わかりやすく見られてよかったのでありました
身近であります

と、そんな具合でとりあえず見ていたと
そういう報告がてらのメモを残しておくだけで
つらつら、しめておくのでありました

【読書】真夜中の北京

2015-12-08 20:48:00 | 読書感想文とか読み物レビウー
真夜中の北京  作:ポール・フレンチ

辛気臭いというか、描写ばっかりで、
全然面白くない小説だなとか思いながら読んでたんだが、
中盤くらいになってくると、その描写が、
そのまま推理情景であることに気づいて、
そして、さらにこの小説そのものが、
これ、ノンフィクションなの?みたいな
恐ろしい衝撃を受けたりして、なんだろう
後半あっという間に読んでしまった
読まされたという感じであります

だいたいこれは、小説というジャンルでいいんだろうか

そんなことを思ったりしながら、凄い重さというか、
胸糞悪い事件だなぁと、ただただ、その鬱々としたところが
さっぱり晴れないのは残念きわまりないのだけども、
この小説の成立は凄いことだと
ドキュメンタリーめいて読めたのも
新鮮でありました
それも含めて、やっぱりこれは小説という
それではないようにも思うのであります
メッセージ性とは違う表現があるなんて
かっこいいことを書きたくなるような
そういう読後でありました

あれこれ書いてしまうと、というか
そもそも今まで書いたこともひょっとすると
ネタバレなんじゃないかと思わなくもないのですが
なかなか衝撃的な作品で、
読み応えたっぷりでありました

詳細な取材ということの凄さと、
執念というか、そこに人間の何かが見えるようでもあり、
それこれの手法というか、この感じが、
歴史家であったり、文士であるのだなと
作者と、主人公の人間の分厚さみたいなのが
ひしひし伝わってきてよかったのであります

ちょっと残念な部分もあったりで、
時代は日中戦争が始まるそのときといったところで、
その時の日本軍描写が、どうも困った内容というか、
南京の話が30万人で語られて、三光作戦という言葉が出てきてと
それは、違う史実も当たったうえで書いて欲しかったと
感じた次第でありました
だいたい、このあたりの描写がある必要ない小説だったしなぁ

そんな社会的なことも思わされたりしつつも、
ともかく、主人公とよんでよいのか、
その生き様というか、残したものについて
深く考えさせられた、なかなか読み応えのある本でありました

【NHK土曜ドラマ】破裂

2015-12-07 20:28:22 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマ枠でありました
相変わらず社会派のそれをやらせると頼もしいと
今回は、役者をそろえすぎだろう、
これはなんだ、無名塾の新しい舞台なのか
そう思うような期待を胸に見たのであります
前半は、ちょっと役者に期待しすぎたかしらなんて
やや、期待しすぎたと思っていましたが、
後半というか、もう最後のあたりは
やっぱりその役者ががつっと持っていったというか
凄い、ただ怖いと
そんな風に思ったのであります

話につきましては、かなり問いかける内容でありまして
あのオチは正直納得できないというか、
そこを投げかけるだけで終わるのかよと
そんな具合だったのは、私の趣味と違ったのでありますけど
凄いメッセージ性にくらくらきたのであります
死生観を扱っているといってもいいかもしれないけど、
もっとシンプルに、社会においての老いと死、それが
生者にとってどうなんだというあたりは、
本当、考えてもどうともならない問題だと
改めて思い知らされたというか、それなりに考えて、
自分はそう思っても、これは全員が納得する形には
まぁ、ほぼ絶対にならんなと感じたりなんだったりだったのであります

まぁ、そういうところを非常に丁寧に人間ドラマで見せられて
大変満足だったわけでありますけども、
その本筋にかかわる形での、世の中の悪というか、
なんだろう、掃除屋さんの描き方が秀逸で
あのえげつなさ、バイオレンスが
あけすけなのに、あんだけやられると本当に怖いなと
ドラマの道具として最高だと感激したのであります
ああいう手合いには絶対お近づきになりたくない

