インド映画は製作技術も進歩しているし、娯楽性に溢れていて私はとても好感
を持っています。
今作の主演女優は以前に活躍したインドの国民的大女優シュリデヴィの15年
ぶりの復帰作であることと、監督も話題の新鋭女性監督ガウリメシンデーの長
編デビューということで、私なりに期待していた作品です。
家族でただ一人英語が話せないシャシ(シュリデヴィ)は、2人の子供と忙しいビ
ジネスマンの夫が、家族して自分の価値を認めてもらえないのが不満です。
ある時、ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、急遽一人
で渡米したシャシは、初めてのニューヨークでとまどいますが、「4週間で英語
が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを
決めるのでした。
仲間とともに英語を学ぶうちに、段々と自信を取り戻していくシャシでしたが、
クラスメイトで自分に好意を寄せるフランス人のローラン(メーディ・ネブー)と触
れあい、更に自分自身を、そして家族の絆を見つめ直すことになります・・・。
この新人監督は、初めての長編ですから、正直言って描写不足の場面もあり
ますが、それでも女性監督らい細やかさは随所に見受けますので、これ以上の
辛口は止めます。とにかくシュリデヴィの美しさや優しさが全編に溢れて気持ち
いい時間を過ごすことが出来ました。後味もすこぶる良しです。
インド映画のいつもの歌とダンスのシーンは、少し異なる手法で自然な形で入っ
ているのも嬉しいです。
わたしも、今日、観てきました。テンポよく、音楽もよく、そして何より主演女優が美しい。50歳には見えないですね。ただ、展開が予定調和的でもあり、結局、家族大切という日本人が好きな終わり方でしたね。(*^_^*)
閑話休題。いちかわ雷蔵映画祭に際し、若尾さんが雷蔵さん、勝さんの事を語っておられます。インタビュアー は春日太一です。http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4266
ご無沙汰しています。お元気そうですね・・・。
私も映画を見てはクドクドと文句を垂れていますが、最近の映画が熱意不足なので
エールを送っているつもりです。
新人だから点を甘くする必要はないのですが、よくあすこまで作ったと褒めてやりたい
気持ちの方が強い私です。
それにしてもインド映画って楽しいですね・・・。
奥様の気持ちがよく判ります・・・。
それにしても若尾ちゃんは勿論ですが、雷ちゃん・勝ちゃんのブームが
起こりかけていますね。