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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

大映宣伝部・番外編の番外 (14) 川崎敬三さん

2014年05月19日 | 日記


       ↑ 「黒い札束」(1963 村山三男監督)左から杉田康・川崎敬三・宮川和子
  
 ↑「あなた好みの」相手は渥美マリ            ↑ 私が撮った写真

     今回は川崎敬三さんです。大映が最後に発行した(昭和45年度)社員名簿に彼
     の名前が見当たらないので、書きそびれていたのですが、彼も大映最盛期を支
     えた忘れられない俳優さんの一人です。

     昭和29年(1954)に「こんな奥様見たことない」でデビューし、一寸ユニークなキャ
     ラクターなので重宝され、山本富士子や若尾文子の相手役としても活躍していま
     した。
     約120本の作品に出演していますが、大映の終焉時は彼が活躍するような作品
     は製作されず、映画と並行して出演していたテレビに活路を見い出していたし、
     テレビの司会者としての彼の存在が著名かも知れません。
     数年続いたテレビの司会も、番組内でのヤラセが発覚し番組打切りとなったもの
     の、暫らくはまた新番組の司会をやっていましたが、いつの間にかテレビからも姿
     が消えました。

     私は深い付き合いはありませんが、撮影所で会ったり、地方のキャンペーンで一
     緒に旅をした事があります。
     既にアップしている写真ですが、彼のほか田宮二郎、藤巻潤、姿美千子、万里
     昌代に私というメンバーでの旅でした。
     とてもシャイですが何をやらしても結構器用にこなす青年というのが当時の私の
     記憶でした。
     特に明るい人という印象もありませんが、これだけ主役に抜擢されたのに待遇が
     良くなかった・・・などとボヤいていたのを記憶しています。
     彼は昭和8年(1933)生れで既に80歳代ですが、今でも悠々自適で過ごしていると
     聞いています。
   


      ↑ 左から私、姿美千子、万里昌代、一人置いて藤巻潤、川崎敬三、田宮二郎

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1 コメント

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お~い中村くん! (潮来笠大好き)
2021-01-20 15:58:04
川崎敬三、田宮二郎(柴田五郎)、近藤美恵子、若原一郎

今でもVHSで楽しんでいます 役柄が「地」そのもの?みたい
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