安心して上手に予防接種を受けるには(2009年8月15日発行)
保存版 予防接種1c
2009年1月15日発行の安心して上手に予防接種を受けるには(第11巻特別号通巻138号)の改訂版です。
Hibワクチンについての説明を変更しました。
お子さんを病気から守るために、予防接種は大切な役割を果たしています。
BCG・DPT・MRなどの定期予防接種のほかに、おたふくかぜ・インフルエンザなどの任意予防接種を含めると12~20回以上もの予防接種を受ける機会があります。
最近のワクチンは改良されて副反応のより少ないものになっていますが、「安心して安全に予防接種を受ける」ための注意を怠らないようにすることが大切です。
おのクリニックでは次のような方法で安全を確保しています。
充分なワクチンの効果を期待するためにも大切なことです。
Q1:おのクリニックでは予防接種の曜日と時間が決まっているのはどうしてでしょうか?
A1:安心で安全な予防接種をするためには、風邪(上気道炎)などにかかっていない状態で接種することが大切です。
病気でおのクリニックを受診するお子さんたちと接触しないような工夫をする必要があります。そのために、一般診療の時間帯と予防接種の時間帯をはっきり区別するようにしています。これを「時間的隔離」と呼んでいます。
Q3:Hibワクチンについて教えてください
A3:5歳までのお子さんに細菌性髄膜炎を起こす可能性のある「ヘモフィルスインフルエンザ菌=Hib」に対するワクチンです。
Hib髄膜炎にかかることが多いのは2歳までのお子さんです。わが国では接種がようやく認められ、接種することができるようになりました。
Hibの接種期間・接種回数がDPTの接種期間・接種回数とほぼ重なります。
具体的な接種計画については副院長にご相談ください。
詳しいことはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第11巻特別号通巻147号(2009年8月15日発行)をご覧ください。