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じんましんとは どんな状態?(第22巻第11号通巻292号2020年11月)

2020年11月16日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」
じんましんとは どんな状態?

「子どもの顔や体に赤い発疹らしきものが出ています。
じんましんではないでしょうか?」というご相談をしばしば受けます。
「じんましん」とはどのようなものでしょうか。

Q1:「じんましんが出た」というときは皮膚の状態がどのようになるのでしょうか?
A1:「じんましん」の皮膚の特徴は次のような状態です。
    皮膚が赤くなります。皮膚が盛り上がり脹れているように見える
   「膨疹(ぼうしん)」という状態になります。
    目に見える感じは地図のような不定形のもの(地図状)が一般的ですが、
    虫さされの様に見えるものもあります。
    膨疹が24時間以上同じところにとどまることがない
    というのがもうひとつの特徴です。
    このような特徴がみられない場合はじんましんではなく、
    そのほかの発疹(湿疹など)ではないかと考えます。
Q2:じんましんはどんな原因で起こるのでしょうか?
 A2:「自分の体に合わないもの」を食べたり、
   皮膚に触れたりしたときに現れるアレルギー反応のひとつです。
   1日3回の食事やおやつに口から摂る食物のほかに
   次のようなものもじんましんの原因になります。
   病気の際に服用した「薬」、身体(皮膚)に触れる可能性のある
   「金属・衣類・動物の毛など」も原因となる可能性があります。
   寒冷じんましんなど気温の変動によって出るものもあります。
   食べた物や触れたものなどで思い当たることがない場合でも、
   体調の悪い時にはじんましんが出やすいことがわかっています。
   咳・鼻水などの風邪症状がある、下痢などの胃腸炎症状がある、
   イベントなどの後で疲れがたまっている・・・場合などです。
   このような場合には原因を特定することが困難です。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
第22第11号通巻292号(2020年11月1日発行)をご覧ください。
待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。

これまでのバックナンバーをファイルに納め書棚に置いています。


 
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