錏娥哢た(あがるた) 作:花村萬月
難しい漢字使うから、普通に表示されねぇよ
そんなぶーたれてしまうような題名
初めて読みました花村萬月の小説
この人、野放しにしておいたらダメだろう
戦慄いたしました
少し読んで、この作者は完全に変態だ
もう、どうしようもない、残念だが変態だ
そう驚愕した次第であります
他の作品読んだことないのでわかりませんが
なんというのか、ともかく、変態性が極めて高い
そう思われたのであります
まだ私、おぼこいのかもしれません
内容は、忍者モノで、三代家光くらいの話
島原の乱とあわせつつ、でも
柳生は一切絡まずに、伊賀の裏にあるという
八剱という場所のお話でありました
エログロナンセンスといったらいいのか
まぁ、とりあえずエロい、いや、先にグロい、それからエロい
そういうお話でありまして
ともかく、描写がしつこいのでありました
話がどうしたというのも面白かったのでありますが、
とにもかくにも描写がしつこい、
変態臭い、そんなねちっこいというか、
本当にそんなことをしてきたんだろうかと思うほど
こんこんと、腐臭の説明をしたり、死骸や死骸の作り方や、
拷問の方法とかがねちねち描かれていたりと
なんとも言い難いお話でありました
エロ小説というジャンルじゃないけど
ここまで変態性の高いものを書いてもいいのか
新しいものを見たという感想が
最も適当な具合でありましたが
ともあれ、軽妙な調子、文体で、するする読めるんですが
読後に疲れを覚えるほどです
しつこいんだよな、説明というか、腐臭が
ただ、書き手として楽しくて仕方なかったのか
文体がもともとそういう感じなのか、
時折筆者が語りかけてくるという
なんとも珍妙な経験をさせていただいたり
登場人物の言語が、時代劇すぎることがなく
「超」だの「マジ」だの「ヤバ」だのと
新しいわけではないが、薄気味の悪い軽妙さで
キャラクタは強いんだが、人間味が薄いというか
ある意味不気味な具合で、これもまたうすら重い
むずむずしながら進めていくと
最終的には、なんか、よくわからないが
バトル物になったと思うと
華々しいアクションシーンがどーんと出てきて
すぱっと終わる
意外に読後感が爽やかというか
娯楽だった
と胸を張れるような内容でステキであります
あれこれくだらないことを
難しぶってるんじゃなくて、ばん、はい、終わり
そんな小気味の良さもあった
ステキなお話でありましたとさ
知り合いによると、この人の小説は
こんなんじゃなくて、もっとずぶどろだと言われたので
読むかどうかはわかりませんが
とりあえず一つ読んで楽しんだという記念
難しい漢字使うから、普通に表示されねぇよ
そんなぶーたれてしまうような題名
初めて読みました花村萬月の小説
この人、野放しにしておいたらダメだろう
戦慄いたしました
少し読んで、この作者は完全に変態だ
もう、どうしようもない、残念だが変態だ
そう驚愕した次第であります
他の作品読んだことないのでわかりませんが
なんというのか、ともかく、変態性が極めて高い
そう思われたのであります
まだ私、おぼこいのかもしれません
内容は、忍者モノで、三代家光くらいの話
島原の乱とあわせつつ、でも
柳生は一切絡まずに、伊賀の裏にあるという
八剱という場所のお話でありました
エログロナンセンスといったらいいのか
まぁ、とりあえずエロい、いや、先にグロい、それからエロい
そういうお話でありまして
ともかく、描写がしつこいのでありました
話がどうしたというのも面白かったのでありますが、
とにもかくにも描写がしつこい、
変態臭い、そんなねちっこいというか、
本当にそんなことをしてきたんだろうかと思うほど
こんこんと、腐臭の説明をしたり、死骸や死骸の作り方や、
拷問の方法とかがねちねち描かれていたりと
なんとも言い難いお話でありました
エロ小説というジャンルじゃないけど
ここまで変態性の高いものを書いてもいいのか
新しいものを見たという感想が
最も適当な具合でありましたが
ともあれ、軽妙な調子、文体で、するする読めるんですが
読後に疲れを覚えるほどです
しつこいんだよな、説明というか、腐臭が
ただ、書き手として楽しくて仕方なかったのか
文体がもともとそういう感じなのか、
時折筆者が語りかけてくるという
なんとも珍妙な経験をさせていただいたり
登場人物の言語が、時代劇すぎることがなく
「超」だの「マジ」だの「ヤバ」だのと
新しいわけではないが、薄気味の悪い軽妙さで
キャラクタは強いんだが、人間味が薄いというか
ある意味不気味な具合で、これもまたうすら重い
むずむずしながら進めていくと
最終的には、なんか、よくわからないが
バトル物になったと思うと
華々しいアクションシーンがどーんと出てきて
すぱっと終わる
意外に読後感が爽やかというか
娯楽だった
と胸を張れるような内容でステキであります
あれこれくだらないことを
難しぶってるんじゃなくて、ばん、はい、終わり
そんな小気味の良さもあった
ステキなお話でありましたとさ
知り合いによると、この人の小説は
こんなんじゃなくて、もっとずぶどろだと言われたので
読むかどうかはわかりませんが
とりあえず一つ読んで楽しんだという記念