じんましんとは どんな状態?
「子どもの顔や体に赤い発疹らしきものが出ています。
じんましんではないでしょうか?」というご相談をしばしば受けます。
「じんましん」とはどのようなものでしょうか。
Q1:「じんましんが出た」というときは皮膚の状態がどのようになるのでしょうか?
A1:「じんましん」の皮膚の特徴は次のような状態です。
皮膚が赤くなります。皮膚が盛り上がり脹れているように見える
「じんましん」とはどのようなものでしょうか。
Q1:「じんましんが出た」というときは皮膚の状態がどのようになるのでしょうか?
A1:「じんましん」の皮膚の特徴は次のような状態です。
皮膚が赤くなります。皮膚が盛り上がり脹れているように見える
「膨疹(ぼうしん)」という状態になります。
目に見える感じは地図のような不定形のもの(地図状)が一般的ですが、
目に見える感じは地図のような不定形のもの(地図状)が一般的ですが、
虫さされの様に見えるものもあります。
膨疹が24時間以上同じところにとどまることがない
というのがもうひとつの特徴です。
このような特徴がみられない場合はじんましんではなく、
このような特徴がみられない場合はじんましんではなく、
そのほかの発疹(湿疹など)ではないかと考えます。
Q2:じんましんはどんな原因で起こるのでしょうか?
A2:「自分の体に合わないもの」を食べたり、
Q2:じんましんはどんな原因で起こるのでしょうか?
A2:「自分の体に合わないもの」を食べたり、
皮膚に触れたりしたときに現れるアレルギー反応のひとつです。
1日3回の食事やおやつに口から摂る食物のほかに
1日3回の食事やおやつに口から摂る食物のほかに
次のようなものもじんましんの原因になります。
病気の際に服用した「薬」、身体(皮膚)に触れる可能性のある
病気の際に服用した「薬」、身体(皮膚)に触れる可能性のある
「金属・衣類・動物の毛など」も原因となる可能性があります。
寒冷じんましんなど気温の変動によって出るものもあります。
食べた物や触れたものなどで思い当たることがない場合でも、
食べた物や触れたものなどで思い当たることがない場合でも、
体調の悪い時にはじんましんが出やすいことがわかっています。
咳・鼻水などの風邪症状がある、下痢などの胃腸炎症状がある、
イベントなどの後で疲れがたまっている・・・場合などです。
このような場合には原因を特定することが困難です。
「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
第22第11号通巻292号(2020年11月1日発行)をご覧ください。
待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
これまでのバックナンバーをファイルに納め書棚に置いています。
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