十字軍物語 1 著:塩野七海
ローマ人物語も読まずにいきなりハードル高いのに
手を出してしまったという具合でありますが、
現在続刊中という、イキのよいそれを読みました
塩野七海が語る、十字軍についてのそれこれであります
最近は小説というのは書かなくなったんだろうかなと
思わなくもないですが、よくよく思い出してみると
小説のときからこんな感じで、歴史考察を楽しむ
そういう本だったかななんて思ってしまうところ
なので、これを小説とするのか本とするのか
迷ってしまうななんて思ったりしつつ
もっちりみっちり読みふけってしまうのであります
まず、初回の第一巻というところで、
第一次十字軍遠征がどういうものだったのか
それを分かりやすく描いているというのか、説明してくれている
そんな具合でありました、考証とか、
そういった類はもう、七海さんがいうならそうだろうと
信じきって読み込んでしまうのでありますが、
どういう思い立ちで十字軍が結成され、
そしてそれがどういう道程をもって進んだのか、
イェルシャライムとはなんなのかの初端を
ものすごくわかりやすく説明してもらった
そんな気分になった読後感であります
そもそも、塩野先生にはチェーザレボルジアの華麗なる残酷から入ったくちなので、
どうしてもフランク寄りということになってしまい、
イスラム側が俄然盛り上がってくるところは
なんとなし、おのれーなどと思って読んでしまうのがいけませんが、
文章としてはどちらにも並行にといえるような、
そのときはこちらがこうだった、あちらはああだった
そういうことから当時を紐解いているようで
非常に勉強になるのでありました
まぁ、そもそもといっていいのか、
世の中の諸悪の権化であると考えても
なんら問題がないような、十字軍遠征というそれこれと
二つの宗教の姿というのを
なんとか今後も勉強させてもらいたいと
続刊に凄く期待して、今回分をしっかり反芻するのでありました
ゴドフロア、タンクレディ、ボードワンなどなど、
英雄譚というのはやっぱり面白いなぁ
そして、なぜか、フランス人は馬鹿で、ドイツ人はまじめだよな
なんていう色眼鏡でついつい見てしまう
そんなところもステキな中世ヨーロッパであります
二巻では、獅子心王が出てくるのかわかりませんが
イングランドも含めて楽しみであります
世界史勉強しようかしらね本当に
ローマ人物語も読まずにいきなりハードル高いのに
手を出してしまったという具合でありますが、
現在続刊中という、イキのよいそれを読みました
塩野七海が語る、十字軍についてのそれこれであります
最近は小説というのは書かなくなったんだろうかなと
思わなくもないですが、よくよく思い出してみると
小説のときからこんな感じで、歴史考察を楽しむ
そういう本だったかななんて思ってしまうところ
なので、これを小説とするのか本とするのか
迷ってしまうななんて思ったりしつつ
もっちりみっちり読みふけってしまうのであります
まず、初回の第一巻というところで、
第一次十字軍遠征がどういうものだったのか
それを分かりやすく描いているというのか、説明してくれている
そんな具合でありました、考証とか、
そういった類はもう、七海さんがいうならそうだろうと
信じきって読み込んでしまうのでありますが、
どういう思い立ちで十字軍が結成され、
そしてそれがどういう道程をもって進んだのか、
イェルシャライムとはなんなのかの初端を
ものすごくわかりやすく説明してもらった
そんな気分になった読後感であります
そもそも、塩野先生にはチェーザレボルジアの華麗なる残酷から入ったくちなので、
どうしてもフランク寄りということになってしまい、
イスラム側が俄然盛り上がってくるところは
なんとなし、おのれーなどと思って読んでしまうのがいけませんが、
文章としてはどちらにも並行にといえるような、
そのときはこちらがこうだった、あちらはああだった
そういうことから当時を紐解いているようで
非常に勉強になるのでありました
まぁ、そもそもといっていいのか、
世の中の諸悪の権化であると考えても
なんら問題がないような、十字軍遠征というそれこれと
二つの宗教の姿というのを
なんとか今後も勉強させてもらいたいと
続刊に凄く期待して、今回分をしっかり反芻するのでありました
ゴドフロア、タンクレディ、ボードワンなどなど、
英雄譚というのはやっぱり面白いなぁ
そして、なぜか、フランス人は馬鹿で、ドイツ人はまじめだよな
なんていう色眼鏡でついつい見てしまう
そんなところもステキな中世ヨーロッパであります
二巻では、獅子心王が出てくるのかわかりませんが
イングランドも含めて楽しみであります
世界史勉強しようかしらね本当に