CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

陶磁器を探す旅~清水焼祭~

2009-08-11 20:34:25 | 陶磁器を探す旅と名物
少し前になりますが、とうとう
念願かなって清水焼団地のイベントに参加してきました
何度か足を運びながら
このゴーストタウンぶりはどうだとか思っておりましたが
何がなんやら、どっからあんなに人がやってきたんだと
驚くばかりの大混雑
悪天候もなんのそので、えらい数のお客さんと露天が
ところ狭しと並んでいたのでありました

久しぶりの陶磁器イベントということで
若干勘が鈍っているというか、値頃感を忘れていたこともあってか
清水焼の高価さに辟易、いや、感動してしまったのであります
なんだあの値段、湯飲み一個で4万とか馬鹿にしてんのか

思ったりもしますが、今回
日頃というか休日には開いていないお店も
ほとんど開いていたおかげで、本当の清水焼というか
優れたそれこれを見まくれたのであります
前々から、清水の特に精緻な絵付けがすばらしいと思っておったので
いざそういうのの特上品を見てみると
まぁ、感動でありました

基本的にゴスによる青絵が多いのですが
赤絵のものもなかなかよかったり、合わせ技があったり
京焼きの流れをくむような黄色も見事だったり
どれを見てもほれぼれするできばえ

そして、いくつかの様式みたいなのもわかって
ぼんやりと自分がほしいと思う
清水焼の形が見えてきたりして感激したのであります
胴の真ん中くらいで、茶系の線というか、横に一回りする
凸状の筋があって、上は青絵、下は青絵ながらも
斜めになりつつ、吉祥文様に加えて、この斜めになっている部分が
さらに凹凸を覚えているというもの

絶対に物書きになれないなと思うような
ひどい描写でありますが
手が覚えたのでよしとするのであります
それで、かなりよさげなのを何品か見つけたのでありますが
上述の通り、買うには勇気のいる値段で
今回は見送ってしまった次第
いや、正式には、そのあとにある茶碗坂での死闘を念頭に置いて
ここでの値頃感をつかんでいくという具合だったのでありました

ただ、清水以外のところで
この春に信楽のイベントで見たステキな鉢が
値頃で出ていたので、五条よりやすかったかもしれないと
思ったり考えたりしつつ、その日
すげー大雨に降られながらも満喫したのでありました

バスでいったんだが、大変だなありゃ