で、本筋のほうでも、滝藤さん演じるマキャベリがよくてよくて
あの笑い方させると、本当嫌なやつで最高だなと、
あの演技が好きでしかたない私からすると
最終話の倒れる寸前なんか、最高に楽しかったのであります
あの演説の悲壮さみたいなのも伝わってきて
いい、とてもいい、凄く演劇的な見せ方で演説だったけど
そんなのどうだっていい、ただただ、
かっこいいシーンだと、感激しきりだったのでありました

主役親子も無論よかったのでありますが、
全体的に誰が正義という単純な話でなく、
誰も彼もが、悪のようにも見えて、それぞれが
自分の信じていることをやっていてというのが、
これがまたかっこいいんだなぁと、
一番単純なところに感激して、満足を得たのでありました

いいドラマだったけども
さっぱり流行らなかったな

花燃ゆ  二人の再婚

2015-12-06 20:38:53 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
気づいたら、来週最終回なんだそうで
そうか、あっという間というか、
過ぎてしまうと、するりという具合であります
そんなわけで、最後は二人をというお話だそうで
まぁ、これを見越していたのではあるけども、
最初から、揖取さんは立派すぎたよなと
思ってしまうのであります
どうにもなぁ、まぁドラマだからといわれればそうなんだが
幕末をドラマにしてほしかった

とか、すでに反省モードになってしまうのは
いけませんなと思いつつ、
今週は、文さんがパンジー植えているシーンが
なんというか印象が強烈すぎて、
時代考証大丈夫か?
明らかに9cmポットから抜いてきた苗植えてただろと
せめて宿根系のすみれにしておけよと
思わなくもなかったのでありますが、
もう、ちゃんとしてくれと感じたのであります
いや、正しい可能性もあるので、
恥ずかしいことを言っているようにも思うんだけども
少なくとも、あの中小輪の系統はここ10年の間だろうよ

そんなことに気をとられている間に
鉄道建設の話だとか、ちょっと楽しそうなイベントなのに
それの資金繰りのため、鹿鳴館へという話で
まぁ、そうだと言われればそうなんだけど
そもそも、洋装今まで来たことないかつ、踊れないだろうと
目も当てられない事態じゃないかと
ショックなのであります
それで諸外国にどうのこうのって、そりゃ笑われるぜ
主にビゴーにと感じたのですが
そこはある種、史実どおりなのかもと
感じたのでありましたとさ

ともあれ、いよいよ終わってしまうようで
じっと、来週を待つのであります

五度目の台湾旅行 14 カメラ街から北門、台北駅地下街

2015-12-05 22:14:07 | 五度目の台湾旅行(2015)

朝の台北をぶらぶら歩きとおす
正直、三日目の朝の過ごし方を決めてなかったのが
痛手だったわけですが、思いのほか時間があって、
予約しておけば、総統府に入れたなと
ちょっとだけ、総統府周りで行列に並んで紛れ込めないかと
しょーもない、小細工を弄したのですが、
検問があって断念、恥ずかしいからやめましょう

と、実に無駄に時間を浪費してしまってあわてつつ
西門町界隈から北に向かってみたのであります


先に見ていた、カメラ店の街並みの看板にあたる
モニュメントを発見、そうか北から入るものなのかと
ちょっと遠めに、昨日見た北門が見えるじゃないか
嘘だ、西門町から、余裕で歩けるじゃん


というわけで、せっかくなので、晴れた朝方の写真を撮影


その向かいには、台北郵便局があります
この建物は前にも写真撮った気がせんでもないが
まぁ、よいのであります
ちなみに、この撮影の二ヶ月ほどあとの
とんでもない台風でポストがひん曲がったというニュースが
飛び込んでまいりました
ここに移すという話もあったけどやめたそうな


仕方ないという言い方もおかしいのですが、
どうせならと、だらだら歩いて、食べ物屋でもないかと
探してみるのですが、残念ながらまだ開いておらず
西門町の牛肉麺街とかも流したけど食べられず、残念
仕方ないというのも変ですが、
どうせ歩くならと、台北駅地下街を歩いてみようと進入



