CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ETV特集「曜変~陶工・魔性の輝きに挑む~」

2016-06-19 13:57:05 | ドラマ映画テレビ感想
久しぶりに陶芸ものだと
楽しみに見たのでありますが
期待を裏切らない、いい塩梅だったように
思うのでありました
だいたい、4碗目が出てきたなんて
まったく知らなかったし、すげぇ、超すげぇ

と、そんなわけで、曜変天目の謎に迫るという
それでありました、世間的にはそこの調査にお金使うのに
いったいなんの意味がと言われてしまいそうなそれだからか、
未だに、謎の解明が進んでいない
あの星の文様について、かなり迫ったよろしい番組でありました

番組上というところもあったのかわかりませんが、
少なくとも、あの番組で最期に示された
長江さんの作品については、相当近づいてきたと
そんな風に思わされて、興奮さめぬといった具合でありました
あれはすごいな、あれで作品発表しないのは
また、どうなんだろうかなと思わなくもないところ
あれでパトロンを捕まえるというのは、
作家さんとして至極まっとうな創作活動だと思うんだけども
どうなのか、今回の番組によって
そのあたり、どうにかしましょうという数寄者が出てきてたりすると
いいなぁなんて、のんきに考えてしまったのでありました

さて、それはそれとしつつ
曜変天目のすごさについて、改めて思い知った次第であります
何がって、写真すら出させてもらえない大徳寺の碗、
恥ずかしいことに、3碗については、静嘉堂のそれしか
よく知らなかったわけでありまして、
いや、思い返すと東洋陶磁で藤田美術館のやつは見た気がするなぁと
これまた、のんきなことを思っていたくらいなので
なんとも、汗顔の至りなのでありますけども、
あの禍々しさは、ステキなことであるなと感じるわけであります

余談というか、とっちらかった話で恐縮でありますが、
以前にどっかでかじったところだと、
あの禍々しさが中国では嫌われたから日本にしかないという
特異的なそれでなかったかなと思うのでありますが
今回の4碗目が、迎賓館あとから出てきたというのに
価値があるという話だったので
中国でも、それなりに価値があったんだなと感じるところ
実際どうなんだろうか
物の不可思議もあるが、その歴史というか価値についても
もうちょっと調べてほしかったななんて感じたのでありました

ここのところ、中国のアンティークブームについて、
いろいろなところで話があがっているので
そろそろそのあたりも、破たんするなと思うと
この話に乗じて、中国から安価な偽物が出回るんじゃないかと
界隈を彩る、面白い話が起きそうな
ステキさを感じるのでありました
私のところまで話がくるようにまで盛り上がると面白いんだけども
ないだろうなぁ、当事者になってみたいという
不信というか、不届きな思いを抱くのであります

こういうのを夢と呼ぶのだと思うんだが、賛同は少ない


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