

原作はティム・ラヘイ&ジェリー・ジェンキンズによるアメリカのベストセラー小説
です。
航空機を扱ったパニック映画には秀作が多いと言われていますので、私も少しば
かり期待して見ました。
ジャンボジェットの機長としてフライトの最中だったレイ(ニコラス・ケイジ)は、高度
3000フィートの上空で突如として乗客の一部が煙のように消え、次々と機内で起
こるパニックに対応しますが、やがて管制塔との連絡も途絶えてしまい、レイは地
上で危機的状況に陥っている娘の身を案じつつも、乗客の命を守るため重大な決
断を迫られます・・・。
お話は確かに航空機のパニックものではありますが、ネタを明かしてしまえば、形
を変えた宗教映画です。しかし、いくら宗教映画だとしても、どうしてこうなるのか、
全てがそのまま放ったらかしで終ってしまう杜撰さで、呆れ返りながら見終わりま
した。
このままでは済まされないラストなので、或は続編が出るのかも知れませんが、今
さら全く興味なしです。あまりにも面白味に欠ける作品なので、ニコラス・ケイジは
もう少し出演作品を選んで欲しいと思う程です。
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