CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

十字軍物語 1

2011-09-20 23:55:38 | 読書感想文とか読み物レビウー
十字軍物語 1  著:塩野七海

ローマ人物語も読まずにいきなりハードル高いのに
手を出してしまったという具合でありますが、
現在続刊中という、イキのよいそれを読みました
塩野七海が語る、十字軍についてのそれこれであります

最近は小説というのは書かなくなったんだろうかなと
思わなくもないですが、よくよく思い出してみると
小説のときからこんな感じで、歴史考察を楽しむ
そういう本だったかななんて思ってしまうところ
なので、これを小説とするのか本とするのか
迷ってしまうななんて思ったりしつつ
もっちりみっちり読みふけってしまうのであります

まず、初回の第一巻というところで、
第一次十字軍遠征がどういうものだったのか
それを分かりやすく描いているというのか、説明してくれている
そんな具合でありました、考証とか、
そういった類はもう、七海さんがいうならそうだろうと
信じきって読み込んでしまうのでありますが、
どういう思い立ちで十字軍が結成され、
そしてそれがどういう道程をもって進んだのか、
イェルシャライムとはなんなのかの初端を
ものすごくわかりやすく説明してもらった
そんな気分になった読後感であります

そもそも、塩野先生にはチェーザレボルジアの華麗なる残酷から入ったくちなので、
どうしてもフランク寄りということになってしまい、
イスラム側が俄然盛り上がってくるところは
なんとなし、おのれーなどと思って読んでしまうのがいけませんが、
文章としてはどちらにも並行にといえるような、
そのときはこちらがこうだった、あちらはああだった
そういうことから当時を紐解いているようで
非常に勉強になるのでありました

まぁ、そもそもといっていいのか、
世の中の諸悪の権化であると考えても
なんら問題がないような、十字軍遠征というそれこれと
二つの宗教の姿というのを
なんとか今後も勉強させてもらいたいと
続刊に凄く期待して、今回分をしっかり反芻するのでありました

ゴドフロア、タンクレディ、ボードワンなどなど、
英雄譚というのはやっぱり面白いなぁ
そして、なぜか、フランス人は馬鹿で、ドイツ人はまじめだよな
なんていう色眼鏡でついつい見てしまう
そんなところもステキな中世ヨーロッパであります

二巻では、獅子心王が出てくるのかわかりませんが
イングランドも含めて楽しみであります
世界史勉強しようかしらね本当に

きのこの和風パスタ

2011-09-20 00:45:35 | 食べ物飲み物
きのこの和風パスタを作って食べた

こうやって書くとなんかすげぇもん作ったなと、
やる前は思ってましたが、まさか、こんなに簡単だとわ
結局のところ、パスタソースというのは、
なんかあれこれ混ぜて、そこにパスタさえほうりこめば成立するという
不可解なそれでありまして、今回のも
たまたま、大量のきのこを使ったという
ただ、それだけなのでありました

NHK教育の料理番組にて学んだ知識で、
なんとか作ろうとスーパーにいったところ、
山盛りのきのこ盛り合わせパックがおいてあって、
完全にはめられたなんて思ったりしつつ
作ってみて、なかなか納得したので書いておくのであります

材料
きのこ各種適量(エリンギ、まいたけ、マッシュルーム、しめじ、えのき、しいたけ)
にんにく
オリーブオイル
ベーコン
そばつゆ

以上であります、いつものなんとかペペロンチーノと同じ要領で
あっという間に出来てしまうのでありますが
料理番組のレシピというか、作り方にしたがって
ちゃんと作ったのでメモっておきますところ

フライパンにオリーブオイルをしいて、
にんにくをスライスして投入し香り付けをする
そこに大量のきのこを放り込む、ただしえのきは後回し、
しばらく火にかけておくと、きのこから湯気があがりだすので
いよいよ調理開始とする、ベーコンをいれて
油となじむように混ぜると、
きのこが凄いいきおいでしんなりしぼんでくるので
ころあいをみて、少し水を入れてぐつぐつさせる、
さらにめんつゆを投入し和風味付けとして、しばらく煮立たせたところで、
ゆでたパスタを投入して終了

簡単すぎてびっくりだったのですが、これに関しては
いわゆる外で食べる和風きのこパスタと似た味になった
再現度は高いんだが、量が多いと飽きるので注意が必要であります
山盛りきのこを食べるというのは美味しいんだが
体が大丈夫だろうかと、なんだか心配になったりするものの
なかなかステキだったのであります

後日、このきのこパスタにいつものように、
鶏肉アレンジや、オクラ投入なんぞを楽しみ
なかなかおなか一杯だったのでありましたとさ
簡単でおいしい、ステキ料理であります
こいつはおすすめだ、簡単だもの