CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

陶磁器を探す旅~2009五条陶器祭り~

2009-08-12 20:54:29 | 陶磁器を探す旅と名物
今年もいって参りました
京都五条の茶碗坂近辺
今年は土日が両日とも該当するという
なかなか珍しい日程でありました
そのため、土曜日と月曜日にいってきたのであります
前言とつながりがありませんね

さて、今年もきたきたと意気込んでいってきましたところ
かれこれ3年になるのでしょうか
自分でも参加年数を忘れましたが
確か去年は、その前の年と同じような顔ぶれで
ああ、常連というか、そういうものかななんて
思って過ごしたように思いますところ
今年も、やはり同じような顔ぶれでありましたが
驚き、なぜか今年は織部が多かった

去年もちょろちょろと見かけていたのでありますが
名古屋弁というか、岐阜弁というか
あの中部独特のなまりをよくよく聞くことが多かったのであります
それに加えて、扱うのが織部ということで
今年は故あって、瀬戸にはいけそうもないため
ここで仇をと、色々と物色
先日の清水焼きのこともあってか、やっぱり
値頃感をちゃんとつかめておりませんでしたが
織部の手頃なものをついつい買ってしまったのであります

さて、南側の新人界隈では、織部もさることながら
最近はバリエーションが増えてきていて
志野、萩、唐津といった、方々のそれこれを見るようになってきました
清水があるせいか、瀬戸そのものは見たことがないんだが
そのうち見られるようになるのかもしれない
この手家とーきわまりない絵付けで踊り狂う
織部の数々と、怪しげな天目茶碗
そして、引き出し黒なんて珍しいというか
鳴海織部等まででてきておって目に新鮮でございました

ぐるりとまわってから、北側の常連というか
そういうコーナーをまわっておりますと
こちらは、相変わらずステキすぎる清水の山
京焼きもすばらしいが、やはり清水がよい
値段については、団地のほうが少しだけやすかったかもしれない
ただ、同じものを見られないからわかりませんが
どれもよい一品ばかりでありました

で、その中で、今年何度も見てきた陶器鉢が
またもお目見え、これで、三会場にわたる値段の遷移を
見てこれたわけでありますが、なるほど
ここには記せませんが、各会場でのわずかながらの相場感が
おさめられたように思うのであります

さて、今回一番よかったことですが、
引き出し黒と呼ばれるらしい瀬戸黒の焼き物と
由緒正しき黒楽の焼き物
それぞれを、一発で見極めることができた
この経験でありました
正直、その喜びにかられて
思い切って黒楽をかっておけばよかったと
今更後悔しておりますが、それはそれ

ちゃんと来年には予算をためておきましょうと
思ったりなんだったりするのでありました
ほかにもいくつかよいことがあったんだが
とりあえずはこれまでで