人気作家・中村航の同名小説を基に映画化されたもので、「余命1ヵ月の花嫁」
の監督・廣木隆一で描くラブストーリーです。
正直言ってこの題名が気に食わず、よっぽどスルーしようと考えたのですが、我
侭はいけないと思い見ましたが・・・。
4年前に起こしたバイク事故の後遺症で、記憶の一部を失った藤井(大倉忠義)
は、友人の結婚式で以前付き合っていた佳美(桐谷美玲)とグ偶然再会します。
しかし、藤井の記憶から佳美の存在は消えていて、自分が恋人だったことを打
ち明けないまま、再び彼と付き合い始めるのでした。
2人は幸せな時間を共有し、やがて藤井は佳美にプロポーズ。佳美は「1年間
は結婚の練習をしよう」と提案して一緒に暮らし始めますが、そんな矢先、佳美
が病魔に侵されていることが判ります・・・。
実は原作には、事故以前の1年間の記憶を失っている、つまり記憶喪失の設
定はなく、映画化で付け加えられたものです。二人で暮らす日常をより鮮明に
出そうと考えられたからと聞きましたが、結果的に物語をややこしくしているだ
けで効果は無かったと思います。
それどころか、脚本・演出・演技ともに低調で最低ランクです。いい所を探すの
に苦労する出来ばえですが、不思議なことに動員に成功している由で、その
ギャップに驚く私です。
それならそれなりにもう少し気の利いた作り方があったと思いまが・・・。
関ジャ二∞の大倉忠義と、女の子がなりたい顔のトップ圏に入っている桐谷
美玲が主演なのでファンが押しかけたのでしょうが、作品の出来が悪いため、
この作品からは残念ながら二人のオーラは感じられません。
PS:このブログに時々登場する、もと大映の撮影監督・上原明氏とはお互い
に連絡を取り合っています。
以前は彼が関係した会社が博多にあったので、よく博多に来ていてその
度に深夜まで中洲を飲み歩いたものです。
最近はそんな機会も減って、彼が住む鹿児島に出て来い出て来いの催
促です。
数日前に何度か電話したのですが、電源が入っておらず心配していま
した。
今日彼から電話があり、エスカレーターで転んで下に落ち、救急車の厄
介になった由。もう大丈夫だから早く鹿児島に来い!です。
お互いに永く生きているので、今まで大切な友人を多く失っています。
俺たちは長生きして、楽しく過ごそうよ・・・と話したことでした。
わざわざ不自然に、ややこしくしている感じで、いくらアイドル・ファンの向けの作品とは言え、
見ていてイライラしました。どうしてこんな事になるのでしょうね。
次の機会に言います。
今のところ書くということが苦になりません。
もう暫らくは続けられそうです。(笑)
どうも最近ムダに忙しくて、ブログは極力拝読しておりましたが…。
お元気でしたでしょうか?
この作品、娘が観たがっていたので、付き合って一緒に観ようかどうか迷っておりましたが…。もっとまともな映画を観るように言って聞かせます(苦笑)。
上原さん、大変だったようですね。大事なかったご様子、不幸中の幸いと申し上げていいんでしょうね。
いつも元気な(少しばかり空元気の様相)私ですよ。
上原氏もそうですが、福岡にいる親友のT氏も足腰を悪くして入院中です。
みんなもう歳ですからね・・・。(笑)
突然のコメント、お許しください。
沢山、映画を鑑賞されているようですが、私の周りはこの映画を見て泣いている方もいらっしゃいました。
実際、私も身内を癌で亡くしているので、ストーリーと重なる部分もあって号泣はしませんでしたが、涙がこぼれたのは事実です。
ブログを拝見させて頂いて、辛口な文章に少し戸惑いましたが、映画を見て感じることは受け手の感じ方で、それぞれ異なると思います。
最後に不特定多数の方がご覧になるブログですので、誤字には気を付けて頂きたいと思ってコメントさせて頂きました。
大蔵ではなく、”大倉”が正しい名前です。
私個人的な意見ですが、動員数が多いのはそれだけ、受け入れられていると思います。
実際に、ファンだけじゃない方も映画をご覧になっていらっしゃいました。
ご指摘有難うございました。早速訂正しましたし、これから誤字がないよう気をつけます。
私のブログは業界の人も多く見ているので、これでも慎重に書いているつもりです。
最近の作品の多くが質低下していて、辛口というより、もっと向上して欲しいのエールと思っています。
動員数が多くても、見た人が後からどう思うかが問題でしょう。
こんな作品を作り続けていたら、段々客は離れて行きますよ。