CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

陶磁器を探す旅~佐川美術館~

2008-03-15 16:18:55 | 陶磁器を探す旅と名物
久しぶりであります
ぶらり行って参りました
琵琶湖のほとりにある佐川美術館
お目当ては、当然のごとく、当代の楽家御当主の
ステキ作品群でありました

知っている人はすごく知っている
この佐川美術館というのは、あの
佐川急便が建てたというステキ美術館で
まだまだできたばっかりなのか
よくわからんが、見たところによると
すごい綺麗で、真新しい感じがしたのでありました
ステキね

さて、茶陶器に熱を上げたというか
やばい病に罹った感じのこのごろ
正直、それ専門以外の美術館て
あんまり行ったことがないのでありますが、
今回は、併設なのか、常設なのか
わかりませんが、
平山郁夫さんと、銅像のえらい人(名前覚えろよ)の
作品群もあり楽しみでありました

とりあえずたどり着いて、第一声が
すげぇ、でけぇっ
美術館自体の作り方がステキでステキで
なんというかな、近代というのか
打ちっぱなしっぽい雰囲気と
全体的にのっぺりした印象がステキ
おそらくは、楽家の茶室とイメージをすり合わせるためかしら
そう思うような外観、どこぼこかんがなくて
なんかステキであります

ちなみに、近くには佐川のグラウンドもあり
かの有名なJFLの門番佐川急便チームが練習しておりました
これはこれでステキであります

さて、入って順序としては
平山先生、銅像、楽さん
そんな順路でありました
実際は、エントランスから三方向
どこへでもいけるのでありますが、通常順路で
まずはぼちぼちと

入ったとたんではない、数点見て、突然感動した

これはすごい、超感動した
うお、おおぉおおおぉぉおおお、
某ワイン漫画みたいな声をあげてしまうくらい
すごい感動に襲われたのであります
絵画の巨匠の様子で、以前に名古屋松坂屋ギャラリーで
ぼんやりと見た気がするんだが
その本物の方であります
なんか、変わった絵の具なのか、砂で描いたみたいな
どでかい絵が一番の見所らしいのだが
個人的には、シルクロードで出会った風景をスケッチしたシリーズが
これがもう、あーた、びっくりのステキさ

すばらしい気の抜け方というのか
ざっくりと、デフォルメと呼ぶのもおこがましいほど
わずかな線ですべてが書き表されていて
何よりも、その単純な線の上に水彩絵の具がぐるぐると、
重ねられた陰影と色の移ろいが秀逸
あの絵欲しい、そう思うばかりでありました
またモチーフがオリエントな文化部分が多く
タージマハルの前にいる女性とか、人物がもよかったが
やはり、石仏関係がたまらん
さっくり、気負いもなく描かれているようで、
見ていてにやにやしてしまうのだが、すごく仏像の姿が浮いてでてくる

まともに仏像を見ると、この、ほっこり感じゃなくて
荘厳さを先に感じ取ってしまうけども
平山先生の絵になっていると、なんとも、心安らぐステキさがあったのです
これはよい、韓国の弥勒菩薩像写しとかも半端ねぇかっこよさだったし
敦煌とか、いわゆるシルクロードの絵もすばらしかった
感激でありました

というところで、銅像の先生については
また次回にでも