映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「エリジウム」

2013年10月02日 | 日記

   

     長編デビュー作の「第9地区」(2009)で話題になったニール・ブロムカンプ監督
     が、今回は自らオリジナルストーリー+脚本を書いて監督したSFサスペンスア
     クションです。
     しかもマット・デイモンとアカデミー賞女優であるジョディ・フォスターが共演なの
     でとても期待して見ました。

     2154年、人類はスペースコロニー「エリジウム」に住む富裕層と、荒廃した地球
     に住む貧困層とに二極化されています。
     地球に住む労働者マックス(マット・デイモン)は、事故により余命5日と宣告され
     たのですが、エリジウムにはどんな病気でも治すことが出来る特殊装置がある
     ことを知り、永遠の命を求めてエリジゥムに行こうと決断します。
     厳しい移民法で出入が制限されているエリジウムは、政府高官ローズ(ジョディ
     ・フォスター)がマックスの前に立ちふさがるのでした・・・。

     地球の上空に白く輝く超大型宇宙基地エリジゥムは映像的に実に美しく息を呑
     みますし、SFXを活用したアクション場面はよく出来ているのですが、それらの見
     せ場をつなぐ肝心のお話が陳腐です。
     特に後半が弱いですね。さらに何のためにエリジウムが作られたのかよく判らな
     く、その説得力不足が話を余計につまらなくしていています。
     話題の二大スター共演も丁々発止があまり無いので期待外れでした。


コメント
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