
↑ 少しボケていますが、東京撮影所で私が撮ったスナップです。




大映には沢山な人が居ましたし、事業場も本社、各支社、東京撮影所、京都撮
影所と分かれていて全員が顔を合わせることはありません。
私はどこにでも顔を出すセクションだったのですが、俳優さんでも会ったことが無
い人が結構いました。
今回の田中三津子さんもそんな一人で、毎月の会議で東京撮影所に行っても所
内で時々顔を合わせるくらいで、挨拶はしますが話をした記憶がありません。
彼女は映画の中で現代劇のごく普通の娘さん役がほとんどでしたが、普通の娘
役だから素人さんがやっても出来るものではなく、映画で普通の娘役はそう簡単
に出来ないものなのです。そういう意味からすると田中三津子の存在は貴重だっ
たのかも知れません。私的にはとても素直で優しくシンの強い人柄だと思ってい
ましたし、私は隠れたファンでした。
彼女の出演リストをひもどきますと70本以上の作品に出ていて、大映の最後ころ
になって「怪談累が淵」とか「秘録長崎おんな牢」とかの時代劇に引っ張り出され
て出演し、それがラストといった按配で、例の大映最後の社員名簿にも彼女の名
前が並んでいます。つまり戦友という訳です。
彼女の資料は手元に皆無で、いつもどうしているのかなと気になっていたのです
が、先日彼女がフェイスブックをやっていると聞き追っかけてみました。
確かに田中三津子(平井)さんはFBにいましたが、2012年9月21日に「ウイーン・プ
ラハに旅行中です」の一文でその後は途切れています。本人かどうかも不確かで
すので、気になったついでに改めて田中三津子さん探しをやってみたいと思って
います。もし情報をお持ちの方がおられましたらご協力くださいませんか・・・。
ちょっとクールな美貌の持ち主で演技力も悪くないのに、なぜ大きな役に恵まれなかったのか不思議です。
活躍していた時期から推すと、70代半ばくらいにはなられているのでしょうか。お元気だといいですね。
先週は忙しくて送信できませんでした。田中さん、いろいろな現代劇でお見かけしています。先週の小林さんや田中さんを見ていると、やはり脇役の方も作品には欠かせない重要な要素だとつくづく思わされます。私の場合は、脇役だった南堂さんと親しかったということもあるのでしょうが。
小林さんですが、「釈迦」で象に踏まれそうになる僧侶は小林さんの役でしたでしょうか。それから、現代劇からの発想で思い出したのですが、終わり近くの「ザ・ガードマン」で、「大映京都撮影所制作」とクレジットされるお話が何本かあります。これは、時代劇作品が少なくなってきたので、撮影所を有効に活用するといったものだったのでしょうか。
彼女の資料が全くないのでアップを控えていたのですが、彼女を探すキッカケに
なればいいと考え、敢えて取り上げました。
私も好きな女優さんの一人ですから、彼女が今も元気でいてくれたらいいと思います。
ガードマンを東京撮影所ですべて抱えるのは大変で、ガードマンの大阪支社を作り、
関西編は京都撮影所で製作出来たらと考えていたようです。
しかしドラマの内容から関西編は不評で、本数が伸びなかった・・・それが実際のようですよ。
ちなみに東京東映撮影所は子供の頃、アニメ祭りみたいので入ったことがあります(笑)撮影で通ってみたいです。以前は撮影所が近所でした(笑)
こちらまでお出向きいただき有難うございます。
ここではのんびりお話?が出来ますので、これからも宜しくお願いします。
貴女が仰るように、最近はすぐに女優さんと言える人が少ないですね。
女優よりアイドル志望の方が強いのでしょうね。長く活躍で出来るとか、
やり甲斐を考えて精進すればいいのにと、私も思っています。
今日見た映画「婚期」で若い田中三津子を久々に見たので。
私の脳裏から50年過ぎてもまだ「一粒の麦」の彼女が消えないのです。集団就職した可愛い可憐な少女の姿が。
お立寄り有難うございます。私も彼女のファンの一人です。いい子ですものね。
大映の思い出は毎週月曜に書き続けています。また来てください。
お立ち寄りくださり有難うございます。ご質問の木村三津子は全くの別人です。
これからも宜しくお付き合い下さい。