暗っ、怖っ、
朝の名古屋駅地下街を彷彿とさせるこの寂れっぷり
いや、名古屋駅でもほら、桜通線とかあっちのほう、
なんかこういうイメージよなと思いながら
それでも、足早に台北のサラリーマンが歩いていくのが
赴き深いのでありました

このまま台北駅まで移動しまして、MRTでちょっと
遠乗りすることにして、最後の観光に向かうのであります

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【読書】十字路が見える

2015-12-04 21:47:08 | 読書感想文とか読み物レビウー
十字路が見える  著:北方 謙三

久しぶりに北方謙三を読みぜと、
気合を入れて手にとってみたら
小説じゃなくてエッセーだったと、
ちょっと肩透かしだったのでありますが、
これがまた、非常に面白かった
いわゆる北方節であり、生き様もあり、それでいて
コミカルさがあって、非常に読んでいて楽しい、面白い
いい本を読んだと、楽しんだのでありました

日記めいた書き出しでありながら、
文体は語りかける口調で、本当に氏と話をしているかのような、
バーで一杯やりながら、聞かされているような
そういう類の話で、大変読みやすくて面白いのでありました
いくつか、本当かよと思うところがあって、
これがまた、いかにも小説家なんだなと
妙に納得できてしまったりして、
書かれているのは、本人の本音なのか、
北方謙三というキャラクタを描いているのか、
よくわからないぐらい、精巧にできていて
大変面白いのでありました
いいなぁ、とてもかっこいい

酒、女、車、タバコと、
いかにもなそれこれに囲まれている話なのに、
気取り方が洒脱というか、無骨なそれで、
なんというか、これが粋というやつなんだろうかと
ともかく、かっこいいと、はっきり認識できる
これは、憧れるが、下手がまねすると、
とんでもなく恥ずかしいことになる、
その根性が凄い、すわっている、やはり、かっこいいと
男らしさを書いていて楽しいのでありました

エピソードも面白い話が多くて、
非常に共感というか、ついつい読み進めたくなるものばかりでありましたが、
東欧、特に東ベルリンあたりの話はどれも面白くて、
それに絡めて、ライブを語った描写というか
挿話は、本当にそんなことがあったのか?とか、
そういう疑問をさしはさむことなく、
いわんとするところが、ダイレクトに伝わってくるというか
ああ、かっこいい、それがかっこいいというやつだと
まぁ、感激して読んでしまったのでありました

たまに読むと、癖になるなと
改めて思い知りつつ、
近年、歴史作家としての活動に移動したところについても
あれこれ、なるほどと思わされる話もあり
大変楽しく読み終えたのでありました
まぁ本当、かっこいいのである

【読書】シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

2015-12-03 20:42:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事  著:デイヴ・アスプリー

話題の本ということで読んでみました
バターを溶かしたコーヒーから始まる一日が最強である
そんなことがこんこんと書かれていたわけで、
ちょっと前に読んだ、糖質制限ダイエットと
似たようなところや、異なる見解やと
なかなか面白い内容でありました

アプローチが面白い
これが一番でありましょう
著者が、実際に自分で試してみたという方法というか
もはや、ダイエット実験といえるような
あれを食べたらどうなるか、食べ続けるとどうかなどと
あれこれ楽しんでいたのかわかりませんが、
データをそろえて検証するという
結構楽しそうなそれで編み出したというか
導き出した結果で作られていて、
説得力が非常に高い
けど、著者のスペシャルであって、万人向けではないのじゃないかと
思わなくもないところ

様々なサジェスチョンが転がっておりましたが、
一番は、カビの生えた食物を食べないこと
これにつきるようで、なんというか、
かなり説得力があるような気がして面白かった
どんな食べ物でも、汚染されているとそこに毒があり
それらがアレルギーを呼ぶというのは
なるほどと、腑に落ちるようでもあり
同時に、この著者はちょっとアレルギーが多すぎるんではないかと
思わなくもなかったのですけども、
同じ食べ物でも、鮮度やカビ汚染度によって
翌日のクオリティに差がでるというのは
とても、満足といっていいのか、なるほどなぁと
手を打ったような具合でありました

基本的にアメリカのそれこれなので、
日本でそういうのをどうやって手に入れたらいいのか
そのあたりはさっぱりわからないのですけども、
特に、グラスフェッドのバターなんて、
草しか食べてない牛とか、日本の乳牛でも存在するんだろうか
わからんけども、これがあたるようなら
ぜんぜん話が飛んでしまうが、TPPあたりでも
面白い付加価値商品になるんじゃないかしらと
思わされたりしたのでありました

ともかく、このグラスフェッドバターさえあれば、
人間なんとかなるようだというのが
個人的な感想でありますけども
非常に面白い本でありました
合ってるかどうかはわからんが、なんだかよさそうに読めた

新・映像の世紀 第2集 グレートファミリー新たな支配者

2015-12-01 20:57:53 | ドラマ映画テレビ感想
もう前回放送から楽しみで仕方なかった、
新・映像の世紀であります
第二集は、前回の続きでアメリカの勃興を描いておりました
そして、どっかで聞いたようなユダヤ人の話が
なにかしらと出てきて楽しいなんてもんじゃない
そんなわけで、ゴッドファーザーを思わせるような時代から
激動のそれに続く道のりを描いたような
そういう詰まった内容でありました
すげぇ面白かった、本当にもう、
次もとっととやってくれ

前回が、世界紛争はだいたいイギリスのせいという内容から、
今回は、それほど露骨じゃないけども、
さらっとユダヤ人が嫌われている理由をつらつらと描いたと
まぁ、うがったではないけども、
はすに構えてみたらそう見えたというお話でありました
グレートファミリーたちがどういう人物というか
一家なのかというのが、物凄くステキにわかって
恐怖したものであります
あの、ファミリー映像が、後々の副大統領やら
世界銀行頭取やら、国王の妃やらとまぁともかく
なかなか衝撃なそれこれでありました
世界が、あそこに描かれていたとか
本当、あれが実物だというのが一番恐ろしい
あんな見せ方、あんな動画、完全に映画じゃないか
物語なんじゃないのか
そう思ってしまうような恐怖がぎっしりであります

そのグレートファミリーたち、
その初代がどう培ったかという部分と
わかりやすい、当時の隆盛を描いておりまして
アメリカが、ぎらぎらだった頃というのを
私恥ずかしいことに、初めて見たように思うというか
そうか、あれが夢の国アメリカだったのかと
非常に疎い時代のそれを
羨望とともに見たのでありました凄いな

当時生きていた人の、どれくらいが
アメリカのあの反映を知っていたんだろうか
そう思うと、なんというか、小さいそれだと
思わされるのであります
今ですらそうなのかもしれない

しかし、モルガンにしろ、ロックフェラーにしろ
あの大惨事というか、大惨事の引き金といったらいいのか
大恐慌時代の生き方がずば抜けていて
素晴らしいと言ってしまっていいのか
本当、だからこそ覇者となったんだなと
呆気に取られたというか、凄いとただただ圧倒でありました
つい先日のように思い出される
大変な恐慌自分も、やはりああいう手合いが
幾人か存在したんだろうなと思うと
なんといったらいいのか、どうなんだと
ため息しか出ないのである

あとは、日本がちょこちょこ出てきては
この人たちからお金借りてて、
なおかつ、返し終わっているというのが
結構凄いことだなと誇りに思えたというか
立派だと、喜べたのでありました
借りた金を返すということをちゃんとしたというのは
まぁ、時間というか、あれこれ考えたうえで
凄いことだなと思い知らされるのである

実際、借りて返したという事例はよそはどうなってんだろう
反故とかなんとかというのは
どういう比率だろうか、そんなことも思ったりしたんだけども
次回にむけて、ひたひた、貧乏人がより貧乏になっていく
そういう時代を見たようでありました
ハリウッドの成り立ちも面白かったな
あと、エジソンの人でなしっぷりも素晴らしかった